ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。1000本近く機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィ資金はレビュー、倉庫、プレゼント企画等の運営資金にさせてもらっていますニャ。

インプレ:水月雨MOONDROP MIAD01 通称「水フォン」?(MD-PH-001)数日使った感想とか

こんにちは

今回は先日「令和のGRANBEATじゃねーか!!」と速攻で購入して届いた「水月雨MOONDROP MIAD01 (MD-PH-001)」の数日使ったファーストインプレッションです。

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Moondrop MIAD01/MIAD 01 5G Mobile Internet HiFi Audio Music Playert.co

🔶スペック

これは紹介のページをご覧ください

el-snow.hatenablog.com

🔶公式サイト

moondroplab.com

🔶音以外について

・基本的にスマホとしてはははやぽんさんのBlogにほぼ書いてあるので差分として気になった部分だけ

・個人的にスマホとしてはXperia10ivよりスピード、画面品質、動作品質など使いやすさで好印象
 *批判覚悟で言えば画面サイズの問題でXperi5ivより使いやすい💦
・自分でも設定をGMSをONにしてGooglePlayStoreをONにすれば大体使える感じで簡単

 ☝ONにするだけでしばらくするとPlayStoreがでてきました
WiFiのax/a電波品質は普通、BTはGoldenAgesで接続したがLDACの最高品質はNG、ベストエフォートで安定
 *キャリア電波については検証の対象外なので未検証
・BTにAptX系が無いのは残念、開発者オプションを見る限りLHDCのLosslessに対応していそうなのはうれしい誤算追記:確認した方によればLHDCは非対応だった模様、悲しみ


コンテンツ保護規格WidevineがL3なのでAmazon Prime VideoなどはSD画質でゴミ(´;ω;`)ウゥゥ


 *尚、これはFIIOのM17などの一般的なDAPも同じ
・背面の出っ張りの段差が意外と持ちやすい(指をひっかけられるのですべての大型スマホDAPに欲しい)(+_+)
・デザインが良いが細部を良くみるとチープで貧弱な印象(個人的に価格を踏まえると大満足)

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・フィルムが最初から貼ってあり嬉しい

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・標準アプリにWeiboが入っているので水月雨の公式、社長のリアルタイム情報が追いやすい
・ケースは無いが、3Dプリンタデータが公開されてる
 →プリントしてみましたが素人には難しい

moondroplab.com


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 ↑背面がボコボコになってしまいます、手で触れるものですので手触りなどを踏まえるとかなり難しい気配がします

追記↓ケース作りました

el-snow.hatenablog.com

 


・オーディオ鑑賞中の通知音がかなり大きい(耳に悪い)、音量の変更が良くわからない
・カメラは近接でイヤホンを撮る分には良さそう、色合いは悪いので人物とかはなんか変
・3.5mmジャックのノイズ(画面のタッチ、曲の切り替え時)は音量が小さいのでボリューム大き目で使う分には(多分)問題なし
 →30/100以下程度で使っていると気になる音量、自分は少し気になる
 *final Stady1で検証したがマイク付き4極ジャックでも発生し回避策は今のところはなし
・HW infoだとDAC部はCS43130にaw87xxx_paが2個の記載


・4.4mmのジャックの品質は1万円付近の低価格ドングルDACより少し高品質な印象でガリガリが少ない印象

・標準の再生ソフトウェアはHibyMusic

🔶音について

CCZ BC04、LETSHUOER Cadenza4、NICEHCK DB2、K812などで確認
再生ソフトはAppleMusicを利用


f:id:el_snow:20240503220534j:image

・全体の音の傾向 vs DawnPro

3.5mm4.4mm共に同社のフラグシップドングルDAC MoonRiver2 Tiに近い傾向で、明るく滑らかで弱カマボコ的な柔らかく優しい音色
解像感は控えめで少しだけ寒色よりだけれどもウェットでスモーキーで音の連続性が感じられる感覚
同じDACを積んでいるDawnProは明るく寒色で解像感重視で、ある種振り切ったピーキーさを感じさせる音色だったので結構真逆な印象
低音域はとにかく柔らかく深い部分まで出ており、質は良いが中低音におけるアタックが弱く存在感が控えめ
中音域は解像感が低い細かい描写がしっかりしており他の帯域と比べて浮かび上がるような存在感がある
高域は低音と同じく控えめで中域に花を持たせるような鳴り方、定位や分離もしっかりとしているが無機質で存在感が控えめ
音場はDawnProの方が横に大きく広く、前後は若干MIAD01が広いが全体としてやや狭め、帯域バランスはDawnProが少しドンシャリ傾向
総じて感覚的にボリュームが大き目の場合はMIAD01の方が良く、ボリュームが小さい場合はDawnProが優位なように思えた
個人的な性癖としてはDawnProの方が圧倒的に好きなのだが、ボーカル好きにはMIAD01の方が好まれると思う
MoonRiver2 Tiと直接は比べられていないが個人的には解像度はMIAD01の方が低い気がしたので、おおむね同等と想像している

・3.5mmと4.4mmの違い

こちらだけSOCのアンプ直付けではないかという噂?だったが、ボリュームをそろえて音色の傾向を聴く限りは似たような音色
違いは横方向の音場の広さが少し4.4mmの方が広い点とやや分離が良い程度

・100段階ボリュームについて

DAPの様にボタンで0付近の小音量での詳細な設定も可能で、寝フォンも可能、この点もDAPと同等
TWSでは普通のスマホと同じでボタンは16段階ぐらいになってしまう(指調整は可能*追記:現在AirPodsPro2genなど16段階以上に詳細に調整可能な対象が手元にないので、実際に音量調整できるかは未検証です

・駆動力について

手元に駆動力が必要なイヤホンを持っていなかったのでK812やcrusherAnc2を有線で聴いてみたが3.5mmで半分のボリュームぐらいでうるさいぐらいには鳴らせた
ドングルDACDAPぐらいのイメージでボリュームは取れそう
特にK812をしっかりバランス良く鳴らせていたことは好印象でXperia5ivだと同じボリュームにするには1.5倍程度のボリューム位置が必要な上に、明らかに”鳴っていない感”の音になるのでスマホとしては格段にパワーがあると思えた(*'▽')

🔶DAPとして

エントリークラスのDAP、アナログトランスポーターとしては十分というか動きがサクサクのDAPという印象
音質の傾向はドングルDACから引き継いでしっかりと個性があり、水月サウンドを体現しているかのよう
特にAppleMusicでの動作感はメインで使っているM17よりも良い(SD660なので当然ですが)
デジタルトランスとポーターとしての利用がSRC回避できないのは残念だがAndroid14へのアップデートに期待したい
また大体のDAPでできるUSBDACモードが無い点は気になった
全体として価格的にも音質的にも百合DAPが近い存在としてあり、使い勝手などを踏まえるとその進化系とみてよいと感じた

🔶まとめ

国内での値段がいくらになるかわからないが、6万円~7万円程度だとするとサブスマホ兼、サブorメインDAPとして十分に可能性のある一台だと思った。
好みとしてはDawnPro的な音色、もう少しカリカリでパワフルで音場広い方が好きなので運用では下流にSoundTigerやHASなどのアンプを組み合わせると面白そうだと感じていて今後試してみたいと思う
尚、この形状のケースのプリントはかなり難しい気がする(;・∀・)

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APPENDIX

元ポスト

購入リンク

Moondrop MIAD01/MIAD 01 5G Mobile Internet HiFi Audio Music Playert.co

技適未取得機器を用いた実験等の特例制度

www.tele.soumu.go.jp]

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