el_snowの日記

日常の気になった事や思う事、気に入ったオーディオ機材のレビューを思うままに書いています。

雑記:Tripowin Lea聴いた件

こんにちは

 

昨日Tripowin のLeaをFFさんから頂きまして、今日聴かせて頂いたのでその感想とかを徒然に書こうと思っています。尚、耳の調子が相変わらず復調していないのでレビューぽい記事ですが雑記として話半分で読んで頂ければ幸いです。

 

Tripowinと言えば私が結構気に入っているケーブルのメーカーでもあり、イヤホンについてはHBBさんなどのコラボで最近はイヤホンなども作り始めたとう印象です。昔から作っていたという話もあまり聞かないのでケーブルなどで実績を作り満を持してイヤホンに参入したということだと思っています。

今のところToripowinとしてはeイヤホンなどでも取り扱っているDC-01を筆頭に寒色系のMele、フラグシップのOlina、そして一番低価格かつ暖色系と言われている今回聴いたLeaというラインナップがあるようです。どのイヤホンも非常に評判が良く、興味があったあったけれども聞きたいイヤホンを積んでいる状態なのでなかなかか手が出なかったところにFFさんから頂く機会があり今回折角なので記事にしてみています。

 

■Leaの外観とか見た目とか使い勝手とか

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本体とケーブル、そしてイヤーピースだけをいただいたのでパッケージなどの感想は無いのですがあるものについて書くと、本体についてはビルドクオリティは価格なりという感じです。本体はスティール製である程度重量があるタイプなのですが2枚の金属を接着?している部分に隙間が合ってちょっと密閉が心配になる感じです。

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フェイスプレートの表面加工も少し粗く期待しすぎると少し残念に思うかもしれませんが音に影響がある部分ではないので寧ろ十分かもしれません。最近の中華イヤホンのクオリティがあがり過ぎて少し麻痺していますが値段を考えればこんなもんだろうなという印象で装着感も悪くありません。イヤーピースはいつもの格安中華用が付いているので残念ながら自分には装着できなかったので近くにあった竹CHUの清泉を付けています。

続いてケーブルについては、少し固めではあるのですが絡まりやすいわけでもなく肌触りも悪くありません。ケーブルスライダも付いており悪くないかもと思ったのですが、実際に使ってみるとかなり粗悪なケーブルです。3.5mmジャック部は無メッキなのでかなりノイズが発生しやすい上に加工のクリアランスが悪いのかどのプレイヤーに入れても大体片側の音が出ません。ぐるぐる回したりして接点を変更してやるとやっとステレオになるという具合です。またイヤホンコネクタ側もかなりピンが緩く本体からぽろぽろ落ちます。見た目だけで実際に使うとかなりストレスを感じるケーブルだと思います。音についてはぱっと聞いた限りそこまで悪い印象はありませんが、使い勝手的には「おまけ」と考えた方がよいかなぁという風に思いました。

 

■F特性

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今回は試聴前に周波数特性を取得してみました。グラフとしては4kHzまではかなり綺麗ですね。やや11KHzの反共振と14KHz共振が大きいかなぁという感じはありますね。

 

■音とか

とりあえず標準ケーブルが苦痛の域で使えないので近くにあったNiceHCKのLitzPSを付けてみました。イヤーピースも近くにあった清泉とAET07を試してみました。プレイヤーはまあり適正ではないかもですが手元にあったM17を使いました。

 

事前情報で音はかなり暖色よりと聞いていたのですが聴いた感想はニュートラルという印象です。聴感上の音のバランスとしては概ねフラットですがカマボコな感じです。若干高音域に癖がありますし低音の存在感もあまりないのでボーカル用イヤホンと言って問題ない印象です。音像はやや高くボーカルはコメカミあたりの位置で音像はやや近いいですが音がそこまで反響せず抜けて行く感じがあるのであまり暑苦しい感じが無い点は良いです。音場は横はやや狭く上下が広いタイプで値段を考えれば十分という感じです。特に横の音場については標準ケーブルはかなり狭いので変更はした方が良いかと思います。

音場感としては声と楽器を調和させるリアリティさよりも、ピンマイクのボーカルをその他の楽器が演出するタイプの鳴り方で人を選ぶと言えば選ぶ感じです。個人的にはこのタイプは昔から良くある中華イヤホンのタイプだなと思ったのでケーブルが合わないのかと思い、評判の良いJsHiFiのSHADOWに交換してたところ、音にかなり纏まりが出たのでLitzPSの相性が悪かったのかもしれません。

特に高音と低音はSHADOWにすると出ないなりに出そうとしていたことをあきらめてボーカルに添えるだけというバランスになるのでLeaの本来の味を活かす方向になるのだと思います。LeaとSHADOWの相性が良いといわれていることも頷けます。ボーカル域のハイライト感はそのままにそれぞれの音の分離や横と前後に立体性が出て、雰囲気に音の同士のつながりが出てきます。ボーカルを主体としつつもこのような連続性が出ているのは見事だなとおもいました。最終的にLitzPSの音はちょっと1分も聞いたら耳から離したくなる感じでしたが、SHADOWと合わせた音であれば暖色系の色が強くなり音の棘が少なくずっと聞いていたくなる心地よさがあります。低価格で暖色系でまろやかなサウンドという意味ではかなり理想的な音なのかもしれませんね。

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値段としては本体は3000円弱なのでかなり安いですがイヤーピースやケーブルの交換コストを載せるかどうかでお買い得度が変わるかと思います。既に沢山のイヤーピースやケーブルを持っている場合はかなりヘッド部としての完成度は高い方かと思います。

イヤホン全体の競合としては、やはり最近発売した竹CHUなどが浮かびます。音の輪郭や解像度や音場表現という意味で竹CHUの海外価格がかなり壊れているのは再度実感するところですが、やはり竹CHUは万能型になるので初心者に勧めるにはもう一癖欲しいなっという気持ちになるのも事実です。その点Leaは比べるとビルドクオリティやケーブルやイヤーピースの交換などが必須なのでコストとしては少し厳しいですが音の方向性という意味では異なりますし中華イヤホンという分野で安く遊べるという意味ではLeaも一つの選択肢になる良いイヤホンだと思いました。

 

というところでLeaの感想は以上です。繰り返しになりますが少しまだ耳の調子が悪いので雑記だと思っていただければ幸いです。

 

ではまた明日。