ゆるふわオーディオ日記(blog)

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レビュー:Topping E50+L50+PA5用TRSバランスケーブル「LiuTian-6.35、Hosa HSS-001.5X2」 結論:LiuTian-6.35が良コスパでオススメ

こんにちは

 

今回は先日購入した高コスパ据え置きオーディオ機材Topping E50+L50+PA5用のインターコネクトケーブル2種類「LiuTian-6.35」と「Hosa HSS-001.5X2」を1ヶ月ほど使ってみた感想などを書こうと思います。先日の記事の追加版といったところでしょうか。

 

el-snow.hatenablog.com

 

結論から言えばこの二種類であれば「LiuTian-6.35」の方が圧倒的にTopping E50+L50などの低歪みで高解像度な音を引き立てられるのでとりあえず安くE50,L50,PA5を試したい方はこれらを2本セット単で購入されるのが良いかと思います。

ToppingのL50等ではインターコネクトケーブルにTRSケーブルを使うのですが、残念ながらRCAケーブルぐらいしか持っておらず(大体の方はそうかもしれませんね)同時に購入しました。とは言えTRSケーブルの良し悪しは全くわからないので適当にAmazonで探してコスパが高そうな機種を2種類選んだ感じです。両方ともにTRSバランス2本で2000円しませんので据え置きではかなり安い部類だとは思います。2種類買ったのはPA5との接続を考えると2本いるので両方を買って聴き比べて良い方を買い足そうかなという魂胆があったためです。

そう意気込んで買ったものの、インターコネクトケーブルと言えど機材の後ろにアクセスしないといけないのでなかなか重い腰が上がらなくて、今日になった感じです。そのおかげか聴き比べする対象にオーグラインの自作TRSケーブルが加わりました(笑)。

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というのも本来なら今日は昨日到着したLafitearのLF4をウキウキで聴いているはずだったのですが、(想像どおり?)スペック詐欺だったのでイヤホンを聴く気になれずスピーカーで楽しんだ感じです。構成としてはONKYOのD202AX2LTDスピーカーでTopping E50+PA5間のTRSバランスのインターコネクトケーブルを聴き比べる形です。補足すると前回の自作ケーブルの聴き比べはE50とL50のヘッドホンだけで、今回はスピーカーで比べた感じです。

 

早速ですがTopping環境での音の傾向をざっと紹介していこうと思います。なお、あくまでケーブルは機材との相性などもありますので、必ずしも悪い、良いとは限らないのでご注意下さい。

 

○LiuTian-6.35:写真中央

L型プラグで1本単位で購入するタイプ。Amazonのリンクを見てわかるように基本的にはギターなどの楽器用ケーブル。プラグは金メッキされておりケーブル自体は布巻きされているて絡んだりせず手触りも良い。最小ケーブル長も0.3mとTopping E50+L50に適度な長さで約一本800円前後。1ヶ月ほど使った感じ金メッキが薄いのかやや色合みも薄いく傷が付いているのは気になった。

音はSNやTHDなどのスペックが高いToppingの機材の味を良く生かしているように定位が良く解像度が高い。音色は寒色よりで横が少し狭く音の響きなどはあまり乗らない。楽しい音かと言われるとすこし物足りないところはあるが今風の音色で定位が良いのでToppingらしさも楽しめる。オーグラインを含む3種類を聴き比べてもこれはこれでToppingっぽくて好きな音だと言える。2本買っても1600円程度なので個人的にはもっともオススメできる。

なお、スペックとして24k金メッキコネクター、純銀ワイヤーコア、純銅シェルを採用しているとのこと。

 

○Hosa HSS-001.5X2:写真左

2本セットになったストレートプラグ。プラグはかなり頑丈で大きく信頼性は高そうだが使い勝手は悪い。最小ケーブル長は0.45mと少し長く使うとかなり余ってしまう。プラグはニッケルメッキのノイトリック社のREANコネクタを採用とあり、分解できる構造になっている。

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貧乏性な自分は「これなら、ケーブルの音が気に入らなかったとしても再利用できそうだ」と思ってしまいました(笑)。

音は横の音場が広く響かせてくる音色、LiuTianに比べるとやや解像度が低く音像が遠くなる。音色はほぼニュートラルだがやや暖色系にも感じた。悪い音ではないのだろうがせっかくのToppingの高いSNやTHDなどの良さを感じにくいほど定位がぼやっとしてしまい音の芯や輪郭がぼやけてしまう。3種類を聴き比べると面白みに欠けてこれで聴くのであればToppingで無くても良いのではないかと思わせてくる。残念ながらTopping E50+L50+PA5に限ってはこのケーブルはあまりオススメできないと感じた。

『Hosa』社のの24AWG無酸素銅(OFC)導体、90%OFCスパイラルシールドを使用しているとのこと。

 

○自作オーグライン:写真右

オーグライン+pt編み線をホットに、+α編み線をコールドに、銅単線をグランドに使用した三つ編みケーブルです。写真ではプラグのカバーで隠れてるのでかなり短く見えますが、使った長さは約16センチメールです。コネクタはNEUTRIK NP3X-B、ハンダはss47を選びました。オーグラインはかなり余りましたが大体のイニシャルの材料費は1万円程度しました、使った線の長さを考えた実質材料費は約4500円ぐらいですね。

音の傾向は圧倒的に音色がツヤツヤで艶やかで鮮やかです。解像度と解像感の両方が高く響きが独特で余韻が豊かです。音場の広さ、解像度はLiuTian-6.35とほぼ同じでケーブルの音の味が濃く出ている感じが良くわかります。Toppingの音色が硬質で無味乾燥として解像度がバキバキに高い傾向なので、その味を楽しみたい場合はそこを殺してしまう感じはあります。一方でそれがもの足りないと思う方はまさにオーグラインで音楽性が豊かになると言ってよいかと思います。

 

結論

作成して暫くして今回再度Hosaのケーブルと聴き比べをしたわけですが、やはりToppingらしさっと言われると艶があった方が良いのかというのはかなり悩ましい選択だということに気づかされた感じです。自作のオーグラインはともかく、Toppingを始めて購入してPA5+E50+L50などの低歪みで高解像度な音を引き立ててくれる安いケーブルとなると「LiuTian-6.35」はかなりお勧めできるとわかりました。E50,L50,PA5を買ってみたけれどTRSバランスケーブルは無いという方はこれらを2本セット単で購入されるのが良いかと思います。

   

ではまた次回