こんにちは
今日は今日着弾しているイヤホンとかヘッドホンとかのファーストインプレッションを纏めた雑記です。まぁ暫定のプチレビュー的なものだと思っていただいてもかまいません。
注意
本来ならレビューをすぐに上げても良いのですがTANCHJIMのZEROの様にケーブルなどの影響などがその後にわかったりするのでやはりすぐにレビューを上げるのではなくてあくまで使って初日や数日のインプレ(簡易レビュー)として置くのが良かったのだろうなと考えています。もちろんZEROはリケーブルできる機種ではないので評価が変わったりはしていませんが、書き漏らしたなぁと思うことは多々ありましたので(笑)。まぁ試聴の感想みたいなレベルだと思っていただければ幸いです。
なのでファーストインプレッションと後に上げるレビューの感想が異なることがありますのでご注意ください。
尚、順番は機種名のアルファベット順です。
Truthear HEXA
Truthearブランドからコラボではない初のオリジナルイヤホンHEXAです。こちらも水○雨とのただならぬ関係を噂されていたりしますが、ZEROがなかなか良かったのですがもう一歩と感じたりしたころがあったのでCrin氏ではないオリジナルチューニングのHEXAも買ってみました。
見た瞬間の感想は「小さ!!」で、ZEROからかなり小型化されています。残念ながらZERO同様にステムが太すぎるのと標準イヤピが合わなかったのでいつもどおりSpiralDot++をつけてM17で聴いてみました。
ちなみにステムの直径をノギスで測ると6.25mmでZEROの6.78mmやblessing2の6.5mmより細く、HM20の5.8mmよりは太いです。
音場は横に広く展開するタイプで解像度は価格を考えると高めで音はやや細い感じです。定位と分離も良いのでオーケストラなどの聴き心地は最高に良いのでかなりレベルは高い様に思います。特にチャイム系の高音の表現はキラキラしている上に自然に思います。総合的に見ても私がかなり好きなタイプのチューニングバランスです。しかしながらこれが万人受けするかというと微妙だなと思うところで、ZEROよりは良いのですがZERO同様に音色がやや味気ないので面白み欠けると感じる人もいるだろうなというチューニングです。
Blessing2にさぞかし似ているのかも?っと思っていたのですがDaskの方で無いからか聴いた感じは別物ですね。Blessing2は音場は縦に展開するタイプですし音色が少し鮮やかさがあってHEXAとどちらが好きか?という話になると意見が分かれそうな気がします。
周波数特性
ちなみに周波数特性はこんな感じでした。
HEXAは約12Kということを考えると衝撃度はHM20に劣りますがジャイアントキリングを成し遂げつつあるかなり強いイヤホンと感じます。イヤホン自体の音色の個性は不要でモニターライクなリスニングイヤホンを探しているのであればZEROより私はこちらをおすすめしたいですね。
700円高い方はスタンドが付いているようですね。私は不要なので安い方を買っています。
SIVGA Oriole
レビュー用ですがSIVGAの新型密閉ヘッドホン ORIOLE来ました😆🐈⬛
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2022年11月11日
とりあえずちょっとだけM17で聴いたんですけど今回のはバーンインしなくても最初からええ感じなんですが……😳 pic.twitter.com/mtJpNZE4n3
先に言いたいことはOrioleはSV021 Robin(以下Robin)のアップグレード版や後継機では無いということです。
最初にM17で少し聴いた感じでは良い感じだったんですが、改めてエージングが終わっているRobinの方と聴き比べしてみたところエージングの差なのかわかりませんがRobinの方が圧倒的に良いですね。
装着感は3軸の可動域になったOrioleの方が良いのですがRobinの方が音場が広く開放的な音色な上に中音から高音の伸びが良く解像度も1ランク高いと感じます。
とはいえ音のバランスはRobinよりよりフラットな傾向が強いのでバランスは良い様に感じます。全体のサウンド傾向はRobinとかなり似通ってはいるのでチューニング違いにも思えます。また、装着感についても上位互換かというとそうでもなく、イヤーカップの深さが浅くなっているので耳が大きめの人は当たります(私は当たりました)。ので耳が大きめの人は長時間つけたときの快適さはRobinの方が勝ります。
音色についてはRobinは1ヶ月程度エージングさせているのでOrioleもエージングさせて比べないとだめなのでしょうが、Orioleの値段が29,000円とRobinの23,000円と比べても高いこともあり、今の段階ではRobinの方がコスパが高くおすすめだなと感じます。
また、ベントの大きさも全く異なるので音漏れの量もRobinよりも少なくなっています。このあたりの設計の違いを見てもRobinのアップグレード版では無い別ラインナップだということが良くわかりますね。
ただこのエージングで程度変わるか次第なのでレビューについてはしばらくお待ち下さい。
Robinは地味にPrime発送でAmazon倉庫発送なのもポイントが高いです。
TRIPOWIN Rhombus

Amazon ではA10Kで売られているTRIPOWINのRhombusというイヤホンです。こちらはLINSOUL様からの提供レビュー依頼の品です。
Tripowin Rhombuswww.linsoul.com
LINSOULでは79$が販売価格になります。1990年代のポリゴンを思わせるデザインのイヤホンですね。外側は角ばっていますが内側は丸く装着感は良好でした。
ケーブルは標準イヤーピースは付属品がダメだったのでいつものSpiralDot++、プレイヤーはM17を使いました。
一聴してわかるのは楽しい音色というところで、ソリッドでドンシャリの中華イヤホンを体現したかの様な音です。解像度や音場感は値段相応に高くスピード感のある楽曲にも合うチューニングです。やや高音のならし方は独特なものを感じましたが音場も適度に広く近さも標準的なので万人受けする音色だと思います。
周波数特性
折角なのでざっと周波数特性を取ってみました。
他のTRIPOWINのイヤホンとの比較はこちらです。
グラフ的にはA5Kで売られているTC-01から高域の鳴り方を整理したようなバランスでしょうか。
いずれにしても10Kのイヤホンとして十分な実力は持っている様に感じました。もう少し聴き込み評価が固まりましたらレビュー記事として上げたいと思います。
BQEYZ Winter
BQEYZの新作イヤホンWinterですが、遂に発表になりましたね。
\BQEYZ Winter✨キャンぺーン/
— BQEYZ Audio_Japan (@BqeyzA) 2022年11月18日
新作Winter登場🎉
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私も今先ほど知ったぐらいの初耳なのですが、クラウドファンディングの様で、最安では24100円とかなり激安です。
ケーブルは標準イヤーピースは付属品がダメだったのでいつものSpiralDot++、プレイヤーはM17を使いました。簡単なインプレをお伝えするとAutumnとTOPAZから着実な進化を遂げたサウンドバランスになっています。
一聴して思うのはAutumnの最大の弱点であった生録音の音源の音場表現と、横の音場の広さが完全に克服されており更に多くのジャンルに対応したイヤホンになっています。
最大の特徴は繰り返しになりますが克服した音場の広さで、上下と横に広大でBQEYZらしい抜け感も相まって解像度や定位の良さが光ります。ボーカルの音色はやや近いので迫力があるのですが音色の抜け感のおかげで開放的です。
低域は骨伝導という話を聞いていたのでさぞ強いなど特徴があるのだろうと思って聴いてみたのですがむしろ控えめで至って普通の低音で驚きました。流石に故障では無いかとBQEYZに問い合わせたのですがどうやらWinterの骨伝導は高周波用で低音は普通のようです。一般的な骨伝導のイメージで聴くとここは肩透かし感がありますので注意がいるかと思います。中域はAutumnに近い音色で、抜け感のあって音像が高く近い絶妙な音です。高域は自然な音色ですが刺激が無い代わり若干音色が暗い感じなのは気になりました。
音色以外で気になったの本体の大きさでAutumnから一回り大きくなっているのは装着感に少し影響している気がします。
Winter のケーブルについて
注意 リケーブルについて
以下はリケーブルの音色に言及した内容を多く含みます。しかしケーブルについては低品質なものを除くと科学的に見れば音質の変化に対する決定的な証拠はありません。このため貼り付け物などと同じでリケーブルはオカルト的な要素を過分に含みます。幸いながら私はイヤホンではケーブルによる音質の変化を強く感じられるのですが、個人差がありますので万人におすすめするものではありません。気になる方は読み飛ばしていただければ幸いです。
BQEYZ様よりWinter のケーブルはかなり自信があるという話でしたので折角なので幾つかのイヤホンに付けてみました。ケーブル単体では「Rime」という名前になるようです。素晴らしかったのはAutumnとHM20でAutumnは横の音場が拡張されて包み込む様な音色になることで1ランク上の音色になっているように感じました。HM20では低域が締まり、高域の輝きを維持しつつ全体を引き締めたようなタイトな音色に変化しました。解像度が高い上に音場も広く非常に素晴らしいケーブルだと実感させられます。
最後に付けてみたのはHEXAでこれもまた素晴らしい変化がありました。元々広かった音場感が上下に更に広がった上に、中域が生生しく、低域はよりタイトで深く沈み込み、高域はよりきらびやかでありながら派手すぎず。色のないモノトーンのHEXAが鮮やかに色付くような楽しい音色になりました。解像度の高さもより引き立っています。
他にも色々と試したいとは思いますが、解像度が高い上に音場が広くドンシャリで楽しく迫力ある音色になる傾向があるようですね。もちろん正式なレビューではこのケーブルについてももう少し掘り下げたいと思っています。
周波数特性
折角なのでこちらも周波数特性を取ってみました。
ほぼ、クラウドファンディングのページのデータと同じですね。こちらが
他のBQEYZのイヤホンと比較したものがこちらです。低音としては一番Winter が控えめのようですね。
こちらももう少し聴き込みましたら正式なレビュー形式にしますので暫くお待ちください。にしてもAutumnの音色の傾向が気に入っている方にとって早割の24100円はかなり安いなと思います。
TANGZU WAN'ER S.G
Amazon ではA3Kで売られているTANGZU WAN’ER S.Gというイヤホンです。こちらはLINSOUL様からの提供レビュー依頼の品です。
TANGZU Wan'er S.Gwww.linsoul.com
LINSOULでは19.9$が販売価格になります。
ケーブルは標準イヤーピースは付属品がダメだったのでいつものSpiralDot++、プレイヤーはM17を使いました。
TANGZUと言えば最近は武則天が話題ですが私はあまり合わなかったので装着の相性があるのかと思っています。なのでもしかしたらレビューに苦戦するかもしれないと思っていたのですが聴くとそれが杞憂だったとわかりました。
これ、めちゃくちゃ良いです。19.9$なのでライバルは水月雨の竹CHUなどになると思うのですがかなり音色の出来栄えは肉薄してきていると感じます。竹CHUが良いイヤーピースや付属品が豪華なので総合力が高いのは仕方無いのですが、WIN’ER S.Gはプラ筐体で軽く装着感が良い上にリケーブルができる点を踏まえるとかなり素晴らしいイヤホンだと感じます。
音場は横にも縦にも前後も広くはあるのですが、分離や定位も良く鳴らし分けが上手いです。低音は深くこの軽い筐体から出ているとは思えない締まりもあり、高音の表現が煌びやかでキラキラした音色が鮮やかに音を彩ります。中域も適度な迫力があり、19.9$でこの音の表現ができるのは素直に凄いと感じました。気になったのはやや女性ボーカルのサ行が少しだけ刺さることがあるところぐらいでしょうか。
周波数特性
同様に折角なので周波数特性を取ってみましたがこんな感じです。
いや、綺麗な周波数特性ですね。こちらも聴き込みましたら単体のレビュー記事にまとめるつもりですが、この時点でもA3Kではかなり素晴らしいイヤホンだと感じます。
以上、簡単ではありますが最近着弾したイヤホンやヘッドホンの簡単なファーストインプレッションでした。