こんにちは
今日はTwitterとかBlogのスタンスについてついての雑記です。
過去にTwitterでは一度自分のイヤホンに対するスタンスを言っていたと思いますがBlogでは書いていなかったのでその旨を書いておこうかと思います。当然これは個人的にそう思っているだけで他の方のBlogを批判するものでは無いということを念を押して記載しておきます。
基本スタンスは
「できる限り、メーカー(開発者)の表現したい音を重視したい」
ことです。なので既製イヤホンの付属品については以下の考え方をしています。
〇リケーブル
基本はデフォルトのケーブル(否定派)との相性を基準とする。
*ただし、中華イヤホン(リケーブル可能なことを売りにしている低価格の新興メーカー商品、概ね2万円以下)はメーカー側からオーディオ中級者向けとして低価格でケーブル交換を行って音を変える遊び方を提案しており(実際にしている方も多くいます)、リケーブルを前提とした商品開発を行っている節があるためそのような商品群はデフォルトケーブルと追加してリケーブルしたときの音の変化も評価対象としています。
〇イヤーピース
基本はデフォルトのイヤーピースを相性の基準とする。そしてイヤーピースのサイズ展開が5種類など、適合者が多い程に高評価になります。
*ただし、当然ながら人の肌(外耳形状)と接触するものなので合わなければ正確な評価はできないため、変更も仕方がないと考えます。
→私個人は外周径14mmクラスのイヤーピース(SpiralDot++ Lサイズや、EarfitのLサイズ等)しかフィットしないためこれらのイヤーピースで評価をすることが多いです。
〇再生環境(アンプ)
イヤホンを使う方の層、メーカーが想定している層に見合った物を使って評価する様にしています。
→例えば1000円のイヤホンレビューにM17で使う前提の評価はしませんが、NICEHCK Loftyの様にメーカーがフラグシップイヤホンと決めている場合や、競合イヤホンを指定していたり、P2 Plusの様に強力なアンプが必要と言っている場合はその限りではありません。
なのでblogのレビューではまずケーブルはデフォルトを使ってイヤピは標準で合わせてみて合わなければ手持ちの合うものに変更して試聴してます。
尚、ケーブルについてはアクセサリ(筐体への貼りもの等)と同じ扱いで基本はオカルト扱いです。但し聴感上効果を感じた物、良いと思う物については当然褒めますし、原因などは計測を試みて行きます。
周波数測定、数値についてはインピーダンスや感度などと同様に当然ながら参考にしますが基本は「感性>数値」です。これは理論の前提条件が異なっていたり、測定器や測定方法などから自身の測定データをまだそこまで信じていないことや、メーカー公称スペックを鵜呑みにしない為です。
尚、個人的にプラセボ効果も立派な効果だと考えています。これは我々は販売者や開発者ではなく実際に音楽鑑賞をしているときはブラインドテスト状態で聴くわけではないためです。勿論、販売者や開発者が「銅線を銀線と偽る」、「16芯を8芯と偽る」などで高音質で金銭を集るのは完全にアウトです。
視覚が聴覚に与える影響はまだ完全には解明されていないと聞きますが、同じ料理でも暖色系の照明下と寒色系の照明下では美味しさが異なるように視覚が味覚に影響を与えることは有名です。
高級レストランでは照明から調度品から皿、隣のお客さんとこ距離感など全ての体験がすらばらしい上に美味しい料理を食べられるからこそ高い料金を払おうと思えます。もし高級レストランに行って同じ料理でも白色蛍光灯下でみすぼらしい調度品でタッパに詰められている料理をすし詰め状態であれば同じ味で食べられるとも思えませんし、同じ金額を払いたいとも思いません。
なので、例えば4,8,16芯のケーブルで音が違うとしてその音が違うのであれば、そこから科学的や心理的なアプローチをしてそのメカニズムを解明して応用していくことが重要だと考えています。
まぁ何が言いたいかと言うと高ければ高い程、それだけのお金を払っている人がいるのですから、それなりの音楽鑑賞体験を得られるということを重視しますし、だからこそそこに嘘が合ってはいけないと考えます。
2万円台のピュアベリリウムなど低価格中華の商品について高いお金という対価をもらっていないのでそれほどは気にしませんし、逆にロマンを感じているのはあります(違)。なのでツイートなどでは当然その時々の流れで強い言葉で感想を言ったりしますがスポーツ観戦中の感想を切り取っているようなものですので総論ではありませんし、特にオカルトに近い話題は全員には薦めません。
ただTwitterの絡みなどでは相手を見て電源改善やリケーブルなどをおすすめのすることはあります。つまり望まぬ初心者にリケーブルを勧めるつもりは無いですが、ケーブルを10本以上持ってたり、イヤホンを沢山持ってたりする玄人には状況次第で当然リケーブルなどを勧めたりします。
ちなみに以前から好評しているポータブルオーディオの各要素のコスパ表については以下のようになっていますし、効果が少ないものに関しては客観的なデータとして実証されていることが少なく、オカルト味が強いのは事実だと思います。
纏まった意見はTwitterではなくこのblogを参照してコメントを頂くか、TwitterのSpaceで直接口頭で聞いて貰えれば助かります。