こんにちはー
ゆるふわオーディオしているすのーです
今回も耳の体調不良が続く私に代わって、リア友のれいんさんによる機材レビューで、「KZ」 様からPR依頼のフラグシップフルBAイヤホン28BAの『KZ Sonata』についてです
(*'▽')つ
- 本体紹介(動画)
- 装着感およびケーブルの品質
- 音のバランス
- 高音域
- 中音域
- 低音域
- 音場
- 推奨ユーザー
- 総括
- 写真とか
- すのーの所感および、れいんさんの補遺
- 周波数特性
- れいんさんのレビュー原文
- APPENDIX
本体紹介(動画)
AliExpressクーポンなどの配布をかねてYoutubeのCHも作りました
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KZのフラッグシップモデルであるSonataは、約20,000円という価格帯で提供されており、28基のバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを搭載している点が特筆されます。また、スイッチ機能や比較的高品質なケーブルが付属するなど、先進的な仕様を備えております。しかしながら、実際の使用感や音質においては、いくつかの改善すべき点も確認されます。
装着感およびケーブルの品質
本製品の筐体は非常に大型であり、装着感において課題がございます。28基のBAドライバーを収納するための設計上の制約とはいえ、イヤーピースの選定に時間を要し、長時間の装着には適さない可能性があります。
付属ケーブルにつきましては、KZ製品としては高品質な部類に該当しますが、同価格帯の他社製品と比較した場合、取り回しの良さや音質への貢献度において際立った優位性は認められません。さらに、近年のトレンドである4.4mmバランス接続に対応するケーブルの需要が高まる中、本製品のケーブル交換における自由度が限られている点は、コストパフォーマンスを評価する上で不利に働く要素と考えられます。
音質評価:スイッチ全ON状態での試聴
音質評価にあたり、スイッチを全てONにした状態で試聴を実施いたしました。これは、KZ製品特有の力強い音質特性を最大限に引き出すための設定と判断したためです。
音のバランス
音のバランスに関しては、極めてフラットな特性を示しており、その調和の取れた音作りに驚きを感じます。スイッチを全てONにした状態であっても、特定の音域が過剰に強調されることなく、フラッグシップモデルとしての完成度の高さがうかがえます。
高音域
高音域は解像度が非常に高く、音の透明感が際立っております。シンバルや電子音のアタック感が明確に再現され、不快な高音の刺さりも発生しません。多数のBAドライバーを搭載した効果が顕著に表れております。
中音域
中音域においては、ピアノやギターなどの生楽器の響きや余韻が豊かに表現されます。特にテナー系の楽器では、演奏者の細やかなニュアンスまで伝わり、優れた再現性が確認されます。ただし、ボーカルの表現においては若干の淡白さがあり、感情の豊かさが抑えられている印象もあります。
低音域
低音域は全体的に穏やかな特性を持ち、スネアやミッドベースの響きが適切に再現されます。アタック感が控えめであるため、長時間のリスニングでも疲労感が少ない点は評価できます。しかし、深いサブベースやバスドラムの力強さを求める場合、本製品はやや物足りなさを感じさせる可能性があります。
音場
音場は上下、奥行き、左右にわたり広く、空間表現に優れております。音の定位が明確であり、音数の多い楽曲においても混濁することなく、整然としたサウンドステージを構築します。
推奨ユーザー
本製品は、生楽器の再現性や電子音の表現に優れた特性を有しており、ジャズ、オーケストラ、あるいはボーカルを伴わないEDMなどの楽曲において高いパフォーマンスを発揮します。価格帯を考慮すると、KZが従来の「ドンシャリ」傾向とは異なる、真剣な音作りに挑戦した意欲作と位置づけられます。
総括
KZ Sonataは、28基のBAドライバーを搭載した技術的試みが際立つ製品であり、フラットでバランスの取れた音質を提供いたします。特に中音域の生楽器再現性や広大な音場は、本製品の強みとして挙げられます。一方で、装着感の課題や低音域の力強さ不足が残り、すべてのユーザーに無条件で推奨できる製品とは言えません。しかしながら、KZが新たな音質の方向性を模索した点を評価し、注目すべき一作であると結論づけます。
校正:Grok3
写真とか
すのーの所感および、れいんさんの補遺
ちなみに★で評価するとどのぐらい?との質問をしたら2万円の価格を考えると★4かなぁとのこと。
自分も1時間ほどであれば聴いたのですが、標準のケーブルが流石に強くAS24 PROと比べてもデフォルト同士での比較ではかなり強くなっているように思います。値段分のアップグレードはしっかりあるのでその点は28BAのロマンを追う方には良いかと思います。
とはいえ、リケーブル前提で言うとAS24 PROから値段差が少なくアップブレードとしては大きくはないと感じるひとも多いかもしれません。
ちなみに、構成はAS24 PROからさらに超高域用ドライバを4つ盛った構成で、中域以下は同じドライバを使っているようです。そのほかには音導管が牛脂と揶揄された別パーツから3Dプリンタの滑らかな一体成型に変わっています。
ZATやAS24などと中域以下は同じドライバというのは驚きを禁じ得ないのですが、逆に言えばそれだけKZなりの矜持感じられるチューニング設定ですね。KZのフラグシップBA機ということで、価格が1万円付近に入ってくると良い選択肢になると思いますね。
周波数特性
左右差
スイッチ 0000 vs 1111
vs AS24 Pro
ドライバ構成が同じだけあって中域以下はほぼ同じですね。
れいんさんのレビュー原文
ノリノリの文章をご堪能くださいw
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KZの名実共にフラグシップモデルでお値段も二万円くらいで、積んでるBAの数が28BAというとんでもない数を積んでいて、スイッチも付いていて、ケーブルもKZのイヤホンにしてはちょっと良いケーブルが付属されており、一見良さそうな要素しか見えないが、弱点もあり、まず筐体がデカくて装着感が悪いです、BAの数を考えたら致し方ないとは思うのですが、イヤーピースの選定に苦労しました...
ケーブルもKZにしてはまともなケーブルに思いますが、他のメーカーの二万円台のケーブルはもっと取り回しがよかったり、他のイヤホンにこのケーブル付けてもそこまで音も良いケーブルには思えないのと、4.4mmに交換出来たりする時代なのでこのイヤホンはコスパという意味では悪いなと感じました。28BAにロマンを感じられるかが、このイヤホンのポイントかなと思います
音質の話しをするとまず前提としてKZなのでスイッチを全部ONの状態で聴いてます、それは筆者がKZに求めてる事としてKZの音は暴力的だからこそ面白いと思っている節はあるからもありますが、スイッチ付いてたら全部ONの状態がKZの聴かせたい音だと信じてる部分はあります
信じてるよKZ君、自分は全部ONで聴いちゃうからね、というわけでレビューしていきたいと思います
音のバランスは不思議とフラットです、全部ONでフラットな音に驚きました、これは本当にKZなのか?なんて思っちゃいましたがフラグシップモデルなので真面目に音作りしたのでしょうか、かなり整った音を出してきました
音の厚みはそこまで感じないですが、高音はきらびやかに解像度が高く、音の抜けも良く、それでいて不快な高音は出さないで、シンバルや電子音の高い音はアタック感良好で響きの乗り方綺麗です、流石にBAをたくさん積んでるだけあるなと感じました
このイヤホンの一番の美味しいポイントは中音域です!ピアノやギターの音は音響きや余韻が素晴らしくテナーは演者の息づかいまで感じられるような解像度で、生音聴くのが楽しいイヤホンだなと感じました、しかしボーカルは表現力は甘く、どこか淡々としたボーカルに感じます
低音域は全体的に優しい音で、スネアやミッドベースの響きは良く表現力は良いのですがアタック感はそこまで強くないのも個人的には好きなポイントで聴きやすく良いミッドベースだなと感じます、それでKZと言えばサブベースのイメージがありますが、ここが特に弱点で深さが足りないのと、バスドラムのキックは弱々しく少し物足りなさを感じました
音場は上下、奥行き、左右共に広く空間表現はかなり良いです、音の定位も取りやすく音数が増えても音がごちゃごちゃせずきちんと音が整理されて聴こえます
まとめると、生音系や電子音に強いイヤホンに感じます、ジャズやオーケストラ、あとEDMみたいなボーカルの入ってない音数が多い音源がこのイヤホンの得意な所で、お値段考えるとこういうある種のまともなイヤホンをKZは作りたかったのかなと思いました、強くオススメ出来るイヤホンではありませんが、個人的には音作りには好感を持てる音で、KZはこういう音作りも出来るぞと感じさせる意欲作のようなイヤホンに感じました、KZ君はドンシャリだけではないという事を思い知りましたね。
APPENDIX
注意:動画、X(Twitter)ポスト等
*ファーストインプレッション(第一印象)なのでレビューと異なり多角的な評価はできていません。このため長期的に使ったり、使用条件が変わることで感想が変わるかもしれません
*PR品はいつもと同じ基準で書くことを条件に受けています、商品提供以外の報酬は一切受け取っていません
*本機材のアフィリエイト収入はれいんさんに渡されます。
*本内容はXのポスト(Twitterのツイート)等を再編集している場合があります。はてなBlogは動画対応していませんので動画についてはXのリンクを参照ください<m(__)m>
れいんさんについて
すのーとの付き合いははや5年ほどのポタオデ友達です。れいんは主に低価格中華イヤホンをこよなく愛するオーディオ勢。実は自分のチープオーディオの師匠ともいえる存在です。好みとしてはドンシャリ好きな自分よりはよりアニソンとかボーカル重視の楽曲や機材を好む感じです(偏見かも)。
試聴機材は自分も唸るほどの聴き耳力を持っていることと、オーディオを語らせると熱い熱血派でもあります(笑)。年末から体調を崩して自分が困っているところで、今回助け舟をだしてもらいました。本当に感謝です。
尚、上流は結構癖のある機材を使っているので今回のレビューにあたって『iBasso DC-Elite』 #PR MUSIN を利用してもらっています。
レビューの流れとしては、れいんさんに一度レビューを纏めてもらって書いてもらったものをいただき。そこに対してインタビュー形式に質問とかしまして追加修正とか補遺をしてアップロードという流れです。
購入リンク等
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AliExpressクーポンコード
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