ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。1000本近く機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィ資金はレビュー、倉庫、プレゼント企画等の運営資金にさせてもらっていますニャ。

雑レビュー:A3K 『 Tanchjim BUNNY DSP (USBC) 』大衆向けTier1 分離定位よし音ヨシ!!DACケーブルヨシ!の入門有線イヤホン

こんにちはー

ゆるふわオーディオしているすのーです。今日はポタフェスだったんだってねー(ワイは仕事(´;ω;`)ウゥゥ

さて今回は「HIFIGO」 様からPR依頼の『Tanchjim BUNNY DSP 』の雑ファーストインプレッションです。f:id:el_snow:20241214211120j:image

Tanchjim Bunnyとは

同社初のゲーミングイヤホンというのが正しい評価なのでしょうか。個人的にはTanchjim 独自の異色の音のチューニングを続けているZERO ONEから続く、小型ダイナミックドライバの耳掛け版という認識ですね。

 

el-snow.hatenablog.com

特にこのシリーズの前世代のZEROについては前代未聞のクロストークを含む特殊なチューニングは前後の音場と引き換えに左右の音場表現をバッサリと捨てた異色の表現で自分自身の経験を認知を歪ませられた驚くべきイヤホンです。

世の中にはこの横が狭い音場が好きな人もいるのだと良い経験になった機種です。実際に色々と経験を積んだ今ではイヤホン界隈では音場は狭い方が良いという考えの方も一定数以上いるということも新しい発見になりました。

そして今回満を持して?登場したのはONEと同じチタン系の振動版を採用した耳掛けタイプのイヤホンです。

代々このシリーズはケーブルのデメリット部分をDSP部分で補う思想で好評価を得ており、Bunnyについても依頼時に選べたのでDSP版を選びました。

構成や内容からONEと酷似していますので値段的には少し上がってA5Kぐらいになるのかと思っていたのですが、結果としてはAmzonで3Kあ

過去の機種のアンケート

ということで、結構この前身となるZEROについては何本もかって擦ってきたわけなんですが、ジャックと豆さんのアンケートに触発されて(本人に許可もらいました)同じようなアンケートを取ってみました。

el-snow.hatenablog.com

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実際にZEROについては発売時にインフルエンサーが絶賛したことで多くの人が音が良いと言われていたのですが、皆様の評価はどのようなものなのか気になったのも事実です。実際にみんなから音が良いと思われていたのか、結果はこちらです。

有効票数はそこまで多くはないのですが、思っていたより自分の実感に近い結果でした。実際のところオーディオのレビューや感想は、常識の範囲で好きに言ったらよいと思うのですが、レビューを否定されたと絡まれると面倒な人たちもいるのも事実で、匿名ということで言い出しにくい雰囲気があったのかもしれません。

どちらにしても特徴のある癖の強い音色は一部の方々を熱狂的にさせてくれたことも事実で、あの音色の個性という意味では他の追従を許さないものがあるのも事実で、その音色の魅力も、それを愛している気持ちもわかりますね。

個人的にはそいういう性癖の違いがあったとしても相手の性癖を否定しないことがこの界隈の趣味を長く楽しむコツなのではないかと思いますし。

開封

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付属品は十分な感じですねー

本体について

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本体はリケーブル可能です。
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樹脂製で軽く装着感もかなり良いです。
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2pinのコネクタは少し埋め込みになっています。ピンはONEやいままでのTanchjim 同様に長いタイプですf:id:el_snow:20241214211149j:image

ぎっちりおくまで刺さります。普通に埋め込み2pinももちろん使えました

f:id:el_snow:20241214211217j:imageかなりノズルは大き目f:id:el_snow:20241214211144j:image

ドライバ、内側はこんな感じ

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ケーブルはUSBC

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根本のの部分は左右でケーブルが別になったようです。f:id:el_snow:20241214211225j:image

vs ONE DSP

ちなみにONEと比べるともうノズル部、ドライバは全くもって共通に見えます
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ケーブルの線材や太さはONEと同じように見えます。耳掛け部分は樹脂コーティングされて癖がついています。
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ただ、ケーブル自体は2芯構造になりました。
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DAC部分も手がはいっていてハイレゾに対応したとかいてあったのでデコーダDACは変更されているのかと思います。(現在のアプリではまだ認識しませんでした)

LUNAから一気にDACアンプの完成度が上がった印象が強いのでこの辺りも何かしら手が加えられていそうです。

どちらにしても、ZEROの時点からこの線材とこの構造では測定器で測ってもクロストークが見られたので、別芯にすることにって分離が向上していそうです。
また、ZEROでは根本が断線し易かったり、ONEではピンアサインがわからない、耳掛け使用ができない、などユーザビリティでもネガティブ要素があったので全般的に改善がみられてとても満足です。それでさらに値段も下がっているとか神なの?w

 周波数特性

左右差

まずはUSBCの左右差

DSP vs Analog

vs ONE

音色としてはかなり傾向が近いですが、音の鳴り方は開放的かつ分離が良く、別物に仕上げられています。それでも周波数特性はかなり近いというのはドライバが同じことを強く示唆しているのか、それともターゲットカーブは同じというメーカーの意思を感じますね。

vs ZERO

音色もなり方もかなり別物ですねー。ONEでは響きや余韻の付帯音が邪魔だなと思うこともあったのですが、ZEROではその余韻はとても上品です。一方で音場はDSPでもやや狭いのですがbunnyでは音場が広く、ZERO寄りの上品さと付帯音の少なさを両立してくれる感じです。

音について

ファーストインプレッション

上記のツリーの通りでかなり良かったです。

現在のインプレ

最初は結構ZERO寄りだなと思ったんですが、今日しっかり聴き比べてみると流石にONEの音色に近いですね。

あの後は合計で5時間ぐらい使ってみていますが、かなり使いやすい感じですし、音色の飽きが少なく、ZEROの様に音の狭さが気になってきたりしにくいのも好印象です。画像

ただ、無駄のないなりはZEROの雰囲気も醸し出している感じです。

写真に写っているこれらのどのイヤホンよりもフラットで、空間表現が正確で丁寧で音場が広いです。

奇をてらったような音の強味は少ない様ですが、分離や定位が良いほか、これらの中では解像度も高い位置にいます。

DACアンプの性能としても少し出力が上がったのか、同じ音量設定でも音量が大きいのも特徴ですね。とはいえZERODSPとかわらず最小音量も少なめなので寝フォンもいけます。

音色としてはONEに近いものの、高域から低域までかなり全般的に解像度が高く、過不足ないなというのが印象です。初めて有線系のいういうイヤホンを聴く層にも初めて聞き取れる音色が多く感じられるのではないかと思います。

低音の深さと低音のざらつくような解像度の高さ、高域の輝きといったオーディオが趣味ではないという人でも音色の良さに気付ける体験もできそうだと思います。

一方で上記に並べたイヤホンと比べて明確に苦手というかConsだなと思うのが、ボーカル表現で、そのほかのイヤホンはクロストークの影響かそれとも音色勝負なのか、音が中央により、前後の立体感とともに近くて迫力を感じやすい音色を出してくれます。

ゲーミングについて

正直に言って最近のFPSの様なゲームをするわけではないのでゲームの音声の聞き分けなどはわからないのですが、基本的に分離や定位が良く、音場が広い、解像度が高いことが重要だと思っていまして、その点ではBUNNYはこの値段でかなり頑張っているというかかなり強いのではないかなと思います。

特にQuark2やZERO,ONEではどうしても音場が狭く音の方向性がややわかりにくいのではなかろうかと推察します(事実かどうかはわからないです)。

少なくともオーケストラや普通の楽曲でも音のがどこからどの程度の強さで鳴っているかは重要なファクターだと思っているので案外ゲーミングは私の性癖に近いのかもしれないとは思っています。

まとめ

奇をてらったチューニングではないので、突出した強味こそ感じにくいのですが、正確で広い音場、程よい定位と分離と解像度、上から下まで過不足無く鳴らす実力

耳掛けできる使いやすいフォルムと軽い筐体、リケーブルできる構造、USBCと個人的に価格的にもまずUSBCでA3Kでイヤホンを探しているならまずこれを検討してみてほしいなと感じました。

APPENDIX

注意:動画、X(Twitter)ポスト等

*ファーストインプレッション(第一印象)なのでレビューと異なり多角的な評価はできていません。このため長期的に使ったり、使用条件が変わることで感想が変わるかもしれません
*PR品はいつもと同じ基準で書くことを条件に受けています、商品提供以外の報酬は一切受け取っていません

*本内容はXのポスト(Twitterのツイート)等を再編集している場合があります。はてなBlogは動画対応していませんので動画についてはXのリンクを参照ください<m(__)m>

 

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