ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。1000本近く機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィ資金はレビュー、倉庫、プレゼント企画等の運営資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:イヤホンレビューにおける「過剰な評価」──SNS過大評価傾向の光と影を整理してみる

こんにちはー

ゆるふわオーディオしているすのーです

今回はイヤホンやヘッドホンなどの機材のインプレ、レビューで「過剰な評価」と他人の評価について否定する意見を簡単に言う風潮について自分の気持ちを書いたところ、思ったよりも反応があったのでその内容について一度整理してみようかと思い、雑記です。

事の発端

なぜこのような意見を言ったのか

これは、単純に、初心者やこの界隈に来た人が、「音が良い」「いい音だ」と感動している人に向かって

上記のような「過剰な評価」言葉を投げかけ、機材を楽しんでいる「人」自体を馬鹿にするアカウントが結構見かけるからです。

最近は使っている人を馬鹿にしなければ良いという風潮はできてきましたが(機材の作成者は機材も馬鹿にするなと思っているかとは思いますが今回はその話は除きます)、それらの風潮をうまくかわすような表現だからです。

繰り返しになりますが、直接人を馬鹿にはしていませんが、うまく言葉に隠れて、良い音だと言っている人をの耳が悪いなんて馬鹿にする言葉「こんな音を良い音だと思っているなんてお花畑だな」などと言っている人もいます。

残念ながら、そういう人が良い音だと言っている機材もまた、だれかにそう思われているのに、信じる宗教と信仰心が強すぎるが故に自分が守られて安全な立場だと思って行っているのでしょうね

 

と、前置きは置いて

そもそも「過剰評価」とは何か?

  • 例えば星4や9点以上がズラリと並び、低評価がほとんど出てこない状況を指すと言われています

  • たとえば Headphonesty の最新150件のレビューでは中央値が★4(5点満点)の高い位置に張り付いており、「普通」が実質トップ25%になっていることが In‑Ear Fidelity の統計で指摘されています(In-Ear Fidelity)。


ChatGPTに盛り盛り評価” が生まれるインセンティブ構造を調べてもらった

背景 コメント
アフィリエイト報酬 「リンク経由購入で○%還元」 購入が発生すると収益になるため“推したほうが得”という力学が働く、というコミュニティの声(Reddit)
選択バイアス レビュアー自身が興味ある(=評判の良い)機種ばかり試す その結果、分布が右寄りに偏る(In‑Ear Fidelity も自ら「選択バイアスは高い」と認めています)(In-Ear Fidelity)
広告/提供品 記事冒頭で「※本記事には広告が含まれています」と明示する国内ブログ例(デジタルディスカバリーゾーン) 提供品・PR記事自体は合法だが、読者は“宣伝色”を読み取る必要がある
ステマ規制の圧力 日本では景品表示法改正で2023年10月からステマが違法扱いに(内閣府) “広告である”ことを隠すと行政処分のリスク

という感じで結構、当たらずとも遠からずという感じでしょうか

特にXでは選択バイアスが大きな影響を与えていると思いますが、最近はAliExpressの攻勢でアフィリエイトの影響も大きくなってきているようにも思います。

過剰な評価構造の光と影

ということでメリットデメリットを整理してみようと思います。こちらも少しAIの力を借りましたがほぼ納得できるものだと思います。

過剰評価の「メリット」

  1. 業界全体の盛り上げ効果

    • ネガティブが少ないと新規ユーザーが参入しやすく、市場規模が拡大しやすい。

  2. ニッチブランドの知名度アップ

    • ハイテンションなレビューが拡散し、無名メーカーに脚光が当たることも。

  3. コンテンツとしての読みやすさ

    • “推しポイント”にフォーカスした記事はエンタメ性が高く、SNSで共有されやすい。


過剰評価の「デメリット」

項目 影響例
情報の信頼性低下 「結局どれが本当に良いの?」という不信感が蓄積し、長期的には閲覧数が減る
購入ミスマッチ 返品できない IEM では“合わなかった”ときのダメージが大きい
技術革新の停滞 メーカーが手堅いチューニングで★4以上を確保する安全策に傾き、挑戦的な製品が減少
法規制・プラットフォーム対策 米 FTC は2024年に“偽レビュー全面禁止ルール”を制定し、違反1件あたり最大5万ドルの罰金を科す方針(The Verge)

こうして見ると良い面と悪い面の両方があるように思います。

とは言え、これは適正な評価か過剰な評価、過大評価を見分けることができるわけではないということはポイントですね。

過剰評価の影響

今回Xでポストした点として、大きなポイントが「“推しポイント”にフォーカスした記事はエンタメ性が高く、SNSで共有されやすい。」点の嫉妬の感情です。

SNSでは状況に乗れない気持ちが負の感情を生みやすい他、Xのユーザー全員がレビュワーと言って良い状況では、俺がムーブメントを起こしたいという感情を持っている人が多い様に思います。

実際、自分が評価している機種なんかをまったく聴かずに、同じ価格帯で微妙な機種と思っている機材を絶賛してら「うーん、いろいろと聴いてみて欲しいなぁ」と思うし、「良い機材のメーカーに失礼では?」という気持ちにならないこともないです。

 

でもそういう人たちって大体は初心者なんですよね。

初心者の場合はそこで古参の人にアレコレ面倒な事を言われたらこの趣味辞めちゃいます。私は、そう思っていたけれど別の機材を聴いたらもっと良かった、感動したという経験がこの趣味の面白さなので、それを実感してほしいです。

 

そして、初心者じゃなくて別の機材を聴いたうえで評価しているなら、自分が知らない魅力がある(所謂、オーディオ的な宗教が別)ことが多いんですよ。

もし、聴いてみて機材の良さがわからなかったら「過剰評価とかダメとかポンコツとか」機材をけなす前に新しい使い方、機材の魅力を勉強してみるのも良いかと思います。ステマでなければ評価されている理由がわかるかと思います。

適正な評価とは何か(個人的な感想

2000年頃までのオーディオ(特に据え置き)の評価は口コミもありましたが、インターネットなどが無かったこともあり、オーディオショップや雑誌に権力が集中していたように思います。

この影響で一部のレビュワーが提灯記事を書くことでオーディオの信用が大きく失墜していきました。

個人的にはそれまでは最悪の時代であって、2000年以後に興隆したポータブルオーディオはそのような最悪の慣習が無いポータブルオーディオの世界は新しい地平を築いてきたように思っています。

一方で強くなってきたのがSNSなどの新しいコミュニティです。このSNSというコミュニティで適正な評価を下すということは可能なのでしょうか?

正直自分には不可能な様に思っています。ライト層や私のようなヘビーユーザー、プロ利用、ASMRなどの特殊用途、様々な使い方をする層が集まっているにも関わらず、良さを普遍化してSNSの評判が良い=世間の評価としてしまうのは無理だと思っているのです。

また、SNSは公開された情報ということもポイントになり、ネガティブな事を書く場所ではない(私は書いても良いと思いますが)という意見も強くなっています

SNSはあくまで評判良い機種などで盛り上がるところであって、機材をディスりあって誹謗中傷につながって良い場所ではないというのが現在の社会の認識だと思います。

それを踏まえるとSNSでの「過剰な評価」という言葉はとても憎しみに満ちた言葉で適切ではない様に思うのです。

 

過剰とも思える評価に出会ったら

名前は伏せますがXにこのような意見がありました

あれやこれや何においてもどれと比較してもこいつはコスパ崩壊だのハイエンド並とか言うから比較された機種持ってる人が実際に比較してみる そしたら全然そんなことは無かった それは比較された製品の愛用者への冒涜では?

 

確かにそうです。だけどその比較している人は、機材の比較しかしていません。

なのでこの場合に自分は比較された機種を聴き比べて、自分の適切な評価を是非上げて欲しいと思っている派です

 

個人的な経験で沢山聴きましたが、残念ながらそういう強い言葉で評された機種では、実際に聴いて多面的に見ると「一部」は上回ることはあれど全体的に上回ることなどほぼないです。(自分の経験上ですが)

でも、例えば低音の良さしか評価項目がない人に素晴らしい高音の機種を聴かせても無意味だったりするのはイメージできるかと思います。となるとその人の中では確かにハイエンドに匹敵する低音だったりします。これをその人にとって「過大評価、過剰に評価されてる」と言い切ることはできないように思います。

そして、そこで「過剰評価」と相手の感想を批判し、多数派を振舞うと相手より批判のステージが一つ上がってしまうと私は考えています。

私はこういう時こそ経験豊富な方がしっかり多面的かつ冷静に捉えた評価は、必ず多くの人に参考になると思ってますし、そう言う評価こそ価値があると思います

そしてそう言う内容を言葉にするときこそ、自分が感情的にならず、そして相手も感情的にならせないような慎重な言葉を選ぶのが良いと考えています。

 

私のスタンス

また、特定のメディアでステマアフィリエイト報酬目当てだと思った場合は、そのメディアに対して行うべきですし、私に対してそう思ったら逃げずに直接言ってきて欲しいです。スペースなど公開の場所でお話できればと思っていますので。

特に強く思っているのは、初心者やその趣味を楽しんでいる人の感想に対してまで否定的な言葉を浴びせるのは、やはり違うと思っています。

 

また、この言葉を使ったらアウトなのかと言えばそうでもないです。人間は変わるものですし、もしこの記事を読んで初心者や主義主張を嘲笑うことが良くないなと思ったら次から使わなければよいだけだと思っています。

自分もこの趣味に復帰してから5年以上経ちますが、SNSの発展と体調の回復、政治情勢の影響の中で考え方も大きく変わってきました。

乱文でしたが、皆さまの今後の良いオーディオライフにつながれば幸いです。

 

APPENDIX

読み手の自衛

こちらもAIに書いてもらいました。

  1. 複数ソースを横串で確認

    • グラフ測定系(Crinacle など)、主観派ブログ、量販店クチコミを並べて読み比べ。

  2. “星の分布”を見る

    • ★1~★4、Tier2~5がほとんど無いメディア、アカウントは要注意。

  3. 金銭的利害の開示をチェック

  4. リファレンス機と比較軸を探す

    • 「この価格帯で HD 600 とどう違う?」など、筆者の基準点がはっきりしているか。

  5. 返品・試聴制度を活用

    • 日本国内でも一部専門店は「店頭で自前イヤピ+自前ソースOK」等の試聴環境を用意。

 

付録:Xのインプレを投稿するときに意識したいポイント

こちらもAIに聞いてみましたが結構良いことを言っているように思います。

実践例 期待できる効果
評価レンジの再調整 平均を基準にすることで“本当に突出したモデル”を可視化
測定値と主観の分離 グラフは事実、聴感は感想として二段構えにする
ステークホルダー開示 提供元・リンク収益を記事冒頭にまとめ、透明性を担保
ネガティブポイントも必ず列挙 長期的ファンの信頼を維持

ネガティブなレビューを強く書くことは評価レンジの調整として重要であって、ネガティブレビューを書くインセンティブになっていることがよくわかりますね。

あと、自分の評価がTier1ばかりじゃなくて良かったぜ・・・(違)

付録2:AIによる過剰評価まとめ

  • 過剰評価は“読む側にリテラシー、書く側に透明性”があれば一定のメリットもある
    —勢いのある記事は趣味界隈を盛り上げる潤滑油。

  • しかし 情報の精度が下がり過ぎると市場全体の信頼が瓦解 し、FTCや消費者庁のような規制が強まる流れに。

  • レビューを楽しみつつも「数字の背景」を意識する姿勢 が、結局は良いリスニング体験への近道です。

これで、星の海に溺れず自分の耳で“推し”を掘り当てるヒントになれば幸いです!

 

 

 

 

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