こんにちは
今日は以前、注意喚起させていただきましたIE300の偽物について真贋の見分け方が分かったので続報です。ちなみに過去記事はこちらになります。
前回の記事では見た目はそのもので偽物とは思えない品質で音ぐらいしか偽物と断定できる情報が無かったのですが、昨日FFさんと集まった際に本物のIE300と比べられ、見分け方がわかりました。よくよく見て本物と並べると偽物の特徴がはっきりします。
注意としてあくまでこの個体はこのような違いがあっただけなので別の偽物には別の偽物の特徴がある可能性があるので一つの例として考えてください。
また、マイナーチェンジ等で本物も偽物の特徴を持つ場合もありますので、正規ショップからの購入の場合は、偽物かもしれないと憤慨せずに販売店に相談してみてください。
ちなみに赤字の部分が単体でも見分けやすい特徴です
写真① 左が本物、右が偽物
筐体の模様
本物:マットな黒色、練りこんであるラメが細かく、色が2種類以上確認できる
偽物:明るい黒色、練りこんであるラメが大きい、色が1種類
ゼンハイザーのロゴ
本物:埋め込みで凹凸が少ない、輝きが鈍い
偽物:ロゴが浮き上がっている、輝きが明るい
MMCXコネクタ周辺
本物:コネクタ部のリングに丸い点模様が付けてある
偽物:点無し
写真② 左が偽物、右が本物
ステムのフィルター
本物:別部品、網が細かい、ステムの奥は肉眼では暗く何も確認できない
偽物:本体と一体成型、本物に比べて網が太い、ステムの奥に銀色の金属部が見える
写真③ 左が本物、右が偽物
ステムの角度
本物:角度が深い、ステムの取り付け部は横から見て三角形
偽物:角度が浅い、ステムの取り付け部は横から見て台形
写真④ 左が本物、右が偽物
筐体上部のバリ
本物:なし
偽物:ステム、本体に薄くある(角度によっては確認しずらいです)
他にも比べれば違う部分で、ケーブルもややくすんだ色をしているなど細かい点がいくつかありましたが、偽物だけの場合は判別不能なレベルです。
ちなみに両方見比べてもパッと見ると本物と偽物は区別がつかなかったです。かなり成功なので注意をしてください。音については再度聴きなおしてみましたが偽物の方が音が悪いのは当然で、本物と比べると解像度が圧倒的に低いこと、サブベースがかなり出るドンシャリで、音場が狭く、音が遠めなので迫力が無い音です。嫌いな人は嫌いな音という感じで、個人的にブラインドで値段を聞かれたら3~5000ぐらいならまぁ見た目やリケーブルができることなどもあり、満足できる音だと思いました。本物の音を聞くとやや粗いですがIE800などを彷彿とさせるサウンドでこの値段なら好気になる人の気持ちがわかるなぁと再認識しました。IE900を買ってしまったので当分買う事は無いですがゼンハイザーのラインナップでは好きな機種でいつかめぐりあわせがあるかもしれないと思いました。
ということで、偽物には十分に注意してほしいこと、そして購入は信頼できる販売元から購入することが大事かと思います。
たとえば下記のAmazonでも普通に開くとAmazon発送でない場合がありますので、その他の発売元を探し、発送先がAmazonやeイヤホン、大手電気メーカー等であるかを確認してください。
↑リストからAmazonを探す(400円ほど高いですが安心です)。
昨日はFFさん等に他にも素晴らしい機材を聞かせていただいたのですが、そちらはまた後日記事にしたいと思います。では、また明日。
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