ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:final ZE8000の試聴感想、水月雨Moondrop 流星群STELLARiS + Alice 2.0.1など

こんにちは

 

今日はfinal ZE8000の試聴感想などの雑記です。

 

final ZE8000の試聴感想

f:id:el_snow:20221212184007j:image

何だかんだでやっと聴けました。このZE8000かなり賛否両論になっているとのことで絶賛ではないにしろfinalの広報としては思惑通りというところでしょうか。

ということ試聴環境ですがイヤーピースは付属もの、スマホはXperia10ivを使いAptX Adaptiveで接続しました。装着感に関しては想像していたよりも付け心地が良かったです。重くてポロリと落ちたりするかもと危惧していたのですが頭を振ったぐらいでは落ちる気配もなく、装着についての心配は杞憂でした。

試聴時間としては20分程度でしょうか試聴用のプレイリストの曲を様々なジャンルで聴き比べました。あまり長い時間ではないのでその点はご容赦ください。

さて、肝心の音なのですが私の感想を一文で書くと「finalがやりたかったであろうことは凄く良く分かった(つもりだ)し、嫌いな音ではないけど購入するのはもっとブラッシュアップされてからで良い」というものです。音色は事前情報通りで低音は緩く高域にかけて解像度が鋭く上がる周波数特性としてはフラットっぽい不思議な音色です。

ではZE8000の音の特徴は何?と聞かれて私が答える回答は「前方に左右と上下の平面として定位する音場」です。イメージとしてはまさにテレビなど眺めて見ている感覚です。

一般的なTWSやヘッドホンなどはスピーカーと異なり頭中に音像を作りその音場を楽しむことが一般的になっています。スピーカー畑の人が嫌うのはこの頭内定位する現実にはあり得ない音像だったりします。かといって頭の外に定位するイヤホンやヘッドホンはSONYAppleなどが取り組んでいますがまだ一般人への普及の兆しは見えない状況で、逆にオーディオ愛好家からはこのイヤホンで作る頭外定位は不自然で嫌われている傾向があります。でこのZE8000に戻るのですが、頭外定位ではないが、必ず音像が前方で面の様に定位する音作りになっています。

前後の音像の立体感はあまり無く、音像をテレビの様な音を面で捉える音場はどの楽曲を聞いても感じられます。ここまでくると私としてはどう考えてもこれがZE8000が目指した意図的なものだと感じます。そこを踏まえると8Kテレビがどうのこうのという謳い文句もなんとなく理解できなくもないと思いました。この前方に面で作られる音場の聴き心地に33000円の価値を見出せるかがZE8000の購入判断の分かれ目になるのかと思います。その点を個性として捉えればSONYBOSEゼンハイザーなどのフラグシップTWSと音作りの個性の違いで選んで良い機種だと感じます。

ZE8000がA8000ぽい音かと言われると全く異なる音ではあるのですが、個人的にはA8000がスピーカーで音を聴いた時の定位する音像中心を頭のど真ん中に持ってきたかのような感覚があり、ZE8000はそれを前方かつ平面に展開させたものという理解をしています。つまり、音は異なるが設計の考え方、やろうとしている事には通じるものがあるように感じます。どちらにせよかなり特殊な音場で聴きごたえがある音でハマれば強いという典型的なイヤホンですし、一般的な3D音響DSPライクな音とも異なるので今までイヤホンはちょっと・・・っという人こそ試聴してみる価値があるかもしれないと感じました。

最終的に私は「またfinalが変態なことやってるなぁ、凄い!!」とは思ったのですが前述の通り購入は見送りました。今回のZE8000の特殊な音場が気に入らなかった場合、個人的に普通に良い音が聴きたいならfinalではZE2000、ZE3000あたり、同価格帯のANC付きの他社商品ならBoseAirPods Pro2などがオススメできるかと思います。

 

 

水月雨Moondrop 流星群STELLARiSの試聴感想

f:id:el_snow:20221212184047j:image
何回か試聴している機種ではあるのですが、この機種はHighGainで聴く必要があるという話をFFさんから教えてもらったのでBTR7しか無かったのですがBTR7のHighゲインで聴き直してきました。

結果としては確かにHighGainの方が音が良いと感じられる音色で特に超高域のキンキンした感じが薄れて音色全体に不思議な立体感が生まれます。低域から中域までクリアで透き通る高域との音色の雰囲気はアンプとの相性が良いP2 Plus感が(少しだけ)あります。

確かにこれは環境を少しだけ選びますが良いイヤホンですね。P2 Plusが無ければ買っていたかもしれません。

 

水月雨Moondrop Alice 2.0.1

画像

まだ周波数特性などは取っていないのですが今のところ問題ありません。一番気にしていた不具合である「iPhoneとの接続が10分置きに切れる」、「マルチポイント時に音質が悪くなる」という実用上の問題の不具合は今のところ治っているようです。とはいえ私が機能として期待しているDSP(PEQ)はまだMOONDROP LINKに実装されていません。

何れにしても今のところは上げたほうが良さそうですね。やっとベータテストが終わりそうな感じが出てきましたね。日本販売も近いのでしょうか。

 

JBL ENDURANCE RUN 2pin

画像

1台買って良かったので改造用に買っていた2台目が来ました。せっかくなので個体差を確認してみたのですが、思ったよりもあるようです。1400円なので仕方が無い部分もあるのですが、青色は左右差で3dBほどありました。黒色の方は1db以下なので靑はちょっと左右バランスが悪いです。

*この場合、単なる当たりハズレの問題で色は関係ないと思われます。

Blue

Black

個人的には格安イヤホンのケーブルは事情は芳しくないと考えているので素のドライバの音がどのようなものか気になって仕方がありません。とりあえず失敗してもダメージが少ない様に個体差が大きい靑の方を2pin化しました。

ちなみにこのENDURANCE RUNはラバー筐体なので竹CHUやTanchjim ZEROの様に簡単ではありませんので改造自体はオススメしません。実際私もコネクタを指す力に耐えられるグリップ部を作るのに手間取りなんとか完成した感じです。(レジンモリモリ💦)

画像

興味がある方がいるかはわかりませんが、OFF会などには持っていく予定なので気になる方は声をかけていただければと思います。

   

ではまた明日。