こんにちは
今日は以前、注意喚起させていただきましたIE300の偽物、真贋の見分け方の記事に続いてIE900の偽物についての雑記です。
IE300の偽物についての記事
ちなみに過去記事はこちらになります。
IE900の偽物の写真について
ある筋からIE900の偽物を入手しました。写真左側が本物、右側が偽物ですがぱっと見は違いがわかりません。素材もアルミのようですし、重さもほぼ同じです。
ロゴの色合いが少し濃いでしょうか。ちなみに本物の方は重心の関係から左の写真の様に転がる感じがありましたが、偽物は自立したままです。
横から見るとこんな感じです。本物の方がややステム側のテーパーが緩いでしょうか。隙間については本物の方がクリアランスがあるように見えます。
MMCX端子のRLの色の樹脂部分も少しバリが多いように見えます。上から見るとわかりやすくステム内のメッシュフィルターが異なります。
ただし、これはイヤーピースを取らないと確認できないのでパッと見た限りでは判別がつかない場所になります。
MMCX端子も少し部品が異なるようで、偽物はホット側の接点の周りに白い樹脂がありますが本物はありません。
また、ステム付いている周囲のが角ばっているのが偽物の特徴の様です。
IE900の偽物の音について
びっくりするほど普通にそれらしい音でした。話によると9000円前後で売られているとのことで、値段を考えても普通に何も知らずに聴いたら騙されそうなほど9000円ほどの値段に見合った良い音をしています。特に高音がややキツい点も酷似していて聴き比べないと信じてしまうかもしれません。
IE900の周波数特性について
後日UP予定です。2023年02月08日追記
まとめ
2022年の10月から税関での水際対策が強化されコピー品の輸入が難しくなっていると聞きますが精巧な偽物は普通にまだ流通しているようです。この特徴だけではないと思いますのでゼンハイザーやSHUREなどの大手メーカーのIEMの購入は正規店など信頼がおけるお店から買うように十分に注意をお願いします。
たとえば下記のAmazonでも普通に開くとAmazon発送でない場合がありますので、その他の発売元を探し、発送先がAmazonやeイヤホン、大手電気メーカー等であるかを確認してください。
↑リストからAmazonを探す。
明日は現在Amazon過去最安5950円になっているTruthear x Crinacle ZEROのインプレを書こうと思っています。
ちなみにアクリルスタンドは印刷が粗いらしいので、配送も遅いし私は無しで注文しました。