ゆるふわオーディオ日記

日常の気になった事や思う事、気に入ったオーディオ機材のレビューを思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。

雑記:異世界転生ヘッドホン?ASHIDAVOX ST−90−05をお借りして聴いた件

こんにちは

 

今日も雑記です。耳の調子は7、8割ぐらい回復してきたかなという感じです。この感じですと予定通り来週ぐらいからはレビュー記事を書けそうかなという感じがします。

という事で今日は少し前から異世界転生ヘッドホンの名で流行っているアシダ音響ことASHIDAVOXのST90-05をお借りしたのでで聴いてみた雑記です。アシダ音響といえば2年ほど前にカナル型イヤホンのレビューをさせていただいたので記事としては2年ぶりでしょうか。

 

el-snow.hatenablog.com

当時は今ほどA5k(アラウンド5000円)が激戦区ではなかったのですが、その中でもかなり音場が広く気持ちよく音楽を聴けるイヤホンとして光る存在で、今もA5では存在感のあるイヤホンだと思っています。また、Amazonの直売では現在も品切れになっているのですが楽天のeイヤホン店やWEB本店であれば在庫があることがありますので紹介しておきます。

www.e-earphone.jp

 

■見た目とか

さて、今回お借りしたのは下記写真の本体のみですが特に別段付属品があるというわけでも無さそうです。EA-HF1もそうでしたがかなり簡素な作りで実用性重視、飾りっ気は全くありません。こういうデザインは現代では逆にレトロ感があってカッコいいデザインに見えてくるのは不思議です。

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本体の一般的な作りで特筆すべき点があるとすれば左側だけの方出しコードにずっしりと太く丈夫そうなケーブルが伸びており、ケーブルは見た目よりも絡まりにくく想像以上に実用性重視ということを実感させられます。3.5mmジャックもメッキ色が濃く厚みのある金メッキなのだろうと思わされます。ヒンジは円形になっており、ドライバはその円に沿う形で位置調整ができます。ドライバの接続部は15度ほどスイングするので見た目以上に装着感は良好です。

ドライバの構成はダイナミック1発は当然ながら固定のフレームに穴が開けられており、そのフレームをスポンジで覆う極めてシンプルな構成です。この穴の開け方に音響調整があるのかとは思いますが、スポンジを含めて特段見た目上の特別感はありません。

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見れば見るほどシンプルで、修理なども容易だろうと思わされます。イヤーパッドについては1200円ほどで購入できるのでやはり元々はプロ用で長く使うことを想定しいることもよくわかります。流行に合わせて買ったとしても長く使えそうなのは良さそうですね。また、オンイヤータイプなので耳が常に圧迫されるので痛くなるという人もいるかと思いますが、本体が軽いことと側圧はかなり緩めなのでオンイヤーにしてはかなり痛くなりにくいと感じました。

 

■音とか

音については、想像以上に普通で逆に驚きました。全くもってクセの無い音で、低音が強すぎたり、高音が強すぎたりすることがなくバランスはフラットです。有名なSONYの900STなんかはかなりサ行が強くハイ上がりなことで有名なチューニングですが、同じプロ用とは言えバランスはフラットでいい意味で裏切ってくれた感じです。ただ最初は音が良いのであろうと、M17のDCモードで聴いてみたのですが拍子抜けするほどの普通さで驚くとともに少しがっかりしたような感情に包まれてしまいました。

その後、少し時間を置いて今度は鳴らしやすい環境で聴いてみようとMacBookに直刺ししてみたところ想像以上の驚きがありました。かなり鳴らしやすい部類なのだと思いますがM17で聴いたときには少し劣りますが概ね遜色なく普通のサウンドを鳴らしてくれます。低音は深いところは出ませんが、ベース帯域であれば十分な量感がありますし、高音も超高音域はかなり弱くシンバルなどの音の表現はかなりいまいちで若干ローファイな部分はありますが、解像度や音場の広さなども変なクセが無く聴きやすいバランスです。ヘッドホンやイヤホンは定番と呼ばれる機種はあるものの、一般の層にはその定番の機種の情報が行き渡っていないので適当に買うことになり、結果かなりクセの強いバランスのものを使っている方が多いためこの「普通」というのは結構貴重です。なにより6000円台という価格を考えれば十分な音質で大きな弱点と言える部分もありません。そして何より作業しながらの装着感が極めて良好です。

つまりリスニング用のヘッドホンとして見るのではなく、作業をしたりながら使いする用途で見ると、このST-90ー05の軽さと使いやすさは神がかったバランスを維持しているのです。よくよく考えてみるとこの見た目、サイズの有線ヘッドホンでまともな音を出すものは大体大きく大掛かりなものが多いです。例えば定番商品であるK240なども音について直接比較できているわけではないので優劣は付けられませんが、サイズ感という意味ではこのST-90-05にかなり負けてしまっているかと思います。

 

何が言いたいかと言うと、本体が非常に貧弱そうでレトロな見た目は確かに異世界転生もので主人公がみすぼらしい見た目をしているかの様です。使用者は「このヘッドホンからはさぞかし残念な音がするだろう」っという引き立て役のような感情が出てきます。その上で実際に機材に繋いで音を聴いてみると6000円に十分な音質の音が出てくれるので「こんなチープな見た目なのに普通の音を出している!!」っと。まぁ異世界転生ヘッドホンと言い方は別の意味で音がチート級と勝手に独り歩きした印象がありますね。ただ、聴いた限り普通に定価であれば良いヘッドホンですので、買って後悔するようなものではありません。

寧ろ、作業用で小さく軽く普通のヘッドホンを探しているのであれば非常に良い選択肢の一つになるのではないでしょうか。

 

このST−90−05ですがAmazonかASHIDAVOXの公式サイトのみで取り扱いのようですね急ぎでないのであれば公式サイトでの予約購入をおすすめします。

ashidavox.com

 

今日はここまでにしたいと思います。ではまた明日。