ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:音フェスで試聴してきた機種について、エンカウントで好評だった機種、TANCHJIM ZEROの音場について等

こんにちは

 

今日は先日開催された音フェスで試聴してきた機種についてとエンカウントで好評だった機種のツイートの補遺という形の雑記です。

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このタイプの記事は若干ページが重い気がするので気になる方は気軽にコメントやDMをいただけれると幸いです。

 

MoonDrop水月

STELLARiS 

水月雨の平面駆動です。かなり高いのではないかと心配したのですが値段を聴いてみると1万円台後半とのことでドライバ構成は異なりますがKATOやAriaSnowの中間に位置する価格のモデルになるようです。

チューニングは想像していなかった方向性で高音から超高音域の量感が強いタイプで解像度や解像感が高く感じやすいです。聴感上はVDFSカーブとは似ても似つかない感じで平面らしい細やかな表現を最大限に活かしたようなタイプなので好みが分かれそうです。

尚、良いなと思ったのはその意匠で、美しい青色のシェルは宝石のようで外装のビルドクオリティは圧倒的です。少し大きいのは装着感に問題がありそうだとは思ったのですが私は通常使用は問題ないレベルでしたが寝フォンなどは無理そうでした。

個人的にはあまり好きなチューニングではなかったのですがそこを踏まえると全体としては好きな人にはめちゃくちゃ刺さるっというイヤホンになりそうですね。

Void

某有名Youtuberがイマイチ(酷評?)したことで発売が発売延期になったヘッドホンですね。周波数特性カーブとしてはHD600に近くジェネリックHD600などと言われたりしていたのですが実際に聴いた感じとしてはHD600には遠く及ばないという感じはしました。ただ、そのフィルターを取っ払って2万円前後のヘッドホンとして聴くとそれほど悪いとまでは感じませんでした。音色としては優しい音色で粗が少ない上で音場が狭いので最近話題のTANCHJIMのZEROにも近い雰囲気があります(ZEROの方が極端に狭く感じますが……)。開放型のおかげなのか音の抜け感はあるので音量を上げれば解放感が出て狭さは感じにくくなります。

そういった点を踏まえると確かにK702やHD599SEなどが蠢く1万円台のヘッドホン市場に殴り込みをかけるには少々パンチが弱いという気はしますので発売の延期は必須かもしれませんね。

 

地球世界

名称未定 2BA1DDハイブリッド

名称未定 3BA

かなり人気がある代理店地球世界のオリジナルイヤホンですが今回も新作を2つ展示していました。

ハイブリッドの方が高いのですが値段を聞かずに聴いた感想としても3BAの方が圧倒的に好みでした。特にハイブリッドの方は音場も狭くどうしてもチューニングの余地を感じてしまいました。具体的な値段次第ではありますが3BAの方はかなり一般受けするような音だと感じたのでこちらは売れるような気がします。

 

TO2

名称未定 6BA

名称未定 4BA

地球世界が今後代理店契約を結んで発売する予定があるブランドの新しい2機種とのこと、値段が決まっていないので評価はしずらいけれど自分は6BAよりも4BAの機種の方が好ましいサウンドと感じた。なかかに軽快なサウンドだったので好みの音色を持っていると感じた。2機種ともに本体には3つのDIPスイッチが付いており、それを変更することでサウンドチューニングを変更できるとのことだった。時間的な都合や詳細は明かせないとのことだったのでDIPスイッチを変更しての試聴はできなかった。詳細が分かったタイミングなどでもう一度試聴してみたいと思った。

 

声音記憶

こちらも今後代理店契約を結んで販売する予定の新ブランドかつ新機種とのこと。

圧倒的にステムの長さを拡張した方のサウンドが好みだったのですがエクステンドステムは別売とのことでした。

過去にも同じようなギミックの機種があったような気がするが、思い返せなかったので新しい機構なのかもしれません。地球世界の3BA、SIMGOTのEA2000と同じ価格帯なのですがなかなかに甲乙がつけがたいレベルだと感じた。

SIMGOT

King Wonder EN1000

www.simgot.com

EA2000

www.simgot.com

日本の低価格中華市場でも名の知れたSIMGOTは今後、地球世界が正式に代理店契約を結んで上陸するようです。今回展示していたのは上記の2機種で、特にEA2000は圧倒的な高音の美しさを持っており、今回は同じ価格帯で地球世界3BA、声音記憶の1DDの3機種を展示しており、比較しても個人的には一番好みのサウンドでしたので購入の候補かもしれません。

ちなみに日本語になりかけている公式サイトがもうあるようですのでリンクを貼っておきました。EA2000はパッシブのDDを外部とつながる形で実装しており、EN1000の方はDLCベリリウムコートの振動版を使っているなどなかなか技術的にも面白そうでした。LafitEarの謳い文句のDLCベリリウムコート振動版がエリクサーに続き本当に存在していることに驚きを禁じ得ません(笑)。

 

SOFTEARS Twilight

いや価格を見なければかなり良かったです。Turiiに比べればかなりリーズナブルですし、好みの音色でした。そういえばSOFTEARSはMoonDropと研究開発を共同で行っているようです。イヤホンについては高価格帯のものはこちらのブランドが担当するのかもしれませんね。

SHURE SE846SE Gen2

久しぶりに聴きましたがほぼ第一世代と変わりませんね。遮音性を重視するようになれば自分もSE846やWestonの機種にもう少し興味を持つと思うのですが今の段階では情報収集にとどめたいと思います。

TWS

Apple AirPods Pro Gen2

今回旧型のProも出していただき比べて試聴してきたのですがダイナミックドライバを刷新しただけあって値段は上がってしまいましたが順当に音質も向上していたので良かったです。

実は何度かAirPodsProは購入しているのですが何回も解像度不足が気になり手放しています。しかし今回は解像度については向上が見られるのでもう一度買ってもいいかもなと思えました。どちらにせよLEオーディオや新コーディックの発表が控えているかもしれないのでそのタイミングまでは待ちですがAirPodsProの弱点の一つの解像度の緩さが解消されているので音質重視なら買い替えもありだろうなと感じました。

為替が問題なければ値段が変わらずに音質だけ向上という方向に行けたのは残念でなりませんが値段が上がっても価値があると思わせてくれたのは嬉しい限りです。

Bose QuietComfort Earbuds II

いや、やはりノイキャンはBOSEですね。この価格帯の機種を複数聴いてきた実感としてもノイキャン性能は頭1つ抜けていますね。いままでのBOSEはデカすぎる上に音質はちょっと・・・っという感じではあったのですがサイズが概ね許容範囲というところまできたので試聴してみた次第です。しかも音質はAirPodsProの第一世代と第二世代の中間ぐらいかなという印象です。

XM4もノイキャン性能は高いのですがこちらはフォームタイプのイヤーピースを使う必要がありますので、シリコンタイプでこの性能を実現しているのはいや本当にすごいと実感しまいた。ノイキャンを目的とするならばBOSEは一番良い選択肢になったと思いました。

 

CCA PLA13

いや好評でした。ただ標準のケーブルとイヤーピースがいつものCCAなので中級者向けですね(笑)。

el-snow.hatenablog.com

 上記のAmazonでCCA PLA13が8600円と安いHifiGoですが、画面右の「すべての出品を見る」からカートに入れてやる必要がありますのでご注意ください。

 

TANCHJIM ZEROの音場について

ちょっと質問があったりしたので補足です。いや音場・・・空間表現については個人差が大きいようですね。ZEROは繰り上げでレビュー記事も準備していますのでもう少しお待ちください(現在エージング中です)。

ということで、結構な分量になったので今日はここまでにしたいと思います。ではまた明日。