ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

同じイヤホンでも感想が違う理由の仮説(ver2024)

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経緯とか

過去に書いたエントリーのこちらの記事についての追加補遺した記事です。

el-snow.hatenablog.com

再度、2024年の今、付け足したり引いたりすることがあればと思いポストしたのがこちら

基本的に差はありませんが、結構見るのがXで人の感想に文句を言っている人です。私もXの使い方がよくわかっていなかった頃にそういったことを言ったことがあったかもしれませんが、少し経験を積んだ今は感想なんて絶対に一緒になるわけがないと思っています。

レビューを書いていてそれを言うのか!と思われるかもしれませんが、逆にみんな違ってそれでいいんです。その理由について少しでも理解が得られるように説明できればと思っています。

尚、人の感想に文句を言いたいだけ、私人逮捕迷惑系Youtuberみたいな人もいるのでそういうのはリプライとか反応せず、そっとミュートするなり通報するなりしたらよいと思います。(だいたいそういう人は自分は文句言うけど、俺に文句言うのは許さないという人なのでw)

 

同じイヤホンでも感想が違う理由の仮説(ver2024)

・上流アンプ等の特性

これは感覚的にわかりやすいかと思います、旧型のiPhoneの直刺しやパソコンなどのイヤホンジャック直刺しと、DAPやドングルDACでは、聴いた時の音が違うのはわかると思います。

具体的な違いになる理由としてはフィルタや部品などでアンプ事に低音や高音の強さが異なる特性(チューニング)をしてあることもありますし、電気的なインピーダンスなどの特性のマッチングが悪く意図している性能を発揮できないなどがあります。

様々な人が同じイヤホンについて感想を言いますがアンプの音色や傾向が同じとは限りません。そのため同じイヤホンでも違う感想になります。

インピーダンス特性マッチング

これはアンプの出力インピーダンス、イヤホンのインピーダンス、ケーブルのインピーダンスの周波数特性事の違いです。アンプの出力インピーダンスカーブは測定できていないのですが、イヤホンとケーブルのインピーダンスカーブは測定できるようになりましたので、測定結果例を示すとこんな感じです。

 

イヤホンのインピーダンス特性例

ケーブルのインピーダンス特性

うーん、グラフ出されても良くわかんない・・・という人も多いと思いますが、言いたいのはイヤホンのインピーダンスは高域や低域で違うのがあたりまえだったりします。

つまりスペックで16Ωと裏面に書いてあってもそれは1KHzの中音での数値であってKiwiEarsのMelodyは低域だと18Ωで、10KHz付近では2Ωぐらいしかありません。

で、ケーブルですがケーブルによって0.2Ωぐらいしかないものから1Ωぐらいあるものまであります。

つまりこれはどういうことかというと、1Ωあるケーブルを使うと、1Vの電圧をかけて音を出すときに、低域の時はケーブルとの分圧比は1:18なので6%ほどしか影響を受けませんが、高域となると1:2なので33%ほどイヤホンにかかる電圧が下がります。

こういったイヤホンのインピーダンスが小さいほどケーブルの影響を受けやすくなります。また、これはケーブルだけでなくアンプ自体の出力インピーダンス特性もありますし、そもそもアンプ自体がインピーダンスの変化に対して忠実に電圧を掛けられるかという問題もあります。

まぁ結論から言えば機材の組み合わせ、ケーブルの組み合わせで出ている音そのもののが異なるということです。

・試聴楽曲(求められる特性が異なる)

これも直感的にわかるかと思います。クラブミュージックばかり聴くような人と、ボーカルモノばかり聴く人、クラシック、ジャズ、ゲーム、アニメ、etc、それぞれ高音や中音、低音に求める質が違います。

例えばボーカルが好きな人には低音のキレが求められる曲の低音の質はやや強すぎるかもしれません。

ボーカルの生々しい表現はクラシックなどの空間表現を実現するイヤホンでは物足りないかもしれません。またボーカルものが好きだからと言って、ボーカルを中心になって生々しさや熱気のようなものを求めるタイプか演奏の中に溶け込むように歌うタイプが好きかなど求められるものは様々です。

様々な人が同じイヤホンについて感想を語っても音色の評価は異なるかもしれません。

・耳の形状(深さ、幅、凹凸、肌質、毛)

人それぞれ耳の形が違うことは見た目でわかりますが、耳の中の形も個人差があります。例えばですが、紙風船の入り口やメガホンで声を出したときに、自分の声がいつもと違うことを思い出してください、また、声を出すときに喉の声帯にいつもと違う負荷がかかりませんか?耳の中では同じことが起っています。紙を丸めて作ったメガホンとプラスチックのメガホンでもやや音が違うように空気の振動である音は常に周りの材質などの影響で変わります。イヤーピースを変えて音が変わるのも基本的には同じ原理です。同じイヤホンを身に着けていてももしかしたら聴いている(鳴っている)音は別物かもしれません。

・イヤホン個体差

製品には個体差、製造誤差というものがあります。品質管理をされた製品であればまれではありますが、メーカーの基準や作り方によっては発生します。よく議題にされるのが左右のマッチングです。具体的に右用と左用で音量設定に対する音の出方が違うなどの不具合があります。

・イヤホンのエージング変化(中古機や展示機と新品は異なることも)

イヤホンは生もの・・・とまでは言いませんが、稼働部品があるからには時間とともに物理特性は少しづつですが変化し、工業製品と同じように劣化もします。車やバイクなども、新車と1万キロ、10万キロ走った状態、マイナーモデルチェンジしたものでは乗り心地や走った感覚は異なるのが感覚的にわかるかと思います。もちろんどれも故障ではないのでメーカーの基準の範囲内ではあるのですが違いがあります。もしかしたら同じイヤホンと思って聴いていますが、別のモデル、エージング状態の違う音を鳴らしている可能性があります。

el-snow.hatenablog.com

・ボリューム(主に低音の量感や高音の刺さりが変わる)

あまりタイムラインで議題になりませんが、イヤホンの音のバランス、音の鳴り方は音量によって異なります。聴覚の個性と絡みますが人間の聴覚も非線形な特性を持っていますし、イヤホンなどに使われているドライバもリニアではありません。よく見るf特性形状も基本的には特定の音量のモノを指しており、音量によってそのグラフ形状は多少変化します(詳しい測定をしているサイトでは載せています)。

また使い方の用途によっても違ってくる場合として航空機や電車などでは大きなボリュームが必要でしょうし、寝る前や寝フォンなどではほぼ最小ボリュームで十分です。

もちろんアンプとの組み合わせにもよりますが同じイヤホンでも聴く人が聴きたい音量が異なれば違うバランスの音の鳴り方が違うということになります。

・ケーブル(非公式の試聴会は変更されていることも)

インピーダンス特性マッチング」の項目でも書きましたが、ケーブルによってはイヤホンの音が物理的に変化します。

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・ステム、フィルターなどのアクセサリ差(同上)

例えば先日レビューしましたHIDIZS MP145も聴感上、およびデータでも音の質が変化しているようです。

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・聴覚の個性、嗜好

当然のことにはなりますが、人間の聴覚には個性があります。一般大衆をモデル化した形状で補正をしたf特性カーブを出していたりしますが、あくまで一般大衆であり聴く人それぞれに個性がありますので高音域に強いピークがあったとしてもその部分の感度が低い人が聴けば高音はあまり強くないという感想になります。

また、音場や定位などでも、例えば部屋の中で鳴っているスマホがあったときに見つけるのが上手い人と、どこでなっているのかさっぱりわからない人がいたりします。人間の耳は壁や部屋の物からの反射音も感じ取って音が鳴っている位置を特定したいすることができますが、人によりこの感覚が鋭い人と、鈍い人などがいますし、ホールや野外など違う場所や環境になればその感覚は人により逆転することもあります。同じイヤホンで同じ音を聴いていてもその音場や音の強さをとらえる能力は楽曲などでも大きく異なり感じる感覚もまた違うものになっている可能性があります。

これらはリファレンスとしている音源、イヤホンの違いとも言えます。要は人によってフラットという言葉の意味合いが変わるということで、普段使いがAirPodsの人、BOSEの人、両者が同じイヤホンを聴いても普段使いの音に引っ張られて違う感想になると言われています。

・イヤーピースの種類(自分はここはSpiralDot++固定です💦)

いつものレビューの様に、フィットするイヤーピースを使ったとしても音の傾向が違います。これは各社がしのぎを削っているところですね。

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・イヤーピースの装着法(深さ、キツさ)

これは耳の形状とほぼ同じ説明にはなりますが、イヤホン会社が意図した方式で正確に装着されていない場合は本来の性能を発揮できていない可能性があります。特に隙間やベントが開いているもの、シリコンタイプなど音が抜けるものとフォームタイプの音を吸収してしまうタイプなどなど、同じイヤホンを使っていても耳に合ってなかったり、標準から大きく変えていたりすると、同じイヤホンを聴いていても違う音が鳴っている可能性があります。

・直前に聴いていたの音(イヤホン等)の影響

耳の感度は比較的すぐに適応すると言われていますが、気分的なものはすぐには変化しません。もちろん人にもよりますが、うるさいところから静かなところに行けば耳鳴りがすることはあります。もしダンスミュージックが好きでクラシックが大嫌いだったとしてずっと無理やりクラシックを聴いていた後の、ダンスミュージックは気持ちの良いものになります。

また、人間は絶対的な評価が難しい生物でもあります。直前に強い低音のイヤホンを聴いていれば、普通に低音が出ていても、(無意識に前のイヤホンと比べて)低音が出ていないと評価しがちです。感性の評価などでは定番のイヤホンを聴きなおすなど一度耳の状態をリセットする必要があるかもしれません(ワインの時に水を挟むように)

・口や体の姿勢(口を開けるとイヤピの密閉が変わる)

これは具体的に試してみていただければと思いますが、特に首、頭の体制によって外耳道などの物理的な形が変化することで音が変化します。イヤピなども圧力が変化したり、もしかしたら空洞ができることもあるかもしれません。違うイヤホンを正確に評価したいときは同じ体制で評価することが大事かもしれません。

・周囲の雰囲気、騒音量(小さな音がマスクされたり、いつもと違うボリュームで聴くと感じ方が変わる)

人間の感性、5感はそれぞれリンクしていると言われています。有名なところでは暖色系の色の照明と寒色系の照明では同じ料理を食べてもおいしさが違うと言われています。聴覚と音の感じ方についても様々な研究がされていますが、少なくとも直感的にリンクしている可能性があることはイメージできるかと思います。イヤホンは音を届ける機械なので耳の穴の中だけにしか影響を与えることはできません。ハイパーソニックエフェクトのように肌への影響が音の感じ方に影響を与えるという報告がある通り、もしかすると聴いている周囲の雰囲気などが同じイヤホンでも違う感想になるほどに影響を与えているかもしれません。

・気分、緊張などの体調

雰囲気と重複するところはありますが、おいしい料理や素晴らしい絵画を楽しんだり評価する時に、気分や緊張は影響を与えてしまう可能性があることは否定する材料がありません。少なくとも私は納期とプレッシャーと憤怒と不快感の中で聴く音楽と、リラックスし快適さの中で聴く音楽では後者の方が良い音で聴いたと錯覚してしまう自信があります。

・アンコンシャスバイアス(プラシーボ効果など)

レビューポリシーでも書きましたが、人間はどうやってもバイアスを受けます。誰かがほめていたから、誰かが貶していたから、このメーカーは信頼できるから・・・などなど、その人の属性によって変化があると言えます。

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まとめ

っという感じです。こうして考えてみると違う人が同じイヤホンを聴いたとき、同じ感想になるというのはそのメーカーの設計の良さを体現しているような気がします。

また、自分と違う意見を見たとしても、自分とどこが違うのかを考えてみて、少しでも状況を揃えてみるとその意見に寄り添うことができるかもしれません。

 

ということで、ほかにも同じイヤホンでも感想が違う理由はあるかもしれません、そういう要素がありましたらコメントなどいただければ幸いです。

APPENDIX

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