el_snowの日記

日常の気になった事や思う事、気に入ったオーディオ機材のレビューを思うままに書いています。

雑記:あけましておめでとうM17、今年もよろしくM17!(Tier1確定♪)*一部改訂

あけましておめでとうございます

M17でQOLが爆上がりしているSNOWです。お世話になります。本年もよろしくお願いいたします。

毎度この様な場末のBlogをご覧いただきありがとうございます。年末の慌ただしさにかまけてまたBlogの更新をサボっていてごめんなさい。

振り返ってみれば昨年も一昨年と変わらずオーディオ製品を色々買ったりレビューした一年でした。違いがあったとすれば単一の機種を単一の指標で評価するという視点からより多面的に見て聴いて評価し、楽しめるできるようになってきたというところかと思っています。Hifigo様からのレビュー依頼など、新しい挑戦もさせていただきました。ありがとうございます(OH02は聴きこんでいるのでもう少しお待ちを)。

さて、Twitterの呟きでは買って良かったものやイマイチだったものを紹介させていただきました。そちらについてはまたまとめた記事を書きたいと思いまして、今日は最後に着弾したM17について購入動機やその後について書いておきたいと思います。

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〇なぜM17なのか?

簡単に理由を書けば下記になります。

・DCモードの音は据え置き機器並みに良い

・据え置き機器に比べて圧倒的にコンパクトで小さく軽い

・据え置き機種としても十分リーズナブルな価格

・据え置き機器と比べて音源管理が容易

iPhoneからAirPlayで簡単に繫がる(ロッシーなBluetoothは不要)

・LDACの送受信が使える

完全に今使っているモバイル機種(Q5sやXD05Bal+XperiaやHM1000)と、据え置き機種(ADI2DACやL1000やK9Pro)が置き換えられるということです。むしろこれにより音源管理が大変になっていたのを一つに統合することができそうです(実際にできました)。これを考えればかなりM17は24万円と高価ではありますが、自分にはかなり安いと言って間違いありません。お勧めできるかと言われれば胸を張ってお勧めできます。

 

〇オーディオ環境の見直中に舞い降りたK9 Pro

続いて購入の動機について書いて行きたいと思います。まず、私はDAPを持たない主義と以前このBlogにも書いたように思います。それは主に音楽を聴くのが家庭内で、偶に外出してもその殆どが散歩(自分自身の動きや振動が邪魔になる)や、電車内(電磁ノイズと風や車輪の轟音が唸る)など使用場所が限られる自分には不要だったの一言に尽きます。

 つまり一般的に売れ筋のサイズのDAPはコンパクトなボディは良いのですが駆動力が低く音質を追求するには心もとなく、外使いなどのポータビリティを追求するには邪魔という帯に短く襷に短しという状況に他なりませんでした。特にDAPで軽く運用するならば良いのですが、まともな音を聴こうとしたらミニミニケーブルで追加のアンプやバッファーアンプを繋ぐという方がほとんどかと思います。コンパクトなDAPを買ったはずなのに、気づいたら2段、3段アンプが積み重なり、それ何グラム?っという状況になってしまいます。

 逆にウルトラハイエンドのDAPは価格が100万近いものまでありますが、音は良いのでしょうが高価で据え置き機器に比べてコストパフォーマンスが悪いだけでなく使い勝手が悪い上に下手をすると据え置き機器と同じぐらいのサイズ感や重さでした。さらにはスマートフォンなどのモバイル機器を連携して使える機能は乏しく、汎用性が低いだけでなくポータビリティがあるとはお世辞にも言えない機材だったと思います。勿論、数十万円クラスではコンパクトなものもあるのですがそれはイヤホンに限定した音作りで、駆動力という点でヘッドフォンを鳴らすには心もとなく、もし購入してもヘッドフォン用に別の据え置きの機器が必要になってしまいます。

 そのような状況下で私が作っていた環境は、腰を据えて聴く時はベットサイドにおける様なコンパクトな据え置き機器を使う、そして家庭内の移動時にはiphoneと無線接続ができるDAC内蔵ポータブルアンプを使い、外出時はそれを兼用しつつメインはTWSという様なスタイルが最も効率的でした。

 しかし問題はコンパクトな据え置き機器というのは存外そこまで音は良くないということと、無線接続対応のポータブルアンプでも高音質にかつ便利に接続するにはLDACが必須だとわかったことです。そのためiPhoneの音源管理を止めてXperia10IIをXD05Bal接続用に買ったのですが2段運用渇すればiPhoneすればも持ち歩けばかなりのサイズ、重量になっていました。勿論それぞれの機材毎に充電などのメンテナンスは必要ですし良い音を聴きたいいという目的から外れていないのですが、気づけば部屋は機材と充電配線だらけ・・・っという状況になっていました。そのような悩みを持ち続けて使っていた時に着弾したのがなんとなく限定品でギリギリベットサイドに置けるからと買ったK9ProLTDでした。

 

〇圧倒的だったK9Proの音、そして気になるM17DC

 K9Proの9万円という9万円という低価格にもかかわらず音は圧倒的でした。古い機種~最新の同価格帯に競合機種と比べると安く、サイズが小さいのにもかかわらず、圧倒的に音が良かったに尽きます。特にヘッドホンを駆動したときの響き、余韻、力強さ、繊細さ、空間の広さ、解像度、立体感そのすべてがやはり別次元でした。勿論XD05Balも素晴らしかったのですが流石にポータブル機種ということもありFiioの技術力にかなりの衝撃を受けました。イヤホンの音色も勿論ヘッドホン同様に素晴らしく、暫くこの音を聴いた後、そして私は巷でK9Proと勝るとも劣らないという噂があるM17 DCの購入の検討を始めていました。
 というのもK9Proはベットサイドテーブルに置けるサイズなのは購入の決め手だったのですが実際に使ってみると本当にかなりギリギリで、ヘッドフォンなどのプラグを指した状態ではプラグが棚から飛び出てしまったり、後部の電源プラグなどの飛び出しが厄介で手前に若干せり出したり、一部のコネクタがかなり指し難い・・・など、かなり不細工な見た目と使い勝手の悪さにゲンナリしてしまっていました。なので、M17ならば今ある据え置きの機材を全てリプレースでき、部屋の空間を広く使えるのではないか?そもそもXperiaから管理して飛ばすのではなくてそのままM17で再生すれば音源の管理に悩まされる生活から解放されるのではないか?XD05Balをセットで持ち歩くのであればむしろM17の方が軽くコンパクトなのではないか?DCモードで聴けばさらに今よりも良い音で音楽を楽しむことができるのではないか?1回目の試聴ではうまく聴けなかったM17の音を思い出し、そういう疑問を全て解決できると確信して購入を決意しました。

 

〇1台で良い音が出れば後付け機器は必要か?苦痛からの解放

 もちろんDAPと言えばPaw6000もずっと購入の候補にあったのは事実です。しかしながらPaw6000ではヘッドフォンや鳴らしづらいイヤホンの駆動はやはり辛いこともあり、据え置きの置き換えには至りません。ではポータブルアンプを追加するのか?っと言われれば先ほどの問題がまた立ちはだかります。600gが重いと言われているが、1台で良い音が出るのであれば寧ろM17は軽い・・・これは1kgを超えるADI2DACを持ち歩いた事があるからこを思えたことかもしれません。思えば先ほど書いた様に音質を追求するオーディオオタクがDAPだけで満足している姿を見ることはほとんど無く、結局は今のDAPの音にどこか不満が残っており、その足りないものを探して楽しんでいるのだと思います。1年間新しい様々な音を聞いてL1000やADI2DACの音では自分は満足できない体になっていたようで、私にはそれが楽しさでもありながら、新しいリファレンスと言える音が無いことで苦痛に感じていた所でもありました。けれど今回M17やK9Proの音を聞いて良い音が聴けないという苦痛から解放される安堵を得ることができました、それほどまでに今自分はM17に満足しています。M17は音を楽しむことに必要な全てがこのDAPの中に凝縮されている。電源さえあれば何も足す必要がない唯一のDAPなのではないかと。。。

 

〇新生活様式に適する初めてのオーディオ用DAP「M17」

 実際このDAPを購入している人達がどのような目的で購入しているのかは定かではありません。勿論「こんな重たいDAP買ってどうするの?すぐに持ち歩かなくなるよw」っと揶揄する人もいるでしょう。でもこのM17の音を聞いて初めて私は自分の生活様式に合った「実用的な値段の完成されたDAP」っと感じました。24万円が高いと感じる人もいるでしょう。でも高々カメラがちょっと綺麗なだけのハイエンドスマートフォンの値段を考えればちょっと音が良いだけのDAPは高い値段とは思えないというのが自分の感想です(まぁ太くて重いですがw)。

 私と同じように家庭内や職場でのみヘッドフォンとイヤホンを良い音で聴ければよいという方がどれだけいるか分かりませんが、このコロナ禍でこのような方は増えたのではないかと思っています。スピーカーがメインになりDAPを使わなくなったという人も増えていますが、同様にDAPでさらに高音質で聴きたい、据え置き機器が欲しいが置く場所が無い、家庭内の時間が増えたがスピーカーを満足する音質で鳴らすことは難しいという方も増えているように思います。そのようなターゲットにM17はかなりフィットしているのではないかと思います。

 

〇M17のインプレと今後のレビュー

まだそこまで聴きこんでいないのですが、K9Proと聴き比べても本当にほぼ遜色がありませんでした。値段は倍以上ですが体積や重さは半分以下ですし、再生機能も付いています。また、再生機器としても素晴らしく、自分はCD音源ばかりなのですがアプコンさせたDSD変換モード+DCモードの音はまさに驚きでした。今のところはK3003や翔、白、FW10000など聴いたイヤホンはまだまだ少ないので断言はできませんがTWSが2000円でまともな音質になるほど技術革新が進んだように、DAPも据え置き機器と同じレベルの音を出すまで技術革新が進んだ証明なのかもしれないと思っています。Tierもどこに属させるのが良い機材なのかはわかりませんが当然ながらTier1だと思っています。

また、購入前に手持ちのADI2DACやK9Pro、そして試聴レベルですがEM5、UD-505、HD-DAC1、ZENシリーズなどと比べていますがそれらと比べても遜色無いと思ったからこそ購入しています。はっきり言って好き嫌いや傾向の違いなどもありますがM17は強いといって間違いないです。

なので今後のヘッドフォンやイヤホンレビューは高級機はこのM17を基準に(低価格機はX02かXperia、AGPTEKのフラグシップモデルあたりを)使って評価していこうかと思っています。

 

〇今のところの不満点、2つ(追記)

一つ目はファームウェアがまだ安定していない点でしょうか、AirPlayにノイズが乗ったりすることがあったり、本体サイドのアンビエントライトをOFFにしてもいつのまにかONになったり、DSD変換の曲間でプチノイズがあるなど致命的ではないけれど、ボチボチ不具合があります。こればっかりは出たばかりですので更新を待ちたいと思います。ちなみにファームウェア更新が落ち着いた頃にM17自体のレビューを書ければと考えています。

2つ目は付属の電源がM17に最適化されていない可能性がある点です。M17と同時にiPowerElteが売れているなんて話が出ていますが個人的には、フラグシップDAPにもかかわらず、付属の電源がメーカーとして最も音が良いと断言できる状態になっていないことです。ただこれは外部DCモード自体が新しい取り組みですので仕方のないことなのかもしれません。願わくば競合もM17の様なコンセプトのDAPが発売されて外部電源についての知見が深まること、そして付属の電源のさらなる高音質化を期待したいです。そこに加えてなのですが、自分自身が電源沼に足を突っ込む危険性を感じているのも不満です(喜んでいるように見えるのは気のせいです)。

 

〇補足:後付け機器は不要か?→NO

 少し過激な意見も言っているので少し補足しますと、例えばオペアンプやケーブル、イヤーピースなど音が変わる要因は沢山ありますし、それで遊ぶことは非常にオーディオオタクとしては面白いことだとは理解しています。なので今後もXD05Balでオペアンプを変えたりして遊んだりすることはあるし、どんどんやりたいと思っています。

 ただ、それを常用したいか、レビューに使ったり人に強く進めるかと言われればNOと答えます。例えばミニミニケーブルはプラグの接触ノイズがありますし、オペアンプは付け替えでのソケットの耐久性(挿脱回数)の不安があります、仕事で使うわけではないのですが、音といういのは何か基準があってこそだと思っているので、常用するものというのはやはり信頼性があってのものだと理解しています。なのでこのM17はADI2DACfsに変わって今後の自分にとっての一つのリファレンスの再生機器であり常用する機材として使っていこうと考えています。

 

正月早々にこのような長文を読んでいただきありがとうございました。ではでは重ねてにはなりますが今後ともによろしくお願いいたします。

何気にAmazonのeイヤホンから買えるようになっていますね