ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:SENNHEISER IE900の購入とか気になったニュースとか

こんにちは

 

今日も雑記です。

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SENNHEISER IE900買いました

タイトルの通りです。買ったと行っても代金を支払っただけの注文です。納期は未定なのでかなり先になる可能性もありますし、上手く行けば来月草々には手に入るかもしれません。とはいえばIE300が出た時から待っていた機種であり、試聴しても素晴らしさを実感できた機種ですが急いでいるわけでもないのでじっくりと待ちたいと思います。

購入の決めてはやはり国際情勢を鑑みた今後の価格が値下がりしそうにないこと、そして先日発売されたIE600を聴いてIE600がコスパが高い一方でIE900の音作りの素晴らしさを再実感できたこと、そしてイヤホンの特性で低歪を謳っていたことの3つです。

最後の項目について補足させていただくと、カプラを使ってイヤホンの周波数特性(F特性)を取っているのはTwitterやこのBlogを読んで頂いてる方には周知の通りだと思います。F特性は一般的に横軸に周波数、縦軸に音圧を取ったイヤホンの音量のバランスを示したグラフを示すことが多いですが、F特性には音量バランスだけではなく、その周波数の正確に再生できるかを示す歪み率という指標もあります。歪みについてはこのBlogで改めて解説する必要性は無いかもしれませんが、知らない方にざっくりと説明すると元の音に含まれていない信号がどれだけイヤホンから再生されるかという率だと思ってください。例えば歪み率1%だとすると1%だけ元の音の波形から違う形状になって再生されているというイメージです。

まぁそう書くと少なければ少ないほど良いように思えますが、この歪みというのは人間に取って心地よい歪み(例えば真空管の歪みや大きいホールの反響音)と不快な歪み(発泡スチロールの箱内やガラス窓)があって少なければ少ないほどよい音になるかと言われると議論が分かれるところにはなります。ただ、基本的に少ないほど再生するイヤホンの音は元の録音データに近づきます。あまりイヤホンでこの特性スペックに示しているメーカーは多くないと認識していまして、例えば今回購入したゼンハイザー水月雨(MoonDrop)などが該当します。そしてこのIE900はゼンハイザーのイヤホンの中でも一番低い歪率(THD+N < 0.05% "1 kHz, 94 dB")を謳っています。

というのも私の環境だけかもしれませんが、リケーブルやアンプを変更してF特性を測ってみると音圧レベルはほぼ変化していなくても、この歪み率の周波数応答の形状はやや異なっている可能性があることがわかってきました。それが本当かどうか歪み率が低いこのIE900の応答波形を自分の手で測ってみたいという気持ちが強くなったことがあります。

実を言うと沢山イヤホンはありますがゼンハイザーの有線イヤホンの購入はIE80以来です。IE80のファンには申し訳ないですが発売当初、大好きなヘッドフォンメーカーが出すイヤホンは素晴らしい違いないと無視聴で特攻したのですがUEの10Proと完成度の違いに驚き、なんとか使いみちを探したものの、自分には合わないと1ヶ月程度で売ってしまった覚えがあります。それから時が経ち、3年ほど前にIE800sを聴いた時には随分と自分の好みに寄ってはきたのですが価格とのバランス、そして独自規格と装着感でもう一つの好きなヘッドフォンメーカーのN5005を選んだ覚えがあります。

そして満を持して去年から少しづつラインナップを拡充してきたリスニング向けのイヤホンIE300,600,900は試聴したかぎり、自分に取って音楽が溢れる現代に見合うイヤホンの音作りだと思っています。ちなみにPRO系のラインナップはIE100にしろIE500にしろやはりステージモニターを想定しているのだろうなと再認識しまして、IE900ぐらいのPRO系ラインが出たとしても恐らく自分の求める音楽性ではないと思っています。届くのが先だとわかっていても楽しみです。

 

■UTWS5のファームウェアアップデート1.4

https://www.fiio.com/newsinfo/630884.html

が発表されたみたいですね。UTWS5はイヤーフックタイプのTWSレシーバー、リケーブル対応イヤホンをTWS化するアンプとしては自分の最推しのデバイスです。今回のアップデートではゲームモード、外音取り込み、LHDC(ベータ版、そしてLDACではありません)に対応したようです。LDACに対応しなかったのは残念なのですが、Q&AにLDACについても対応できるように励んでいるという回答がありました。LDACは今の所有線接続に一番近い音質を実現しているかと思いますので速く対応してほしいです。

ちなみに自分のUTWS5は2台ありまして1台は不具合があり、販売店にお繰り返しているのですがロックダウンなどの影響でまだ先方に届いていないようです。やはりこういうときは日本国内のサポートがあるのは色んな意味で心強いです。

 

■今日のイヤホン

今日はFFさんからオススメしていただいたCCZ CoffieBean(DC1) + NiceHCK LitzPS + Acoustune AET07を聴きました。

レビューではないのでざっとした感想にはなるのですが、DC1の知っている音ではない感じで非常に気持ちよかったです。標準のDC1はローファイの解像度と低音が良く響く特性が価格帯としても随一のバランスの音で、イメージとしてはクッション性が強い椅子にゆったりと腰掛けて、心地よい午後に聴きたいイヤホンという感じです。この構成のDC1は低音の響き方は似たような広がり方ではあるのですが、解像度も音のバランスもキレキレのドンシャリという感じでオールジャンル行ける感じです。ポイントとしては低音のふくよかさを増すイヤーピースをAET07でキレのある音に変えて、銀線で音の解像感を上げてとドンシャリバランスに変えるというイメージだと思います。

DC1のイメージをかなり覆す音のバランスですしオカルトと言えば否定する材料が無いので、万人におすすめはしませんが、イヤホンのリケーブル、イヤーピースの変更で遊んでみたい方にはオススメできかと思います。

 

 

ではまた明日