こんにちはー
ゆるふわオーディオしているすのーです
今回は「」 様からPR依頼の『』のファーストインプレッションです。
🔶余談
実はこのKB02は2台聴いて2台共に150~200HzにDipがあり、故障しているかもとメーカーと掛け合った機種です。
色々な方が指摘している通り実際に耳でトーン信号を聴いても150~200Hz付近でDIPやpeakがあることが確認できています。
ただ、ただし、このDIPがあっても普通に楽しい音で聴けるイヤホンなのでインプレを書くことになりました
🔶音について
FIIO M17 M Gain Vol45 AppleMusic、JVC SpiralDot++ or AZLA SednaMaxで試聴
他BTR17, 3時間ほどを5回ほどに分けて
一聴した感想はこのA5K価格帯とは思えない音の太さと横の広さですね。
音色はド派手なドンシャリで低音は明らかにKB01から強くなっていますが、ベリリウム系のDDらしいキラキラの高域と深めの低音が楽しい感じです
全ての音の広がりが大きく、まるで高級機種の重ねたBAでしか出ないような音の厚みを出してくれている感じです(当然解像度は天と地ですが)
低い音が常に近い方向に対して広がる感じでかなり音色としては独特な雰囲気を出してくれています
SNの高さや解像度や誇張の無さを重視する人には全く合わない音色ですが、低価格でばねタイプ?の骨伝導ユニットを採用してきたのは特筆に値する感じですね
それでいてKB01の音色から音を整えるのではなく、完全におバカな方向でドンシャリに振り切ってくれている感じがとても中華イヤホンらしさを感じさせてくれます。
個人的には付帯音に邪魔される感覚と解像度の低さやエフェクタブルなところが好きではない感じだったりもするのですが、ここまで振り切っていて安いとなると全然ありだなと思う感じです
vs Kinera Celest Plunuts Beast
本体はビヨンビヨンするので同じようなばね式の骨伝導ユニットを搭載しているPlunuts Beastと比べてみたのですが、流石にレベルの違いを感じます
KB02は良い意味で超ドンシャリのド派手で下品さがあってたのければそれでいいじゃん感が凄いあります。一方Plunuts Beastは低音より弱ドンシャリで、まとまった音色に低音をしっかりとサポートさせ破綻なく上品に仕上げられています
最初はPlunuts Beastを低価格セールで買えなかった人の救済になるかと思ったのですが、あまりにも音が違うのと解像度もランクが違うなと思わされたので別腹で買っちゃうのも全然ありだなと思いました(違)
vs KB01
比べてみると面白くオリジナル感がありますw
KB02から低音をそぎ取ってバランスを取り、付帯音を消して解像度を上げた感じです。SN感があり、低音の解像度は特に高い感じですね、音色の系統は同じはずなのですが一気におとなしくなって、とても常識的な音色に逆に驚く感じです
KB02と聴き比べると音の薄さに驚くかもしれませんw
販売開始時はA5Kでしたが現在はAliExpressで1000円台で購入できることも珍しく無く、この低価格のKB01はかなり価格破壊級の狙い目かと思いますね(当然KB02の様な面白味はないと思いますがw)
ちなみに解像度重視なので個人的にはKB01の方が好みですね
🔶価格帯別 ABCDE 評価 (A5K)
・帯域バランス
ドンシャリ(ややボーカルがへこみますね)
・音色 S-(暫定)
寒暖:寒色 |ーーー★+ーーーー| 暖
明度:明 |ーーー★+ーーーー| 暗
響き:少 |ーーーー+ーーー★| 多
余韻:少 |ーーーー+★ーーー| 多
粘度:低 |ーー★ー+ーーーー| 高
硬度:低 |ーーーー+★ーーー| 高
湿度:乾 |ーー★ー+ーーーー| 湿
厚み:薄 |ーーーー+ーー★ー| 厚
速さ:遅 |ーーーー★ーーーー| 早
現実感:造 |★ーーー+ーーーー| リアル
モニター |ーーーー+ーーー★| リスニング
・音場 A(暫定)
左右:狭 |ーーーー+ーー★ー| 広
上下:狭 |ーーーー★ーーーー| 広
前後:狭 |ーーーー+ーー★ー| 広
音像重心
上下:低 |ーーーー+★ーーー| 高
前後:近 |ーーー★+ーーーー| 遠
解放感
密閉 |ーーーー★ーーーー| 抜け
・解像度 C
・定位 B+
・低域 D~A+
・中域 C
・高域 B+
低域の表現についてかなり悩ましい感じですね、量感と広がりは素晴らしいのですが低域のDIPや低音の解像度の低さは少し気になる感じです。付帯音や残響が多くマスクする感じがかなり強いのでこのあたりをどう評価するかでイヤホンの評価が大きく変わりそうです。
また解像度についてもポテンシャルは感じるものの低音のマスクが強く音がにじみやすいため、一昔前のA5Kのイヤホンという感覚です。このあたりはリケーブルなどでうまくポテンシャルを引き出せるかもしれません
🔶音以外について
・箱や基本的な付属品は最低限レベルで、ケーブルはKB01と同じもの
・イヤーピースは3種類3サイズ(どれも入らず)
・筐体はかなり美しく仕上げられており、A5Kで最高峰
・筐体はばね式骨伝導ユニットらしきビヨンビヨンする振動感がある
・やや大きいが、突起も少なく装着感良好
・コネクタはフラット2pin
.ステムはかなり太い
.KB01と比べるとかなり大きい
🔶周波数特性
200Hz付近にDipがあります、2台測定しましたし、測定器を変えましたがが発生しています。
左右差①
左右差②
こちらの個体の方がDIPが少ないです(再現性あり)
個体差も少しあるかもしれませんね
②イヤピ変更
イヤーピースの変更でディップの形状が変化します
参考Plutus Beast
vs Plutus Beast
vs KB01
完全に低音を盛ってあります。他のサイトの測定結果では低音は同じとありますが私の個体では明らかに増えています。2台共に
どちらが正しいかは不毛なので議論はしませんが、こういうことがあるので自分で計測することが大事だと思っています。
まとめ
イヤーピースを変えるとピークやディップの位置が変わるので振動ユニットがイヤーピースを通して筐体に振動を伝えているのかもしれませんね
聴感上にもピーク感やディップ感が強くでるので人によっては違和感を感じるかもしれません、どちらにしても派手な音色かつ低価格ということもあり、その点を気にする人はターゲットではないのかもしれません
KB01と比べると大きく低域が盛られていることがわかりますね、イメージとしては本当にKB01に低音の骨伝導ユニットを足した構成なのかもしれません
Plunuts Beastと比べてみるとこちらにも200Hz付近に小さくDipがあることがわかりますね、びよんびよんする共通点もありますし、同じようなユニットを搭載し、よりうまく使いこなしているのかもしれません。
共有型の周波数特性が比較できるサイトではアップロード時に平滑化フィルタなどをかけるため、それらのサイトのデータではディップやピークなどは無いのかもしれません。
測定器や測定ソフト(アルゴリズム)の違い、フィルタの違いで他のサイトの測定データには表れていないかもしれません。
また、KBEARの出荷時検査では問題なかったとのことなので、私の測定環境ではこれらのデータが大きく観察されやすい可能性があります。
APPENDIX
注意:動画、X(Twitter)ポスト等
*ファーストインプレッション(第一印象)なのでレビューと異なり多角的な評価はできていません。このため長期的に使ったり、使用条件が変わることで感想が変わるかもしれません
*PR品はいつもと同じ基準で書くことを条件に受けています、商品提供以外の報酬は一切受け取っていません
*本内容はXのポスト(Twitterのツイート)等を再編集している場合があります。はてなBlogは動画対応していませんので動画についてはXのリンクを参照ください<m(__)m>
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