ゆるふわオーディオ日記

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ機材のレビュー等を思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。

レビュー:Truthear HOLA 結論:A3K Tier1 長時間リスニングや寝フォンに最適なリスニングイヤホン(簡易レビュー)

こんにちは

f:id:el_snow:20230121215907j:image

今日はHEXAの出来の良さに釣られて購入したTruthear HOLAの簡易レビューです。ちなみにドングルDACのSHIOも購入してみましたのでそちらも後ほど記事にしたいと思います。

簡易結論:A3K Tier1 参考価格:3000円

HOLAはA3Kの価格帯でありながら高い解像度、立体的で広い音場、整った定位など、レベルの高いリスニングサウンドを実現したエントリーレベルキラーの名に恥じないイヤホンです。筐体が小さく軽いことに加えて、音が滑らかで優しいため、耳あたりの良いサウンドが特徴で、聴き疲れが無いので長時間作業でのリスニングや、寝ながらのリスニングなどに最適です。音や見た目を好みに寄せることができるリケーブルに対応していたり、7種類の異なるサイズのイヤーピースが付属していたり、革のしっかりとしたポーチが付属するなど初心者から中級者まで様々な方におすすめできるイヤホンです。

Pros(優秀な点)

◎ 高い解像度、良質な空間表現等、全体にレベルが高くコストパフォーマンスが高い

○ 万人受けするフラットのサウンドバランス

○ 音の立ち上がりが滑らかで優しいため聴き疲れしない

〇 埋込2pinのリケーブルができ、中級者向のサウンド調整余地がある

○ 良質な付属ケーブル、軽い筐体、装着感が良い

○ 付属イヤーピースが7種類と多くの人にフィットしやすい

○ マニュアルが日本語、ポーチが実用的

Cons(微妙な点)

ー 強いて言えばビルドクオリティの積層痕が気になる

ー 強いて言えばこの価格帯ならマイク付きのVerもあると良かった

ー ゆったりサウンド

✗ 標準状態では音の立ち上がり(特に低音)が遅い

続きを読む

雑記:格安イヤホンの高域特性を改善する噂の「TRN Tips T-EAR」イヤーピースを聴いて測定してみた件

こんにちは

 

今日はタイトルの通り、TRNから発売されたTRN Tips、またはT-EARというイヤーピースがじわじわと人気を博しており、購入して使って測定してみたのでその雑記です。


f:id:el_snow:20230118215233j:image

TRN T-EAR TIPSとは

TRNから発売した3ペア1280円という価格で最近のイヤーピースとしてはかなり安い部類です。詳しいスペックなどは下記購入リンクからどうぞ。

Amazonの商品説明ではTRN Tipsとなっており最初は名前が無いのかと思いましたが商品名「T-EAR」はパッケージ写真に載ってますので一旦そちらで統一しようと思います。

メーカーの説明と帯域の変化特性はさておき、このイヤーピースの音色の特徴は中域~高域までの解像度が上がり音の描写が細かくなることと、ハイハットシンバルなどの楽器の響きが自然かつリアルになるとの噂です。さらに驚くことに3000円ほどするW1やSpiralDot++などと遜色ない程の完成度とのことです。

また、ややサイズが小さく一般的なMSサイズイヤーピースがフィットする人であればSサイズ、MLサイズの方はMサイズと1サイズ小さ目がフィットすることが多い様です。説明のサイズ表をみてもLサイズで外径12.8mmとかなり細いです。とはいえシリコンの装着感が抜群に良く、結果的にコストよし、性能よし、装着感よし、隙が無いとの噂です。

 

イヤーピース自体は興味があったものの私は外径が14mmなければほぼフィットしないことが多いのでスルーする方向だったのですが、あまりにも評判が良く、実際に周波数特性がどのような変化をするのか測ってみたくなり購入してみることにしました。

 

購入したサイズは一番大きいLサイズで、intimeやfinal Eシリーズなどのタイプであれば装着できることが多いことと、測定の際にMサイズでは小さすぎて測れないことが無い様にこのサイズを選択しました。

 

音の変化

実際届いてみて使ってみたのですが、確かにLサイズでも小さく、現在はレビュー用にS12Proなどを使うことが多いのですが、やはりすっぽ抜けて装着できません。しかしながらIntimeやfinal Eシリーズなどの筒状タイプだけでなくCadenzaやT3Plus、HOLAなどはステムの角度などが良いのか装着でき、音を確認することができました。結果的に手持ちのイヤホンの7割は装着できませんでしたが3割程度は使えそうで、これは嬉しい誤算です。


f:id:el_snow:20230118215444j:image

肝心の音ですが、噂通り、高音のチャイム系の楽器やシンバルなどがどのイヤホンでもリアリティが出る他、音色が近くなり中域の解像度が上がったような感覚があります。音色は生々しく、安いイヤホンのめちゃくちゃな高域特性が改善される傾向があるように思います。

低域はやや奥まった位置で鳴るので主張が弱くなり、低域が強すぎると感じていた場合にも良い変化が得られるイヤーピースだと思います。特徴的なのは空間表現で、前後の音場感は良くなる傾向がありますが左右と上下については普通の表現になります。

多くのイヤホンを聴けたわけではないのですが総じて、安いチープすぎて聴けなかったイヤホンがT-EARを装着することで聴けるようになるなどの声も聴感上の変化として納得できるレベルです。1280円3ペアでこの値段は音質基準としてはかなり格安と感じます。

もちろん高級イヤーピースの定番であるW1やSpiralDot++より良いとまでは言うと難しいのですが、高域をここまで良く鳴らせるイヤーピースがあるかと言われると無いのである意味では超えており、好みの範囲と言えるかもしれません。その上で価格も一般的で安いとなればコストパフォーマンスも高く、人気も頷けます。とはいえ私はSpiralDot++ぐらいしかまともに装着できないのでSpiralDot++の値下げを渇望しているのですが(笑)。

 

周波数特性の変化

*1

全てのイヤホンの音を確認できてはいないのですがTRNと相性が良いと言われているイヤホンなどを含めて幅広く、測定で標準としているfinal TypeEと比較してみました。

TinHiFi T3Plus

6kHzのdipが浅くなりますが9~12KHzはDipが深くなり、逆に13~18KHzにピークができる変化がありました。

 

CCA NRA

かなり高相性で良いバランスになると言われているNRAですが大きな変化はありませんでしたが、強いて言えば15KHz付近がピークになる変化があります。

 

CCZ coffee Bean

驚くほど音が変わって、ものすごく音が良くなるという噂のCoffeeBeanです。12KHzのピークが無くなり、代わりに15kHzのピークができています。

 

Truthear HOLA (HALO?)

6kHzのdipが浅くなりますが8KHzにピークができ、9~12KHzはDipが深くなり、逆に13KHzにピークができ、15KHzは大きく増加しました。

ちなみにこの変化は太ノズルのHOLA純正とほぼ同じ波形です。

 

MoonDrop 竹CHU

6kHzのdipが浅くなりますが9KHzのピークが8KHzに移動して9~12KHzはDipが深くなり、逆に15KHzを中心とした13~18KHzにピークができる変化がありました。

 

BQEYZ Autumn

6kHzのdipが浅くなりますが9KHzのピークが8KHzに移動して9~12KHzはDipが深くなり、逆に15KHzを中心としたピークはややゲインが上がる変化がありました。

 

64 Audio Nio

Nioに関しては中域に大きな変化がありました。逆に高域についてはほぼ変化がありませんでした。

 

Truthear HEXA

10~14KHz付近に大きなDIPができ、15KHzにピークができました。

8つのイヤホンのグラフを平均したもの

ここまでのイヤホンのイヤピの違いを全て平均して傾向を見てみました。

結果として6Khzはやや持ち上がり、9Khzは維持、12Khzは下がり、15Khzは上がるという傾向があるようです。また、軸の長さとサイズの関係からか4~5kHzのピークは高域側に、8~9kHzのピークはやや低域側にシフトしています。

8イヤホンだけの傾向なので仮説の範囲でしかありませんが、この結果を踏まえるとCofffBeanなどの高域が大きく改善して高いイヤホンになったような錯覚を覚えるというのはうなずける変化だと思います。

具体的な理由として一般的に外耳道の開管共鳴が閉管共鳴に変わるイヤホンの場合に、6Khz、12KhzはDipに、9、15Khzはピークにになると良いと言われています。このイヤーピースはfinal TypeEと比べると6KHは逆効果ですが、高域の12と15Khzの変化に効果があると言えます。実際安いイヤホンほど6と9kHzは沿っていることが多いのですが、10Khz以上の高域特性はひどいことが多いので、このイヤーピースをつけることで特性を大きく改善でき、不快or違和感のある音が減って聴ける音になるというのは頷ける話です。

逆にNioなどは高域特性が最初からしっかりしているためか、高域はほぼ変化がありません(残念ながらサイズが合わないため実際の音は聴けていません)。このTRN T-EAR Tipsは高いイヤホンと相性がイマイチなんていう噂もありますが、それを踏まえるとこれも頷ける話です。

まとめ

1280円と普通のイヤーピースの値段の範囲といえるイヤホンですし、かなりおすすめできるイヤーピースなのではないでしょうか。

正直、イヤーピースの開発はだいぶ進んでシリコン系でらこれ以上大きなイノベーションは無いかもしれないと思っていたのですが、TRNが価格破壊を仕掛けてきた印象です。残念ながら私はサイズが合わないので衝撃はあまりないのですが、サイズが合う人は「低価格のイヤホンとこのイヤピでこの音がだせるのか」というCCA HM20のような衝撃があるかもしれませんね。

個人的にはサイズが合わないために装着できるイヤホンがかなり限られるので使う場面は限られ買い足す意味が無いのですが、TRNには一刻も早く更に大きいLLLサイズぐらいの開発と販売を初めて欲しいところです。

*1:

〇測定環境 

ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4

ソフトウェア:REW V5.20.13

INPUT:MOTU M2 IN1 XLR (VXLR+)192KHz24bit

OUTPUT:MOTU M2 192KHz24bit 3.5mm変換

カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用


イヤーピース:Final TypeE Black Mサイズ

〇測定パラメータ

 入出力バッファ512K、Acoustic Reference

 出力音圧レベル:−12dB

 Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz

 カプラキャリブレーションファイル適用、SoundCardキャリブレーション実施済み

レビュー:TinHifi C3 結論:A7K Tier2 A1万円定番機T3Plusと同等、ハイコスパ 1DDイヤホン(簡易レビュー、HiFiGo様提供)

こんにちは

 

今日はHiFiGo様からのレビュー依頼のTinHiFi C3の簡易レビューです。提供レビューにはなりますが趣味でやっていますのでいつもと同じ基準で記載しております。

f:id:el_snow:20230113171154j:image

簡易結論:A7K Tier2 参考価格:6320円

TinHiFi C3は同社のT3Plus (昨年約1万円)と同等のイヤホン性能、似たチューニングでありながら6000円台の価格を実現したコストパフォーマンスに優れる傑作イヤホンです。音色のチューニングはT3Plusに近いのですが、聴き比べれば低音から中域にかけての音の質感が良く、T3Plusより男性ボーカルなどの曲に良く合うチューニングです。またTKZKのOuranosを含めて3台の差は少なくどちらを見た目の好みなどで選べる範囲です。販売中のマニュアルが添付されないなど初心者には全く進められない構成ではありますが、ケーブルの品質が高い上に全体的なビルドクオリティも高く、中級者以上が求める音質に注力した構成です。全体的に弱点が無く、A7K 1DDイヤホンの中では特に易く、完成度の高さを感じます。イヤホンに強い個性を求める人を除けば多くの人に進められるチューニングです。

Pros(優秀な点)

◎良質な空間表現等、全体にレベルが高くコストパフォーマンスが高い

○T3Plus同様に万人受けする微ドンシャリサウンドバランス

○T3Plus同様に弱点らしい弱点が少なくオールラウンドに使える

〇リケーブルができ、中級者向のサウンド調整余地がある

○上質な付属ケーブル、軽い筐体、装着感が良い

Cons(微妙な点)

ー強いて言えば優等生サウンドなので個性に欠けると考える人も

△マニュアルが無く初心者を突き放すユーザビリティ

 

続きを読む

レビュー:QKZ x HBB Khan 結論:A5K Tier2 高解像度で重低音響く楽しいドンシャリイヤホン(簡易 レビュー、Linsoul様提供)

こんにちは

 

今日はLinsoul様からのレビュー依頼のQKZ x HBB Khanの簡易レビューです。今年から約100$を目安にして価格帯によっては簡易レビューを直ぐに上げて後で必要に応じて正式なレビューに変える様にしてみようと思ってます。理由は価格帯によって求められているレビューレベルが異なることと、私自身が沢山のレビュー待ちイヤホンをスタックすると身が持たないということもあります。方針変更のため順序が前後致しますがご了承ください。

当然ながら提供にはなりますが趣味でやっていますので内容はいつもと同じ基準で記載しております。

f:id:el_snow:20230105120744j:image

インプレ結論:A5K Tier2 参考価格:5420円

Khanはイヤホンの解像度が高く重低音が豊で響く楽しいドンシャリバランスのイヤホンです。強い低域を中心とした音色は全体のバランスとしては粗削りでも音色の表現は稠密で中域、高域共に繊細な良質な表現ができます。サウンド面では低音の量感と若干音量が取りずらい以外で目立った弱点がありません。サウンド以外ではマニュアルが無かったりステムが太く社外イヤーピースの選択肢が少なかったりビルドクオリティなど初心者には勧めづらい部分も見受けられますが、その点を差し引いても全体としての完成度は高く、中級者には勧められるクオリティのイヤホンです。

 

Pros(優秀な点)

◎解像度が高く、基礎能力が高め

○重低音が響く楽しいドンシャリサウンド

○良質な中域、高音表現

○目立った弱点が無い

・リケーブルができ、中級者向のサウンド調整余地がある

・謎の品質が良いコイン

・ケース付き

Cons(微妙な点)

• 気になるTruthear ZEROとの関係

△SPECよりも音量が取りづらい

△マニュアルが存在せず、初心者には勧めづらい

△ステムが太く、社外イヤーピースの選択肢が限られる

△積層痕などビルドクオリティに気になる部分もある

続きを読む

レビュー:TKZK Ouranos 結論:A7K Tier2 キレ良く広い音場のハイコスパ1DDイヤホン(簡易レビュー、HiFiGo様提供)

こんにちは

 

今日はHiFiGo様からのレビュー依頼のTKZK Ouranosの簡易レビューです。今年から約100$を目安にして価格帯によっては簡易レビューを直ぐに上げて後で必要に応じて正式なレビューに変える様にしてみようと思ってます。理由は価格帯によって求められているレビューレベルが異なることと、私自身が沢山のレビュー待ちイヤホンをスタックすると身が持たないということもあります。方針変更のため順序が前後致しますがご了承ください。

提供レビューにはなりますが趣味でやっていますのでいつもと同じ基準で記載しております。

f:id:el_snow:20230106115559j:image

結論:A7K Tier2 参考価格:7520円

Ouranosは音の立ち上がりが早く、音色のキレがよい上に広い音場を持つことを特徴としつつ、基本的なイヤホンの性能が高くコストパフォーマンスに優れる傑作イヤホンです。RLの記載がなかったりマニュアルが添付されないなど初心者には全く進められない構成ではありますが、フェイスプレートの意匠は美しく個性的で、ケーブルなどの品質も高く中級者以上が求める音質に注力した構成です。サウンドは強みを持ちつつも全体的に弱点が無く、A7K 1DDイヤホンの中では特に完成度の高さを感じます。イヤホンに強い個性を求める人を除けば多くの人に進められる見事なチューニングです。

Pros(優秀な点)

◎音の立ち上がりが早く、スピード感に優れるチューニング

○フラットなサウンドバランス

○広い音場と良質な空間表現

○弱点らしい弱点が少なくオールラウンドに使える

〇リケーブルができ、中級者向のサウンド調整余地がある

◎美しい意匠と軽い筐体、装着感が良い

Cons(微妙な点)

ー強いて言えば優等生サウンドなので個性に欠けると考える人も

△1DD以外の構成を含めるとHM20やHEXAが見える価格帯

✗マニュアル無し、RL記載なしと初心者を突き放すユーザビリティ

 

続きを読む

雑記:新年のごあいさつ、ddHiFi DJ44C 2019 Cayin PH-35X聴き比べ、TIMKKO Q3E+AIYIMA H1の音質など

あけましておめでとうございます。

本日は雑記です。

f:id:el_snow:20230106193059j:image

新年のごあいさつ

昨年はこのような場末のゆるくやっているオーディオの日記にアクセスいただきありがとうございました。嬉しくも現在は33万アクセスと相変わらず支援いただきうれしいやら恥ずかしいやら良くわからない気持ちです。

画像

このBlogは完全にオナニー趣味でやっていますので実は恥ずかしいと思う気持ちもありますが、それでもアクセス数やちょっとした広告収入はオーディオを続けるモチベーションになっているのは事実で、本当にうれしい限りです。本年もよろしくおねがい致します。

 

ddHiFi DJ44C 2019 Cayin PH-35X聴き比べ(4.4mm to 3.5mm 変換)

去年からのレビュー依頼がまだ残っていますのでまずはそちらを片付けないとなのですが、先日のOFF会でGittaさんが忘れていった貸していただいた4.4mm to 3.5mm 変換のCayinのPH-35Xが手元にありまして、折角なので手持ちの手持ちのddHiFi DJ44C 2019とを聴き比べててみました。

注意:

リケーブルについては科学的に見ればごく低品質なものを除いて音質の変化に対する定量性のある決定的な証拠はありません。

このためリケーブルは貼り付けなどと変わらないオカルト的な要素を過分に含みます。

幸いながら私はイヤホンケーブルによる音質の変化を強く感じられるのですが、個人差がありますので万人におすすめするものではありません。

 

見た目について

f:id:el_snow:20230106172942j:image
実はこの2つの変換プラグはどちらが良いか悩みに悩んで、3.5mm端子の負荷が少なそうなddHiFiの方を選んだ経緯があり、音の違いがあるのかはずっと疑問でした。f:id:el_snow:20230106172818j:image
斜めから見るとこんな感じで,、3.5mmプラグの位置が違うだけでほぼ差は無い様に思えますがプラグの付け根の長さなど微妙に違います。

まず横から見るとこんな感じで幅はDJ44Cの方が短いのですが高さがあることがわかります。

f:id:el_snow:20230106175643j:image

プラグの先を基準にするとこんな感じです。

f:id:el_snow:20230106175647j:image

f:id:el_snow:20230106175640j:image

プラグ自体の品質の差は無さそうです。

f:id:el_snow:20230106172927j:image

DJ44Cの方が見てわかるように3.5mmプラグ先にかかる負荷は少ないのですが先が長いのでどっちもどっちに思えます。メッキの色は使いこんだ長さなのかDJ44Cの方が薄い色をしています。

実際にaiyima H1のアンプで使うとこんな感じで差がでます。
f:id:el_snow:20230106175652j:image

DJ44Cはポタアンなどに使うと近くのプラグと接触してしまいます。
f:id:el_snow:20230106175654j:image
Cayinの方は問題無いですが本体から大きく張り出します。
まぁこのあたりは一長一短ですね。

プラグ周り、挿し心地はほぼ同じで両方共に高品質です。
f:id:el_snow:20230106172834j:image

f:id:el_snow:20230106172859j:image

音について

FiiO M17の4.4mmをデフォルトにして、3.5mmジャックからの音を比べた他、TIMMKOO Q3EからAiyimaH1に繋いだ音を比べました。使用したイヤホンはHM20 + KBX4937 4.4mm + EarfitMax、EA500 + SuperBlue 4.4mm + EarfitMaxです。

f:id:el_snow:20230106172629j:image

全体の傾向として3.5mmジャックは4.4mmから比べると音の分離が若干悪くなりますが良く言えば纏まりがでます。明瞭さ(クリアさ)は落ちる傾向があるのは間違いない様に思います。その上で両者のプラグの特徴を書くと

ddHiFi DJ44C 2019

よくよく聴き比べると元気さがある音色です。音の解像度の落ち込みを解像感で上手く補正してくれるイメージです。よくできた変換だと認識でき、ぱっと聴いたぐらいでは音の変化には気づきません。しかしながらPH-35Xに比べると音像の重心が下側になる他、ほんの少しだけ低音の輪郭がでる様な感覚があります。良く言えば着色無く音を出してくれている感覚があり、悪く言えば変換による音の変化をそのまま出してしまっている変化がありました。

Cayin PH-35X

よくよく聴き比べるとしっとりした音のエフェクトを付けた音色です。シルキーという表現が良いでしょうか、音色全体に音全体に網目が細かく手触りの良い質感を足してくれているような滑らかな音色になります。音の分離の悪化(纏まりの良さの改善)をうまく音の変化で覆い隠してくれているような変化です。また、音像はほんの少し上にあがる傾向も感じました。良い面も多いのですが元々存在していないであろう音色の変化でもあるので賛否はわかれそうな変化だと感じます。

 

変換プラグに関しては私は好きな音色なのでCayinの方を選べばよかったと思いましたが、3.5mm変換は必要な場面では必須のアイテムですし、できる限りそのままの音色を着色無しで出して欲しいと考える人も多そうです。その場合はJD44Cの方が良さそうですね。

 

細かく聴き込んでみるまではプラグの差などほぼ無いだろうと思っていたので、一緒ですという結論になるだろうと思っていたのですが、思ったより変化があったようです。

尚、現在販売されているDJ44Cの方は第二世代になっており、もしかしたら音の傾向は変わっているのかもしれませんが参考になれば幸いです。

TIMKKO Q3E+AIYIMA H1の音質

とりあえず昨日届きましたQ3E

よくわからず1BAイヤホンで音が凄いとのFFのOcra氏の情報だけを頼りに買ったのですが、HiBy Music 4.0がプリインストールされているandroidベースのプレイヤーの様です。簡単に1日触った感想を書いておこうかと。

先にまとめを書くと

1日使った所感まとめ

◎トランスポーターとしての音は格段に良い

〇直刺しの音はまぁまぁ良い、音量はそこそこ取れる

◎ホワイトノイズは皆無

〇192kHz,24bit FLACファイルの再生を確認

Wifiが動作する

〇HiByMusic4.0がプリインストール

△圧縮音源ファイルを再生しているとUI操作などで音飛びが発生

MicroSDによって?かUIがモッサリする

✖今のところUSB接続できない(PCとも接続不可能、初期不良?)

 

HiByMusic4.0

2万曲(512GB中200GBほど使用)入っているSDカードを読み込ませたところかなり動作は遅いのですが認識できました。

f:id:el_snow:20230106111325j:image

MicroSDの相性の問題なのかM4A(ALAC)の圧縮率の問題なのかUIを操作すると音が飛びますが音色自体は問題ありません。M4Aファイルを本体ストレージに移してMicroSDを取り外して再生したところUI動作は軽くなったのですが、音飛びの頻度はあまり減らなかったので圧縮展開の負荷が高いのかもしれません。

Bluetooth

記載は無かったのですがWifiが繫がります。Bluetoothはとりあえず05BalはSBCで繫がりました。M17のBluetoothレシーバーモードでは何故かつながりませんでした。操作は普通のAndroidと同じなのですが古いためか相性はあるようです。

f:id:el_snow:20230106172543j:image

05Balで再生させましたが、SBCの為か音はあまり良く無い様に思いました。ただこの辺りはAGPTEKなどと変わりない様に思います。

 

音について

まず、直刺しの音ですが、この値段のプレイヤーとしてはかなり良かったです。

余談ですがAGPTEKのA19Xがこの値段帯のMP3プレイヤーの競合になるのですが、それ以外のメーカーで一番多い問題はホワイトノイズの量で次が情報量が少ないこと、そして良くある問題として低音が出ないことがあげられます。

AGPTEKのA19Xはその点低音が出ない点以外は全てクリアしているアンプではあるのですが、UIが古く画面も小さくとても操作性が悪い上にUSBがMicroB端子という問題を抱えていました。その後最近になってA09Xという待望のUSBC端子のモデルが発売されたのですが、購入したFFさんの話によれば音質に関してはA19Xの方が良いという事でA19Xの乗り換え先にはなりませんでした。この辺りは過去の記事を参照してもらえればと思います。

el-snow.hatenablog.com

その点このTIMKKOのQ3EはUIがタッチパネルになりHiByMusicが使えること、OSがAndroidになることで操作性が大きく改善し、コネクタもUSBCになりました。このTIMKKOの音が良ければA19Xからの乗り換え先になるというわけですね。

 

で、Q3Eの話に戻るのですが実際に聴き込んでみるとかなり良質な音がでています。解像度は決して高くないのですが、この価格帯としては十分以上に出ています。ただし、サブベース域の低音がぜんぜん出ません。低音の量感でいえばAGPTEKで言えばH9より少なくA19Xよりは出ています。低音に関して直刺しではあまり期待していなかったのですがこれはインピーダンスが高いイヤホンやトランスポーター運用でないと真価の発揮は難しいタイプです。

ということでAiyima H1で早速ためしてみるとサイズ感がぴったりで笑いました。

f:id:el_snow:20230106172600j:image

そしてその音も笑うぐらいに生々しく立体感のある音色です。AGPTEKのA19Xが高域にかけての音色が正確で繊細な鳴り方だとすれば、Q3Eは低域の表現力が高いことに加えて前後の音場が広い上に定位が良く空間表現がかなりうまいです。どちらが良いかは今の時点では決められないと感じました。

使ったミニミニケーブルがイトゥさんの試作ケーブルだったこともあるためか、とてもトータル1万円のプレイヤー環境(正確にはミニミニの値段は入っていません)から出てくるような音ではありませんし、チープオーディオとしてはもう十分だと思えます。

 

っとトランスポーターの性能確認を優先したので最初の目的の1BAの音色はまだ確認できていないのですが、AGPTEKのA19Xの後継機としては大いにアリなのではないかと思います。まだ1日程度しか使っていない上に音飛びや接続の問題などがあるので人に勧められるような状態ではないのですが、もう少し使ってみましたらレビュー記事にしてみたいと思います。

ご参考ですが使っている機材はこちらです。

 

 

次回はHifiGo様のレビュー記事を上げる予定です。では、また明日。

レビュー:Kinera Celest PANDAMON 結論:A7K Tier2 繊細で淑やかな優しい音色のイヤホン(HiFiGo様提供)

こんにちは

 

今日はHiFiGo様からのレビュー依頼のKinera Celest PANDAMONのレビューです。提供レビューにはなりますが趣味でやっていますのでいつもと同じ基準で記載しております。f:id:el_snow:20221231084751j:image

結論:A7K Tier2 参考価格:8187円

PANDAMONは見た目とは裏腹に解像度が高く繊細で淑やかな音色と正確な音場表現を持つ優しい音色の真面目さを感じるイヤホンです。中華によくある弱ドンシャリの万人受けするサウンドバランスでは無いので、人は選びやすいかと思いますが小音量でも破綻が少ないばばかりか立体表現も適度に上手くチューニングの統一感があります。付属品は奇をてらったものになりますが本体やケーブルは価格を満足できる品質です。音色の好みはあるかと思いますが刺さる方には素晴らしいパフォーマンスを発揮できるイヤホンです。

 

Pros(優秀な点)

◎高い解像度、繊細な音色、個性的なチューニング

○優しい音色でフラットなサウンドバランス

○量感は少ないが良質な高音表現

〇リケーブルができ、中級者向のサウンド調整余地がある

〇個性的な意匠、統一感のある付属品、軽い筐体、装着感が良い

Cons(微妙な点)

• 敢えて言えば、マニュアルが英語のみでわかりずらい

△デザインが個性的なため人を選ぶ

△音漏れが多い

△主流とは異なる万人受けしずらいサウンドチューニング

 

続きを読む