ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑レビュー:A30K 『 AFUL Performer 5 + 2 (Performer7) 』AFUL独自の異端な技術、2DD+5BA+1MP異端なドライバ構成、独創的な意匠、優しく完璧を目指す端正な音色のミドルクラスイヤホン #PR HiFiGo

こんにちはー

ゆるふわオーディオしているすのーです

今回は「HiFiGo」 様からPR依頼の『AFUL Performer 5 + 2 (Performer7)』の雑記+ファーストインプレッション(ちょっとレビュー)です。

何気に到着してから発売日までちょこちょこ聴きこんでいたのですが、発売日前に色々とあって、公開が遅れてしまいました。ごめんよー( ;∀;)

とりあえず、セールが終わる前にざっくりと雑記的に今の感想を書いておきます💦f:id:el_snow:20241116233424j:image

AFUL Performer 5 + 2 (Performer7)とは

https://s.click.aliexpress.com/e/_DmTci21

まぁ、例の如く公式サイトとか販売サイトを見てもらうのが詳しいのですが、簡単に自分なりに紹介するとPerformer 5の強化版という位置づけのようです。

Performer 5は約219$とPerformer 7の239$と20$差(約3000円)の違いがあります。

 

では何が強化された何が違うのか、、、

実はメーカー自身が細かい解説をしてくれているページがあります↓

hifigo.com

英語なので翻訳をONにするなどして読んでもらったらいいのですが、便利な比較表があるので転載しますと

という感じになっています。そのほかにもケーブルがアップグレードしていると書いてありますね。

こう比べてみると20$という約10%の価格差にしては大きく異なるという書き方のようです。私は5を聴いたことが無いのですがこうなってみると5を置き換えるようなうごきになるのかもしれませんね。f:id:el_snow:20241113025022j:image

音質とか(A30K基準)

試聴環境
 FIIO M17 DC 標準ケーブル4.4mm + JVC SpiralDot++ 
  →音量の取りやすさは「やや取りやすい」L Gain Vol36程度で試聴

エージングは20時間程度
試聴時間は10時間ほどを10回ほどに分けて

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ファーストインプレッション

一聴した感覚としてはなんだこの整った音色は・・・!?というものです。下の帯域から上の高いところまで端正に鳴らしてくれる感覚でどの帯域でも過不足を感じさせない量感と音色を兼ね備えてくれている感覚です。

この価格帯で解像度や定位、音場など音色のバランスなどをどれをとってもしっかりと整えており、イメージ的には音色の個性を薄めて弱ドンシャリ方向にして音場を広げたCadenza4といういめーじも近いです、本当に良く整えたなぁという感じでで感服・・・💦。

いままでのAFULはMagicOne、P3(Explorer)、P8(試聴のみ)、Cantorが手元にあって聴いたことがるのですがこの中では一番フラグシップのCantorに近い音色だと感じます。音場の展開が横方向に広く少しの俯瞰性と壮観さを兼ね備えており、正しい音色はこういうものが出せるということを実感できる鳴らし方です。高域が少し大人しいのでCantorより一般受けしやすい音色だとも感じました。

el-snow.hatenablog.com

と最初の1時間ほどは良かったのですが少し聴きこんでいくと違和感というか、音色に面白味を感じない感覚がしてきます。

何か物足りない・・・!???どの音色も主張が適度にあるのですが何かしらの強味が感じにくい?そんな感覚にさせられます。

自分なりに分析してみたところ、Cantorもそうだったのですが、比較的音量を絞った状態だととてもつまらない音色になりやすい傾向があるように感じました。比較的優しい音色であるので寝フォンなどにも使えるのですが、ちょっと楽しくない音色が出てします感じです。

AFULのイヤホンはそれぞれ個性豊かで特徴があると思うのですが、どれか1本選ぶならばP7が一番卒なく幅広く長く使えそうな予感がします。

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詳細

・帯域バランス  やや低音強め微ドンシャリ

・音色 C+
寒暖:寒色 |ーーー★+ーーーー| 暖
明度:明  |ーーー★+ーーーー| 暗
響き:少  |ーーーー★ーーーー| 多
余韻:少  |ーー★ー+ーーーー| 多
粘度:低  |ーーー★+ーーーー| 高
湿度:乾  |ーーーー+★ーーー| 湿
厚み:薄  |ーーーー+★ーーー| 厚
速さ:遅  |ーーーー+★ーーー| 速
現実感:造 |ーーーー★ーーーー| リアル
モニター  |ーー★ー+ーーーー| リスニング

・音場 A-(暫定)
 左右:狭  |ーーーー+ーー★ー| 広
 上下:狭  |ーーーー+ー★ーー| 広
 前後:狭  |ーーーー+★ーーー| 広
音像重心
 上下:低  |ーーーー+★ーーー| 高
 前後:近  |ーーーー+★ーーー| 遠
解放感
   密閉  |ーーーー★ーーーー| 抜け

・解像度 A-(暫定)
・定位、分離 A(暫定)
・低域 B+(暫定)
 中域 B+(暫定)
 高域 B+(暫定)

リケーブル

リケーブル関係の注意

注意:ケーブルについては測定したところ科学的には変化はあるようですが微小量であり、音質の変化に対する決定的な証拠は無く、オカルト的な要素を過分に含みます。

幸いながら私はイヤホンではケーブルによる音質の変化を強く感じられるのですが、個人差がありますので変化しないことを否定するものでも、リケーブルを万人におすすめするものでもありません。

標準のケーブルは少しキツメだったのですが、ほかのケーブルを刺すときもやや硬めですね

Effect Audio Signature Series II Eros S II  #PR HiFiGo

滑らかで突き抜けるような伸びる高音が特徴的な音色になり、音像が上方にに移動することで高らかで心地よい音色になったと思います。

横の音場は少し広がるでしょうか、前後の立体感は大幅に強化され、上下も少しひろがりますね

相対的に物足りないと感じやすかったフラットな全体像からボーカル域を中心とした音色の中心軸ができたかのような安定感を感じます

低音は若干弾力感が増して全体的に優しめだった音色と調和感が強くなったためでしょうか、女性ボーカルものがとても心地よくなるのは好印象ですねー(*'▽')

Effect Audio Signature Series II Ares S II  #PR HiFiGo

EROS異なり一機に重心が低く、音色が寒色よりに変わりますね。

低音は荒々しくパワフルでスピード感がある感じに、音像も少し近づきますね。音色の迫力が出るのはもちろんのこと解像度も上がった感覚が出るのも良いです。

横の広さはそのままに前後の立体感がでるもの良いですね、ただ標準ケーブルの傾向をある程度残したまま力強くした感じなので標準ケーブルの音色があまり気に言ってない場合は何かもの足りない感覚は残るように思います。

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周波数特性

左右差

素晴らしい特性ですね、ほぼ左右差がありません。。。

vs Cantor

Cantorと比べた特性がこちらです。

2KHz以上の特性以外はほぼ同じですし、そうでなくともかなり似通った特性になっています。AFUL目指すカーブということなのだと思います。

こうしてみるとP7のほうが一般的なターゲットカーブに沿っており、ディップやピークが無い特性になっていますし、Cantorは8Khzのピークがしっかりあります。

インピーダンス

測定中・・・しばらくお待ちください

音以外

パッケージはこんな感じ
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良い感じに入っています
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グリーンのイヤホンはあまり多くないのですが、存在感があって所有欲を満たしてくれますね。
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本体の筐体はドライバの数もおおいためかやや厚みがあります。樹脂筐体なので軽いのですが寝フォンなどでは少し邪魔に感じるかもしれません。また、筐体形状の内側も少しエッジが効いたタイプですね。

注意点としてはノズルのフィルターが無いことと、ステムに返しが無いタイプなのでイヤーピースはがっしりと固定できるタイプでないと取れてしまいがちです。

 

イヤーピースの種類は豊富ですね、個人的には5サイズ展開のイヤーピースの方がフィットする人が増えるので嬉しいですが、豊富にあるので良い方だと思います。
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ケーブルはP5のアップグレード版とのことですが、実際ある程度太さはあるもののしなやかで取り回しも良く、取り回しは良好です。線材もキレイです。

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ケースはTRNなどでも使われている一般的な金属タイプのケースです。金属タイプは傷つきやすいので注意ですね。

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全体的に239$のイヤホンとしてはかなり優秀なセットになっていますね。

まとめ

ということで、Performer5+2はAFUL独自の異端な技術に、2DD+5BA+1MP異端なドライバ構成、独創的な意匠、優しく完璧を目指す端正な音色のミドルクラスイヤホンだと感じました。イメージとしては超多ドライバのCantorの音作りの成果を、ミドルクラス価格帯で万人受けするように新しいドライバを使うことで再定義させたような感覚すら覚えます。

全体的にレベルが高くその音色に明確な欠点が見えない強さを実感させられます。一方で完璧さゆえに音色の棘というか強味もそぎ落とされた印象も持ちやすく、万人受けと大衆受けの違いを考えさせられるイヤホンでもあるなと思わされました。良い音に仕上げてきている技術力に感服する一方で個人的にはそのままの状態ではそこまででしたが、リケーブルやイヤーピースなどので調整幅もしっかりあったので試してみると良い様に思います。

A30Kもかなり激戦区の魔境になりつつありますが、トライブリットのイヤホンとしてAFULの代表作となりそうです。ということで、駆け足になりましたが、国内でも試聴機があるイヤホンになりますので気になる方は試聴してみると良いかと思いますし、11月17日現在はAliExpress独身の日セールで値引きも入っていますのでぜひご検討してみてください~(*'▽')つ
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APPENDIX

注意:動画、X(Twitter)ポスト等

*ファーストインプレッション(第一印象)なのでレビューと異なり多角的な評価はできていません。このため長期的に使ったり、使用条件が変わることで感想が変わるかもしれません
*PR品はいつもと同じ基準で書くことを条件に受けています、商品提供以外の報酬は一切受け取っていません

*本内容はXのポスト(Twitterのツイート)等を再編集している場合があります。はてなBlogは動画対応していませんので動画についてはXのリンクを参照ください<m(__)m>

 

購入リンク等

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https://s.click.aliexpress.com/e/_DmTci21

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