こんにちは
今回はZASのケーブルの続き・・・の前にGEOゲオのコスパ最強TWSであるQT13があまりにも良かったのでその後継?(兄弟?)機で同じ1980円のGRFD-SWE100M30を買ってみたのでその簡単なレビューです。実物を買ってみましたが例の有名なアレに似ていていますね・・・。
結論を先に書けば、これは値段なりの音もしくは悪いです。相当な低音好き以外は買わない方が良いかと思います。例のアレに似ているTWSを合法的に安く欲しい場合を除いて素直に同じ値段で音の良いQT13の方を買った方が良いです。
まぁあまりお勧めできないのであまり書くこともないのですが、ビルドクオリティだけはかなり良好です。うどんの先の意匠であったり、樹脂の質感であったり、それぞれが非常にクオリティが高くアレそっくりです。特にケースの裏蓋の質感や、開け閉めの反発感と音の高級感なんてそっくりすぎておおっと思いました。
ケースについても充電量がわかることが特徴としていますが、LEDランプが見づらくかなり使いにくいです。にしてもケースの形までそっくりです。中国の通販や、フリマサイトなどでは本物そっくりの偽物が売られていたりしますがそういう雰囲気です。
マイクについてはスペースで確認した限りはQT13よりこもりがあるようで音量もやや小さいです。テレワークでの電話会議などはQT13の方が良いでしょう。
イヤーピースもアレと同じく3種類付いています。アレと違い専用の物は不要で普通のイヤーピースが付きます。ただ形はやや楕円でケースの余裕も少ないので別のイヤーピースを付けるのは難しいかもしれません。とはいえ標準でも、装着感も素晴らしかったです。軽く、防水にも対応しているのでアレより音が気に入れば使える範囲は広いかもしれません。
というところで概ね全体的なビルドクオリティだけで言えば同じ値段のQT13の圧倒的な敗北でしょうか。一方で保証期間は6か月しかなくQT13の半分です。DAISOの1週間よりは長いですが耐久性もそれなりなのかもしれません。
当然ではありますが、技適がついています。アレの偽物は基本的に技適は無いものが多いのでアレに似たもので技適が付いているという意味ではかなり貴重な合法アレなのかもしれません。
さて、音ですが、音も似ていればよかったのですが、全然別物です。低音の音量が異常なほど強い一方で高音が全くと言って良いほど出ません。
どの楽曲を聴いていても地鳴りする地中で蠢くように唸る低音の強さに全てが埋もれてしまいます。低音の前ではシンバルなどの高音は鳴っていないのではないかと思ってしまうほどです。正直音場などの評価をするに値しないと思えるほどではあるのですが横はほどほどに広く、前後感はなく、音像はかなり近いです。分離や定位はほどほどですが全て低音に持っていかれます。低音が気に入るかどうかが全てでしょうか。。。
流石に耐えられないほどだったので、まだ音質だけで言えばDAISOのTWS001の方がマシに思えるほどです。音質的には圧倒的にQT13の方が良く比べるのが失礼というレベルです。本当に見た目だけと言って良いでしょう。
簡単ではありますが、音質を求めてこれを買うのは間違いで、QT13などを買うのをおすすめしたいです。