ゆるふわオーディオ日記

日常の気になった事や思う事、気に入ったオーディオ機材のレビューを思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。

雑記:エンカウントでの成果その3

こんにちは

 

今日は昨日のつづきです。

el-snow.hatenablog.com

昨日と同じくツイートの補遺をしていきたいと思います。

final 糸竹管弦

アンプはM17、イヤーピースはSpiralDot++を使いました。直前にA8000、DreamXLSなどを聴いていた状態だったのですがいや、本当に驚きました。Twitterではかなり酷評されていることも多い機種なので全く期待しないで臨んだのですが、圧倒的な定位の良さに惚れてしまいました。イヤホンはもう使いきれないほど持っているので追加で購入するかは未定ですが個人的にはかなり素晴らしい機種だと感じました。安売りなどされるとヤバいかもしれません(笑)

 

Topping A90 Forcal Utopia

DACはADI2DACfsを使ったのですが合わせた構成は本当に素晴らしかったです。ここではそれぞれを単体に分解して補遺します

Topping A90

Topping A90は自分の今使っているL50との比較という観点で聴いてきました。L50はA90より新しい製品でTHDなどのスペック(実測値も)はA90より高いのですが、出力や製品のグレードという意味ではA90の方が上位という微妙なレベルで、どちらの方が音が良いのか?、上位機種に買い替える価値があるのか?っという疑問があってA90に手を出せずにいました。

構成としてはM17から同軸出力でADI2DACに繋ぎそこから同じメーカー、同グレードのインターコネクトケーブルを使って比較しました。UtopiaとD8000は4.4mmプラグなのでL50は4PinXLRto4.4mm変換プラグを利用していますので条件としてはL50の方がやや不利という形です。

UtopiaとD8000をメインに実際聴き比べた感想を言うとA90の方が駆動力が高く特に低音の締まりが良くパワーの強さを実感すると共に音色がきめ細かくバックがより暗いことで1グレード上の商品ということ見せつけられた感じがしました。ではL50の方が全て劣るかというとそうでもなく、音色の細やかさのバックの暗さの差はかなり小さく低音の駆動力もM、Hゲインであれば差が少し縮まります。そしてA90よりもL50が良いと感じた部分としては音の輪郭がはっきりする所でほんの少しだけ元気が良いとも取れます。

個人的にL50から買い替えるほどの差は感じなかったのですが、もし時を遡ってL50を持っていない状態で両方選べる状態であればA90の方を買った方が満足できるだろうと思いました。

その理由は簡単で、L50のインターコネクトケーブルの規格がマイナーなTRSタイプなことと、ヘッドホン出力端子に4.4mm端子がデフォルトで無いことです。L50などは横幅は狭いのですが奥行きが長い上に4pinXLRの変換プラグを付けるとさらに長くなってしまいます。A90を使って4.4mmプラグが直接刺さるのがうらやましいとまで思いました。このため、音質というコストパフォーマンスを求めるのであればL50の方が良いですが、使い勝手などを考えるとA90の方が満足できます。

ちなみにL50が10%OFFになっていますね

Forcal Utopia

写真を撮り忘れてしまったので画像は無いのですが、旧型?UtopiaをM17 DCモードと上記のA90経由で聴かせてもらいました。余裕があればヘッドホン祭りの新型Utopiaと聴き比べしたいと思っていたのですが残念ながら時間が取れず比べることは叶いませんでした。

音色なのですが圧倒的にA90との方が相性が良く驚きました。M17で聴いたUtopiaはやや厚化粧すぎるという感覚で艶や響きは良いのですがやや野暮ったい感覚を受けてしまいました。解像度は高く音場もある程度広いはずなのにやり過ぎ感が強くUtopiaの良さを引き立てているというより殺しあっている雰囲気すらあります。

一方でA90に変えたところToppingの音の明るさと解像度の高さがUtopiaの良さをそのまま引き出している感覚になります。Utopia自体の音は味付けの濃いとされますが、悪く言えばToppoingは無味乾燥と言われることが多く、二つ合わせると良い塩梅になる感覚と言ったら良いでしょうか。

やや暖色傾向の艶やかな音色でありながらアタックも速く解像度も高いため人気が高い理由も頷けました。

 

Topping NX7

ToppingのG5が発表され、L50シリーズを持っている身としてはToppingのポータブルアンプも気になっていました。M17の後段に付けるという使い方をしてみたのですがツイートの通りの感想になりました。

というのもM17は単体でも十分に駆動力があるので大体のポータブルアンプではM17単体よりも解像度が落ちる傾向があり、そのため折角つけるのであれば味付けの強い真空管などのアンプを付ける方が良い印象を持つこと事が多かったのですがNX7では後段に付けても遜色無く駆動力更に増すことができる感覚を感じました。音色の傾向もTHX788+独特の鳴らしすぎる感覚が少なくなるのでよりナチュラル寄りのサウンドになることも好感色でした。

同時期にAiyimaのH1も聴いたのですが全く傾向が異なるので好みが分かれるように思いました。特にAiyima H1は上流のスペックに依存しにくい傾向があると感じ、AGPTEKなどの格安プレイヤーなどに良く合うように思います。逆にNX7は上流の性能に依存してそのままを増幅させる方向性なので上流の粗がより目立ちやすい印象がありましたので、一長一短だと感じます。

この性能であればNX7や魅力的だとは思ったのですがやはりminimiケーブルを持っていない事を考慮すると買いたいとまではいきませんでした。いずれにせよ、本当にToppingは良いアンプを作りますね。

 

Grado GH1

M17のDCモード つよねこケーブルで聴いたのですが本当に素晴らしい音色でした。大型Gradoでもここまでの解放感は感じたことが無いレベルでどうにか手に入るならば購入したいと考えているほどです。44mmドライバーのGradoのラインナップは今年刷新されたばかりなので一度本気で試聴しに行きたいと思います。

 

水月雨Moondrop SpaceShip

水月雨の出世作と言われている通称「宇宙船」ですが初めて聴かせていただきました。いやはや確かに音場が狭いのですがあの当時2000円台でこの完成度であれば人気が出るのも頷けたイヤホンでした。ただ竹CHUが宇宙船の進化系というよりはどちらかというと形状つながりでQuarksの方が近い印象は受けました(音色は別物ですが)。聴いたことはないのですが名前からすると宇宙船の後継はSSPなどでしょうか。。。どちらにせよ竹CHUのリケーブル版が好評なことを踏まえてもエントリーモデルは再開発しなおしたという印象ですね。

 

TANCHJIM Zero

実際に聴いたのは梅田の音フェスの会場なのですが、聴いた当時の感想はOLAの方が好きかなというものでしたので今まで封印していました。個人的には周波数特性グラフが素晴らしく美しいので、すごく期待していた機種だったを覚えています。下記がZEROとOLAの公式の周波数特性グラフです。

っということで実際にかなり期待をして聴きに行ったのですが、OLA系統の音色がすることに加えて解像度などの要素がOLAの方が高い上に、整った音であるがゆえに突出した部分が見えず短時間では良い部分を見つけることが出来なかった覚えがあります。結果的にさすがにOLAの方が良いなと思った記憶があり、残念に思ったのも覚えています。ただ、価格的には16$はQuarksと同じ値段ということを先ほど知りましてそれを考えると悪くないな、、、とも思い返しています。

今、少し流行っているところがありますし、もしかすると試聴時から改良されている可能性もありますのでまた今度試聴に再トライしてみたいと思います。

 

 

っということで、今日はここまでにしたいと思います。もうちょっとだけ聴いた機種があるのでもう少しだけ続くかと思います。

ではまた明日。

雑記:エンカウントでの成果2、Toppoing PA5壊れました、など

こんにちは

 

今日は昨日の続きの雑記です。

Aiyima H1 (画像提供:straycat氏)



エンカウントでの成果2

Aiyima H1 3900円のポータブルアンプ

ほぼツイートした内容がすべてではあるのですが、エンカウントで集まった複数の人がそのアンプで音を聴いたのですが、一様にその音の個性と価格に驚き慄いていました。

 

個人的な感想ではあるのですが価格が3~5倍でも全く驚かないほどに中身の設計や造りもシンプルで音色もまともです。今回聴かせていただいた構成ではminiminiをオーグラインにしたものを主に聴いたのですが特に中域にフォーカスが当たるタイプで解像度も適度に高いです。音場を広くとか解像度を求めて・・・っとなると別のアンプの方が良い可能性はありますが3900円というアンプとしては十分以上の性能だと感じます。

 

特に3900円という価格からイメージされるSNや歪といったスペックの悪さからくる聴感上のマイナス面はほぼありません。具体的に言えば数万円クラスのDAPDACなどのエントリークラスではボトルネックを感じさせないレベルに仕上がっています。

 

とはいえさすがにM17に繋いだ場合には手に入れられる音色の変化と引き換えに解像度とSNの低下を聴感でも感じてしまいマイナス面を感じましたが、中域を重視するようなPOPS系の楽曲ではボーカルの艶や生々しさは魅力的でした。ミドルクラスのDAPの方は当然ながらM17の様な高解像度のDAPを持っている人にも魅力的に思える価格と音色なのは間違いありません。。この音色の変化具合で言えば、以前M17に真空管アンプを繋いだにも似た雰囲気の変化があり、特性の悪さを踏まえても真空管アンプの様にmimiminiケーブルやOPアンプによる味変を楽しむには最適なアンプだと思わせます。

 

また、安い事に加えて回路内容も追いやすいため改造の練習などにも良いようにも思います。最も改造となれば初期ロッドの電解コンデンサの方が良いとも思えるのですが、初期ロッドは電池容量が800mAhしか無いので2,3時間でバッテリーが無くなるらしく普段使いには、アップグレード版の方が圧倒的に便利だと思います。

 

そのほかこのアンプのうれしいところには充電端子がUSB-C規格というところで、中古のアナログポータブルアンプは軒並みUSB microB 端子が採用されていることが多いです。そしてアナログのポータブルアンプは需要が少ない為か低価格の新製品はほぼありません。

 

ちなみにこのAiyimaという会社は私はあまり知らなかったのですが据え置きオーディオ界隈では低コスト、高いコスパの中国アンプメーカーという位置づけで、特に低価格の真空管アンプなどが有名なようです。据え置きオーディオ界隈でも評価は高く、全く信頼できないメーカーという訳では無い様です。私もこのアンプの情報を仕入れた時から何度も購入を検討しているのですが、同じmimimini入力の機能があるXduooの05balですらほぼ使えていないのでまた部屋が狭くなるだけだと寸前で思いとどまっています(笑)。

 

Nicehck Lofty Spinfit W1

過去の記事で紹介した構成でしたが、かなり好評でした。

el-snow.hatenablog.com

 

Letshuore S12

こちらも過去の記事で紹介したイヤホンでしたが、複数人が持ってくるなどかなり好評でした。価格についてはグレイは海外の販売価格21000円程度に為替のための値上げをしてしまったのですがリンクのシルバーについては18000円と値上げ前の水準になっています。

el-snow.hatenablog.com

 

Topping PA5壊れました

まぁツイートの通りなのですが保証を受けるためにAoshida-HiFi(中国)に送付しようと思います。問題なのはPA5の重さで、ACアダプタを含めると1Kgほどあります。海外発送物は重さで送料が変わりますのでちょっとコストが嵩みます。このあたりは正式な国内代理店があったりする他のメーカーの方がどうしても対応は良いです。もちろんAmazonのAoshida-HiFiの対応は早く好感色なのでその点は安心できるかと思います。

 

このPA5、故障したので同症状の方を調べてみたのですが、自分と異なり右CHの故障が多い様ですね。一説には設計ミスではないか?っとの声もあるので時間の問題だったのかもしれません。ただ使用時間として多く見積もっても300時間も鳴らしてないレベルなので音は良くてもToppingという会社は大丈夫だろうか?っという気持ちは強くなりました。今のところ他にも購入したE50やL50は問題無いので暫く様子見をしたいと思います。

 

 

っということで今日はここまでにしたいと思います。

雑記:ヘッドホン祭りで試聴してきた機種、エンカウントでの成果など

こんにちは

 

今日は雑記です。

 

ヘッドホン祭りで試聴してきた機種

ヘッドホンまつりなどで気になった機種などを書いて行きたいと思う反面、今回は様々なエンカウントがあったのでヘッドホンまつり自体に居たのは3時間ほどでとても注目機種を全部聞くことはできませんでした。

なのでポタフェスのように聴いてみて個人的に気になった機種みたいなことはできずTwitterにて視聴の感想をツイートしていますのでその補遺をしていきたいと思います。

Unique Melody

個人的に気に入ったのは試作7ドライバの機種でとてもバランスの良い音色をしていました。やはり価格が高いとは思ったのですがこの後さらにブラッシュアップされることを考えると期待できる機種だと思いました。優しい音色なのはESTが入っていそうな音色でUMの機種は持っていないのとESTっぽい音色のイヤホンはいつか欲しいと考えていたので中々気になる機種でした。

Kinera

九尾狐は個人的に無視聴で凸するつもりぐらい期待して望んだ機種だったのですが、好みや期待とは圧倒的に離れているチューニングで非常に残念でした。特に筐体の外装がプラスチッキーで安っぽく箱のデザインの高級感とは真逆で期待はずれでした。同価格帯に近い平面駆動64ドルのCCA PLA13は低音の強さの癖と標準ケーブルのいまいちさを除けば圧倒的な性能を持っているので本当に残念です。

尚、白の方が製造問題で発売が遅れている情報は知っていたので、この外装の安っぽさを改善する予定があるかを代理店の方に聞いたのですが残念ながらそこは改良予定が無いとのことでした。逆に期待していなかったHolderの方は想像以上に良く驚きでした。

See Audio

Tangzu

S12の同価格帯の平面駆動ということで期待をして試聴したのですが、比べてしまうと普通のいう印象でした。ただKATOなど数ヶ月前まで2万円の機種は軒並み25000円になりつつあるのでそれを踏まえた値段ということを考えるとそこまで悪くないのかもしれません。

Acoustune

個人的に好印象だったモニターイヤホンです。特にこの価格帯でのステージモニターイヤホンは低音が強すぎ、リスニング用のモニターイヤホンは高音が刺さるというバランスで、サポートが強く汗などの耐久性が高い上で一般的なリスニングにも使えるイヤホンとなると絶望的な状況だと感じていたのでacoustuneがそれを担えるならば一番良い選択肢になりうるのではないかと感じました。

Noble Audio

 

まとめ

っということで他にもいくつか試聴した機種はあったのですが、今回は割愛します。また、その他Forcal UtopiaやD8000のLimitedなどの注目機種は時間が足りず持ち越しとなりました。まぁどうせいつか店頭で聴ける機種のはずですので(笑)。

 

エンカウントでの成果

Topazでのレビューでも書いた構成を試された方がいて好評でした。中々難しいとは思いますがぜひ試してみて欲しい構成ですね。

el-snow.hatenablog.com

 

竹CHUmod(2pin) Fourmix TypeEsoft

実際に良いなとは思っていたケーブルの構成ですが、エンカウントでイヤーピースをfinal TypeE softを付けた構成は特に好評でした。本当に竹CHUは19ドル、3000円台では圧倒的なドライバ性能を持っていることを実感できます。

ちなみに2pin化の記事はこちらです。el-snow.hatenablog.com

 

final A8000 Nicehck BluedayA8000

こちらについては以前からBlogの記事で紹介していた内容ですね。もちろんA8000はシルバーコートも素晴らしいのですがどうしてもA8000が苦手な人に高音がピーキーすぎるという印象があるとおもいます。この構成はそれはある程度そのままなのですが低音や中音も主張が強くなることで全体的な印象が弱ドンシャリの良バランスに変わります。A8000のデフォルトのバランスに飽きてきた方や、標準の構成が苦手な方におすすめできる構成ですね。

ちなみにBlueDayはNICEHCKの中でもサブフラグシップに位置するケーブルのためにMMCXプラグの品質が悪いのかA8000と接続するとややぐらつきがあります。自分の場合はその間はぐらつかないようにケーブルのMMCXプラグ側を少しレジンを盛っています。このような細かい点が気になる方はオススメできないのは残念です。

 

っと、書いていましたら遅くなってきましたので今日はここまでにして続きは次回にしたいと思います。ではまた明日。

試聴:ATH-TWX9、MOMENTUM True Wireless 3、Arya、HE400seなど

こんにちは

 

昨日の続きを書こうと思っていたのですが、今日は量販店でいろいろとイヤホンやヘッドホンを試聴してきたのでその感想です。

M17バッテリーモードを使った試聴レベルなので参考程度にみていただければ幸いです。

ヘッドホン

audio-tehcnica ATH-M40x、ATH-M50x
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オーディオテクニカのヘッドホンは昔から大好きだったのですが最近の機種(とは言え結構前ですが)はほとんど聞いていなかったので今回特に評判の良い定番となっている2機種を聴いてきました。

M40xはPOPSやロックのボーカルものに良く合うリスニングヘッドホンですね。音像が高い位置にあり、主旋律の存在感が強く音の広がりは絶妙で気持ちがいいです。音場は広いとは言えないのですが密閉型であれば十分ですし何より装着感もよく軽いので付け心地も良いです。解像度などは値段なりに十分に高く一般ユーザーがちょっと良い密閉型のヘッドホンを買うとかなり満足できるだろうと感じました。ちなみにこのヘッドホンは某ランキングサイトでハーマンターゲットカーブにかなり一致していると有名のようです。

続いてM50xですが、M50xは解像度が高く音場が広く定位が良い素晴らしいモニターヘッドホンだと感じました。M40xではつぶれていた楽器の音像一つ一つが追いやすく、メロディラインから主旋律まで音楽に含まれる要素一つ一つを味わうことができるリスニングヘッドホンとしても優秀だと感じました。その分M40xに比べるとボーカルなどがの音像が遠いのでM50xは上位下位の関係だけでなく完全に別物と言ってよいかもしれませんね。ちなみにこのM50xはオーディオ製作の現場で使われている定番モニターヘッドホンと聞いていましたが確かにこの音色に加えてサイズやポータビリティなどを踏まえるとその地位に落ち着いた理由が良くわかりました。また、M50xはM40xよりハーマンターゲットカーブとしては外れているそうでどんな音か心配だったのですが、全くの杞憂でした。値段が違いますが両方共に値段なりの価値がある素晴らしいヘッドホンだと感じました。

HIFIMAN HE400se, Arya

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HE400seは発売当初から価格以上の音色だとか価格破壊だとか良く騒がれた平面型のヘッドホンです。いままであまり聴く機会が無かったのですがヘッドホンの某ランキングサイトでハーマンターゲットカーブに沿っているとの情報を得たので興味が出て聴いてみることにしました。このためM40xに似た音色、音場なのだろうか?とか思いながら聴いてみたところ全くの別物で驚きました。

私が感じたHE-400seの印象は音の解像度に曲振りした癖のある音色の鳴らしずらいヘッドホンです。とにかく高音の癖が強く、解像度が高く音像がはっきりとしているので見通しが良いのですが、音色の部分が不釣り合いで荒々しいです。特に高音域の音色は顕著でチャイムやシンバルなどの音色が不快と感じる楽曲も多々ありました。確かに解像度だけ見れば同社の上位機種Devaなども量がしており素晴らしいのですが音色のバランスは圧倒的にDevaの方がまとまりがって好きだと感じました。確かに価格を超えて素晴らしい機種ではあるのですが鳴らしずらいこともあり初めて持つ1つ目のヘッドホンというような用途には向かず、玄人好みの一台として特定用途でジャイアントキリングができる一台という気がします。

続いてAryaですが、これも非常に評判の良い平面駆動型のヘッドホンで前回JadeIIを聴いて素晴らしいと感じたので同価格帯のAryaも興味がでたので聴いてみました。結果としては非常に繊細な音色と高い解像度、広い音場を両立する素晴らしいヘッドホンだと感じました。比較す値段ではないのですがHE400seの気になった悪い部分を全て解消してくれているような音です。逆に言えばHE400seの解像度の高さを裏付けていると言っても過言では無いのですが完全な上位互換と感じました。非常に素晴らしい音色に加えて装着感も良くぱっと聴いた限りは欠点らしい欠点は見つからずかなり魅力的です。今日はここに記載していないヘッドホンも沢山聴いたのですが今日聴いた中で一番素晴らしい音色だと感じ同価格帯のお気に入り機種を持っていなかったら欲しいとまで思いました。

振り返ってみてHE400seについてはかなり辛口にはなっていますが逆に言えばHE400seは自分の聴く楽曲や用途でハマれば強いっという素晴らしいヘッドホンなので一聴してみる価値のあるヘッドホンだと感じました。


TWS  3万クラス高評価の3機種を比較して

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audio-technica ATH-TWX9

これもまたオーディオテクニカの製品なのですが、最近発売されたTWSで3万とかなり高価格帯のTWSなのですが好評なので定番となりつつある2機種を比較しながら試聴してきました。

スマートフォンはxaomi 11Tで接続はAptX-Adaptiveの48kHzと96KHzで試してみました。音質は別にして接続としては両方共に混雑した店内ではちょっとしたスマートフォンの動作で音飛びが発生していましたのでちょと不安はあるかなという気がします。

音色のバランスですが全体として高音が強い癖のあるオーディオテクニカらしい音色です。解像度は高く、XM4などがある3万円の価格を納得させられるだけの音色だと感じます。音場感としても広く音像も高いやや近いので女性ボーカルなどは伸びやかで綺麗です。とはいえ良くも悪くもこの高音はオーテクらしい音色を凝縮して癖が強いので人を選ぶかもしれないと感じます。個人的には低音中音域にボリュームを合わせると高音域の音量の大きさに驚くほどなのでやり過ぎなのでは?っと感じたのですが逆にこれぐらい突き抜けてくれた方が一般ユーザーそしてオーディオテクニカのイヤホン復権を待ち望んでいたファンには好印象なのだろうと感じます。

個人的には比べた3機種では装着感が一番良く好印象なのですがxiaomi 11Tのせいだとは思いますが電波の安定性には一番不安があるなと感じました。ノイズキャンセルについては3機種中2番目の効き具合で悪くないレベルでした。

SENNHEISER  MOMENTUM True Wireless 3

ゼンハイザーTWS史上最高音質という謳い文句のTWSです。MOMENTUM True Wirelessの初代は所有していたのですが、その系譜を持つ正当な進化だと感じました。バランスが良く適度なドンシャリで音場が広く3機種の中では最もボーカルが遠いので残りの2機種とは異なるので好き嫌いが大きく分かれると思います。

ちなみに言語化が難しいのですがこの3機種の中では個人的に好みの音色なのですが、この音色は逆に自分は物足りないと感じてしまうのでどうしても機種自体は好きになれません(笑)。また初代からほぼサイズが変わらずなのでこれらの中で最もサイズが大きく装着感としても最も難しいと感じます。ノイズキャンセルとしても3機種の中では一番イマイチだと感じたので音は良いけれど・・・っという気持ちになりました。ちなみにAptX-Adaptiveの接続性についてはATH-TWX9より音飛びの回数が圧倒的に少なく安定しているように感じました。

SONY WF-1000XM4

最初は上記の2機種ぐらいしか聴く予定は無かったのですが、比較のためにLDAC接続で聴いてみました。聴いた感想としては発売から時間が経って2万5000円とオンラインでは価格が大分こなれてきているのでかなりお買い得になっていると感じました。音色としてもSONYらしい若干暖色よりの弱ドンシャリで解像度もLDAC接続では圧倒的に高くこれもSONYらしい音色だと感じます。

ちなみにLDACにすると流石に店内ではまれに音飛びするのでオーディオ専用コーディックではどの機種も不安が残る結果になりました。ここまでくると11T Proが悪いような気もしますがAACなどのコーディックだと安定しているがもどかしいですね。

今回3機種を聴いて面白いと感じたのはTWSの最上位機種の音色には各社の個性を大きく反映させているということです。各社の目指すべき音の方向性が見えるようで面白く感じます。特にTWSではドライバ、アンプからデジタル回路まで全てオールインワンで揃えられますので良い音の体験を総合的に得られることができます。今回は3社だけでしたが狙っている音の個性が感じられてとても楽しかったです。

3機種についてはどれを買っても後悔しない出来栄えと感じたので3社の音の方向性にどれだけ自分が合っているかで選ぶと幸せになりそうです。

っということでこんな時間になってしまったので、今日はここまでにしたいと思います。ではまた明日。