こんにちは
今日は「伊藤屋国際」様からPR依頼のUSB-Cタイプのゲーミング有線イヤホン『荒野行動 x NF Audio RG05』のファーストインプレ的なやつです。
モチベーション
いや、何気にゲームしてからこの記事は書こうと思ってたんですよ、でも思いのほか普通に良い音だったので書き始めてしまいました(笑)。
開封とか
どうみても箱です。これはゲームのアイテムボックスかなんかでしょうか。
開けるとイヤホンがあるのと、結構ゴージャスな感じでテンションがあがります。
四方に壁が広がって内部に書いてある地図が目に飛び込んできます。ゲームを知らない自分でもちょっとテンションが上がったのでゲームのファンならかなり嬉しい演出なんじゃないかと思いました。
本体はこんな感じ
横のMS42のところは引き出しになっていて、イヤーピースが入っていました。ちょっとこのギミックも良い感じですね。
イヤーピースはNF Audioと刻印があるイヤーピースでオリジナルタイプですね。感触はもっちりしていて高級なイヤーピースと遜色ない感じで使い心地が良さそうです。でも自分にはサイズが合わず試せませんでした。
下段にはポーチ、マニュアル、メッシュフィルターの予備が入っています。
マニュアルは英語なのは少し残念ですが、装着方法やボタンの説明などの図解があります。
フィルターの張り替えについても図説があります
よくわかりませんがステッカーも付いてます。
地図はこんな感じ、印刷が綺麗なのでちょっとテンション上がります。
裏側にはスペックが書いてあります。
イヤホン本体はこんな感じで、分岐前が布巻、分岐後がビニール系の素材になっています。
使ってみてもタッチノイズを一番感じやすい部分が布巻ではないので良く考えられていますね。
音とか
iPhone15Pro, Xiomi11T Pro にSpiralDot++をつけて聴いてみました。
ちょっと聴いてびっくりしました。音場が凄く広く、定位が凄く良いです。ちょっといわゆるIE100Pro的なイメージと言ったら良いでしょうか。正直先入観でいまある適当なイヤホンをゲーム用として販売したイメージを持っていたのです普通にFPSとかで重要な足音とか方位とかが分かりやすい感じで、ゲームに最適化されていると実感できます。
オーディオ用としても普通にここまで音場広いイヤホン中々ないぞ・・・という感じ。
ライバルとか
ライバルとしては3.5mm専用にはなってしまいますが、finalのVR3000あたりでしょうか、USB-Cであれば水月雨MOONDROPの菊JIUあたりですね。VR3000は試聴レベルですがやや空間が広く分離や定位も同じ価格帯のイヤホンとしてはかなり良いという印象が残っています。
・帯域バランス 「概ねフラット」
・音色 C(暫定 SABCDE)
寒暖:寒色 |ーーー★+ーーーー| 暖
明度:明 |ーーーー+★ーーー| 暗
響き:少 |ーー★ー+ーーーー| 多
余韻:少 |ーーー★+ーーーー| 多
粘度:低 |ーーー★+ーーーー| 高
湿度:乾 |ーーーー★ーーーー| 湿
厚み:薄 |★ーーー+ーーーー| 厚
太さ:細 |★ーーー+ーーーー| 太
速さ:遅 |ーーーー+ー★ーー| 速
現実感:造 |ーー★ー+ーーーー| リアル
モニター |ーーー★+ーーーー| リスニング
・音場 S(暫定)
左右:狭 |ーーーー+ーー★ー| 広
上下:狭 |ーーーー+ーー★ー| 広
前後:狭 |ーーーー+ーー★ー| 広
音像重心
上下:低 |ーーーー+ーー★ー| 高
前後:近 |ーーーー+★ーーー| 遠
解放感
密閉 |ーーーー+★ーーー| 抜け
正直音像が少し高くて遠い位しか欠点がありません。この音場表現はこのクラスのイヤホンとしてはとびぬけて素晴らしいです。定位の良さも相まって把握できる空間はとても広いです。
・解像度 B(暫定)
価格帯を踏まえると十分と言えば十分だが、音楽を聴く分には現状値段なり的な部分はある
・定位、分離 S(暫定)
広い音場に素晴らしい分離性能、定位もこの価格帯とは思えないほどしっかりしており、音の場所や方向が良く聴きとれますね。ゲーミングイヤホンとのことで、足音の方向や銃声の方向などが重要とのことでしたが、しっかりとその部分に相当する音の部分が作りこまれており、オーケストラなどでの楽器の位置関係が良くわかります。
ここ迄、オーケストラの編成の位置関係が分かりやすいイヤホンはリスニングイヤホンでも数倍以上位クラスのイヤホンでもそうそうありません。
個人的にはオーケストラなどでの楽器を描き分けてくれる様な表現は大好きなのでかなり興奮を覚えました。
・低域 C+(暫定)
かなりあっさりしている音色です、深い部分は出ている感覚はあるものの量感はあまりありません。とはいえ低音の位置関係は比較的わかりやすく広がるのでゲームには向いている気がしますね。
・中域 C+(暫定)
やや音が遠い事もあり、ボーカル好きは熱量などは不足気味ではある、ただし音の位置関係などはしっかりとわかるので、このあたりもゲーム向きと言って良いと思います。音の線が細い方が好みという方には合うと思います。
・高域 C+(暫定)
適度な量感で位置関係がよくわかる表現です。刺さることもないため普通の楽曲にも良く合う様に思います。若干音の粗も表現しやすいのであまりリスニング向きとは思えないかもしれません。ゲーム用としては細かい音も拾ってくれるため良い表現ではないかと想像します。
周波数特性
左右差
vs 水月雨MOONDROP 菊JIU
フラット傾向の菊JIUと比べても低音及び高音が良く出ているドンシャリなのですが、聴感上は菊JIUの方がフラットですし、低音なんかは量感が少なく感じるので不思議です。
まとめ
音場が広く定位が良く分離も良いのですが、リスニングオーディオ用としてはややあっさりとした音の表現が仇となって価格なりの実力という感じでしょうか。とは言えモニター用途としては音は全て出し切ってくれる感覚があることや、オーケストラの大編成でも位置関係がわかりやすいなど悪くもありません。用途や好み次第ではとてもコスパが高いイヤホンだと感じました。
個人的にはイヤーピースなどをもう少し色々と試すと音の鮮やかさなどが足せてリスニングにも使えるかも?という潜在能力を感じます。
VR3000は試聴レベルですがやや空間が広く分離や定位も同じ価格帯のイヤホンとしてはかなり良く、音楽にも十分使えるという印象が残っていますが、RG05はそんなレベルではないほどに音場と定位が良く、空間表現に特化されているのでよりゲームに向けたチューンがされている印象です。その分音楽を聴くとなるとVR3000などのほうが専用のアンプが使えるなどのメリットはあるかもと思いました。
少なくとも音の位置関係は圧倒的に聴きやすくリスニングオーディオ用としても価格帯問わずトップクラスの聞き取り易さなので荒野行動向けというゲーミングイヤホンとしてはかなり完成度の高いイヤホンなのではないでしょうか。
今後もう少し聴きこんだり、ゲーミングとして実際につかってみて気づいたことなどがありましたら追記したいと思います。
最後にこのような機会をいただきました伊藤屋国際様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
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