ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:BQEYZ Autumnの音が素晴らしい件、竹CHUの100時間エージング結果など

こんにちは

 

今日も耳が復調しきってないので雑記です。

 

■BQEYZ Autumnの音が素晴らしい件

BQEYZ Autumn

まぁこれはタイトルの通りなのですが、先日BQEYZさんから提供を受けまして少しづつ聴き込んでレビューの準備をしているのですがかかなり完成度が高くBA15などと並んで自分のA20000クラスの中の評価でもかなり上位に食い込む感じです。体調が戻っていないのでレビュー記事にこそまだできていないのですが巷の評価が高い理由がわかる完成度です。今の耳の調子ですと多分来週ぐらいには記事にできると思っています。

 

■KZ AS16の補遺について

el-snow.hatenablog.com

昨日の記事について返品になった経緯を書きましたが、ちょっとだけ補遺しますと今回のKZのAS16が不具合だったのは誠に残念なことには代わりありません。一方でKZは先日の騒動などからやはり不具合の確率が高いのか?っと言われると自分の経験上はそんなことはありません。いままでKZを10本近く購入してきましたが今回のイヤホンが初めての不具合になります。なのでデータ上KZ以外のメーカー(名前は伏せます)の方が不具合確率が高いです。

また、今回の購入はAmazon経由だったため、経験上は返品交換がかなりスムーズに進みます。もちろん今回は望まない結果になる可能性はありますが今の所、Amazon発送製品ですので今後の展開について心配はしていません。これがAliexpressなどだったり、海外通販だったりすると話はややこしくなります。実際今もAliexpress経由で買ったイヤホンは故障修理対応中で、ちゃんとした対応がされるかはセラー次第という現実があります。実際不具合品が届いたにも関わらず商品の半額しか返金されなかったこともありますし、うまく修理対応してくれたのですが対応開始から終了まで3ヶ月コースなどがざらです。

まぁ何を言いたいかというとたまたま今回私は運が悪かっただけと言うことと、Amazon発送の商品は安心できると言うことです。あと、カプラなどの測定環境は沢山イヤホンを持っている方は1つ構築しておいても損は無いと思うということも添えておきます。

 

■竹CHUの100時間エージング結果

f:id:el_snow:20220519203024j:image

えーっと、1本目のマイク無し竹CHUを購入してあまりにも素晴らしかったのえマイク付きとして2本目の竹CHUを購入したまでは良かったのですが音が異なっていた件の続報です。

el-snow.hatenablog.com

マイクの有無で音が違うのか、エージングの差なのかが焦点で、前回60時間程度でまだ音が別物と報告していたのですが、今回100時間以上経過して今日確認してみたところマイク有無の2本はほぼ同じ音になりました。つまり2本目のマイク付きもエージング後のさらに好みの音に変わったということです。

エージング前は音が若干遠くボーカルなどが高い位置にあった音場が、音色が滑らかになり音像が近くなりより自然な音場になったと思います。横の広がりや奥行き感など今とのところ2本の竹CHUは概ね同じ音色で遜色ありません。

以上からエージング(バーンイン)による音の変化を肯定しうる変化を聴感上は感じるものの、定量性があるのかは確認したいと思い、周波数特性を比較してみました。

竹CHU R 100時間エージング前後比較 清泉L

竹CHU L 100時間エージング前後比較 清泉L

結果、残念ながらエージング定量的に肯定できるほど大きな変化はありません。あるとすれば100Hz付近のディップの位置が若干変化していること、10KHz付近の音量が0.5dbほど変化している点でしょうか。100Hz付近のディップについては測定毎に変化しており、筐体内のゴミなどの可能性もあります。10Khz付近についてはエージングの変化とも考えられますがイヤーピースなどのセッティングでも変わりやすい部分なので変化したと言い切れる材料でもありません。

エージングについては機材がエージングしているのか、自分の耳が機材に慣れたのかわからないという点がしばしば争点になりますが、今回の様に同じ機種を2本購入して1本だけエージングしていくことで変化を定量的に確認できることになりますので、気になる方は同じ様なことをやってみると面白いかもしれません。

尚、エージングによる周波数特性は変化が少ないというのは定説であり、想像していた結果ではあるのですが改めて音質の謎というのは深まるばかりです。

 

さて、いずれにしても大事なことなのでもう一度言うのですが100時間以上エージングした竹CHUの音は素晴らしいですね(燃えるやつ)。清泉のイヤーピースは若干人を選びますが本体の音は本当にエントリーレベルキラーだと思っています。19.99$の価格から4000円前後になってしまったのは残念ですが、この価格帯でもかなり強いのは間違いありません。また燃えるかもしれませんが竹CHUを既にお持ちでイマイチと思ってあまり聴いて無い方は100時間ほどのエージングやイヤーピースの変更は試してみてみるのも悪くないと思います。

今日はここまでです。ご拝読ありがとうございました。

ではまたあした。

 

■Appendix

〇測定環境 

ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4

ソフトウェア:REW V5.20.5

INPUT:Scarlett Solo XLR (VXLR+)192KHz24bit

OUTPUT:ADI2DAC fs (3.5mm IEM端子、DJ44C併用)768KHz32bit 0dB

カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用


イヤーピース:AET07 Mサイズ

〇測定パラメータ

 入出力バッファ512K、Acoustic Reference

 出力音圧レベル:−12dB

 Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz

 カプラキャリブレーションファイル適用、SoundCardキャリブレーション実施済み