ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:eイヤホンで色々試聴した件、前座

こんにちは

 

今日は雑記なのですが、沢山試聴させて頂いたのであまり体力が残っておらず、TwitterTweetした件の補遺をさせてもらえればと思っています。

他にも沢山聴いたのですがまた後日にでも紹介できればと思います。

iBasso Audio DX320 Edition X

試聴はeイヤホンさんのご厚意で手持ちのM17 DC(つよねこケーブル+Zendure SuperTank S4)、DX320の通常版試聴機、DX320 Edition X試聴機の3機種を並べて試聴させていただきました。

イヤホンは不幸?にもTinHiFi P2Puls + JVC SpiralDot++ (4.4bal)でM17はオーバーヘッドホンゲイン、DX320もハイゲイン設定で試聴しました。試聴曲は試聴機内蔵曲を使用してM17はやや不利かもですがAppleMusicで同じ楽曲を聴く形で比較しました。DX320は駆動力不足も不安でしたが4.4mmバランス駆動のおかげか問題はありませんでした。

結果としてはtweet通り素晴らしいサウンドでした。ロームDACを搭載したDX320はM17と比べると様々な面で一長一短ではあるのですが近くて鮮やかな音色が好きでイヤホンがメインの方にはかなり魅力的なDAPになると感じています。通常版のDX320もロームDACの味を引き出すチューニングなのか艶やかで華があるサウンドでかつ明るすぎない適度な明度なので魅力的です。M17 DCほど駆動力が無いことや、音場の広さや明るさが無い事や、解像度はやや劣る面は比較するとデメリットではありますがメリットと比べてどちらが良いかは好みの範囲かと思います。その上でEdition Xは通常版の特徴の強みを伸ばすような変化でしたので音の魅力は増したと思います。

値段は約30万と私の様な常人ではおいそれと手がでないレベルのDAPですがもしDX320を購入するとすれば迷うと思います。特に音が分離もややはっきりとした傾向があり全世界限定500台ということも相まって価格の価値は見出してしまうかもしれません。

とはいえ私はM17に据え置き機の機能も集約されていることに魅力を感じているのでDX320に乗り換えたいとまでは思わなかったですがもしDAPに興味があるのであれば魅力的な選択肢になったと思います。

ちなみにEdition Xの筐体はLiquid Metal(金属の商標の様で実際の液体金属では無いようです)でオーディオ技術的にはグランドを構成する金属が変わるだけなので音が変化する理由は不明です。プラシーボに違いないと思って目を瞑って聴いても実際には聴感上の変化を感じるのは不思議です。

 

Astell&Kern A&Ultima SP3000

AKMの最新DACチップAK4499EXの音が気になったので早速聴いてきました。試聴曲は内蔵曲、IEMはTINHiFi P2 Plus + JVC SpiralDot++(4.4bal)です。SP2000を持っていた友人の話ではSP2000とP2 Plus(3.5mmアンバランス)の組み合わせでは駆動力が不足してキンキンした酷い音になるという話でしたので不安だったのですが、SP3000では駆動力が上がったのか不足も不安でしたが4.4mmバランス駆動のおかげか問題はありませんでした。横にありましたSP2000Tではかなりギリギリで音がキンキンしていたのでギリギリOKだったのかもしれません。

何れにしましてもツイートした通りで私は素晴らしいサウンドだとは感じましたが横の音場があまりにも狭く感じ、買いたいという所までは行きませんでした。Astell&Keln のアンプはL1000ぐらいしかしっかりと聞いた事が無かったのですがL1000譲りの繊細なサウンドに磨きがかかっていることは強く感じました。AKMのDACがどれぐらいそのサウンドに寄与しているのかは不明ですが少なくとも逆方向の音作りになることは無いのでファブレスに変わったけれどもAK4499の方向性を堅持できているのだとホッとしました。これからShanlingやXduooのポータブルDACなどAK4499EXを搭載したオーディオ製品が企画されていますので楽しみです。

DAP自体の話にもどれば、SP3000は昔であればAKの正統進化と思われたサウンドだと思うのですが、FiiOの音作りが横の音場が広い音作りで開放的で明るめかつ解像度重視の音なので、普段FiiOを使っている私にとってみれば相対的に繊細だけれども窮屈で壊れやすい弱々しいサウンドにも感じてしまいました。

実際そのFiiOのサウンドは今のオーディオ市場にかなり受け入れられている印象が強いので今のディファクトスタンダードはそういう音作りになったのだと思います。Astell&Kernの音作りの方向性は変わっていないのですが市場の求めている方向性と違っているということなのだと思います。このSP3000の音作りそして価格がどの程度受け入れられ、どの程度売れるのかは興味が尽きませんので行く末を見守りたいと思います。

っということろで今日はこんな時間になってしまったので、続きは後日にしたいと思います。ではまた明日。