ゆるふわオーディオ日記

日常の気になった事や思う事、気に入ったオーディオ機材のレビューを思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。

雑記:水月雨Moondrop Aria SNOW Editionを聴いた件

こんにちは

 

今日は昼頃に届いたAria Snow Edtionを聴いた雑記です。

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水月雨Moondrop Aria SNOW Editionを聴いた件

動機とか

まぁ見ての通りなのですが、Moondropの新作イヤホンAria Snow EditionをHifigoから買いました。私も詳しくは無いのですが、全く知らない方にも少しだけ説明するとAriaは昨年5月に発売されたA10K(約10000円, 100$)価格帯のイヤホンで、フラットな帯域バランスと癖のないサウンドを持つことからその価格帯の定番商品になっています。その後Moondropはその上の180$価格帯にKATOや、20$価格帯に竹CHU等と、非常に好評なイヤホンをリリースして現在に至ります。そんなMoondropがAriaのドライバの素材ををLPCから(KATOなどと同じ)DLCに変更して新チューニングVersionとして海外に向けて発表し、先日発売になったのがこのAria Snow Edtionです。

Moondropや日本代理店の方針はわからないのですが、Moondropの全てのイヤホンを日本では販売していないのは有名な話で、日本で売っているAriaについても実際には海外ではAria2と呼ばれており、海外でAria呼称されているイヤホン別のイヤホンになっていたりします。他の現行イヤホンでもESTを搭載したSolisや、ケーブルのLineT、LineKなども発売されていません。ちなみにSNOW Editionの価格は現在発売されているAria(HifigoではAria2)と同じ79$で日本での価格にすると約11000円程度です。為替情勢や竹CHUの日本販売価格を踏まえるともしかすると発売されても値段は少し高いものになるかもしれませんね。

ということで、購入の動機としてはすのーと言う名前にちなんでいるのと、日本では手に入らないかもしれないこと、発売されても値段が高くなるかもしれないこと、それらを踏まえて先日SNOW EditionがHifigoで販売開始したときに注文し、今日届いたということになります。

 

箱とか外観とか付属品とか

公式サイトなどの情報は乏しいかと思いますのでHifigoのリンクを載せておきます。

Moondrop Aria Snow Edition Diamond-Like Diaphragm Dynamic Driver In-Ear Earphonehifigo.com

ちなみに私は通常版Ariaは持っていないので比較はできないのですがパッケージはかなり美しいです。右側が外装で左側が本体の入った箱になります。こうやって並べると2個買ったみたいですね(笑)。

 

本体はAriaと同じ形状でしょうか、筐体の色、そしてフェイスプレート部の印刷は恐らく変更されており、スノーエンブレムに変わっています。ケーブルの色も銀色にポーチも白と雪を連想させる色に統一されています。また、付属イヤーピースも清泉SpringTipsも付属するようになっているようです。ただこの清泉については竹CHUと同じく3サイズのみでXLは付属していなかったので結局私はまだうまくフィットするサイズを手に入れられていません。(HifigoではすでにXLを単体で売っています)

気になったのはステムの形状ですね。KATO以降のMoondropのイヤホンにはステムに返しが付いていてイヤーピースが取れにくい構造になっているのですが、Ariaについては金型などを再利用したためか返しが付いていません。この形状ではイヤーピースが容易に外れてしまい、イヤホンを耳から取り外す際にイヤーピースが耳に残ることがしばしばあり、不快です。せっかく新しいEditionなのでステムに返しは欲しかったところです。

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音とかのインプレ

元のAria音は試聴レベルでしか知らないので相対評価というより竹CHUなどとの比較になってしまうのですがM17とSednaEarfit Vividで標準ケーブルでちょっとだけ聴いた感想を書いておきますと

サウンドバランスは弱カマボコで、音色はやや寒色よりで音は明るめでやや硬く透明感があります。

音場は横も縦も前後も価格相応に広く一般的ではありますが卒が無く優秀です。音の重心は高さ近さ共に概ね中央で癖がありません。

解像度も相応に高く価格を考えれば十分です。

定位は竹CHUなどと同様に良いのですが、ボーカルが目立つバランスの為、ボーカルの入った楽曲での音色の位置の把握はやや難しい印象です。

低音はかなり控えめな量感です特にサブベースの音圧は少なくこれは好みが分かれそうです。ただ、JPOPなどの低音はサブベースが元々少ないのであまり気にならないかもしれません。

中域はこのイヤホンの華の部分で、透明感と量感と表現力があります。中域の音像は少しだけ近いためボーカルの表現や楽器ものでも中域の主旋律が映えます。

高域では特に中高域にかけて透明感があり綺麗ではあると思うのですが量感はそれほど多くなく普通のように感じます。サ行についてはやや刺さるかもしれません。

周波数特性とか

折角なのでMOTU M2で周波数特性を取得してみました。

Aria Snow Edition VS 竹CHU



竹CHUから中低域を中心に少しカマボコにしたようなバランスみたいですね。高音域についてはほぼ変わらない印象でしたが竹CHUより少ないようです。にしても同じメーカーというだけあって山谷の波形がかなり似ていますね。

まとめ

いやぁ、まだ数時間しか聴いていませんが良いボーカルイヤホンですね。とは言え竹CHU同様にバランスがフラットに良いことからポップスからオーケストラなどある程度はオールマイティに使える機種に感じます。AriaのライバルとしてはTinhifiのT3 PlusやIKKOのOPAL OH2、TRN VX PROなどをライバル機種として所持していますが、箱出しとしては一番好感色かもしれません。ボーカルイヤホンということで小鹿さんのケーブルを付けて聴いてみましたが圧倒的なボーカル表現に舌を巻き、あまりの気持ち良さに寝てしまいました(笑)。とは言えもちろんエージングなどもした方が良いでしょうし、イヤホンの評価自体は付属ケーブルでするべきですし、そうでなかったとしてももう少し安価なケーブルと組み合わせてみることも大事かもしれません。

まぁ何がいいたいかといえば今後レビューしたときに感想は変化するかもしれませんが、とりあえずぱっと聴いた感想としては安定的にお勧めできる機種だったということです。いやぁSnow Editionというだけで無試聴凸しましたが悪くない結果になって良かったです(笑)。正式なレビューにする際には到着待ちのKATOなどとも比較してみたいと思います。

 

ではまた明日。

 

尚、私も昨日買ったのですがKATOがAmazonで全期間最安19610円になっています。この価格はeイヤホンの中古とあまり値段が変わりません。しかも海外だと為替の関係で逆に26000円近くになっているので気になっていた方はおすすめです。

■Appendix

〇測定環境 

ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4

ソフトウェア:REW V5.20.8

INPUT:MOTU M2 IN1 XLR (VXLR+)192KHz24bit

OUTPUT:MOTU M2 192KHz24bit 3.5mm変換

カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用


イヤーピース:Final TypeE Black Mサイズ

〇測定パラメータ

 入出力バッファ512K、Acoustic Reference

 出力音圧レベル:−12dB

 Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz

 カプラキャリブレーションファイル適用、SoundCardキャリブレーション実施済み