ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

試聴:SOUND TIGER Preciso こうすけさんケーブル, TANCHJIM OLA, intime 翔DD Pentaconnプラグ+オーグライン8芯ケーブル

こんにちは

 

今日は先日お会いしたFFさんに聴かせていただいた機材やイヤホンについて印象に残っているものを少しだけ紹介しておこうと思います。少し時間を置いているのであまり正確ではないかもしれませんが、それぐらい印象に残っているものと考えていただければ幸いです。

 

SOUND TIGER Preciso   こうすけさんのケーブル @httさんより

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Twitterやカレー屋さんで有名な言わずと知れた「SoundTiger」の新作フラグシップアンプです。名前はもちろん存じていたのですが、TLで有名すぎるが故に予約試聴もずっと埋まっており、今回まで機会が無かったです。

SoundTigerは音質に高い評判がある一方で、ケーブル以外にも「単3電池」の沼が待っているため、身構えてしまうものでもあったのも今のタイミングになった理由です。

一般的にSNSの商品の評判については、顔が見えるSNSでネガティブなものは炎上を警戒して言わないため、ポジティブなものしか拡散されません。このため、評判は凄く良くてもある程度は割り引いて考えないといけないものです。有名なオーディオBlogerも言っていますがSNSはエコーチャンバーの様になってしまう危険性は多々あると言うことですね。

一方でだからといって顔が見える対面で製作者にネガティブなフィードバックが言えるかというとそれもまた難しい人も多いので、結局は匿名掲示板の方が情報があったりするなんてこともあります。商売をする上でこのあたりの情報の取捨選択や情報のコントロールは難しいのでセンスが必要です。特に有名になったり売れ始めると潜在的に不満を持っていた層からネガティブな意見も拡散されて急速に評判を落とすなんて事もあります。しかしながら、ことこのSoundTigerについては非常に高い評判を維持し続けています。

なのではんてんさんの手が空いたら聴いてみたいと思っていたところ、今回はFFさんがお持ちでしたので最近気に入っているTypeE Violet+A8000+BluedayにM17をトランスポーターにして聴かせていただかきました。

感想としては、とても音場が広大で気持ち良い抜けと解放感があり、かつメリハリがあって一聴してこれは良い音だ!!っと思える変化がありました。音場が広がることで音の密度が下がるということも無く、まさにヘッドホンの様な鳴りがします。電池の不自由さはあるがこの解放感を求めてみなTigerを買っているのかと納得ができた次第です。今回は短い時間だったのでこの音の変化が濃い味付けなのか、相性的なものなのか、はたまたケーブルによるものなのかはわからない部分ですが、FFさんからレンタルの打診もいただいているので、手持ち機材の積イヤホンなどが整理できましたらお借りしてじっくりと聴いてみたいです。ちなみにPrecisoはイヤホンというよりヘッドホン用みたいですね。

 

TANCHJIM OLA @HTTさんより

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それほど強い印象にのこった機種ではないのですが、日本未発売のエントリー価格帯機種(39.99$)なのでちょっとした紹介です。試聴した際は少しアルコールが入っていたであまり音の印象に自信がありません。音の感想としてはまずまずの完成度で、音のバランスはかなりフラットです。中音の表現力で攻めるタイプで高価格帯に迫る音質っというタイプではありません。中華のリケーブルできる機種で低価格帯のものは高い確率でケーブルがいまいちなことが多いので、Braveryの付属ケーブルに変更するとかなり音場が広がった記憶があります。個人的にはあまり刺さらなかった方ではあるのですがボーカルメインと考えると中々に完成度が高い機種だと感じました。

HTTさんOLA, Precisoを試聴させていただきありがとうございました。

 

 

注意:以下はリケーブルの話が出ています。気分を害する方はここで読了いただければ幸いです

 

intime 翔DD Pentaconnプラグ+オーグライン8芯ケーブル @lostspellさん
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lostspelさんが手編みされていたケーブルに翔DDを繋いでM17で聴かせていただきました。翔DDの頭が1万円強に対して外観を見ただけでPentaconnの上位ラインのプラグ、ジャック、オーグライン+α、オーグライン+ptを4本を使っており、ドライバ本体より材料費が高いケーブル構成です。写真は敢えて一部しか載せてませんのでケーブルの全貌の写真はTwitterの写真を見ていただく方がよいかと思いますが、かなり稠密に編んであることがわかります。

翔DDはメインケーブルだなんて言われているほどドライバの乗ったヘッド部より、ケーブルによる音の味付けが大きい機種の一つと言われていますが、このケーブルを装着した音は、まさにそれを実感します。特に材料のオーグライン+αと+Ptは先日自分もTRS-TRSケーブルを作成してToppingのE50とL50の間に使って音を知っているのですが正にそのオーグラインの音が分かりやすいかたちで出てくる印象です。言葉では表しにくいのですが、響きが豊かで中高域のボーカル帯に鮮やかな艶感と美しい余韻が載る感じです。誤解を恐れずたとえるなら白黒テレビとカラーテレビぐらいの印象の違いが出る感じです。その鮮やかさは鮮烈で目を覆いたくなるような輝きと感じる場合もありますので、機材や楽曲の組み合わせでは鮮やかすぎてどぎついなどと思う方もいるかもしれません。あくまでヘッド部分の味が少ない翔DDだからこそ合う音なのだと思います。まぁなので良い意味でも悪い意味でも元の翔DDの音はあまり残っていませんので万人に受ける音ではないのかもしれません。

インターコネクトケーブルでもした音がイヤホンケーブルでもしているので、信じたくはありませんがケーブル線材の音、というものがあるのかもしれないと実感した次第です。っとここまで書いて測定値では現れない変更に対してここまで音が変化すること実感する事に対して自己嫌悪も感じますが、感じたものは仕方ありません(泣)。これも測定で現れる何かが無いか追及するヒントにしたいと思います。いずれにしましても細かい稠密な網は見事で素晴らしい音でした、lostspellさんありがとうございました。

 

他にも、いろいろとお借りしたりしたのでそちらについてはまた明日以降にでも書きたいと思います。では、また明日