こんにちは
今日はHifiGo様依頼のTRNのTA3に問題が発生してしまったのでレビュー記事は急遽中断して、別途届きましたRosefinchとMT4の交換品についての雑記です。
TA3の故障?
「わーいUt○piaだー」と喜び、音を聞いてTAシリーズ最高傑作だと歓喜したのもつかの間、残念ながら100〜500時間のエージング後に音違和感(右側の低域)がでてしましました。
測定でも異常が出たのでHifiGoと相談中ですが、とりあえずレビューはストップとなりました。期待していた方は申し訳ありません。たまたまの不良かとは思いますが残念ですし、工業製品はかならず不良はありますので仕方ありません。尚、不良となる前までの音はA7Kではかなり素晴らしいバランスだったのでその点については安心して良いかと思いますし、TRNは1年保証がつくようになりましたので他の中華メーカーよりは少し安心できるかとは思います。
こちらについてはHifiGo様から進展があればレビュー記事にしたいと思います。
最安の平面駆動イヤホン TRN Rosefinch
MT4は初期不良があったので交換品を送っていただきましたので数日以内にレビュー予定です。合わせてTRN版朱雀、Rosefinchが届きました。せっかくなので簡単なインプレを書きたいと思います。
こちらもどこかで見たようなデザインと感じるかもしれませんが、うまくエッセンスだけを抽出してオリジナリティを出しているように感じます。ケーブルは3.5mmのみですがなぜかプラグ交換ギミックがついています。
ちなみにTA3と同じケーブルの様で、TA3の4.4mmプラグが刺さりました(笑)。ここまできたらせっかくなので4.4mmプラグだけでも付けてほしいところです。
で、音についてなのですが、M17,SpiralDot++で聞いてみるとかなり高音よりのチューニングでTinHiFiのP1Plusを彷彿とさせる出来ですね。感度はかなり低めですこし鳴らしにくいです。サブベースが出ていないですが中域はしっかりとしており、高域はかなり高いところの帯域まで出ています。かなり強いのでキツイと感じる人もいるかもしれませんが、かなり高い解像度です。6000円台でこの高域の質感はかなり良いように感じますが個人的には高域が痛いです。
高域がかなりキツイことと、T-EARが標準なこともあり、付属しないLのTRN T-EARとSymbioも付けて装着してみるとかなり高域のキツさが緩和されます。T-EAR込のチューニングだと思わせる音色ですね。
ざっと周波数特性もとってみました。
高域の特性変わりすぎですね(笑)。
今日は予定していたTA3のレビューがあげられずむしゃくしゃしてたので、届いたばかりのRosefinchですがサブベースを盛るちょっとした改造をしてみました。といっても内側のベントを塞ぐだけの簡単なものです。
写真はノズルの付近に小さい穴がありますがそれを養生テープで塞いでます。
当然非推奨ですし、もし試してみるにしてももちろんすぐに元に戻せるように養生テープなどで試してみてください。周波数特性を取り直すとこんな感じです。
音をちゃんと評価しているわけではないですが、これで低音好きのニーズも答えられます(違)。
とりあえずざっと触った感じはピーキーですがかなりポテンシャルは高そうなイヤホンです。しばらくエージングなどもしてレビュー記事にしたいと思いますのでしばらくおまちください。
ではまた明日。