ゆるふわオーディオ日記

日常の気になった事や思う事、気に入ったオーディオ機材のレビューを思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。

持論:自由なレビューと批判、音場の広さとは何か?

こんにちは

 

今日は少し前に書いていた持論の続き的なもので、今回は自分のBlogのスタンスとか音場の広さや逆相についてなども書いておこうかと思っています。

前回の記事

el-snow.hatenablog.com

自由なレビューと批判

まぁこのBlogも2年ほどになることもあり、ありがたいことに読者も増えてきました。続けていられるのも読んで頂いている方々のおかげです本当にありがとうございます。

とは言えこのぐらいやっていると普通なのかもしれませんが結構書いているレビューやツイートに文句が付くことがあります。それは「評価が高くない機種を指してもっとこの機種は評価されるべきだ」とか、「この機種の評価が低いのは目立ちたいだけ!」とか、「Blogやtweetでなどで音を言語化しようとすること自体が気に食わない、感性が大事だ!!」や、「●●の製品はオカルトだから排除すべき!!」っとか読めば一見まともな批判で日本語にはなっているのですが、その方の発言を辿ればば全くの逆で「レビューは思った事を素直に書くべき、自由にやっていい」や「悪く感じたものは悪く書くのは当然、●●の製品はクソ!!」や「(科学的な根拠が無いものを指して)●●の音色の最高」など都合の悪い事は全て隠して全く逆の事を”さも正義がある”かの様に振舞っていたりします。

まぁ、日常の鬱憤をインターネットに吐き出しているタイプですね。勿論そいういう人達のレビューは逆にポジショントークなので信頼ならないということで信頼できますので個人的には喜んでみていたりします。

そしてこれに反応しないのは「オーディオ製品に関しては自由なレビューが有ってしかるべき」という精神が自分自身が最も重要視していることの一つであるからです。まぁBlogやTwitterで個人のオーディオに対する意見を書いている時点で、他人の意見と全く同じ事を書くためにやっている訳では無いので当然です。同じ事や意見しか書けないのであればやる意味はありません。そして何より自分が他の誰かをレビュワーをレビューするのではなくイヤホンやヘッドホンなどのオーディオ製品の楽しみを日記に書いて行こうと思っているからでもあります。

なんだかインフレばかりで暗いニュースも多いですが新技術などで低価格帯のオーディオ製品のレベルは軒並み向上していると良いニュースも多いです。

 

 

ZEROの音場の広い狭いについて

っということで、続きは話題のZEROについてです。●●の製品に対して+の意見もあればーの意見もあるのは当然で、意見が割れたりすることが新しい発見につながる部分だと考えています。特に今回TANCHJIMのZEROは界隈で絶賛しか見ないイヤホンで自分の試聴での感性の違いに驚いた製品でもありました。勿論、購入して聴き込めば絶賛の理由は見えてきたものの音場の狭さなどは以前としてあり、その原因は不明のままです。

正直ZEROについてはADI2DACに繋いで素晴らしいと感じたものの、界隈の騒動に関してかなり萎えている部分があります。このため一応今まで実施させていただいているアンケートなどについては補足説明いたしますがこれを機にZEROからは離れようと思います。

 

まず、ある方がZEROの音場の広狭についてアンケートを取っています。公開情報ですので少しだけ解説したいと思います。

そのアンケート結果では4割以上が「狭い」と答えようです。(本人もバイアスの影響を言ってはいましたが)「ZEROの音場は広い」と演説した後のアンケートとしては広い側に大きなバイアスがかかるので実際の数字はわかりません。尚、母集団の数え方についてはTwitterのインプレッションでは無理があると考える信頼区間は無視しています。

その上でFFさんから教えていただいたのですが「ITUの規格文章にも音場の幅については評価項目として適切な言葉の一つとしてあり、そして意見が割れるものではない」とのことで謎は深まるばかりです。

Methods for selecting and describing attributes and terms in the preparation of subjective tests

同時期に私もZEROについて意見が分かれる理由を知りたく、音場が狭いと感じる理由、広いと感じる理由を探るアンケートを取っておりました

これだけでは決められないのですが、結果は「自称一般的~大きい」と回答とした人が85%を占めており、音場が狭いと回答した人はボリュームが小さ目である可能性、広いと回答した人は大きめである可能性が示唆できます。もちろん正確には対称実験(アンケート)などが必要なのですが、前述の通りZEROからは離れようかと思うのでここでは可能性のままにしておきます。

然しながらここで大きな問題があります、そもそも音場の広さとは何なのでしょうか。

 

頭内定位と音場の広さ

このBlogを読んでいらっしゃる方はご存知かもしれませんが私は音場の広さの定義を下記スライドで定義しています。

つまり、頭の中にスピーカーで聴いた時の様な音の広がりがミニチュアサイズで出来上がるイメージです。もちろん人により違いはあるかと思いますが概ね近いイメージなのではないかと思っています。

その定義で行くとZEROのレビューの通りの音像のイメージができあがります。

注意して欲しいのはZEROは横が狭いのですが前後は広いので価格としては悪くありません。

竹CHUとZEROはそれぞれの得意分野の音がありまして、竹CHUは高価格商品で言えばSENNHEISERのIE900様に大編成のオーケストラなど複数の楽器の位置が横と縦に正確に描写できるイヤホンです。同様にZEROはAKGのK3003の様に前後が広く1つ1つの楽器の音色が立体的に描写でき、音色そのものの豊かさを実感できるイヤホンです(もちろん例に挙げたイヤホンの雰囲気があるだけでそれ以外の部分はもちろん違いますのであしからず)。

この点に着目して2つのイヤホンを聴いてみると音場のイメージを持ちやすいかもしれませんね。

それぞれ高価格帯のイヤホンは両立していることが多いですがなかなか高価格帯のイヤホンでも正確に描写できないので本当に最近の中華イヤホンは高いレベルに来ていることを実感します。

 

音場の広さと逆相への敏感さの関係

当然ながら、感じ方は人それぞれなのですがこのZEROの横の音場の狭さを感じない人、もしくは音場感を感じない人が耳が悪いというわけではないということを強く主張しておきます。これらの頭内音場は自然に存在するようなものではなく、訓練などにより後天的に見に付ける行為だからです。長く聴いていたとしても着目するポイントに気付かなければ(必要性が無ければ)知覚する必要性もありません。私もイヤホンを聴いて暫くはわかりませんでした。

 

とは言え、何か相関する傾向が無いかとFF

さんなどと議論をしていたところ逆相と音場の敏感さに相関があるのではないかという仮説が生まれました。

ちなみに逆相判定が容易な人を抽出すると4人に1人が音場の広さが分からず、逆相が判定困難な人は3人に1人が音場の広さがわからないので、逆相判定ができる人ほど音場の広さに敏感という傾向はありそうです。

そして合計すると2人に1人は逆相は判定困難となりますので判定が困難だからといって気にする必要はありません。

では、わかりやすい判定手段は無いのでしょうか?っということで個人的にはイヤホンを逆相で繋ぐと音像定位が分かりやすく変化するのでその方法を紹介しておきます。逆に逆相で繋いだイヤホンの音の異常を見つける手助けにもなればと思っています、

 

逆相による音像のでき方の違い

ということで竹CHUを2pin化したイヤホンを例に音像のでき方の変化を解説したいと思います。

竹CHU 2pin PINの方向を変えるだけで逆相にできる

まず片側逆相からですが、右側を逆相、左側を逆相ににした音場のイメージ、両方逆相にしたイメージを書いておきます。

勿論感じ方はそれぞれですしイヤホンにもよりますが片側だけを逆相にすると頭の中心で音がねじれるので顔の半分で壁ができるかのような強烈な違和感がある音になります。音像定位のでき方よりもこの違和感の方で皮側逆相の判定ができると言う方も多いかもしれませんね。

続いて、両側逆相についてですが、これはTL上でも知覚が難しいという意見がありました。こちらについては正解の音源を知っていなければ確かに難しいと思います。その理由は正解の音像と比べて前後反転するような形になるだけだからです。

逆に言えば正解を知っている音源であれば音像の位置が完全に異常なのですぐにわかりますがオーケストラなど生音源の様に音像の定位に正解があるものでなければ見つけるのは難しいというのは理解しやすいかと思います。

 

っということで今日も長くなってきたのでこの辺りにしたいと思います。記事やレビューを読んで改善点や指摘点があれば是非DMでもなんでもいただければ嬉しいです。もちろんポジティブなDMの方が嬉しいですが(笑)。

ではまた明日。