ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。1000本近く機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィ資金はレビュー、倉庫、プレゼント企画等の運営資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:うつせみワークス SOUND TIGER Potenza聴いたよ~(*''▽'')つ広大な音場にパワフルで制動の効いた音色

こんにちは

今日もあまりゆるふわとオーディオをする時間が取れなかったすのーです( ノД`)シクシク…

今日は先日、うつせみワークス様からお借りして試聴させていただきました最新型のポータブルアンプ『Potenza』についてのインプレッションです。

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SOUND TIGERとは

過去の記事を見てもらうのが良いかと思います。少し古いですが一番細かい記事はこちら

el-snow.hatenablog.com

今のSinfoniaの前のVerであるConcertoの記事です

el-snow.hatenablog.com

うつせみワークスさんのサイト(旧サイト)

sites.google.com

Potenzaについて

新サイト+Potenzaのページ

utsusemi-works.notion.site

こちらのページを見ていただくのが良いかと思いますSinfoniaについては試聴のみですが、簡単な感想を言うとConcertoから少し解像度が上がり音色が明るくなったイメージです。

今回のPotenzaについては新シリーズと銘打ったものでSinfoniaシリーズでは無しえなかったパワー感を重視したタイプとのことです。下記は上記のサイトから抜粋した比較表です。

新しいエディションとのことですが、レンタルの方法などや使い方は前回までのSOUND TIGERと同じですので割愛させていただきます。

ちなみに試聴機のカラーはロイヤルレッドグロスだと思われます。

音について

ファーストインプレとモチベーション

先日の大阪のポタフェスの時に試作機を聞かせていただいていたのですが、圧倒的なパワー感に驚き、今までのサウンドタイガーの持っていた常識を打ち破るようなエネルギーを感じました。最近、M17の後段、自宅の据え置き機材の強化にアンプを探していた経緯がありまして、Sinfoniaも素晴らしかったのですが、それ以上にパワー感のあるSOUND TIGERがどのようなものか気になっていました。

その上で、たまたまREBFES東京に顔をだしたところ、出展されており15分ほど試聴することができました。

el-snow.hatenablog.com

とはいえ、4.4mmのポータブル機材は当日『紫竹管弦』しか持って行っておらず、ヘッドホンなど他の機材でもしっかりとたい試聴レンタルをお願いしたという経緯です。

レンタル試聴

REBFESの時には完成していたのですが、試作機からはサイズダウンして電池の必要数もいつもの4本に減っていました。

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REBFESの時は、イヤホンが違ったので気付くのが遅れてしまいましたが届いて静かな所で聴いてみると試作機と結構音が違っていました。なので最初はPotenzaと最初に聴かせていただいた試作機が違うものだったのではないか?間違えて借りてしまったかと暫く思っていましたw

Potenzaの第一印象としては解解像感が高く、抜け感があることで高野の草原の様な解放感が出てくれる感じです。明るく広く音が展開されるので音の定位もいままで以上に明瞭になる点はとても良いと感じました。もちろん試作機は試聴時間が長く無かったので、的確かはわからないのですが、試作機の音色より解像度が上がり明るく抜け感が良くなったことでより正確にモニターライクな音色になった様な印象です。リスニング的な楽しい音色を求める場合はSinfoniaの方が合う様にも思いました。

気になる点としては、前の機種からの伝統的な部分はあると思うのですが、上流の影響を受ける印象残っています(比較したわけではないので自信がありませんが、今まで通りかと思います)

暫く聴きこんで

お借りしてからはイヤホンを3割、ヘッドホンを7割といったかんじで聴きまして、特にヘッドホンではHD800Sをメインで聴かせていただきましたが、音場はConcertoから圧倒的に広くなり、据え置きのヘッドホンアンプでもかなり広大な方だと感じます。HD800Sとの組み合わせでは頭外定位の傾向が強くなると言ったらよいでしょうか。

クラシック特化とまでは思わなかったですが、確かにオーケストラ特化だったのかと思わされる部分もありましたw

M17 DC(PL50)を使って比べて纏めるとこんな感じでした

 

横方向の音場  大幅UP
上下方向の音場 やや広がる
前後      狭くなる

解像度      UP
分離感     大幅UP
艶感      DOWN

ドライさ    UP
明瞭さ     大幅UP 

余韻色気    DOWN
音の厚み    DOWN
音場の正確さ   UP

 

デメリットというよりキャラクターの違いなのですが、試作機やConcertoと比べて音色はドライで余韻も控えめな方向で、横方向が大きく前後の立体感は減る方向になったと思います。

これが意図したものなのかをはんてんさんに伺ったところ、音の滲みを減らす方向で調整されており、その副産物としてドライな方向の音色になったとのことでした。

はんてんさんとしては音がパキッと正確な方が方向で攻めてることと、オーケストラやオペラの舞台を見渡す感覚の音場表現を意識されており、左右方向の定位を優先されたとのことでした。

まとめ

個人的にとても悩ましい結果でした。HD800Sなどを使ったことが影響していると思うのですが音場の広さや定位などの空間表現はPotenzaの圧勝だと確信できるほどの表現に打ち震えました。しかしながら、試聴したSinfoniaと比べると空間表現は劣るものの音楽を聴いた時の楽しさはSinfoniaの方がより色気があると思えたように記憶しており一度しっかりと聴き比べしたいと考えてしまいました。

これは当然ながらM17をLINEOUTにして上流に使ったことによる副作用的な相性もあるのかもしれません。

Potenza、Sinfonia両方共に素晴らしいアンプだと感じたこともあり、うつせみワークスとても面白いラインナップに揃えられたなと感じています。

再掲

どちらにしても今回お借りしたPotenza製作者の意図通り、パワーという言葉は並みではないことも実感できました。特に音場の広さはポータブルでは中々に味わえないレベルで、単三電池駆動という限られた条件ではあるのですが、ポータブル機器で音場に拘る方は一度は聴いておくべきアンプなのではないかと思います。

空き状況にもよるかと思いますが、気になっている方は是非試聴機のレンタルを申し込みをしてみると良いと思います。

APPENDIX

購入リンク等

utsusemi-works.notion.site

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