ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:JadeAudio EA3のインプレ、Letshuoer S12がAmazonで16159円 KATOが19410円、プレゼント企画参加のお礼など

こんにちは

 

今日も徒然に書いて行く雑記です。

 

■JadeAudio EA3のインプレ

f:id:el_snow:20220620175853j:image

まぁタイトルの通りなのですが、先日からJadeAudio EA3をFFさんからお借りしたので軽くプチレビュー的なインプレです。

■付属品とか

お借りしていないのでケースなどケーブル以外の付属品ほぼ未評価です。付属のイヤーピースについても一緒にお借りしたのですが結局装着できませんでした。ケーブルは線が柔らかく取り回しが良いタイプで、タッチノイズも少なく使い勝手は良いように思います。コネクタ部分は2pinタイプなのですがTFZ端子のように少し盛り上がっています。付属っと聞いてお借りしたケーブルですがどう差し込んでも少し浮き上がって見た目が悪いです。おかしいと思って確認したところFFさんからはJH3の方もそうなっているとのことでFiiOとしては廉価ブランドにはコストをかけず、コストパフォーマンスを重視する方針なのかもと感じました。

■音質とか

イヤーピースについては装着感重視でSpiralDot++を付けました。

○ファーストインプレッション

最初にM17で聴いたときは圧倒的なサブベース帯の低音と超高域のシャリ付きで凄いドンシャリバランスだと感じました。昨日書いたとおりCafeFlagにリケーブルをするとまともなバランスになったと感じたので良かったのですが、最初は初期ケーブルのバランスはちょっとやりすぎなのでは?っと感じました。

その後、今日は標準ケーブルに戻して様々な機材で聴いてみるとどうやらUTWS5やMac直指しなど低価格帯のアンプを用いて聴いてみるとかなり良いバランスで聴けることがわかりました。低価格向けのイヤホンですのでM17などでは低音の再生能力が強すぎるのかと思います。では安ければ何でも良いかと言うとそうでもなくAGPTEKの19Xなど低音が少ないDAPで聴くと強烈なハイ上がりで、キンキンした音色に感じられて低価格帯のアンプでもかなり鳴り方が変わります。っということでこれでは何で聴くかによって感想がかなり変わってしまいます。かなりじゃじゃ馬なのでインプレ的にもどのアンプで聴くのかによってかなり迷ったのですが一旦一番良く聴いているM17を基準にインプレを書くことにしました。

 

M17→標準ケーブル→EA3→SpiralDot++

○聴感上の帯域バランス

 サブベースと超高域が強いバスタブタイプのドンシャリバランスです。サブベース帯の強さはなかなで中華イヤホンの強いベース域の雰囲気がそのまま出ています。中域〜高域付近は量感が強く目立ちやすいです。女性ボーカルなどは良い雰囲気で聴けるバランスです。

○音色(寒暖、明暗、響き、固液)

 音色は高域の響きが冷たいのでトータルとしてやや寒色よりかと思います、明るさについては中間です。

○音場(広狭、重心、遠近)

 左右は適度な広さを持っており、上下は若干狭く感じます。前後感についてはこの価格帯で臨むのは難しいかと思いますので一般的です。音の重心は一般的な高さで、前後や若干近めです。

○定位、音像

 定位や音像の掴みやすさは価格帯としては十分かと思います。勿論前述の様にケーブルや構成によって変化する部分ではありますが試聴構成では若干バランスが中央の左右のどちらかに寄ってしまう傾向があるように感じてしまいあまり良い印象はありませんでした。

○解像度、分離

 価格帯、ライバル機種と比べての解像度や分離は普通程度です。勿論前述の様にケーブルや構成によって変化する部分ではありますが試聴構成では特筆すべき点は見当たらなかった様に思います。

○低域の特徴

 サブベース帯域の量感は良好です。アタック感やスピードも価格なりの表現力を持っており、量感があるからといって粗が目立つこともありません。前述したようにアンプによって一番変化するのはこの低音の量感です。一番バランスが良いと感じるのは高音の量感に負けない低音量が得られるM17などのアンプだという気がしてしまいがちですが、MacBookProなどの方が全体としては弱ドンシャリなので聴きやすい低音の量感になります。エネルギッシュでパワフルな低音が好きなのであれば駆動力の強いアンプで鳴らすと楽しい音が聴けるかもしれません。

○中域の特徴

帯域バランスとしては低音、高音が強いので量感も少なく苦手なのかと思われるかもしれませんが、一番安定している音色で質も悪くありません。曇りも無く、伸びも悪くないのは良いのですが音が細く、他の帯域と比べるとあっさりとし過ぎていると感じるかもしれません。逆にいえば透明感は出やすいのでそれこそ女性ボーカルなどは楽しく聞ける音色です。

○高域の特徴

高域は量感たっぷりな上にかなり派手で荒々しいです。量感に加えて中高域の女性ボーカルのサ行なのど歯擦音は刺さりを感じますので苦手な人も多いバランスかと思います。イメージとしてはこの帯域だけがBAで鳴らしているぞ!!っと主張してくるかのような粗削りなバランスです。かなり武骨なといっていい音色の変化なのでこれも好き嫌いが分かれてしまいそうな音色です。特に気になるのは音色に滑らかさがないことで解像度と解像感が高いことで高音の音色のエッジがキツイという感触を持つ人も多いかもしれません。一方でこれも迫力だと考えればエネルギッシュな低音に合わせた無骨でパワフルな高音となるのでバランスが取れているようにも感じます。

 

○F特性グラフ

JadeAudio EA3 vs KZ ESX

せっかくなので前回取ったESXのグラフと重ねていますがEA3はオレンジ色の線になります。音圧はほぼ同じ99dBなのですかなり比べ易いですね。1KHz以下の低音域はESXが強く、逆6KHz以上の高音域はEA3が強いようで、同じドンシャリでも概ね逆の特性を持っていることがわかります。グラフを見る限りEA3と比べてそこまでESXがベースが目立つと思えないのですがグラフとは不思議なものです。

■まとめ

ということで、ここまで書いて思うのはFiiOのサブブランドのJadeAudioはなかなか楽しめるイヤホンを出してきているということです。中華イヤホンの醍醐味の一つにリケーブルやアンプ、イヤーピースを変えていろいろな音を楽しめるというものがあります。確かにイヤホンメーカーとして完成された音をユーザーに届けることも大事なのかと思いますが、EA3を聴きながらそいういった楽しみを届けるということを目指しているのかもしれないなどと思いました。

そいういう意味で一聴した感覚としてじゃじゃ馬すぎてEA3は価格としてややコストパフォーマンス的に劣るとも思いがちですが、様々な要素を組み合わせて遊ぶ素材としてのイヤホン筐体の価値はかなり高いポテンシャルを秘めているイヤホンだと感じました。

特にFFさんからオススメしていただいたCafeFlagとの組み合わせではかなり音のバランスが整えられており、バスタブ型のドンシャリから気持ちの良いドンシャリカーブに変わった感覚がある上に音色がやや暖色にかわりボーカルなどの中域の音色が映える変化があることで全体として素晴らしい音色に昇華していました。この点を踏まえても使いこなせれば価格より安いと実感できるので玄人向けではオススメできるイヤホンだと思います。

■NiceHCK フラグシップ級ケーブル CafeFlag について

このNiceHCK CafeFlagですがあまり注目されていないフラグシップ級ケーブルですが、解像度はSpaceCloud級でありながらSpaceCloudと違った上記の様な特徴があるのでEA3など場合によっていはSpaceCloudよりも相性が良い組み合わせがありますのでお勧めできるケーブルの一つです。ただspacecloudより安いとは言え通常価格は11500円とやや値が張るのでタイムセールなどの対象になったり、せめて今回のようなポイントアップキャンペーン時がねらい目かと思います。(個人的には8000円以下になれば買い時だとは思うのですが為替の影響で今後は難しいかもしれませんね・・・)

 

■Letshuoer S12がAmazonで16159円

el-snow.hatenablog.com

先日紹介した平面駆動型イヤホンS12ですが、数日前からAmazonで16159円になっています。他にもMoondropのKATOも19410円と最安値を更新しています。このS12は海外ですと円安の影響で20000円以上の価格になっていますし、KATOについても25000円を超えていますのでかなりお得です。ちなみにそれ以外のイヤホンでも海外通販との価格差はほぼ無い、又は海外の方が高いものが増えています。

円安が止まらない以上販売側もこの価格で販売し続けることはできないのは明白で、この状況がいつまで続くかが勝負になってきます。ということでイヤホンやDAPなどの輸入品に限っては7月のセールよりも今の方がお得っという状況も十分にありえるかもしれません。ぱっとHifigoなんかを見る限りS12やKATOだけでなくL50やE50などのTopping製品なども国内価格の方が安いという状況です。

なので私自身も輸入品で近く必要になりそうなものは今のうちに買うという方向でいろいろと物色中です。皆様も買い忘れの後悔をしないようにできればうれしいですね。

 

■プレゼント企画参加のお礼

これもタイトル通りなのですが、Twitterのコミュニティ機能限定という狭い範囲になりましたが参加いただきありがとうございました。当選者にはTwitterのDMにて明日21日に連絡する予定ですのでよろしくお願いいたします。次回があればblogを読んで頂いている皆様も含めた形で実施したいと思います。

 

っということで今日はここまでにします。ではまた明日