ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:新年のごあいさつ、ddHiFi DJ44C 2019 Cayin PH-35X聴き比べ、TIMMKOO Q3E+AIYIMA H1の音質など

あけましておめでとうございます。

本日は雑記です。

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新年のごあいさつ

昨年はこのような場末のゆるくやっているオーディオの日記にアクセスいただきありがとうございました。嬉しくも現在は33万アクセスと相変わらず支援いただきうれしいやら恥ずかしいやら良くわからない気持ちです。

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このBlogは完全にオナニー趣味でやっていますので実は恥ずかしいと思う気持ちもありますが、それでもアクセス数やちょっとした広告収入はオーディオを続けるモチベーションになっているのは事実で、本当にうれしい限りです。本年もよろしくおねがい致します。

 

ddHiFi DJ44C 2019 Cayin PH-35X聴き比べ(4.4mm to 3.5mm 変換)

去年からのレビュー依頼がまだ残っていますのでまずはそちらを片付けないとなのですが、先日のOFF会でGittaさんが忘れていった貸していただいた4.4mm to 3.5mm 変換のCayinのPH-35Xが手元にありまして、折角なので手持ちの手持ちのddHiFi DJ44C 2019とを聴き比べててみました。

注意:

リケーブルについては科学的に見ればごく低品質なものを除いて音質の変化に対する定量性のある決定的な証拠はありません。

このためリケーブルは貼り付けなどと変わらないオカルト的な要素を過分に含みます。

幸いながら私はイヤホンケーブルによる音質の変化を強く感じられるのですが、個人差がありますので万人におすすめするものではありません。

 

見た目について

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実はこの2つの変換プラグはどちらが良いか悩みに悩んで、3.5mm端子の負荷が少なそうなddHiFiの方を選んだ経緯があり、音の違いがあるのかはずっと疑問でした。f:id:el_snow:20230106172818j:image
斜めから見るとこんな感じで,、3.5mmプラグの位置が違うだけでほぼ差は無い様に思えますがプラグの付け根の長さなど微妙に違います。

まず横から見るとこんな感じで幅はDJ44Cの方が短いのですが高さがあることがわかります。

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プラグの先を基準にするとこんな感じです。

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プラグ自体の品質の差は無さそうです。

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DJ44Cの方が見てわかるように3.5mmプラグ先にかかる負荷は少ないのですが先が長いのでどっちもどっちに思えます。メッキの色は使いこんだ長さなのかDJ44Cの方が薄い色をしています。

実際にaiyima H1のアンプで使うとこんな感じで差がでます。
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DJ44Cはポタアンなどに使うと近くのプラグと接触してしまいます。
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Cayinの方は問題無いですが本体から大きく張り出します。
まぁこのあたりは一長一短ですね。

プラグ周り、挿し心地はほぼ同じで両方共に高品質です。
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音について

FiiO M17の4.4mmをデフォルトにして、3.5mmジャックからの音を比べた他、TIMMKOO Q3EからAiyimaH1に繋いだ音を比べました。使用したイヤホンはHM20 + KBX4937 4.4mm + EarfitMax、EA500 + SuperBlue 4.4mm + EarfitMaxです。

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全体の傾向として3.5mmジャックは4.4mmから比べると音の分離が若干悪くなりますが良く言えば纏まりがでます。明瞭さ(クリアさ)は落ちる傾向があるのは間違いない様に思います。その上で両者のプラグの特徴を書くと

ddHiFi DJ44C 2019

よくよく聴き比べると元気さがある音色です。音の解像度の落ち込みを解像感で上手く補正してくれるイメージです。よくできた変換だと認識でき、ぱっと聴いたぐらいでは音の変化には気づきません。しかしながらPH-35Xに比べると音像の重心が下側になる他、ほんの少しだけ低音の輪郭がでる様な感覚があります。良く言えば着色無く音を出してくれている感覚があり、悪く言えば変換による音の変化をそのまま出してしまっている変化がありました。

Cayin PH-35X

よくよく聴き比べるとしっとりした音のエフェクトを付けた音色です。シルキーという表現が良いでしょうか、音色全体に音全体に網目が細かく手触りの良い質感を足してくれているような滑らかな音色になります。音の分離の悪化(纏まりの良さの改善)をうまく音の変化で覆い隠してくれているような変化です。また、音像はほんの少し上にあがる傾向も感じました。良い面も多いのですが元々存在していないであろう音色の変化でもあるので賛否はわかれそうな変化だと感じます。

 

変換プラグに関しては私は好きな音色なのでCayinの方を選べばよかったと思いましたが、3.5mm変換は必要な場面では必須のアイテムですし、できる限りそのままの音色を着色無しで出して欲しいと考える人も多そうです。その場合はJD44Cの方が良さそうですね。

 

細かく聴き込んでみるまではプラグの差などほぼ無いだろうと思っていたので、一緒ですという結論になるだろうと思っていたのですが、思ったより変化があったようです。

尚、現在販売されているDJ44Cの方は第二世代になっており、もしかしたら音の傾向は変わっているのかもしれませんが参考になれば幸いです。

TIMMKOO Q3E+AIYIMA H1の音質

とりあえず昨日届きましたQ3E

よくわからず1BAイヤホンで音が凄いとのFFのOcra氏の情報だけを頼りに買ったのですが、HiBy Music 4.0がプリインストールされているandroidベースのプレイヤーの様です。簡単に1日触った感想を書いておこうかと。

先にまとめを書くと

1日使った所感まとめ

◎トランスポーターとしての音は格段に良い

〇直刺しの音はまぁまぁ良い、音量はそこそこ取れる

◎ホワイトノイズは皆無

〇192kHz,24bit FLACファイルの再生を確認

Wifiが動作する

〇HiByMusic4.0がプリインストール

△圧縮音源ファイルを再生しているとUI操作などで音飛びが発生

MicroSDによって?かUIがモッサリする

✖今のところUSB接続できない(PCとも接続不可能、初期不良?)

 

HiByMusic4.0

2万曲(512GB中200GBほど使用)入っているSDカードを読み込ませたところかなり動作は遅いのですが認識できました。

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MicroSDの相性の問題なのかM4A(ALAC)の圧縮率の問題なのかUIを操作すると音が飛びますが音色自体は問題ありません。M4Aファイルを本体ストレージに移してMicroSDを取り外して再生したところUI動作は軽くなったのですが、音飛びの頻度はあまり減らなかったので圧縮展開の負荷が高いのかもしれません。

Bluetooth

記載は無かったのですがWifiが繫がります。Bluetoothはとりあえず05BalはSBCで繫がりました。M17のBluetoothレシーバーモードでは何故かつながりませんでした。操作は普通のAndroidと同じなのですが古いためか相性はあるようです。

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05Balで再生させましたが、SBCの為か音はあまり良く無い様に思いました。ただこの辺りはAGPTEKなどと変わりない様に思います。

 

音について

まず、直刺しの音ですが、この値段のプレイヤーとしてはかなり良かったです。

余談ですがAGPTEKのA19Xがこの値段帯のMP3プレイヤーの競合になるのですが、それ以外のメーカーで一番多い問題はホワイトノイズの量で次が情報量が少ないこと、そして良くある問題として低音が出ないことがあげられます。

AGPTEKのA19Xはその点低音が出ない点以外は全てクリアしているアンプではあるのですが、UIが古く画面も小さくとても操作性が悪い上にUSBがMicroB端子という問題を抱えていました。その後最近になってA09Xという待望のUSBC端子のモデルが発売されたのですが、購入したFFさんの話によれば音質に関してはA19Xの方が良いという事でA19Xの乗り換え先にはなりませんでした。この辺りは過去の記事を参照してもらえればと思います。

el-snow.hatenablog.com

その点このTIMKKOのQ3EはUIがタッチパネルになりHiByMusicが使えること、OSがAndroidになることで操作性が大きく改善し、コネクタもUSBCになりました。このTIMKKOの音が良ければA19Xからの乗り換え先になるというわけですね。

 

で、Q3Eの話に戻るのですが実際に聴き込んでみるとかなり良質な音がでています。解像度は決して高くないのですが、この価格帯としては十分以上に出ています。ただし、サブベース域の低音がぜんぜん出ません。低音の量感でいえばAGPTEKで言えばH9より少なくA19Xよりは出ています。低音に関して直刺しではあまり期待していなかったのですがこれはインピーダンスが高いイヤホンやトランスポーター運用でないと真価の発揮は難しいタイプです。

ということでAiyima H1で早速ためしてみるとサイズ感がぴったりで笑いました。

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そしてその音も笑うぐらいに生々しく立体感のある音色です。AGPTEKのA19Xが高域にかけての音色が正確で繊細な鳴り方だとすれば、Q3Eは低域の表現力が高いことに加えて前後の音場が広い上に定位が良く空間表現がかなりうまいです。どちらが良いかは今の時点では決められないと感じました。

使ったミニミニケーブルがイトゥさんの試作ケーブルだったこともあるためか、とてもトータル1万円のプレイヤー環境(正確にはミニミニの値段は入っていません)から出てくるような音ではありませんし、チープオーディオとしてはもう十分だと思えます。

 

っとトランスポーターの性能確認を優先したので最初の目的の1BAの音色はまだ確認できていないのですが、AGPTEKのA19Xの後継機としては大いにアリなのではないかと思います。まだ1日程度しか使っていない上に音飛びや接続の問題などがあるので人に勧められるような状態ではないのですが、もう少し使ってみましたらレビュー記事にしてみたいと思います。

ご参考ですが使っている機材はこちらです。

 

 

次回はHifiGo様のレビュー記事を上げる予定です。では、また明日。