こんにちはー
ゆるふわオーディオしているすのーです
今回は「Easy earphones」 様からPR依頼の『CCZ SOLO(別名 CCZ DC02) 』のファーストインプレッション+雑記です。
CCZ DC02、そしてCoffeeBeen DC01(DC1)とは
とりあえず、DC02はこれです
このイヤホン、3年ほど前のX(Twitter)知っている方なら知る人ぞ知るコーヒー豆ことCoffeeBeen DC01のリファイン版だというのです
どんなイヤホンかはこちらの記事をご覧いただければと思います。
まぁ一言で言えば装着感重視であり、いかれているほど強い低音が売りのイヤホンになっています。音色はスローで低音が近く、パワフルでその低音のパワーにやられてしまった人や、私の様にスローテンポのリラックスした曲にマッチすると感じた人もいたと思います。
その前の中華イヤホンの勢力図は詳しくなかったりするのですが、いずれにしても1000円台で今までにない低音に魅せられた低価格イヤホン勢がこぞって購入したイヤホンになります
また、このCCZはここにBAを追加したmelody、emeraldという2つの兄弟イヤホンを発表します。このイヤホンはBAを追加して2000円台で売られており、こちらも低価格ながら個性的なDC1のチューニング違いとして面白いと評判になり、気づいたら3台揃っていた人も多かったと聞きますw
ただ、ここでこのCCZ、ユーザーに対して今までにない挑戦を突き付けてきます。何かというとこの3つのイヤホン、周波数特性がまったく同じなのです
↓詳しくはこちら
周波数特性は意味が無いという思想の方もいますし、周波数特性がまずは大事だという人もいます。どちらが正しいという答えがでているわけではないのですが、このCCZ3兄弟のイヤホンは周波数特性は同じチューニングだけれど音は確かに違うというユーザーを試す?ようなチューニングになっています。
是非、その観点で聴き比べてみると今から集めて面白い機種になっていると思います。
その後、CCZはしばらく沈黙を守っていたのですが3年の月日を経て、ついにCoffeeBeen DC01の後継機?上位機種?としてDC02が今回発表された流れになります。
CCZ SOLO(別名 CCZ DC02) の音(A2K)
・試聴環境
FIIO M17に標準ケーブル + JVC SpiralDot++
→音量の取りやすさは「取りやすい」L Gain Vol37程度で試聴
他、BTR7やM5 Ultraでも試聴
最初に聴いたときの第一印象としては「お、コーヒー豆がシュッとした」というもので完成度としては似たところかな?というものでした
そういう意味では3年の月日に対して進化の量が物足りない気持ちもありました、しかしながら、その後しばらくいろいろと聴き込んで少しづつ評価が上がった感じです。
単体の音色について述べれば、低音がパワフルで量感が強く広がり、全体の音色の音場、音像はやや遠く、感度が高く音量が取りやすいイヤホンという評価になります。」
解像度はDC1と比べてやや向上しているように思います
違いは低音のスピード感でDC1がスローでふくよかで粗削りなものの、近く強く大きく広がり、温かみのある個性的な音色だったと思うのですが、DC02では低音の強さの質が変わり、引き締まって寒色よりの音色になったと思います
心なしかサブベースあたりが深くなり、ミッドベースあたりの量感は少なくなった様にも思いますし、変わったところで共振を感じることが多かった低音のピーク感も少し減ったように思います。
密閉感もやや少なくなったでしょうか、これを進化として新しい個性と捉えるか、個性が薄くなったと捉えるかでかなり評価が変わるように思います。
中域や高域についても音の荒が減っており、DC1からの着実な進化を感じられます。
また、面白いことに、色々ととっかえひっかえするほどに、DC1と聴き比べるほどに、あれ?こいつ思ったよりもやるかも?という気分にさせてくれますw
・エージング、視聴時間
箱だし2時間ほどを3回に分けて
・帯域バランス 低音よりドンシャリ
・音色 B (B+ ☆DC1)
寒暖:寒色 |ーーー★+☆ーーー| 暖
明度:明 |ーーー★☆ーーーー| 暗
響き:少 |ーーーー+ー★☆ー| 多
余韻:少 |ーーーー+★ーーー| 多
粘度:低 |ーーーー+★☆ーー| 高
湿度:乾 |ーーーー★ーーーー| 湿
厚み:薄 |ーーーー+ー★☆ー| 厚
速さ:遅 |ー☆ー★+ーーーー| 速
現実感:造 |ー☆★ー+ーーーー| リアル
モニター |ーーーー+ーー★☆| リスニング
・音場 B(B *個性的)
左右:狭 |ーーーー☆★ーーー| 広
上下:狭 |ーーーー+★ーーー| 広
前後:狭 |ーー★ー☆ーーーー| 広
音像重心
上下:低 |ーーーー☆★ーーー| 高
前後:近 |ー☆ーー+★ーーー| 遠
解放感
密閉 |ー☆ー★+ーーーー| 抜け
・解像度 B (C)
・定位、分離 B+(C)
・低域 A-(A+ *個性的)
・中域 B(C)
・高域 B(C-)
🔶上流の差
かなり出ますね、BTR7ではこんなもんかな?という感じでしたが、M5 Ultraではドライな音色と相まってニュートラルな音色に、M17では音の荒がほとんど無くなりました
🔶周波数特性
左右差
マッチングはかなり良いですね。そていカーブですがかなりV型が強いです。そして低域のつよさは周波数特性からもわかりますねw
vs DC1 CoffeeBeen
1KHzから上はほぼ同じですが、500Hzあたりが少なく、サブベースが深くなっていますね。分離感や解像感の強さはここからくるものなのかもしれません。
いずれにしてもmelodyやemeraldなどとも異なるチューニングになっているということですね
リケーブル
FFさんからSHADOWにリケーブルすると凄いよ!!っとお聞きしたので部屋を探してみると規格違いで刺さらない💦
仕方ないのでいっそのこと「Effect Audio Signature Series II Eros S II 8 Wire 」にリケーブルしてみましたw
Effect Audio Signature Series II Eros S II 8 Wire Earphone Cablebit.ly
結果ですが流石に強いですw(それはそうw
音色は若干遠いままではありますが、少し近づきニュートラルバランスになりますね
低音の音色の強さに上品さを足してくれる感じでしょうか、中域から高域の音色と解像度の高さは元のケーブルでも片鱗があったのですが、しっかりと細かい表現ができるようになっています。
低音の強さという個性をしっかりの乗りこなしている感じが心地よいです(ナニソレw
その他
いつものCCZですね、DC1の後継だけあってイヤーウィングは健在ですし、装着感はかなり良いです。
ケーブルは全く同じもので、イヤーピースも独自規格のものが同じように付属しています。
まとめ
流石にちょっとこのケーブルと合わせるのはどうかな?とは自分でも思っていますがリケーブルして遊ぶことや、上流の変化で遊ぶには面白いをしっかり踏襲しているのは良い点ですね。
標準のまま聴くという使い方だと少しじゃじゃ馬すぎるのですが、それを乗りこなすというレギュレーションとしてはかなり面白い素材になっていると思いました。
過去にDC1を買って遊んだという方には今一度あの頃の遊びをしてみるのも良いかと思います。
最後にまとめると、自分が感じるCCZのコンセプトはBC02,BC04のBCシリーズが万人受けモデルだとすれば、DCシリーズは癖は強いが嵌れば最高だと思えるイヤホンシリーズと言った感じでしょうか。(どちらにせよパワフル系ですがw)
自分の性癖的にBC04がコスパとして素晴らしいと思う点は変わりないですし、DC02の個性は組み合わせによりジャイアントキリングの可能性も秘めています(当然人を選びますがw)、CCZは低価格帯で良いイヤホンを作りますねー(*'▽')つ
APPENDIX
注意:動画、X(Twitter)ポスト等
*ファーストインプレッション(第一印象)なのでレビューと異なり多角的な評価はできていません。このため長期的に使ったり、使用条件が変わることで感想が変わるかもしれません
*PR品はいつもと同じ基準で書くことを条件に受けています、商品提供以外の報酬は一切受け取っていません
*本内容はXのポスト(Twitterのツイート)を再編集しております、はてなBlogは動画対応していませんので動画については下記リンクを参照ください<m(__)m>
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