ゆるふわオーディオ日記(blog)

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インプレ:JBL ENDURANCE RUN Amazon 1400円 結論:A1K Tier1 低価格イヤホンの覇者(簡易レビュー)

こんにちは

 

今回はAmazonにて約1400円ほどで売られているJBL ENDURANCE RUNというイヤホンのインプレ(簡易レビュー)です。

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インプレ結論:A1K Tier1 参考価格:1418円

ENDURANCE RUNは万人が好むパンチある低音を主軸にした弱ドンシャリサウンドの万能型の市場破壊級のイヤホンです。その音は低域から高域まで過不足無く鳴らし、適度な音の厚みと密度のある迫力の空間表現の音場を持ちます。オーディオ用イヤホンとして価格帯を考慮すれば明確な弱点はありません。$ベースの定価が同じなので当然ではありますがA3K価格帯のTier1設定のWan’er S.Gや竹CHUなどのEntry Level Kllerクラスと遜色ないく迫るレベルの音質です。

また機能面でもIPX5防水、マイク付き1ボタンリモコン、筐体マグネット吸着、一年保証と、テレワークや運動など様々な場面での活躍が期待できます。その上で2018年の発売から時間が経つことで定価19.9$は実売1400円とA1K価格帯と万人に勧められるリーズナブルな価格です。逆にこの様なイヤホンが2018年から埋もれていたことは驚きを隠せません。

Pros(優秀な点)

◎万人受けするドンシャリサウンドバランス

◎パンチのある低音、綺麗で自然な高域表現

〇迫力の音場と良質な空間表現

〇IPX5、マイク付き

〇装着感が良い

Cons(微妙な点)

△ケーブルが絡まりやすい

△タッチノイズが多め

SHURE掛けでは音が左右反転する仕様

動機付けなど

モチベーション

全てはハーマンターゲットカーブを提唱したハーマングループのオリーブ博士のこのツイートでENDURANCE RUN(以下RUN)が紹介されてから始まりました。

タイムラインでもこのツイートから実際に購入してみて良いという話が出てきまして、今回購入に至りました。

販路、購入先(サポート)

スライドの通り販売開始時は19.5$だったようですが現在の日本では1400円程度で購入できます。

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説明書によれば1400円と激安ですが1年保証が付いています。

SPEC

下記公式サイトを御覧ください。

jp.jbl.com

箱とか付属品とか本体

開封体験

箱は20$以下としてはそこそこ大きく、国際パッケージなのか日本語はありません。

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ブックタイプで開けるとイヤホンが見えるようになっています。イヤホンは取り外してしまったので無いですがそこにハマっています。

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筐体

筐体は4種類から選べるのですが一番安かったブルーを選択しました。
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ラバータイプの素材が本体を覆っています。磁石で左右はこの様にくっつきます。

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外側のベントが見えます。ラバーは外すことができ、外すと内側のベントがあることがわかります。

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RLの記載が両方見えますが上下が逆になっています。これはSHURE掛けができるのですがどうやらRLが逆に装着する仕様のようです。正直これはオーディオ用途としてはほぼ使えません。

競合機種との比較

下がTANCHJIM ZERO、左がMoondrop 竹CHUです。上がENDURANCE RUNです。RUNの大きさが目立ちます。f:id:el_snow:20221209222313j:image

ステム形状 7.25[mm]

楕円タイプなので長手方向の数字は大きいですが面積はそれほど大きくないのでSpiralDot++など一般的なイヤーピースは大体は装着できました。

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重さ6.6[g]

ケーブル付きなので正確な重量は測れませんが竹CHUが15.gなどと比べると軽い方だと思います。

抵抗値(直流インピーダンス)26.5Ω

ケーブル

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このクラスのケーブルとしては一般的な絡みやすく、タッチノイズが多く、クロストークがあるケーブルです。リケーブルはできませんし値段を考えれば気になるのであれば本体ごと交換したほうが良さそうです。

付属イヤーピース

3サイズ付いてきます。ステムが短いこともありイヤーピースで音が変わりやすいので変更すると好みのサウンドに近づけられるかと思います。

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マイク

Discord通話をしてみましたが十分に使えました。

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使い勝手の評価

寝ホン

厚みがあるので向いていません。耳が痛くなりました。

外使い(音漏れ、遮音性、ノイズキャンセル)

指でステム側を抑えて遮音してみました。ベントが空いているのでそこそこ漏れそうだと思ったのですが実際には3割程度漏れているだけでした。あまり漏れる方では無いですが0では無いです。

音質以外の総評(付属品、ビルドクオリティ等)

個人的な相性もありますが、ものすごく装着感が良いです。それを加味せずとも全体として竹CHUなど同じく19.9$のラインのイヤホンとしては申し分ないレベルかと思います。TANCHJIM Zeroなどの耐久性の乏しいイヤホンと比べるとスポーツ用途ということもありしっかりと作られている印象です。1400円と考えればかなり素晴らしいと思います。

 

音質について

ファーストインプレッション

M17DC(PL50) "AppleMusic" -> 標準ケーブル-> イヤホン -> SpairalDot++

下記リンクの通り素晴らしいファーストインプレッションでした。

1400円のイメージが先行していたので驚くほどにバランスが取れて解像度の高いサウンドに驚きました。音色として思い浮かんだのは水月雨MoondropやVARIATIONSやTruthear ZEROなどのサウンドバランスに低音を盛って暑苦しくした感じです。

競合機種との比較について

海外価格の競合で言えば水月雨moondrop 竹CHU、TANCHJIM ZEROがライバルになるかと思います。日本の実売価格で言えばAlpexのA1000などになってしまいます。

エージング(バーンイン)

箱出しから3時間ほど使って5時間エージングさせ、その後2時間ほど使いました。この間での変化はあまり感じませんでした。

試聴環境

標準環境*1を使っていますが。今回は特にM17、Xperia10ivを主体に聴きました。また、標準のイヤーピースも使えましたが他のレビューとの公平性の観点からSpiralDot++を使っています。

帯域バランス 弱ドンシャリ

低音の量感がある弱ドンシャリであり、ハーマンターゲットカーブのニュートラルさを持つバランスです。低域から高域まで過不足無く適度に出ています。曲と人によっては低音が強いと感じると思います。

音色(寒暖、明暗、響き、粘度、厚み) ◎

やや暖色傾向で、適度に明るく、デッドな響きと音の厚みがある音色です。

低域の量感以外で特定の帯域を強調したり不足したりすることが無いので、粗を感じません。空間は狭いのですが響きが豊かで迫力があるためどことなくサウンドに熱気があって元気さを感じます。また定位や音場表現にも優れており音色の好みは置いておいて完成度としては非常に高いレベルに纏まっています。

競合のイヤホンと比較すると竹CHUは低域の量感や迫力が減りますが空間が広く抜け感があることに加えて解像度などが高いという特徴があります。

ZEROisと比べると1音1音の丁寧さがあって前後の空間表現が上手いZEROisに対して空間の広さや正確さ、熱気やスピード感などが良質なRUNという違いがあります。

音場(広狭、重心、遠近) ○

横はある程度の広さがあるのですが前後や上下は一般的です。音像の重心は適度な高さと近さがあるので迫力があります。音色の傾向も相まってエネルギッシュでパワフルな印象がありますが横の広さがしっかりとあることやデッドな響きもしっかりとあるので狭さはそこまで気になりませんでした。

定位、音像 ◎

価格帯を考えると十分な定位で音像を描きます。19.9$、1400円と言う価格を考慮すれば満点と言ってよいのではないでしょうか。

解像度、分離 ◎

1400円と言う価格を考慮すれば満点と言ってよいのではないでしょうか。19.9$ということを考慮すれば竹CHUと比べて解像度はやや劣ります。といっても竹CHUなどが高すぎるだけではあります。

低域の質について ◎

量感と弾力感に優れたバランスの良い低音です。アタックの速さや余韻なども欲を言えばもう少しという気持ちもありますが価格を考慮すれば十分以上に良質です。この価格帯では量感がでると他の帯域にカブってしまい他の帯域の音色が聴こえにくくなったりブーミーで聴くに耐えないことも多くある中、これらが全く無く聴き入れる低音のグルーブ感をしっかりとしている点も高評価です。

竹CHUなど競合の良質なイヤホンと比べると低域の表現力は頭一つ抜けている印象です。

中域の質について 〇

強調感が少ない良質な中音域です。低音の支えにして中域しっかりと聴こえてくるチューニングです。低音の量感と音色の近さもあり中域も迫力が素晴らしく、音色全体から熱気を感じるチューニングです。

高域の質について ◎

高域の表現は見事です。女性ボーカルのサ行などの歯擦音がほぼ刺さらないばかりか弦楽器の倍音やチャイムやシンバルなどの高域を多く含む楽器の表現は美しいです。音色も明るくキラキラとしており、中低域の熱気のあるサウンドに彩りとバランス感を与えてくれています。この高域表現がなければ暑苦しすぎたり暗い印象になっていたと思います、個人的にはこの価格でこの高域は文句の付けようがありません。

SPL周波数特性測定とか

*2

vs  Moondrop 竹CHU

vs  CCA CRA+

vs  Truthear ZERO

相性について

ジャンルの得意不得意

低音のグルーブ感を味わうのに最適なイヤホンだと感じます。価格や傾向的にも全般的に使えますが元気が出るようなサウンドが合うように思います。

アンプ(上流)による印象の違いについて

M17、Xperia10ivを比べて使いましたがあまり違いはありませんでした。

イヤーピースによる印象の違いについて

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JVC SpiralDot++(音場、高域、低域
重視)

今回のインプレでのデフォルトイヤーピース

デフォルトイヤーピース

横の音場が少し狭くなり、上下の音場が広くなります。低音の量感が全般的に減ることや音の厚みが若干減りすっきりとしますが解像度も少し落ちます。高域の表現もほんの少しシャンシャンする方向になります。個人的にはこの価格帯のイヤホンであればこれで十分だとは思います。

Moondrop 清泉 Spring Tips(中域重視)

低域の量感が大きく減ります。中域の音色の透明感が上がり女性ボーカルなどの音色は滑らか主張が強くなります。音場がやや狭くなり楽器の音像の分離が悪くなってしまうのですが超高音の楽器の音色は自然よりソフトで自然な音色の方向になります。フラットバランスな傾向なのでこのイヤーピースがかなり高相性だと感じました。

 

音質の総評、所感

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1400円という値段から逆の先入観を持って聴いたぐらいですが、抜群のサウンドバランスでA1K価格帯で最も素晴らしいイヤホンだと思います。

水月雨Moondropの竹CHUが出た時や先日のTangzu Wan'er S.Gの衝撃も凄く中華の技術力の躍進に驚いたのですが、このRUNは2018年の発売です。この数日でハーマングループそしてJBLの技術力を見せつけられた気がします。まるでオリーブ博士が中華メーカーに対して「それは我々が4年前に通った道だ」っと言っているかのようです。

ちなみに何度も文中に記載していますが日本での実売価格は1400円とA1Kクラスですが低下は19.5$と竹CHUやWan'er S.Gとほぼ同じで、私が聴き比べた感覚でもこの3つの音としての実力はほぼ互角だと感じます(私自身の好みとしては竹CHUが好きですが)。

このRUNもドルベースの定価であれば2700円程度になってしまうのでもしかすると今の1400円の在庫がなくなると値上げしてしまうのかもしれません。いずれにしても1400円でこの音は破格だと思います。

インプレ結論:A1K Tier1 参考価格:1420円

ENDURANCE RUNは万人が好むパンチある低音を主軸にした弱ドンシャリサウンドの万能型の市場破壊級のイヤホンです。その音は低域から高域まで過不足無く鳴らし、適度な音の厚みと密度のある迫力の空間表現の音場を持ちます。オーディオ用イヤホンとして価格帯を考慮すれば明確な弱点はありません。$ベースの定価が同じなので当然ではありますがA3K価格帯のTier1設定のWan’er S.Gや竹CHUなどのEntry Level Kllerクラスと遜色なく迫るレベルの音質です。

また機能面でもIPX5防水、マイク付き1ボタンリモコン、筐体マグネット吸着、一年保証と、テレワークや運動など様々な場面での活躍が期待できます。その上で2018年の発売から時間が経つことで定価19.9$は実売1400円とA1K価格帯と万人に勧められるリーズナブルな価格です。逆にこの様なイヤホンが2018年から埋もれていたことは驚きを隠せません。

Pros(優秀な点)

◎万人受けするドンシャリサウンドバランス

◎パンチのある低音、綺麗で自然な高域表現

〇迫力の音場と良質な空間表現

〇IPX5、マイク付き

〇装着感が良い

Cons(微妙な点)

△ケーブルが絡まりやすい

△タッチノイズが多め

SHURE掛けでは音が左右反転する仕様

 

Appendix

購入リンク

 

*1:

M17DC(PL50) "AppleMusic" -> 標準ケーブル-> イヤホン -> SpairalDot++

M17"AppleMusic" -LDAC-> XD05BAL -標準ケーブル-> イヤホン -> SpairalDot++

iphone12"AppleMusic" -A1749->  -> 標準ケーブル-> イヤホン -> SpairalDot++

Xaomi 11T Pro"AppleMusic" -LDAC-> BTR7 ->標準ケーブル-> イヤホン -> SpairalDot++

GV301"AppleMusic" -標準ケーブル-> Aiyima H1 ->標準ケーブル-> イヤホン -> SpairalDot++

Xperia10iv"AppleMusic" -標準ケーブル->  イヤホン -> SpairalDot++

*2:

〇測定環境 

ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4

ソフトウェア:REW V5.20.13

INPUT:MOTU M2 IN1 XLR (VXLR+)192KHz24bit

OUTPUT:MOTU M2 192KHz24bit 3.5mm変換

カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用


イヤーピース:Final TypeE Black Mサイズ

〇測定パラメータ

 入出力バッファ512K、Acoustic Reference

 出力音圧レベル:−12dB

 Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz

 カプラキャリブレーションファイル適用、SoundCardキャリブレーション実施済み