こんにちは
ゆふるわできず傷心してたすのーです(´;ω;`)。ちょっと体調を崩していて暫く何を聴いても駄目そうなので今日はORIVETI様からPR依頼の「ORIVETI OD100」のファーストインプレッションの書き起こしです。
音のファーストインプレッション
MX1での先入観のあったメーカーだったのですが、去年のヘッドフォン祭りの試作展示以来に完成版として聴いた感じです。結論としてはMX1とは似ても似つかない素晴らしいチューニングでした。
音色はとても高い透明度の高いサウンドであり、全体的に軽快なのですが、音が軽すぎず繊細すぎない絶妙なラインに仕上げてあります。OD100の良さがなにかと言われれば硬質でありながら適度な響きと余韻が醸し出す透明感のあるサウンドだと実感します。
サウンドのバランスは概ねフラットからやや高音よりで、MX1のジェット機の轟音の様なイカレタ低音は消え去り、凪のような一般的かつ常識的な低音量に調整されています。
解像度はA10Kとしては十分に高く纏め上げられており解像感が高めです。音場は横に少し広く音像が近くまとめられており定位なども十分に良く仕上げてあります。
低音の質感量感などは突出しているものはないのですが悪くもなく、中域と高域を支える控えめな感じです。中域から高域は主張が強く存在感がしっかりある他、硬質で煌めくような透明感のある響きのサウンドはまるでクリスタルがある音場の様なイメージを受けました。女性ボーカルなどはとても美しく奏でてくれ、個人的には好みのサウンドです。
アンプ変えてみて
M17、SPACE Lite、BTR7あたりで聴いてみたのですが、思いの他音質の差が大きくM17が最も相性が良く、SPACE Liteはかなり微妙です。特にSPACE Liteは音場が狭く抜け感が悪くなり全体的に縮こまった感覚を受けました。1DDではあるのですがより良いアンプを使うと印象が良くなりやすいかもです。
OD200との違い
OD200の方も一応既にに聴いているのですが、個性的なチューニングという意味では通じるものがありますね。
OD200はやや音が暗く解像感が低いのですが解像度は価格差以上に上がっており、とても個性的な音色に仕上げてあります。音像はさらに近くなり迫力があるように見せかけてかなりの丁寧で繊細な音色でそのギャップが脳を混乱させてくる感じですね。OD200もMX1のようなイカレタチューニングではなく人間受けするチューニングですがORIVETIらしさ個人的にはOD100よりも色濃くなっています。
逆に言えばOD100のほうが一般受けする音色だと感じますね。
本体について
本体は2pin端子で全金属製ですね。ただ重さはそれほどでもなく軽い素材で作られていますね。
周波数特性とか
左右差
きれいなグラフです
vs MX1
何ということでしょうMX1と比べると別のメーカーとしか思えません。
写真とか
裏面にスペックが書いてあります。DLCドライバとありますね。
しっかりしたセミハードタイプのケース
の中にイヤホンが既に入っています。
この価格帯にしてはかなり良さそうなケーブルが付属しています。
アクセサリーの方にはイヤーピースが3サイズ3種類
本体とケーブルにRLの刻印があります。
ビルドクオリティや付属品もA10Kであればかなりしっかりとしていると思います。
まとめ
OD100はとても真面目に作られた硬質で透明感のあるサウンドが特徴のイヤホンでした。MX1でのイカレタ低音のイメージは完全に捨て去ってください。本当に別物といって良いほど極めてまともかつ素晴らしいバランスに仕上げてあり、MX1を聴いたことがある人ほど一聴の価値があります。
また、ケースやケーブルなどの付属品の品質も良く初心者などにもオススメできる構成になっている点もポイントが高いですね。
本体の形状は人を少し選ぶかもしれませんが、ケーブルの耳掛け部分がしっかりと作られているためか自分はかなり快適に装着できました。
アンプを少し選ぶ点は注意が必要かもですがM17で聴いたOD100のサウンドはレベルが高くかなり気に入りました。
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