el_snowの日記

日常の気になった事や思う事、気に入ったオーディオ機材のレビューを思うままに書いています。

雑記:ツイートとインプレの補遺、ブラックフライデーの購入

こんにちは

 

今日も雑記です。

私事ですが、先程AliexpressのBFセールの誘惑に負けてXUDOOのX2SとTRNのBA15を購入しました。届きましたらレビューしてみたいと思います。X2sもBA15もクーポン抜きではAmazonでもほぼ同じ過去最安値まで下がっているので、Amazonという保証もありますしさらにポイント還元もありますので気になる方がいれば下のリンクからどうぞ。

(過去最安値) (20%OFFクーポン有り)

 

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先日着弾したAlteaですが前評判に反してどう組み合わせてあまりしっくりくるイヤホンが無く、これはやられたか?っとおもったのですがやっと良い組み合わせが見つかりました。もちろん素性が悪いケーブルではないのですが一芸が無い感じだったのですが、ZEXと合わせたところJellyではどうしても気になっていた解像度や定位や分離、中域の厚みがかなり改善されて驚きました。元々JellyとZEXの組み合わせは神がかっていたのでどちらがいいかは甲乙つけがたいです。ぜひZEX、Alteaのどちらかを持っている方はブラックフライデーも始まりますし、今ならクーポンでかなり安くなっていますので購入して試されてみるのをおすすめします。

標準の構成では全くお勧めできないイヤホンでした。2万円という実勢価格で買われた方はがっかりした人も多かったかもしれません。低価格中華は付属ケーブルが酷いなんて良く言われますがまさにそれで、Auroraは2万円近いイヤホンにもかからわず付属のケーブルが酷いという数千円の中華となんの変わりもありません。KBEARのイヤホンは何気に初めてだったのですが、まぁKBEARはまだその域のメーカーなのかもしれません。逆にドライバと筐体の素性だけはかなり良い様でリケーブルしたイヤホンはかなり強くリケーブルに抵抗の無い方には強くお勧めできる機種でした。特にいまはブラックフラーデーになり17000円前後で手に入るようです。また、この鏡面筐体は歩留まりが悪いようで黒Verにモデルチェンジするようです。鏡面のモデルは希少価値がでるかもしれませんのでほしい方は急いだ方が良いかもしれません。
そういえばRobinなんかも評価が別れていたのでリケーブルで伸びたりするのだろうかと思った次第です。いつになるかわかりませんがこれはいつか試してみたいなと思います。

 

 

UTWS5はLDACに対応せず高音質コーディックはAptX adaptive にしか対応しておらずiPhoneAACしか対応していないのでAdaptiveに対応している格安のDAPの代わりに探していたらたどり着いた機種です。買ってみたらびっくり25,200円でPayPayキャッシュバック5000円で実質2万円にもかかわらずかなり音が良く画面もかなりきれいです。正直いうとM3Xのもっさり具合と不安定さには疲弊していたところがあるのでかなり嬉しい誤算でした。MicroSDも1TBまで対応していますしバッテリーの持ちもかなり良いです。何より薄く軽いのも素晴らしいです。A105の音を聴いたのはかなり前なのでちゃんと今度聴き比べてみたいと思います。

 

同じく同様の条件で探していた機種です。この機種はとにかく安いのが特徴であまり期待していなかったのですがPixel 4a (5G)よりはかなりまともで安心しました。この値段ならトランスミッター用途かDACへのデジタル出力用途で購入するのはかなりアリだと思いました。

 

最初は自動電源ONなどができないので失敗したかなと思ったのですが、Fiio Control アプリを入れれば変更できました。個人的にはこの様なアプリはセキュリティ上できる限り入れたくない方ではあるので、この様な姿勢は好きではないのですが変更できるのはかなり嬉しいです。希望としてはマルチポイントペアリングできる機種は2つまでと少ないのでもう少し増やしいてほしいです。まぁこれはしばらくすれば解決する問題かもしれません。かなり良い機種ですがAdaptiveに対応していないのは残念です。ただ、このLDAC仕様でも十分な音をだしてくれるので長く使えそうです。

 

スマホとしては素晴らしいのですがオーディオ機器、DAPとして見たときはちょっといただけない音でした。これならば別で変換器をつけたほうがまだマシで使い所がありません。まぁこの機種もLDACには対応しているのでLDACトランスミッターとして使う分にはいい音です。写真も無限に保存できるみたいですし、スマホとして考えるのであればありでしょう。

 

581円で買ったのですがあまりにいい音で驚きました。ただ、いろいろな人から聞いたところあまり良い来歴のあるイヤホンではないようですね。不良率も高いようですし音はいいのですがあまり人にはすすめたくないです。

 

最後に、TypeCのAGPTEKがほしいのですが誰か情報をお持ちではないでしょうか?

 

ではまた

雑記:ツイートとインプレの補遺

こんにちは

 

今日も雑記です。最近毎日所持機材のインプレをあげてますが一応、今現在自分の中でインプレやレビューは以下の分類になっています。

 

試聴:一部の試聴曲を使って特定の機材を使い、店頭で数分程度聴いただけ
   → 正確性はあまりなく、参考程度


インプレ:複数機材の組み合わせか様々な楽曲か複数日で数時間程度聴きこんだもの

   → 機材への簡単なお気持ち?だがあくまで参考程度に


レビュー:複数機材の組み合わせ、様々な楽曲、複数日で10数時間以上聴きこんだもの

   → その機材への強い思いを文章にしたもの

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なのでまぁツイッターでのインプレと視聴は参考程度に見ておいていただければ幸いです。特にBlogでもかなり古いものは今の分類が出来てないので少し上記の内容とはブレているかもしれません。

 

個人的には最近使用頻度が高い機種です。やっと良さが理解できてきたという感じでしょうか。今まではQ5sTCが攻守ともに強いと思っていたのですがLoftyやVX Proなどイヤホンはかなり苦手だということがわかってきました。いろんなイヤホンを聴いて評価するには1機種のアンプでは賄えない現実が見えてきたというところでもあります。

特にLoftyの評価の悪さは同じ音の傾向を持つと言われているFD7が絶賛されているところからも不思議に思う次第です。私はADI2DACで聴いているのもあり凄く評価していますが評判はやや残念なところがあります。更に気に入っているXD05Balは布教用に貸し出しているのでまた使用頻度が変わるかもしれませんが、HM1000が生産終了というのは惜しいです

 

先日の記事も訂正しておいたのですが、過去最安のクーポンが標準価格になりました。このままブラックフライデーセールまで維持されてればさらに最大8%ポイントがつくのでしょうが、品切れが近くなると実際価格を上げる可能性もあるのでどうなるかわかりません。どちらにしてもこの価格は後悔しない価格だと思うので品切れになる前にどうぞ

 

日本企業の製品であり、音が気に入っていた機種ではあったのですがどうしても装着があいませんでした。装着しても時間と共にずれていきそのちょっとしたストレスがあって使用頻度がどんどん減って行きました。小さい筐体は良いのですが小さ過ぎて装着感が犠牲になっている様に思います。私の手放したTZ700はどうやら海外に行くことになった模様で、TZ700の音が海外でも広まることを望んでいます。

 

非常に惜しいなと思った機種です。リケーブルで音が化けるイヤホンなので構成を詰めると面白いのではないかと思う一方で写真の様に白龍などメジャーな0.78mm 2pinケーブルでさえ刺さらない様です。0.75mmの穴はガバりますが刺さるので、穴は0.72mm程度なのかと思います。イヤホンやケーブルを壊すわけにはいかないのでそのままの状態で聴くのが良いかと思います。

 

AS06は各所で絶賛しかされていないイヤホンだったので正直聴いたときはかなり驚きました。かなり変わった音でかなり独特なので・・・良いイヤホンではあると思うのですが、自分には流石に全員が褒めすぎと・・・そして明確な欠点もある以上、万人に受けるイヤホンには思えませんでした。

念の為2日ほどエージングしたのですが音の傾向は同じでした。すべての楽器や声が電子音にエフェクトされるかなり変わった音色ですし、記念に所持し続けるとは思います。

 

本当にリケーブルで遊ぶために生まれていた様な機種です。低音の弱さは気になるのですが値段も落ち着けば1000円台になるでしょうし1000円台の定番の1つになりそうな予感です。パッケージの絵も中国版と同じかわいい女の子が書いてありますし(違)。

 

こちらはProじゃない方ですね。使い勝手は競合メーカーよりかなり良いのですが音は悪いです(笑)。少しでも安くワイヤレス化したいという要望なら2000円台ですしアリだと思います。

 

ではまた明日

雑記:DB1プライム配送、AZ09 Pro簡易レビュー、TWSレシーバー化アダプタについて思うこと

こんにちは

 

今日は雑記です。昨日書こうと思っていたのですが久しぶりにスペースをやりましたら疲れ切って寝てしまいましたTT。
さて先日リケーブルをして驚いた、安いわりに音が良いイヤホンNICEHCKのDB1がAmazonプライムで扱いを開始したみたいです。ブラックフライデーセールも近く、もう少ししたら値段も下がるかもしれませんがこの値段なので早くこのコスパと音を体験したい人は良いと思います。エージングとリケーブルでかなり音が変わる遊べるイヤホンだと思います。(中国のパッケージは女の子が書いてあったのですがAmazon版はその点の写真などの言及が無いのでどうなっているのか気になる次第です)

 

下記の写真を見ていただければわかりますが、Proと無印の外見上の違いはイヤーフック部分のケーブルの被覆だけの様です。もちろん音は違ってツイート通りかなり良くなっています。個人的にはこのタイプのTWS化するイヤーフックモジュールは推しのアイテムなのですが、最近やっと実用的になってきました。特にこのAZ09 Proは個人的にはZEXやNRAといった低価格EST静電容量式のイヤホンと合わせることで世界にまだないEST型TWSとして使えるのでかなりおすすめです。

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ただ、そのような特別なイヤホンで使う以外の用途ではもう少し予算を出した方が満足できると思います。まだ日本発売されていないUTWS5は使った中では別格で音と使い勝手が良くマストバイアイテムだと思います。なのでこのAZ09 proは、音にはそこまでこだわらないけれどお気に入りのイヤホンを使いたいという用途向けになります。

ツイートでは割愛した使い勝手を補足すると、動画を見たり、太鼓の達人などのゲームをしてみたりしましたが遅延なども感じず実用的になっています。

スペースやDiscordなどでマイク性能を確認してみましたがこれも普通に使えるようになっていました。AZ09無印では声がほぼ聞こえないと顰蹙を買うほど酷いマイク性能だったのでチップセットだけでこれだけ変わるのかと驚きました。

他にも素晴らしいところは同種のイヤーフックのタイプの中でもサイズが一番小さいことだと思います。競合シリーズの中で一番耳への負担が少ないです。価格も一番安くとりあえずお試しで買ってみるか・・・という場合はこのAZ09 PROは4500円程度とリーズナブルです。競合のNICEHCKやTRNの製品は9000円程度で音もそう極端には変わらないです。なのでAZ09Proが一番オススメできます。

*AZ09の無印はさらに安いのですがホワイトノイズの大きさ、音質、マイク性能の問題があるのでとにかく安くっという方以外にはおすすめしません

 

 

 

TWSレシーバー化アダプタについて思うこと

このタイプのTWS化するBTレシーバーのイヤーフックアダプタを簡単に比較すれば、NICEHCKのHB2はケースがないのでプラグで一本づつケーブルを指して充電しなければならなかったり、そのために本体のボタン操作がシビアだったりと音質は良いのに設計が残念すぎます。TRNは惜くBT20SまではHB2同様にケースなしでしたが、20S PROからケースが付いたのですが保存ケースの厚みが薄く、大体のイヤホンがケースに入り切らないという致命的な欠陥があります。もちろん無理やり押し込めば入るのですが運が悪ければおそらく傷が入ると思います。他にもケースを開けるだけでペアリングするであったり、操作ボタンの使いやすさであったりかなりシビアな作りでとても人には勧められません。

この様な問題が無く、切れにくくマイクが普通に使えるTWS同等と言えるべき機能が付いたTWSモジュールはFIIOのUTWS3以降であったり、iBassoのCF01、SHUREのAONICなど1〜2万円程度の価格帯になります。

これらの高いモジュールの肝心の音質ですが、まだまだ出たばかりなこともありノウハウが無いことでチップセットの回路をほぼそのまま使っているだけなのでそれほど感動するほどのものではありません。なので「買ったは良いがこれならそのままTWSを買ったほうが便利で高音質だ・・・」または「やっぱりイヤホンは優先だな」っと感じる人も多かったかもしれません。

そんな時代を1〜2年経て最近登場していたのがBT30やUTWS5といった機種です。これらはQCC3040などはBTレシーバーとしてだけ使い、アンプ回路やDAC回路を別途設けたTWSレシーバータイプです。値段もそこそこ張るのは事実ですが実際聴いてみると廉価版のDAPの実力と同等、又は超えてきており、十分にイヤホンの音を楽しめるレベルになっています。ただこれらが日本でちゃんと使えるには技適などの審査もありますのでもう少し時間がかかるかもしれません。


さて、このタイプに私がなぜ期待を寄せているかの持論を簡単に書いておきたいと思います。

一般にアンプからドライバを繋ぐケーブルはロスが少なければ少ないほどよいということが知られています。よく据え置きでもイヤホンでもケーブルで6Nだとか7Nだとか純度で音が変わるなんて言っていますが純度が高くて抵抗が少ないほど音が良いのならばアンプのすぐ側にドライバが合ったほうが良いと思いませんか?

じゃあそれなのになぜ近づけなかったというと音の振動の影響を受けてしまうことと、技術的にできなかったからに他なりません。しかしここ数年これがTWSなどの技術によって実用的になってきました。TWSのように筐体にすべてを入れればよいのですが実際にはハイエンドモデルは耳に飛び出さんばかりの筐体すべてをドライバに費やして高音質化を図っています。ということはTWSのように筐体の中にアンプを入れてしまうのは音質的にマイナスということです。であればその横にイヤーフックの形でアンプとバッテリーがあるのが理想です。もちろんアンプのサイズは動かすドライバと合ったものが必要かと思いますので組み合わせは難しいかもしれません。実際にUTWS5はその期待に応えてくれていまして非常に良い音です。

もちろんNobleAudioの新作の音質全ブリのTWSの様に筐体内に全て詰め込む方向、メーカーチューニングにも期待しています。ただそれでは余りにも面白味が無いと感じてしまう気持ちもあり、やはりこのイヤーフックタイプに期待したいのです。まぁ当然ながら有線では高価格化していると言われている現状が気に入らないのもあります。そして進化論の様にDAPだけがポータブルオーディオの未来ではなく、新たな市場を切り拓いて欲しいという気持ちもあります。

 

なんか書いていたら長くなったので今日はここまでで

ご拝読ありがとうございました。

 

 

レビュー:ポータブルDAC・アンプ HAA FEE HA11 結論:Tier2 コスパ最強

こんにちは

 

今回はHAA FEEという会社のポータブルDAC兼アンプHA11です。結論を先に書けば音質、サイズ、使い勝手を考えればかなり強力です。入手性の悪さと多少の使いにくさを割り切れて予算2万円という人は一番オススメできます。

購入したのは半年ほど前でしょうか。Q5sの入れ替えのつもりで購入したHifimanのHM1000がどうしても合わずAliexpressで色々と物色していたときに見つけた機種です。なので全くもってメーカーの来歴や製品の成り立ちや思想について知っているわけではないのですが、サイズの大きさとスペック、見た目のデザインがしっかりしていそうだったのでFiioやiRiverも昔はこんな感じだったかもなぁと逡巡し、当時約22,000円という手頃な価格もあり、勢いで購入してみました。今回はその後にxDUOOのXD05 balを入手したことで使用機会がなくなり、気に入っていたにも関わらずFFさんに手放すことにしたので記念にレビューすることにしました。

 

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■仕様など

ざっと探した感じでは全くもって公式サイトを見つけられないのでAliexpressの説明欄が一番商品仕様がわかりやすいです。

ja.aliexpress.com

 

簡単に抜粋すると

・本体はCNC切削加工
・ES9038Q2M×2
・デコード32ビット/384khz、dsd256
・OLEDディスプレイ採用
・CSR8675 Bluetooth 5.0
プロトコル、APTX-LL、APTX-L、aac、sbc、Aptx-hd、ldac
・OPA1612×2
・ヘッドフォンアンプIC:Tpa6120×2
・xmos u208
・容量: 4100mah、充電電圧: 5v
・バランス:1000mw/32オーム、150mw/300オーム
・アンバランス: 600mw/32オーム、100mw/300オーム
・THD 0.0008%
・SN 118db
・出力: 2v rms/アンバランス、4v rms/バランス
・プラグ:4.4mmバランス、3.5mmアンバランス
・サイズ:150x85x18mm(突起含まず)
・重さ:250g

 

とかなりスペックだけ見ればこのサイズから考えるとモンスターでQ5sを上回っています。パーツだけ見れば先日紹介しましたxDUOO XD05Balとほぼ同じで遜色ありません。実際どうもHA11というのはこのHaafeeのアンプの中ではフラグシップモデルの様でリストを見ると小型のHA6,HA7,HA9,HA10とHA11を含めて5サイズ展開されており、概ね数字が大きいほど大きく強力なDAC・アンプ回路を積んでいるようです。さらにUSBの端子がTypeCのものはこのHA11だけで、スペックからみても最新のもののようです。

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ちなみに裏側を見ると「SaoMai」という会社がデザインしているようで、SaoMaiの方で検索をするとSaoMai AudioというHPが出てきまして中国のオーディオメーカーで、SaoMai,HAA FEE,MAYEVER,LEAF AUDIO,PHOENIXというブランドでいくつか商品を展開しているそこそこの大手?っぽいです。据え置き向けは真空管アンプなども手掛けているようでスペックだけなのかと思いきやアナログ電子回路の設計にもノウハウがありそうです。

 

■使い勝手とか

〇SPEC上のDAC「ES9038Q2Mx2」「OPA1612Ax2」が強い

 上記の通りです。旭化成DACは入手困難ですので事実上のポータブルとしては最上級のDACが乗っています。OPAMPも交換こそできませんが、標準でかなり強いものを使っています。音質は後述しますが、この値段と大きさを考えればかなり強いです。

〇BTチップQualcomm「CSR8675」が強い

 Bluetooth 5.0、LDAC/aptX HD/aptX LL/AAC/SBCに対応。aptX Adaptiveには対応しませんがLDACでの接続が可能です。通信も比較的安定しており室内や少し持ち出す程度では問題ありませんでした。

○駆動力が高く、最大出力1Wなのにローノイズなのが強い

 ポータブルDACとしてはパワーがあります。これだけ大出力でありながらホワイトノイズも少なく通常のIEMであれば問題ありません。またデジタルボリュームのためか左右CHの音量差であるギャングエラーもありません。

〇大きな有機EL画面が見やすい

 ボリュームやフィルター設定、サンプリングレート、接続方法などが明るく見やすく大きいディスプレイに表示されているので非常にわかりやすいです。このようなDACではディスプレイがないことが多いのでこのわかりやすさは嬉しいです。

〇持ち歩けるギリギリ最大の大きさ

 250gで昨今のハイエンドDAPよりは軽いです。横幅と縦幅があるので見た目のサイズのインパクトが凄いのですが、厚みはそれほどないのと、丁度Iphone12ProMaxと似たサイズ感なので慣れると問題ありません。ただ賛否あるかもしれませんが、これ以上大きいと持ち歩くのは困難かもしれません。ポケットに入れるのは難しいかもしれませんが、LDAC等で繋げばスマホからハイレゾ相当で繋ぐことができますのでバックなどに入れておけば操作も快適でかなり使勝手が良いです。

androidを搭載しないので陳腐化しにくい

 androidDAPが沢山発売されていますが、セキュリティの問題などが発生すると使用が難しくなります。一方でこのDACandroidを搭載していないので時代の流れに対して陳腐化しにくいです。また、今持っているDAPをそのまま使うこともできます。

〇非常に安い

 これだけの機能と音質を誇りながら約22,000円はかなり強いです。

 

もちろん使ってみての弱点もあります

△充放電仕様が悪い、電池残量が不明

 6〜8時間とのことですが、体感としてはだいたいその程度なのですが、本体にバッテリー残量を知るすべがありません。でかい有機ELディスプレイがあるのに無駄この上ない仕様で不便です。また、本体下部の主電源スイッチを切らなければ待機時にバッテリーを消費する仕様の様で切り忘れると電池がなくなっていることがあります。なのでいざ使い始めたいと思ったとき、思いの外電池残量少ないなんてことが良くありました。TWSなどでよくあるやつですね。Q5sTCなどが無入力状態だとオートスタンバイに入って電池消費を抑えてくれるのとは対象的でその様な便利な機能は付いていません。

逆にいえば物理スイッチでOFFにすればある程度は待機時間は長くなりそうです。準、据え置き利用であれば問題ありませんが、充電器によってはBT接続などでは消費電力が上回る場合がある様なので、充電が空の状態になった場合は一度少し充電してから使うほうが良さそうです。

△着弾が遅い
 中国発送の為、着弾に時間がかかります。現時点ではAliexpressなどの中国発送以外の方法がありませんので実質購入しようとすると最速であることは変わらないと思います。

技適の審査が不明

 現在日本の代理店が付いていませんので技適の状況が不明です。発売してしばらくたちますので動向をみていたのですが動きがありません。

△保障関係が不明

 現状購入店、例えばAliexpressの保証に準じる形ではないかと思います。

△重くエッジが痛い

 やはりポータブルDAC・アンプとしては実用上最大サイズ、最大重量に近いです。XD05Balに比べれば厚みは薄いですが、本体の四隅の角がやや鋭利で持っていると少し痛いです。XD05Balあたりはボタン類の使いにくさをケースでカバーできるのですが、残念ながらマイナーすぎるのかHA11のものはAliexpressでも見当たりません。先ほど説明した通り、昨今はDAPもかなり大型化しておりM17など化け物級のDAPも出てきていますので個人的には許容範囲ではないかと思います。

 

■音質とか

価格を考えれば素晴らしいの一言です。ただパーツとしてはほぼ同スペックのXD05 balと比べれば一歩劣るところです。一方でQ5sTCなどと比べても同レベルの土台まで乗っていると思います。

〇ヘッドフォンを聴いて

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 折角なので最近購入したHD800sを標準付属4.4mmバランスケーブルを使って聴いてみました。曲にもよるのですがボリュームは最大100中60程度の音量設定で適正音量が取れました。音はHD800sの特徴である非常に広い音場を概ね損なうことなく奏でてくれました。音色も素晴らしいので十分だと感じた一方で低音の質感の表現は据え置きアンプと比べると劣っておりその点はやや物足りなさも感じました。スペックとしては最大出力1W、パワーの面では十分なはずではあるのです実力値としてはいま一歩なのかもしれません。ただ少し小さいですが同様のコンセプトQ5sなどと比べても空間は広く音像の高さがあり開放的です。音色としてはQ5sのほうがやや艷やかで繊細ではあるのですがHA11の方が寒色よりで迫力と解像度に振っており、方向性が違うため甲乙つけがたいです。
 個人的にはやはりポータブルサイズなのでヘッドホンを鳴らすことがなかったのであまり試せていませんが、HD800sは300Ωありますのでもう少し鳴らしやすいヘッドホンであれば十分に鳴らせる実力はあると思います。

 

〇イヤホンを聴いて

ベンチマークとしてNiceHCK Lofty、TRN VX pro、KZ ZASを、リスニングとしてFinal A8000、JVC FW10000などを試してみましたがどれも卒なく鳴らしてくれ、Q5sなどと比較しても目立った欠点が見当たりません。

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Loftyは中低音の表現にパワーと駆動力が必要になる非常にベンチマークに良いイヤホンなのですが、このサイズのアンプとは思えないほどの表現力でスケール感を持って鳴らしてくれます。特にオーケストラなどの楽器の音色が混ざりやすい場面でも定位感と解像度があるので持って籠もりがありません。音色の艶はアンプの特徴から言えば少なめではあるのですが、Loftyのキャラクターをうまう引き出してくれていると思います。サウンドステージも広めに表現してくれるのでこのクラスであれば文句がありません。Q5sTCなどでは艶感などは良いものの、低音の歪から音色は混ざり駆動しきれていない場面が多く見られるのでジャイアントキリングと言っても良いと思います。

VX Proは大量のBAを中高域に積んでいることからか、中高域の表現にパワーと駆動力が必要になるため、ベンチマークに良いイヤホンとして今回使ってみました。概ね悪くはないのですが、ややVX Proの良さを最大限に引き出すことは出来ていない印象です。Q5sなどと比べれば音の透明感と静寂さが不足しており、高音の綺羅びやかさと言った空気感の表現が今ひとつです。もちろん約3倍の価格差を考えれば十分すぎるレベルではあるのですが綺羅びやかな高音の音色の伸びを期待するのであれば別のイヤホンとの組み合わせなどが良いかもしれません。当然ですがアンプ自体は高音が伸びないという意味ではないでご注意ください。なお、VX Pro + Q5sTCでは3.5mmと4.4mmジャックでの駆動力の差が顕著に出ており、例えばQ5sTCでは4.4mmジャックの優秀さに比べて3.5mmジャックのパワー不足が気になりました。HA11でも同様な問題がないかを確認したのですがこちらについては問題なかったです。このあたりは両方を使いこなす人にとっては重要なポイントかと思います。

ZASは多ドライバで超低温から超高音までレンジが広く、音場が広く、感度がかなり高いためホワイトノイズが目立ちやすい機種ですが、ホワイトノイズほぼ皆無で明瞭でクリアな音質です。特にこのサイズで出しにくい超低音域も表現が弱いながらも音を出せている点は素晴らしかったです。尚、ボリューム40程度で他のイヤホンの5〜60と比べても2割ほど絞ってやる必要がありました。ZAS持ち前の音場も広々としていますし、味付けも少なく癖も無く飽きも来ない音ですが、艷やかさなどを求めるのであればQ5sの方が質のの良い音色だと思います。L1000やQ5sTCと比べると気になってしまうのはやはり音場で、天井の高さ、上下と前後の空間表現の弱さでボーカル曲では若干楽曲が平らになった雰囲気が顕著になります。

続いてリスニング目的での鑑賞でのA8000とFW10000ですが、今回は最近購入したゼルダの伝説のオーケストラを聴き込んでみました。

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A8000は最大の特徴であるトランスペアレンシーな音をうまく活かせているようで帯域バランスの上から下までバランス良くならせている上に、スゥっと音の消え入る様の上品さがうまく表現できていると思います。FW10000でも広大な音場から生まれるホールかのようなスケールの大きさ、すざまじいまでの定位の良さをうまく表現出来ており、各楽器の音色が空間に生まれては消えてゆく様は圧巻です。両者を聴き比べてどちらかといえばFW10000の方が合っているように思いました。

 

■纏め:Tier2

それほどDAPを聴きこんでいるわけではないのですが、この音質は据え置きでもなかなか強く、2万円という低価格でありながらミドルクラスのDAPでもなかなかこの音質に明確に勝ると言えるものはないと言えると思います。音質、サイズ、使い勝手を考えればかなり強力です。特に価格差3倍のQ5sTCと比べても一長一短と肉薄しておりコストパフォーマンスとしてはかなりぶっこわれの域に達しています。使い勝手も癖はありますが怪しげな中華メーカーでありながらZ4の様な不具合も無く割り切れば使いこなせます。

ではなぜTier1ではないかというと第一に既に手持ちであるQ5sTCと比べた時の使い勝手の部分で、電池残量の確認とケースさえあれば自分もQ5sから乗り換えていたと思います。また、第二にXD05 Balが+2万円でさらに強力な音だということこの上ないです(もちろん金額が2倍だと言われればそうなのですが)。最後は入手性の問題で、XD05 Balが中国発送とはいえAmazonで入手できるのに比べてさすがにAliexpressでしか手に入らないとなると人にも勧めにくいというのが実情です。これらの部分が割り切れて予算として2万円という人ははっきりと一番オススメできます。

4万円という方は11月20日まで過去最安なのでこちらのXD05 Balがもっと良いです

レビュー記事はこちら↓

el-snow.hatenablog.com

 

■所感

HA11はかなり強力で正直を言えばQ5sTCがなければ手放さず常用していたと思える機種でした。なかなか入手しずらい機種ですが、中華のコストパフォーマンスを実感できる機種なのでそういった趣味の方にはぜひおすすめしたい機種です。ではでは長文にはなりましたがご拝読いただきありがとうございました。

雑記:QCY T13 GEO QT13(GEOホン)は凄い・・・

こんにちは

 

今日も雑記ですが、今日のトピックスとしてはなんと言ってもQCYのT13(GEOホンのOEM元でイコライザが使える)、GEOのQT13(GEOホン)でしょうか・・・。コスパは元々凄い良かったのですが、音質で言えばあと一歩・・・具体的には先日レビューした通り高音の伸びや表現力もう少しと思っていたのですが、FFさんからイヤーピースで大きく改善できるという情報をいただき聴いてみるとマジで改善しました。明日あたりにレビューできればと思っています。

el-snow.hatenablog.com

 

←イコライザ付き(2倍の値段です)

  

 

さて、今日のインプレですが以前購入した激安DAP群を中心に書きました。どれもAndoroid搭載のDAPより音質だけで言えばかなりコスパが壊れています。逆に言えばAndroid搭載DAPはやはり音が良くないというのを実感しています。本当はAGPTEKについてはMicorB端子からTypeCに変わってから買いたかったのですが半導体不足の影響もあるのか一向に新製品がでないので諦めて買ってしまいました。

こちらは新しいFWでやっとDAPとして最低限音がちゃんと鳴らせるレベルになったのかもしれません。ただ、安定性は今ひとつなのでそのあたりを割り切って使うか、DACなどとして使うのが良いかもしれません。書き忘れたのですがVer0.3でもBTでノイズが乗る不具合も治っていませんね・・・

*Aliexpressでは11000円前後なので割高です

 

 

続いてAGPTEKのDAPですがアンダー5,000円ではかなり実直な作りで最低限の出来をしていると感じました。今後インプレすると思うのですが5,000円以下のDAPはノイズが出たりひどいものも多いのでとにかく安くというのであればかなり使えます。

とにかく軽くというのであればこの機種ですね。これが一番最新の機種の様でUIが一番お洒落で作りがしっかりしてわかりやすかったように思います。TWSで使いたいのであればこれでしょうか。

どうやらAGPTEKのフラグシップモデルの様です。一番重くて重厚感がありました。一番低音が出ないので万人うけしない音だと思いますが音は良いと思います。出始めは3500円ほどで買えたようなのですが、昨今の半導体不足の影響からか1年かけてジリジリと値段が上がっているようです。ほしいのであれば早めに買ったほうがいいかもしれません。

 

雑記:Twitterで機材のインプレ始めます

こんにちは

 

今日は雑記です

Twitterのことですが、いつも着弾ばかりで持っている機材の感想をあまり言えていないわりにBlogのレビューも上げられていないのでどうしたものかと思っていたのですが、良く考えればさっさとインプレを呟いてしまえばいいのだと今日気づきました。なので今日はそのまとめです。明日はAGPTEKなんかも呟こうとおもいます。

この機種は別途レビュー記事をあげたいです

ちなみにやはりbt30はutws5 と比べると少し音質では負けてしまうなと実感しました

このシリーズの機種も別途比較レビューしたいです

このケーブルの名前、AliExpressだとこの名前なのですが実際には青薔薇blueroseが正しいのでしょうか、、、

見た目を心配してたんですが、本物は綺麗でした

ちなみに捕捉ですが、、これらのケーブルはあくまでzasの傾向なので、様々なイヤホンで試したらまた別途レビューしたいです

 

ではまた

レビュー:ポータブルDAC・アンプ XDUOO XD05 BAL 結論:Tier1 本当に強い(Amazon37,825円 11月22日現在)

こんにちは

 

今回はXDUOO XD05 BALがAmazonクーポン適用で37,825円

「2021年11月15日月曜日(月)まで」15%OFF 37,825円になっているので布教のためにも簡単にレビューしようと思っています。昨日の記事のLSオーディオよりも安いです。この値段はAliExpressやHifiGO含めて過去最安値だと思います。もう少し使ってみた感想を貯めてから書きたいと思っていたのですがこの値段のタイミングで書きたいと思うのでやや粗削りではありますが簡単に紹介したいと思います。

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XD05 Bal

■使い勝手とか

スペックは公式や上記のAmazonサイトをご覧になればわかるかと思いますのでいつも通り割愛しますが、使ってみて本当に強い点をいくつか紹介したいと思います。

〇SPEC上のDAC「ES9038Q2Mx2」が強い

 上記の通りです。旭化成DACは入手困難ですので事実上のポータブルとしては最上級のDACが乗っています。音質は後述しますが、この値段と大きさを考えればかなり強いです。

〇BTチップQualcomm「CSR8675」が強い

 Bluetooth 5.0、LDAC/aptX HD/aptX LL/AAC/SBCに対応。aptX Adaptiveには対応しませんがLDACでの接続が可能です。通信も比較的安定しており室内や少し持ち出す程度では問題ありませんでした。

〇据え置きモードが強い

 駆動電源を5Vの外部入力と内蔵バッテリーを選べるようになっています。据え置きモードとしても活用できるのが強いです。特にスマートフォンと繋ぐ際にまれにバッテリードレインされてしまうDACがあったりしますが、これは信号用と電源用が分離されていますので有線接続でもそのような相性を気にする必要がが無い点もかなり強いです。

〇OPAMP交換が強い

 やや素人には難易度は高いですが、買った時の音が気に入らなくてもOPAMP交換で音質を好みに変えられるのでかなり便利です。マニュアルも付いていますので翻訳ソフトを使っても良いので英語が少し読めれば問題ないです。

〇駆動力が高く、最大出力1Wなのにローノイズなのが強い

 ポータブルDACとしては異様なほどパワーがあります。HD600を繋いだとしても最大ボリューム10中3程度で煩いほどの音量がでます。普通のIEMならば1~2程度のボリュームで十分なほどです。これだけ大出力でありながらホワイトノイズも少なく通常のIEMであれば問題ありません。

〇ディスプレイが見やすく操作が直感的

 有機ELディスプレイが見やすいです。ポータブルDACは表示機能が乏しいことが多いため、多機能になればかなり使い勝手に癖が生まれて使いずらいのですが、トグルスイッチや表示などが充実しているので直感的に使えます。

〇持ち歩けるギリギリ最大の大きさ

 サイズは13×7.5×2.2cm、290gで昨今のハイエンドDAPとほぼ同じか小さいです。賛否あるかもしれませんが、これ以上大きいと持ち歩くのは困難かもしれません。ポケットには入りませんが、LDAC等で繋げばスマホからハイレゾ相当で繋ぐことができますのでバックなどに入れておけば操作も快適でかなり使勝手が良いです。

androidを搭載しないので陳腐化しにくい

 androidDAPが沢山発売されていますが、セキュリティの問題などが発生すると使用が難しくなります。一方でこのDACandroidを搭載していないので時代の流れに対して陳腐化しにくいです。また、今持っているDAPをそのまま使うこともできます。

〇手持ちの機材をそのまま使えるのが強い

 PCに繋ぐ、スマホに繋ぐ、DAPに繋ぐなど、デジタル(USB、BT)アナログ(LineIn)の両方に対応しますし、LineOutもありますので更にアンプを多段にするなんてこともできます。どちらにしても今の機材をそのままグレードアップする使い方ができます。

〇バッテリーの持ちが良い

 不要な機能を搭載していないためか非常にバッテリーの持ちが良いです。スペックではUSB In ≥ 9 Hours、SPDIF In ≥ 15 Hours、Aux In ≥ 24 Hoursとなっているのですが体感ではこれよりもはるかに長いです。BT無線のLDAC接続では恐らくSPDIF相当の電力消費なのだと思います。もちろんIEMの場合はさらにボリュームが小さいので電力消費が少なくそれ以上に持っている可能性があります。一日1時間程度の利用であれば1週間に1回程度の充電でも十分だと思います。

〇安い

 これだけの機能と音質を誇りながら37,825円はぶっこわれだと思います。付属品もiPhone接続用からandroid用、交換テスト用のOPAMP、3.5mm変換プラグなど必要なものは概ねそろっています。

 

もちろん使ってみての弱点もあります

 

△着弾が遅い
 中国発送の為、着弾に時間がかかります。私の買ったシンセンオーディオではAmazonの配達予定日よりも3週間ほど早く(実質約1週間)到着したのですが、今は1111独身の日の関係もありますのでどうなるかわかりません。ただ、中国発送以外の方法がありませんので実質購入しようとすると最速であることは変わらないと思います。

技適の審査が不明

 現在日本の代理店が付いていませんので技適の状況が不明です。発売してしばらくたちますので動向をみていたのですが動きがありません。

△ギャングエラーが大きめ

 全ての個体ではないのですが、構造上ギャングエラーが大きい様です。最初に買った時は非常に大きなギャングエラーがあったので代理店に相談したところ返品交換となりました。2代目はギャングエラーはほぼ問題ないレベルでしたが、非常に小さいボリュームでは若干あります。

△持ち出しでケース無しの場合はトグルスイッチ、ボリュームに注意

 電源モードの切り替え、ゲインスイッチがトグルスイッチ故に触れて切り替わってしまうと電源がOFFになったり、ハイゲインになってしまうことがあります。持ち出すことが多い場合はケースを買うか、スイッチをテープなどで固定する工夫が必要があるかもしれません。また、ボリュームはかなり動きにくい構造にはなっているのですが、少し動かすだけで大音量が出るのでこれも注意が必要です。

△3.5mm端子が変換プラグで不格好

 標準は6.3mmと4.4mmプラグのみです。昨今4.4mmプラグのシェアが高いので問題ない方も多いですが、標準となっている3.5mm端子はイヤホンの試聴時などは必要です。変換プラグがあるので問題は無いのですが、すこし飛び出るので不格好です。

△保障関係が不明

 日本国内の代理店が無いので保障関係が不明です。今のところ初期不良については購入店舗(シンセンオーディオ)は誠実に対応してくれました。

△重い

 やはりポータブルDAC・アンプとしては実用上最大サイズ、最大重量に近いです。ポケットなどには入りませんのでそこは音に割り振っていると割り切る必要があります。先ほど説明した通り、昨今はDAPもかなり大型化しておりM17など化け物級のDAPも出てきていますので個人的には許容範囲ではないかと思います。

 

■音質とか

一言で言えば非常に強力なアンプです(n回目)。

〇ヘッドフォン(K812)を聴いて

ヘッドフォンは画像の通りK812を使っており、アンプはデフォルトのOPAMP、LowGain、内蔵バッテリーモードで聴きましたが非常に音場も広く表現力が豊かで艶やかな音を奏でてくれました。リスニング寄りのサウンドで粗を探すというより、楽曲の良さを引き立てて気持ちよく聴くためのサウンドに仕上げてくれています。

K812は素晴らしい点の一つに、小規模のコンサートホールの特等席に座った時の音場に似た音場を持つのですが、このK812の音場表現を完全に活かしていると思えます。それほどまでにオーケストラ曲で目を瞑った時の広大かつ現実と錯覚するような音場で音を鳴らした時は感動を覚えました。これは据え置きでもある程度の価格の機材でなければ味わえません。K812は抵抗値が低いため、スペック上は鳴らしやすいように思えるのですが実際には感度などの問題もあり、実は強力なアンプがあるほど実力が発揮されます。もちろんスマホなどの貧弱な機材でも音場表現の秀逸さなど低価格帯のヘッドホンには無い魅力は発揮できるので悪くは無いのでお勧めはできるのですが、せっかくであればよいアンプで聴くほど良い音で聴ける素晴らしいヘッドホンですが、まさにその力を遺憾なく発揮していました。

〇イヤホンを聴いて
そのほかであればKZ ZASやintime 白(オリジナルイヤホン)、NiceHCK Loftyなどを試してみましたが、非常にパワフルでありながらホワイトノイズが少なく、非常に明瞭でクリアな音質です。イヤホンでも音場も広々としていますし、味付けも少なく癖も無く飽きも来ない音です。パワーのおかげかLoftyなどの鳴らし難いIEMも上下共に明瞭に鳴っておりギターサウンドのすばらしさを堪能できます。それほどDAPを聴きこんでいるわけではないのですが、この音質は据え置きでもなかなか強く、4万円という低価格でありながらミドルDAPでもなかなかこの音質に明確に勝ると言えるものはないと言えると思います。

 

■纏め:Tier1 

やや大きく、ポータブルと考えれば操作性にやや難がある点はありますが、音質、サイズ、使い勝手を考えれば非常に強力です。据え置きとしても使え、持ち歩きとしても使える・・・一種の理想を体現したかのうようなDACアンプです。1111独身の日の関係かと思いますが現在はAmazon過去最安ですので是非検討してみてください。もちろん通常販売価格である44,500円だっとしても十分に強いです。

■所感

本来であればもう少し機材を聴きこんで書き込みたかったところはあるのですが、実は布教のためにFFさんに貸し出し中で現在は音を聴くことができません。もちろん貸したFFさんからはかなり好評です。そこばかりは残念ではあるのですが、このような機会がなければ記事化するのは伸び伸びになってしまっていたと思うので良い機会になったと思います。