こんにちは
今日は先日開催された音フェスで試聴してきた機種についてとエンカウントで好評だった機種のツイートの補遺という形の雑記です。
- MoonDrop水月雨
- 地球世界
- TO2
- 声音記憶
- SIMGOT
- SOFTEARS Twilight
- SHURE SE846SE Gen2
- TWS
- CCA PLA13
- TANCHJIM ZEROの音場について
このタイプの記事は若干ページが重い気がするので気になる方は気軽にコメントやDMをいただけれると幸いです。
MoonDrop水月雨
STELLARiS
水月雨Moondrop STELLARiS 試聴
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
平面駆動で予価1万円台とのこと
バランスはかなり超高域が強い平面らしいが人を選ぶチューニング
空間表現派良いがざっくりした音色と高域の繊細さがアンバランスに感じたが、好きな人もいそうという感じ
競合の平面機種と比べても値段なりでまずまずと感じた pic.twitter.com/51vIKTwKBM
水月雨の平面駆動です。かなり高いのではないかと心配したのですが値段を聴いてみると1万円台後半とのことでドライバ構成は異なりますがKATOやAriaSnowの中間に位置する価格のモデルになるようです。
チューニングは想像していなかった方向性で高音から超高音域の量感が強いタイプで解像度や解像感が高く感じやすいです。聴感上はVDFSカーブとは似ても似つかない感じで平面らしい細やかな表現を最大限に活かしたようなタイプなので好みが分かれそうです。
尚、良いなと思ったのはその意匠で、美しい青色のシェルは宝石のようで外装のビルドクオリティは圧倒的です。少し大きいのは装着感に問題がありそうだとは思ったのですが私は通常使用は問題ないレベルでしたが寝フォンなどは無理そうでした。
個人的にはあまり好きなチューニングではなかったのですがそこを踏まえると全体としては好きな人にはめちゃくちゃ刺さるっというイヤホンになりそうですね。
Void
水月雨Moondrop VoiD 試聴
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
音色は癖がなく卒のない無難な音
音場は狭いが、音は広がるように抜けはする
有名レビュワーが酷評するほど悪くは感じなかったが個人的には1万円台前半以下で売って欲しい音だとは感じた
なお僅かな試聴期間なのに白い本体が汚れており、目立っていたのは気になった pic.twitter.com/sO8RlrVqS4
某有名Youtuberがイマイチ(酷評?)したことで発売が発売延期になったヘッドホンですね。周波数特性カーブとしてはHD600に近くジェネリックHD600などと言われたりしていたのですが実際に聴いた感じとしてはHD600には遠く及ばないという感じはしました。ただ、そのフィルターを取っ払って2万円前後のヘッドホンとして聴くとそれほど悪いとまでは感じませんでした。音色としては優しい音色で粗が少ない上で音場が狭いので最近話題のTANCHJIMのZEROにも近い雰囲気があります(ZEROの方が極端に狭く感じますが……)。開放型のおかげなのか音の抜け感はあるので音量を上げれば解放感が出て狭さは感じにくくなります。
そういった点を踏まえると確かにK702やHD599SEなどが蠢く1万円台のヘッドホン市場に殴り込みをかけるには少々パンチが弱いという気はしますので発売の延期は必須かもしれませんね。
地球世界
名称未定 2BA1DDハイブリッド
地球世界 名称未定 2BA1D 試聴
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
価格は詳細未定だが約5万程度予定
低音域強めのドンシャリバランス
鈍い私でもハイブリッドらしいダイナミックの低音とそれ以外のBAの音がハッキリとわかる音
この時代には返って斬新なチューニングとは感じたが明確に好みでは無い
発売されたらまたチャレンジしたい pic.twitter.com/EZ3NMQuV90
名称未定 3BA
地球世界 名称未定 3BA 試聴
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
価格未定だが3~4万予定とのこと
少し時間が経ってしまったので少し記憶が曖昧だがハイブリッドの方と異なり弱ドンシャリで明るく明瞭な音だった記憶
心地よいリスニングサウンドでかなり好きな音の部類だった
地球世界のイヤホンはBAのみのものが好きだな実感した pic.twitter.com/UkSvfgXzvf
かなり人気がある代理店地球世界のオリジナルイヤホンですが今回も新作を2つ展示していました。
ハイブリッドの方が高いのですが値段を聞かずに聴いた感想としても3BAの方が圧倒的に好みでした。特にハイブリッドの方は音場も狭くどうしてもチューニングの余地を感じてしまいました。具体的な値段次第ではありますが3BAの方はかなり一般受けするような音だと感じたのでこちらは売れるような気がします。
TO2
名称未定 6BA
TO2 6BA 値段不明 試聴
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
あっさりしたサウンドで個人的にはこれといった特徴を感じなかった
現時点では欲しいとは思わなかった
詳細が決まったら再チャレンジしたい pic.twitter.com/a588aybM5Y
名称未定 4BA
TO2 4BA 価格不明
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
6BAに比べて更にあっさりサウンドになった
弱ドンシャリのバランスもリスニングには好感触で聴きやすい
個人的には4BAより好きだと感じた
これも詳細が決まったら再チャレンジしたい pic.twitter.com/Aoef4071Kf
地球世界が今後代理店契約を結んで発売する予定があるブランドの新しい2機種とのこと、値段が決まっていないので評価はしずらいけれど自分は6BAよりも4BAの機種の方が好ましいサウンドと感じた。なかかに軽快なサウンドだったので好みの音色を持っていると感じた。2機種ともに本体には3つのDIPスイッチが付いており、それを変更することでサウンドチューニングを変更できるとのことだった。時間的な都合や詳細は明かせないとのことだったのでDIPスイッチを変更しての試聴はできなかった。詳細が分かったタイミングなどでもう一度試聴してみたいと思った。
声音記憶
声音記憶 1DD 3万円程度 試聴
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
ステム長をエクステンドできるギミック(別売とのこと)を持つイヤホン
標準でも音色はパワフルで音が近いが中華っぽくない暖色サウンド
バランスはフラットだったが、エクステンドノズルを付けることでドンシャリ方向かつシャキシャキな音に
かなり好きな音だった pic.twitter.com/ElsbdjoXpO
こちらも今後代理店契約を結んで販売する予定の新ブランドかつ新機種とのこと。
圧倒的にステムの長さを拡張した方のサウンドが好みだったのですがエクステンドステムは別売とのことでした。
過去にも同じようなギミックの機種があったような気がするが、思い返せなかったので新しい機構なのかもしれません。地球世界の3BA、SIMGOTのEA2000と同じ価格帯なのですがなかなかに甲乙がつけがたいレベルだと感じた。
SIMGOT
King Wonder EN1000
SIMGOT King Wonder EN1000
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
2万円台
ケーブルのプラグ先端の先を変えることで周波数特性を変換させるギミックを持つ
標準で試聴したが、価格帯を考えるとまずまずで目立った強みも弱点も感じなかった
特筆すべきは筐体のデザイン、ビルド品質で見事だった pic.twitter.com/50D3UXDJIU
EA2000
SIMGOT EA2000 3万円台
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
EA1000のプラグ先ギミックに加えてパッシブDDを搭載する上位機種
音場空間も広いことに加えて圧倒的な高音域の伸びが美しく、綺麗で伸びやかで雑音が少ない
アタックが強く早くEA1000から価格以上の進化を感じた
コスパを含めれば今回の試聴で一番素晴らしいと感じた機種 pic.twitter.com/vqUumcdlM2
日本の低価格中華市場でも名の知れたSIMGOTは今後、地球世界が正式に代理店契約を結んで上陸するようです。今回展示していたのは上記の2機種で、特にEA2000は圧倒的な高音の美しさを持っており、今回は同じ価格帯で地球世界3BA、声音記憶の1DDの3機種を展示しており、比較しても個人的には一番好みのサウンドでしたので購入の候補かもしれません。
ちなみに日本語になりかけている公式サイトがもうあるようですのでリンクを貼っておきました。EA2000はパッシブのDDを外部とつながる形で実装しており、EN1000の方はDLCにベリリウムコートの振動版を使っているなどなかなか技術的にも面白そうでした。LafitEarの謳い文句のDLCベリリウムコート振動版がエリクサーに続き本当に存在していることに驚きを禁じ得ません(笑)。
SOFTEARS Twilight
Softears Twilight 1DD 約13万 試聴
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
フラグシップモデルのTurii Tiも素晴らしかったがそこを受け継ぐミドルグレードモデル
音色や解像度はTuriiには及ばないものの価格帯を踏まえても広い音場に加えて圧倒的に高い定位が特徴
糸竹管弦には及ばないが定位の良さはかなり惹かれた
凄い好きな音だった pic.twitter.com/b0ynWJO4uo
いや価格を見なければかなり良かったです。Turiiに比べればかなりリーズナブルですし、好みの音色でした。そういえばSOFTEARSはMoonDropと研究開発を共同で行っているようです。イヤホンについては高価格帯のものはこちらのブランドが担当するのかもしれませんね。
SHURE SE846SE Gen2
SHURE SE846 gen2 試聴(新ノズル)
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
普通のノズルしか聴いたことが無かったけどあまり大きな変換を感じなかった
846の音ですね🤗
あまり好みの音色ではないけれど変化が少ないということは完成度が高いということなんだろうなと実感 pic.twitter.com/cO15JsLDeA
久しぶりに聴きましたがほぼ第一世代と変わりませんね。遮音性を重視するようになれば自分もSE846やWestonの機種にもう少し興味を持つと思うのですが今の段階では情報収集にとどめたいと思います。
TWS
Apple AirPods Pro Gen2
Apple airpods pro2 試聴
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
旧型を買うメリットは無く新型良かったです
帯域バランスはほんの少し低音よりになったがほぼ同じバランス
特に低中域の解像度が一段向上し、明瞭な音になっている
ノイキャンは3dBと中高音域で向上したのを実感したがBOSEに比べるとかなり差がある
空間オーディオは未試聴 pic.twitter.com/nisIE4iLwx
今回旧型のProも出していただき比べて試聴してきたのですがダイナミックドライバを刷新しただけあって値段は上がってしまいましたが順当に音質も向上していたので良かったです。
実は何度かAirPodsProは購入しているのですが何回も解像度不足が気になり手放しています。しかし今回は解像度については向上が見られるのでもう一度買ってもいいかもなと思えました。どちらにせよLEオーディオや新コーディックの発表が控えているかもしれないのでそのタイミングまでは待ちですがAirPodsProの弱点の一つの解像度の緩さが解消されているので音質重視なら買い替えもありだろうなと感じました。
為替が問題なければ値段が変わらずに音質だけ向上という方向に行けたのは残念でなりませんが値段が上がっても価値があると思わせてくれたのは嬉しい限りです。
Bose QuietComfort Earbuds II
Bose QuietComfort Earbuds II 試聴
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
Airpods pro2と比べたが音質的には互角、バランスはやや低音より
XM4クラスと比べると一段音質は落ちるがAACだと実用レベルの音質と感じた
特筆すべきはやはりノイズキャンセルでシリコンイヤーピースでありながらAirpods pro2の数段上
問題は本体がまだデカいこと pic.twitter.com/x7a5VhXt8i
いや、やはりノイキャンはBOSEですね。この価格帯の機種を複数聴いてきた実感としてもノイキャン性能は頭1つ抜けていますね。いままでのBOSEはデカすぎる上に音質はちょっと・・・っという感じではあったのですがサイズが概ね許容範囲というところまできたので試聴してみた次第です。しかも音質はAirPodsProの第一世代と第二世代の中間ぐらいかなという印象です。
XM4もノイキャン性能は高いのですがこちらはフォームタイプのイヤーピースを使う必要がありますので、シリコンタイプでこの性能を実現しているのはいや本当にすごいと実感しまいた。ノイキャンを目的とするならばBOSEは一番良い選択肢になったと思いました。
CCA PLA13
エンカウントで好評だった機種4
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
CCA PLA13
リケーブル前提ではあるのですがS12に一枚落ちる程度の解像度や空間表現をわずか8000円の価格で実現してるコスパのバケモノ
CRA+の様なスッキリしたドンシャリサウンドなのも好評だった
ケーブル交換の好きで駆動力持ってる環境の方によく合う pic.twitter.com/ZA6RVjr15E
いや好評でした。ただ標準のケーブルとイヤーピースがいつものCCAなので中級者向けですね(笑)。
上記のAmazonでCCA PLA13が8600円と安いHifiGoですが、画面右の「すべての出品を見る」からカートに入れてやる必要がありますのでご注意ください。
TANCHJIM ZEROの音場について
昨日TANCHJIMのZEROについて「横の音場が狭い」と言ったことで問い合わせがあったので
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年9月26日
音場の定義と竹CHUとの比較で捕捉説明
私はZEROは一般的なイヤホンより極端に狭く感じます
個人差はあるし「音場」も私が勝手に定義している言葉ではあるけど
意外と音場の狭さを気にしない人が多いのは驚きました pic.twitter.com/ta2pyEyi8m
ちょっと質問があったりしたので補足です。いや音場・・・空間表現については個人差が大きいようですね。ZEROは繰り上げでレビュー記事も準備していますのでもう少しお待ちください(現在エージング中です)。
ということで、結構な分量になったので今日はここまでにしたいと思います。ではまた明日。