el_snowの日記

日常の気になった事や思う事、気に入ったオーディオ機材のレビューを思うままに書いています。

雑記:FiiO M17のTIPSとしての電源沼、環境紹介

こんにちは

 

今日も雑記なのですが、今日は今メインで使っているFiiO M17のDCモードについてTIPS

的な環境紹介とかを徒然に書いていこうと思っています。

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タイトルの通りなのですが、M17はバッテリーモードでの音もすざまじいですが電源を接続した時の音色はこのサイズのオーディオ機器を考えると筆舌に尽くしがたいほどです。ではどの様に自分が使っているかと言うと、素晴らしい音も行動を制約されるのでは元も子もないわけで、もともとトランスポータブル(移動可能な)DAPとして導入したこともあり、もっぱらACアダプタと共に自宅内の拠点間を移動させて主にDCモードで音楽を楽しんでいます。

最初は一緒に標準ACアダプタを持ち運べばいいかと思っていましたがやっぱり人間はずぼらなもので、ACアダプタ数百gとケーブルもろもろの体積を運ぶのは面倒になってきます。そこで思うのは使う拠点毎にACアダプタがあれば本体だけを持ち運べば良いということになり、ほぼバッテリーモードでの利用と変わらなくなりますのでかなり身軽になります。

 

調べてみると標準付属のACアダプタは12V3A(最大36W)センタープラスの一般的な企画なので他のACアダプタが使えることになります。このためifiの4万円ほどするiPowerEliteがM17と共に売れるという話は有名ですね。この36Wという消費電力ですが瞬間的には必要になる場合もあるかもしれませんが実際のところどのぐらいなのかと測って見ると充電停止状態で8W程度でしたので3Aはかなり余裕を持った数字なのかもしれませんね(当然ながら保証する数値ではありませんので誤解しないように注意をお願いします)。

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ということでこれであれば12V出力対応の充電器とUSBトリガーケーブルがあれば家の中や外などでもモバイルバッテリーで12V電源を取り出してDCモード駆動ができるということになります。ちなみに12VUSBトリガーケーブルは対応するアダプタから所望の電圧出力をしてくれるケーブルになりまして、M17に利用するにはPD Outputの項目で12Vがあることが条件になります。

 

私は調べた結果トリガーケーブルにWITRNのPDC003を利用してみていますが若干DC円形のプラグ側がぐらつく以外は良好に使えています。暫く使っていますとこのぐらつきのせいかバッテリーの給電が開始しないトラブルに一度だけ見舞われたのでDCプラグの経変更アダプタをつかってぐらつきを防止しています(写真右下)。この変換アダプタは通常のUSBAコネクタの5Vから昇圧して12Vを作るアダプタ(ADI2DAC用)に付属していたもので参考にリンクを貼っておきますが、普通に変換アダプタを探してくる方が安くつくと思います。また、この12V昇圧アダプタの音は酷くフィルタ無しでは通常M17のバッテリーモードの方が音が良かったです。

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ACアダプタ側について、12Vを出すと言っても何気にUSB PDの標準規格には12Vは存在しておらず、例えば一番バッテリーで有名なANKER製のアダプタやバッテリーには12V出力は対応していません。良心的なメーカーはアダプタの仕様のところに12Vの出力仕様について書いてありますので買ったり使ってみる前にそこを確認するようにしなければなりません(もちろん対応していないアダプタに挿して何が起こっても私は何も保証できません)。

幸い私の手持ちではAUKEY PA-B3が対応しており、合わせて最近一部界隈で音がいいと噂のRAVPOWER RP-PC133を買いましたので両方を試してみています。

トリガーケーブルと合わせて聴いてみるとRAVPOWERの方が中高音が綺麗で、AUKEYの方が低音が豊かな鳴り方で好みが分かれるかと思います。私はどちらかというと中高音の伸びが美しいのでAUKEYの方が好ましいと感じました。 こちらのアダプタについてはサイズは競合製品に比べて大きいもののFFさんも評価が高く、評判が良いのが頷けるアダプタでした。

追記:133では無くRP-PC145の方が音が良いと噂の型番の様で間違いでした。145についても今後購入して試してみようと思います。

注意としてはUSBCのアダプタ側の裏表の刺し方で若干音質差がでてしまうこと、そしてAC100V側も極性によって音質差がでるという方がいるので両方試してみると良いかもしれません。もちろんこのアダプタにFX-Audioのフィルタを組み合わせることもできます。

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またバッテリーについても同様にANKER製などは12V出力に対応していません。手持ちの昇圧機に限った話ではありますがアダプタ側で12Vを作る場合と5Vを12Vに昇圧する場合ではロスやノイズが増えるためかかなり音が眠くなりますのでモバイル用途でDCモードを使いたい場合は対応するバッテリーを使用することをおすすめします。参考に自分の使っているM17 用のモバイルバッテリーをリンクしておきます。音については可もなく不可もなくDCモードらしい音を出してくれており、FX-Audioのアダプタと合わせて使っています。この組み合わせであれば全部合計しても1kgも行かないこともあり単体で1kgあるADI2DACを持ちあるくよりかなり身軽になります。

 

また、私は手持ちの同一規格のACアダプタ(L1000用、ADI2DAC用等…)を持っていますのでいくつか聴き比べをしますと、当然ながらアダプター毎に音が違いまして楽しめると思った反面、沼が深いと考えさせられたものです。因みに参考までに音が良いと思ったものは以前紹介したFX-Audioフィルター2種を付けた標準ACアダプターで、沢山試していない事もあり標準とフィルターという普通?の構成に落ち着いています。ifiのものについてはまだ聴いていませんのでかなり恐ろしいと思う反面、両方使っているFFさんの話ではFX-Audioのものと差はあるものの価格差を考えると大きなものではないとのことなので一旦据え置き構成の1つとしてはこの状態で満足するようにしています。

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ちなみにこのFX-Audioのフィルターですが繋ぐ順番が決まっていまして、ACアダプタ側から順番にノイズフィルター、バルクキャパシタ、M17という順番で繋ぎます。イメージとしてはチョークコイルなどのフィルターできれいな電気を作り、それを沢山のコンデンサがあるバルクキャパシタに貯めるみたいなニュアンスで理解すると間違えないと思います。写真は2つセットで必ず使うのでM3の六角ネジを使って連結させています。

 

まぁ徒然にに書いてきましたがことM17についてはDCモードで無くても良い音で聴けるには聴けるのですが、やはり使い方が定まるとその定まった構成ではDCモードで聴くチャンスはいくらでも作れるDAPになっています。振り返ってみるとほぼリスニングの9割を普通のDAPの様に使いながらDCモードで聴いていると思います。実際に電車や車で移動しながら音楽を聴くという行為の際にはDAPは机、自分は座って使っていることが多いですし、特にそれだけリラックスできる空間に身を置けなければ逆に良い音を楽しむこともできないという風にさえ思えるようになりました。勿論生活リズムに合わない方もいるかとは思いますので全員におすすめできるようなDAPでは無いと思いますが、自分の使い方ではかなり満足できています。

 

っと気付いたらもうこんな時間ですので今日はここまでにしたいと思います。耳の調子もほぼ全開に近いので明日こそレビューでも書きたいっ・・・っというお気持ちです。

ではまた明日

雑記:異世界転生ヘッドホン?ASHIDAVOX ST−90−05をお借りして聴いた件

こんにちは

 

今日も雑記です。耳の調子は7、8割ぐらい回復してきたかなという感じです。この感じですと予定通り来週ぐらいからはレビュー記事を書けそうかなという感じがします。

という事で今日は少し前から異世界転生ヘッドホンの名で流行っているアシダ音響ことASHIDAVOXのST90-05をお借りしたのでで聴いてみた雑記です。アシダ音響といえば2年ほど前にカナル型イヤホンのレビューをさせていただいたので記事としては2年ぶりでしょうか。

 

el-snow.hatenablog.com

当時は今ほどA5k(アラウンド5000円)が激戦区ではなかったのですが、その中でもかなり音場が広く気持ちよく音楽を聴けるイヤホンとして光る存在で、今もA5では存在感のあるイヤホンだと思っています。また、Amazonの直売では現在も品切れになっているのですが楽天のeイヤホン店やWEB本店であれば在庫があることがありますので紹介しておきます。

www.e-earphone.jp

 

■見た目とか

さて、今回お借りしたのは下記写真の本体のみですが特に別段付属品があるというわけでも無さそうです。EA-HF1もそうでしたがかなり簡素な作りで実用性重視、飾りっ気は全くありません。こういうデザインは現代では逆にレトロ感があってカッコいいデザインに見えてくるのは不思議です。

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本体の一般的な作りで特筆すべき点があるとすれば左側だけの方出しコードにずっしりと太く丈夫そうなケーブルが伸びており、ケーブルは見た目よりも絡まりにくく想像以上に実用性重視ということを実感させられます。3.5mmジャックもメッキ色が濃く厚みのある金メッキなのだろうと思わされます。ヒンジは円形になっており、ドライバはその円に沿う形で位置調整ができます。ドライバの接続部は15度ほどスイングするので見た目以上に装着感は良好です。

ドライバの構成はダイナミック1発は当然ながら固定のフレームに穴が開けられており、そのフレームをスポンジで覆う極めてシンプルな構成です。この穴の開け方に音響調整があるのかとは思いますが、スポンジを含めて特段見た目上の特別感はありません。

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見れば見るほどシンプルで、修理なども容易だろうと思わされます。イヤーパッドについては1200円ほどで購入できるのでやはり元々はプロ用で長く使うことを想定しいることもよくわかります。流行に合わせて買ったとしても長く使えそうなのは良さそうですね。また、オンイヤータイプなので耳が常に圧迫されるので痛くなるという人もいるかと思いますが、本体が軽いことと側圧はかなり緩めなのでオンイヤーにしてはかなり痛くなりにくいと感じました。

 

■音とか

音については、想像以上に普通で逆に驚きました。全くもってクセの無い音で、低音が強すぎたり、高音が強すぎたりすることがなくバランスはフラットです。有名なSONYの900STなんかはかなりサ行が強くハイ上がりなことで有名なチューニングですが、同じプロ用とは言えバランスはフラットでいい意味で裏切ってくれた感じです。ただ最初は音が良いのであろうと、M17のDCモードで聴いてみたのですが拍子抜けするほどの普通さで驚くとともに少しがっかりしたような感情に包まれてしまいました。

その後、少し時間を置いて今度は鳴らしやすい環境で聴いてみようとMacBookに直刺ししてみたところ想像以上の驚きがありました。かなり鳴らしやすい部類なのだと思いますがM17で聴いたときには少し劣りますが概ね遜色なく普通のサウンドを鳴らしてくれます。低音は深いところは出ませんが、ベース帯域であれば十分な量感がありますし、高音も超高音域はかなり弱くシンバルなどの音の表現はかなりいまいちで若干ローファイな部分はありますが、解像度や音場の広さなども変なクセが無く聴きやすいバランスです。ヘッドホンやイヤホンは定番と呼ばれる機種はあるものの、一般の層にはその定番の機種の情報が行き渡っていないので適当に買うことになり、結果かなりクセの強いバランスのものを使っている方が多いためこの「普通」というのは結構貴重です。なにより6000円台という価格を考えれば十分な音質で大きな弱点と言える部分もありません。そして何より作業しながらの装着感が極めて良好です。

つまりリスニング用のヘッドホンとして見るのではなく、作業をしたりながら使いする用途で見ると、このST-90ー05の軽さと使いやすさは神がかったバランスを維持しているのです。よくよく考えてみるとこの見た目、サイズの有線ヘッドホンでまともな音を出すものは大体大きく大掛かりなものが多いです。例えば定番商品であるK240なども音について直接比較できているわけではないので優劣は付けられませんが、サイズ感という意味ではこのST-90-05にかなり負けてしまっているかと思います。

 

何が言いたいかと言うと、本体が非常に貧弱そうでレトロな見た目は確かに異世界転生もので主人公がみすぼらしい見た目をしているかの様です。使用者は「このヘッドホンからはさぞかし残念な音がするだろう」っという引き立て役のような感情が出てきます。その上で実際に機材に繋いで音を聴いてみると6000円に十分な音質の音が出てくれるので「こんなチープな見た目なのに普通の音を出している!!」っと。まぁ異世界転生ヘッドホンと言い方は別の意味で音がチート級と勝手に独り歩きした印象がありますね。ただ、聴いた限り普通に定価であれば良いヘッドホンですので、買って後悔するようなものではありません。

寧ろ、作業用で小さく軽く普通のヘッドホンを探しているのであれば非常に良い選択肢の一つになるのではないでしょうか。

 

このST−90−05ですがAmazonかASHIDAVOXの公式サイトのみで取り扱いのようですね急ぎでないのであれば公式サイトでの予約購入をおすすめします。

ashidavox.com

 

今日はここまでにしたいと思います。ではまた明日。

雑記:BeyerDynamic T1 2ndを聴かせていただいた件、気になったニュースなど

こんにちは

 

今日も耳の体調が戻りきっていないので雑記です。

 

BeyerDynamic T1 2ndを聴かせていただいた件

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もう、説明も不要なぐらいの有名な往年の名機BeyerDynamicフラグシップヘッドフォンT1 2ndをFFさんからお借りして聴かせていただきました。自分はベイヤーの機種はDT770 32Ωぐらいしか持っていないのですが、過去にDT990やDT1990などを試聴等で聴いて素晴らしい音質を実現しているメーカーだと認識しています。同じくT1も試聴はしたことはあったのですが600Ωという性格上あまりヘッドホンの性能を出し切ってゆっくりと聴けた印象は無く、今回ヘッドホンをお借りしてゆっくりと聴かせていただくことができました。

とても素晴らしい音だというのは言わずもがなで音質の評価については各所で絶賛されているT1ですので、雑記としては個人の感想はほどほどに自分の機材との組み合わせて音の鳴り方がどう変化したかについて書こうと思います。

 

○M17 ヘッドホンモード

最初に試した構成はM17のバッテリー状態の最大ゲインであるヘッドホンモードです。音色としてはややダークなことに加えて、やや音の重心が低く音が手前に来るので迫力がある感じです。横の音場はとても広く広々としている一方で前後感が少なく全体としては音の重心に引っ張られて天井が低いので好みが分かれるサウンドです。正直に言えばDT1990と比べても鳴らしきれているイメージが無く、私はあまり好きではない感じです。

 

○M17 DC MaxGainヘッドホンモード

M17のACアダプタを繋ぎ、最大ゲインのヘッドホンモードです。音色は少し明るくなりやや、やや音の重心が少しあがり音の前後感が生まれて圧迫感は緩和されて抑揚をきっちり表現できている音色に変わります。横の音場はとても広く広々としており、音の重心も少し上がったことで緊張感が緩和するとともに楽器と歌声の表現に余力が出てくる感じでしょうか。ただまだ少し天井が低いので好みが分かれるサウンドかなという印象です。正直これでも十分とも思えるのですがK812やHD800sなどと比べたり、同社のDT1990の音とも比較するとフラグシップならもう少し頑張れるのではないか?っと思える音でした。

 

○M17 -Coax-> K9 PRO LTD( H Gain)

音色はほぼニュートラルでやや深みがあり艷やかな雰囲気です。音場が横に少し狭くなる一方で上下が少し広がりアスペクト比は1といわんばかりの良い塩梅になる一方で外に抜けていく音が減った印象があり、全体として少し狭いなっと思わせる鳴り方です。音の重心は少し上がってほぼ中央に変わるのでバランスが取れているとも言えます。M17のDCと比べても解像度はほぼ互角ではあるのですが艷やかな一方で音が細くなる傾向があるのでかなり一長一短という感じがします。

 

○Xperia10ii −LDAC-> XD05bal (OPA828)

音色は概ね明るく元気があって楽しい音の鳴り方ではあるのですが、やや高音が伸びないのでそこをどう捉えるかという印象。やや左右が狭い点もマイナスポイントではある。ポータブルアンプで600ΩもHgainボリューム4程度(最大10)で鳴らすパワーはスすざまじいの一言なのだがGainはLでボリューム6.5程度の方が圧倒的に音がなめらかで音場も広かった。流石にM17DCやK9Proにはかなわないなと思った一方で4万円程度のアンプでここ迄の音を鳴らせれば十分ではないか?っとも思える音だった。尚、音質以上にこのアンプのHゲインは何時使うのだろうか?っという疑問が一番印象に残った。

 

○M17 -Coax-> E50 -LiuTian 6.35mm bal-> L50 

一聴して驚くほどに非常に広大な音場でT1がやっと鳴ったという感じです。これまでの構成と比べても上下左右に音が広いだけでなく音が明るく、歌声、楽器の音色の透明感が素晴らしいです。ただ、少し音が味気なく解像度の割に音の鮮度が不足する印象で、録音の粗は目立つのに、良い部分も無味乾燥としてしまいます。何度聴いても音色に面白みの無く「なんだかつまらない」という感想になってしまいました。

 

○M17 -オーグライン bal-> L50 -> T2 2nd

これが一番良かった組み合わせで、上下左右に音が広い上に音が綺羅びやかで明るく、歌声、楽器の音色の響きや透明感が素晴らしいです。オーグラインと思われる音の艶が良い味付けになり音源の粗が目立ちにくいことに加えて、中音から高音にかけての響きと余韻の乗り方が上品で美しいです。この構成であればT1 2ndをずっと聴いていたいと思えるほどで耳から離すのに苦労しました(笑)。

 

っということで、とりとめのない話ではあるのですが、T1 2ndの持ち味を最も活かせたのは他のヘッドホンでは少し濃すぎる味付けといえる構成だったのは少し意外でした。機材についてはもちろん相性があるのは有名ではあるのですが、普段はいつか整理せねばと思っていた機材たちも日の目をみることがあって嬉しい限りでした。一つの機材に固執せずある程度幅をもたせていたことが功を奏する場面は今後もあるでしょうからオーディオというのは面白いし、回り道に思えるような買い物も無駄にならないのだろうと思えた日でした。

 

 

■気になったニュースなど

Autumnの後になるかと思いますが平面駆動のS12もレビューします。ざっと聴いた感じめちゃくちゃ強くてびっくりしました。1DDのAutumn含めて技術の進化を感じさせられています。

 

 

サウンドハウスでK712が過去最安レベルに下がっていますね。個人的にはK701の方が好きなのでK712は持っていないのですが、HD660sなどが値上がりしていますのでかなりお買い得だと思います。K812もかなり安い時期があったもののその後値上がりしてしまったので気になっている方はおすすめかと思います。ちなみにK702も安くなっています。

 

っということで、今日はスペースをやろうと思っているのでこれぐらいにしたいと思います。

ではまた明日。

 

雑記:BQEYZ Autumnの音が素晴らしい件、竹CHUの100時間エージング結果など

こんにちは

 

今日も耳が復調しきってないので雑記です。

 

■BQEYZ Autumnの音が素晴らしい件

BQEYZ Autumn

まぁこれはタイトルの通りなのですが、先日BQEYZさんから提供を受けまして少しづつ聴き込んでレビューの準備をしているのですがかかなり完成度が高くBA15などと並んで自分のA20000クラスの中の評価でもかなり上位に食い込む感じです。体調が戻っていないのでレビュー記事にこそまだできていないのですが巷の評価が高い理由がわかる完成度です。今の耳の調子ですと多分来週ぐらいには記事にできると思っています。

 

■KZ AS16の補遺について

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昨日の記事について返品になった経緯を書きましたが、ちょっとだけ補遺しますと今回のKZのAS16が不具合だったのは誠に残念なことには代わりありません。一方でKZは先日の騒動などからやはり不具合の確率が高いのか?っと言われると自分の経験上はそんなことはありません。いままでKZを10本近く購入してきましたが今回のイヤホンが初めての不具合になります。なのでデータ上KZ以外のメーカー(名前は伏せます)の方が不具合確率が高いです。

また、今回の購入はAmazon経由だったため、経験上は返品交換がかなりスムーズに進みます。もちろん今回は望まない結果になる可能性はありますが今の所、Amazon発送製品ですので今後の展開について心配はしていません。これがAliexpressなどだったり、海外通販だったりすると話はややこしくなります。実際今もAliexpress経由で買ったイヤホンは故障修理対応中で、ちゃんとした対応がされるかはセラー次第という現実があります。実際不具合品が届いたにも関わらず商品の半額しか返金されなかったこともありますし、うまく修理対応してくれたのですが対応開始から終了まで3ヶ月コースなどがざらです。

まぁ何を言いたいかというとたまたま今回私は運が悪かっただけと言うことと、Amazon発送の商品は安心できると言うことです。あと、カプラなどの測定環境は沢山イヤホンを持っている方は1つ構築しておいても損は無いと思うということも添えておきます。

 

■竹CHUの100時間エージング結果

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えーっと、1本目のマイク無し竹CHUを購入してあまりにも素晴らしかったのえマイク付きとして2本目の竹CHUを購入したまでは良かったのですが音が異なっていた件の続報です。

el-snow.hatenablog.com

マイクの有無で音が違うのか、エージングの差なのかが焦点で、前回60時間程度でまだ音が別物と報告していたのですが、今回100時間以上経過して今日確認してみたところマイク有無の2本はほぼ同じ音になりました。つまり2本目のマイク付きもエージング後のさらに好みの音に変わったということです。

エージング前は音が若干遠くボーカルなどが高い位置にあった音場が、音色が滑らかになり音像が近くなりより自然な音場になったと思います。横の広がりや奥行き感など今とのところ2本の竹CHUは概ね同じ音色で遜色ありません。

以上からエージング(バーンイン)による音の変化を肯定しうる変化を聴感上は感じるものの、定量性があるのかは確認したいと思い、周波数特性を比較してみました。

竹CHU R 100時間エージング前後比較 清泉L

竹CHU L 100時間エージング前後比較 清泉L

結果、残念ながらエージング定量的に肯定できるほど大きな変化はありません。あるとすれば100Hz付近のディップの位置が若干変化していること、10KHz付近の音量が0.5dbほど変化している点でしょうか。100Hz付近のディップについては測定毎に変化しており、筐体内のゴミなどの可能性もあります。10Khz付近についてはエージングの変化とも考えられますがイヤーピースなどのセッティングでも変わりやすい部分なので変化したと言い切れる材料でもありません。

エージングについては機材がエージングしているのか、自分の耳が機材に慣れたのかわからないという点がしばしば争点になりますが、今回の様に同じ機種を2本購入して1本だけエージングしていくことで変化を定量的に確認できることになりますので、気になる方は同じ様なことをやってみると面白いかもしれません。

尚、エージングによる周波数特性は変化が少ないというのは定説であり、想像していた結果ではあるのですが改めて音質の謎というのは深まるばかりです。

 

さて、いずれにしても大事なことなのでもう一度言うのですが100時間以上エージングした竹CHUの音は素晴らしいですね(燃えるやつ)。清泉のイヤーピースは若干人を選びますが本体の音は本当にエントリーレベルキラーだと思っています。19.99$の価格から4000円前後になってしまったのは残念ですが、この価格帯でもかなり強いのは間違いありません。また燃えるかもしれませんが竹CHUを既にお持ちでイマイチと思ってあまり聴いて無い方は100時間ほどのエージングやイヤーピースの変更は試してみてみるのも悪くないと思います。

今日はここまでです。ご拝読ありがとうございました。

ではまたあした。

 

■Appendix

〇測定環境 

ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4

ソフトウェア:REW V5.20.5

INPUT:Scarlett Solo XLR (VXLR+)192KHz24bit

OUTPUT:ADI2DAC fs (3.5mm IEM端子、DJ44C併用)768KHz32bit 0dB

カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用


イヤーピース:AET07 Mサイズ

〇測定パラメータ

 入出力バッファ512K、Acoustic Reference

 出力音圧レベル:−12dB

 Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz

 カプラキャリブレーションファイル適用、SoundCardキャリブレーション実施済み

雑記:KZ AS16を聴いて返品交換することになった話

こんにちは

 

今日も体調が戻りきってないので雑記です。

 

■KZ AS16を聴いて返品交換することになった話

えっと昨日タイムセール?で2,920円になっていたKZのフルBAのフラグシップモデルAS16が着弾したので早速開けて聴いてみることにしました。

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ステルスマイナーチェンジは業界のお約束とも言われているぐらいなのでできれば古い在庫が来るか、新BAモデルが来たりしないかなぁと思っていたのですが残念ながら普通のモデルが来ました。若干違うところがあるとすれば付属ケーブルがZEXなどに付属していた取り回しが良いタイプですね。まぁどうせリケーブルする品質だとは思っているのですが・・・。他にも出たばかりのAS16の記事を確認してみたりしたのですが本体などには特に変更は無いようです。中のBAドライバも同じものが積まれているようですしネットワークや乳白色の音導管も共通で変わりないようです。イヤーピースも通称フジツボタイプが付いている点も変わりありません。

3年ほど前の販売開始時にZS10Proと悩みつつも中華イヤホンに2万円近い値段は出せないと思って買わなかったAS16ですが、時が経ってセールとは言え2920円になったのは感慨深いです。この頃からもBAイヤホンの価格破壊と言われており他社であれば数万円クラスとタメを張れるというレビューも散見されており期待値が高まったのを覚えています。とは言えこの頃のKZの音は荒削りで音場や音の連続性などに難を抱えたモデルが多いと有名です。実際先日購入したAS12はセール時の2800円であればかなり強い機種と感じた一方で通常売価の7000円付近ということを考えるとZASなどの最近の機種にはかなり後塵を拝する感じが否めませんでした。とは言えAS16はさらに上位機種ですが時間が経って現在のAS16の値段は去年のAS12よりも安い6000円前後まで下がってきています。なのであの時代を思い返しながら(フジツボイヤーピースは自分には装着できないので)スパイラルDot++を装着し、期待に胸を膨らませてとりあえず音を聴いてみました。

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一聴して飛び込んできた音は想像していたよりかなり解像感の高い音でかなりフラット寄りの音です。あの時代のKZはゴリラサウンドという名称で親しまれた記憶が強く、想像を裏切られた気分です。もちろん耳の調子はあまり良くなく万全とは言い難いのですがAS06やAS12で感じられたエフェクター的な音作りはかなり後退してナチュラルテイストになっていて普通に聴けてしまう感じです。特に標準のKZのケーブルはいわゆるボケた音がすることが特徴なのでそのせいだろうかとTripowinのAlteaやNiceHCKのSpaceCloudなどにリケーブルしてみました。やはり標準のケーブルがかなり低域から高域までのレンジが狭く解像感の低い特徴を持っているのは相変わらずのようで全域に渡って解像度と音の広がりを感じれる様になります。折角なので同じ価格帯のKZのハイブリットの新フラグシップZASと比べていこうと思います。

音場としては前後の奥行き感はほぼ皆無ではあるのですが横と縦の広さはある程度十分で6000円台といわれればまぁそれぐらいは出しても良いだろうなと思えるサウンドです。どちらかというと広々と鳴らす現代的なサウンドというより、少し前のやや狭い空間でならすタイプの音のまとまり方をしているように思います。何より気になったのは音の定位が右に寄っているところですなのですが(後述します)耳の調子もあまり良くないことから、そこは一旦は置いておくことにしました。

全体の音色としてはAS12やAS06よりも暖色傾向ではあるのですが全体としては寒色傾向です。

解像度や解像感は元値が2万円近かった価格帯に恥じないレベルで鳴らしてくれる一方で定位や音の輪郭はかなり甘く、音像やメロディラインの追いやすさはいま一歩という感は否めませんが、ZASと比べればこのあたりは同等レベルかもしれません。

上手いなと思ったのは中音域の表現とその分離感でしょうか、特に帯域バランスがフラットよりということもありボーカルが目立つ印象があるのですが透明感と解像度はZASよりも高いように思います。ボーカルの中音域は特に音像が近く全体としてボーカルが際立つことでスポットライトが当たるような雰囲気がありボーカルものを聴くのが楽しい音作りです。

ちょっとイマイチと思ったのは低音と高音の表現でKZとにしては量感が少ないのでそこまで気にならないのですがアタックとリリースの遅さが目立つ印象です。このあたりはフルBAの機種の音の傾向がそのまま出ている印象ですね。また高音の音の表現は不自然で定位や音色の伸びも若干違和感を感じます。ただこのあたりはAS12やAS06に比べればかなり良い印象です。このあたりはZASになってかなりマシになっている部分なので楽器も含めて音楽を楽しみたいという場合はZASの方が良いように思います。

 

正直なところAS12があまり良い印象が無かったので思いの他、高評価になったのですが音像が寄っている点が気になってある程度聴き込んですぐに周波数特性を測ってみました。

 

KZ AS16 周波数特性

結果としては上記の通りでどうも1KHzを境にそれより低域側でヒリ側音量が左右で異なっています。8ドライバ中の低域側担当が死んでいるのでしょうか?平均音圧レベルで左右で6dB(約2倍)異なっているので音場の不自然さについてはこれが原因かもしれませんね。この価格でこの音としてかなり気に入った部分はあるのですが、これはAmazon(セラー)に返品交換を申し出る必要がありそうです。

やはり違和感を感じたときは実際に差があるように思いますね。こういうときにも測定環境があると定量的に故障などが確認できるので便利です。

っということで、今日はここまでにしたいと思います。他にもBQEYZ Autumnの音が素晴らしい件なども書きたかったのですが、またあしたにでもしようと思います。

ではまた明日。

 

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雑記:A20000イヤホンの周波数特性グラフ、ESS 9039PRO発表など

こんにちは

 

今日は雑記です

 

■A20000イヤホンの周波数特性グラフ

FiiO FH3

 

SeaAudio YumeMidNight

 

QoA Adonis

本当は少しコメントなんかも書きたかったのですが気付いたらこの時間だったので今日は以上です。

 

■ESS 9039PRO発表

www.esstech.com

発表されましたね、9038PROの後継DAC。これは競合メーカーは辛いか・・・っと思ったのですが発表の詳細を確認しましたらMQAのハードウェアデコードとFIRフィルタ機能が追加されただけっぽく、THD+NやSNについてのDAC性能は据え置きの様です。9038PROの置き換えDAPなどが出るかもとも思いましたが出ても性能向上というよりマイナーチェンジに近いかもしれません。シェアを落としている旭化成としてはそれでも少し厳しいところですが、日本企業として頑張って欲しいところです。

 

ではまた明日。