こんにちは
昨日は体調を崩してしまったのかHpye2で優勝して聴き入っていると寝落ちしてしまい。起きては聴いたりしてさっきまで眠り続けてしまいました。ということでちょっとネタバレしてますが、今日はTHIEAUDIO Hype2のファーストインプレと雑記です。
一応前置きとして、レビュー依頼品ではありますが、趣味でやっていることもあり同じ基準で記載しています。
↓追記:レビュー書きましたー
ファーストインプレッション
先に音の感想書いとくと、優勝です!!(違)。まぁ流石にお高いイヤホンなので期待値がそれなりに高かったわけですが想像以上に良い音ですねこれ。Xperia + DAWN PROに直刺ししていつものSpiralDot++つけましたが、解像度が極めて高く、低音がパワフルさと量感の凄さに圧倒されます。
低音の音が近いというか近くまで全体を包むようにしっかりと広がります。低音強めのバランスと思わせて超高域まで音がしっかりの伸びて低音強めのドンシャリです。
解像度だけではなく解像感と分離感も強く低音が強いのに全く中域から高域までの音が食われません。
低音の圧を除けば音はスッキリして明瞭です、音場が極めて広いため迫力と臨場感が良く。
音全体ににレコード的な機械振動の気持ち良さがあるので低音の良さと量感と近さが癖になります。
低音の圧が強いのでHT2などと比べると一聴した明瞭感は低めですが良く聴くとA50Kでもかなり解像度が高くA20K、A30Kクラスとは明らかに差があり、少し前までのA70Kや100Kクラスに届く勢いを感じさせます。
DAWN PROでこれなので、M17DCに変更してみると、さらに空間の表現が広がり音色の立体感が更に出ますね。いずれにしてもここで少し横になって聴いていると素晴らしい音すぎて眠くなってしまい気づいたら深夜で次の日になっていた感じです(またかよ!!笑)。
Kiwi Ears QUARTETとの違い
ということでファーストインプレッションはこんな感じで、詳細についてはレビュー本編になりますと言いたかったのですがFFさんからQUARTETと音が似ていると聞いたけどどう?っと言われて気になって聴き比べてみました。
実を言うとこれを聞いてかなり驚きました。というのはファーストインプレでの感想は「比べるのが失礼なほど別物」だった為です。Hype2の解像度、分離感、高域の伸び、音の広がりなどはA15KとA50Kの差を如実に表しており、QUARTETで少し気になった抜けの悪さも感じません。帯域バランスは似ているものの別物では?っという気持ちが強かったので逆にそれが気になって試してみることにしました。
結果として、確かに帯域バランスというか低音の広がりかたや圧の強さなどは確かに似ていますね。膨らむ低音も似ていると言われれば似ていますが、ウッドベースなどのふくよかな低音のニュアンスもHype2の圧勝と言って良く、高域のシンバルやチャイムなどの響きも綺麗で超高域まで綺麗に伸びます。全体的に表現力が段違いなのでこれは似ていると言って良いのかは議論の余地があるように思います。
ながら聴きのレベルでは確かに錯覚しそうな雰囲気は若干あります。
早速いつもの環境で測定
してみましたが確かにやや形状は似ていると言ってよいかもしれません。
凄いマッチング・・・。↓こちらがQUARTET
にしてもHype2の左右のマッチングはヤバみですね。IE900を彷彿とさせられました💦。
尚、音場は広く定位は良いのですが、正確さはイマイチなのでオケなどを聴くとかなり違和感があったので弱点が無いわけでは無さそうです。このためモニターライクに使うのはちょっと無理そうで、リスニング系になるかと思います。
兎に角、ファーストインプレッションでは低音好きには最高のイヤホン、そうでなくても低音の良さに優勝し目覚めて低音好きになっちゃうイヤホンだと感じました。というより届いてからほぼこれしか使ってない(;・∀・)
レビューではいつも通り、エージングさせるほか、様々な機材で確認したり、長時間試聴での印象の変化、そしてリケーブルしてみたりする予定です。
注意:ファーストインプレッションなので当然ながら、長期間使用することや機材組み合わせで意見が変化することがあります
写真とか
届きましたTHIEAUDIO Hype2、THIEAUDIO 自体レビューをさせてもらうのは初めてなのですが、結構な金額のイヤホンなのでもしかしたら届かないかもしれないとかも思いながら待っていましたが届きました(良かったw)。
説明書は無かったですが、全てが装着されているので迷わず使うことができました。
ケーブルは堅そうに見えたのですが極めて柔らかく、使い心地は素晴らしいです。
綺麗に仕上げてあります。
見た目と違い、柔らかくねじると簡単に広がります。
何気に単体で別売されているESTケーブルの様です。
ぴったりとハマっており、マッチングも素晴らしいです。
半埋め込みタイプです。
大きめのケースにイヤーピースが2種類、クリーニングクロスが1枚入っています。
周波数特性
流石にインピーダンスの山は大きめなので良いアンプを準備してあげると良いとかと思います。
雑記:Hype2のSPECと 水月雨Moondrop Blessing3、Dark Saver
少し話題は脱線するのですが、このHype2は海外では299$と、Blessing3の319$とほぼ同価格で販売されるようです。
ちなみによくよく調べてみるとこの2機種は2DDにBAを足した構成という意味で似ています。
というのもHype2は聴いてからスペックを調べたのですが2DD+2BAと個人的にこの構成とは思えないほど解像度が高く、正直Blessing3(未所持)よりやや良いまであるなと感じました。
下記はBlessing3の販促ページの周波数特性ですが低音の量感もかなり似ていますね。
違いはBAの数なのですがHype2は2BAとBlessing3の半分と少ないBAで状況によっては近いもしくはさらに高い解像度が出せており不思議です。
あまりスペックを気にしない方ではあるのですがこれが事実ならBlessing3や新型のDark Saber 2DD8BAまでの数は要らない様に感じます。と思いHype2の商品ページを見ているとどうやら同じBAでもSONIONの新型P2356HF/4 E25ST001/Dという2つのドライバが採用されいるようで、Hype2は同じBAでも世代が新しいみたいですね。
正直言うと去年のCCA HM20ショックでBlellsing製ドライバが概ねSONIONやKnowles製に追いついた印象を持っていたので2社の今後が少し危ぶまれた感じがあったのですが、今回のHype2のSONIONの新型をドライバの音色を聴いてトップ2社はきっちりとBellsingを引き離してきたなと実感しました。
何れにしても低音の表現は素晴らしく、Hype2はここ2日に渡って見事な音色で自分を満足させてくれました。この低音は完全に癖にさせられますね。
ということで、驚くほどに素晴らしかったHype2ですが、エージングなどが終わりましたらレビューにしますので暫くお待ちください(2度目)。ではまた明日。
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*1:
〇測定環境
ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4
ソフトウェア:REW V5.20.13
INPUT:MOTU M2 IN1 XLR (VXLR+)192KHz24bit
OUTPUT:MOTU M2 OUT 6.3 to 3.5mm
カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用
イヤーピース:Final TypeE Black Mサイズ
〇測定パラメータ
入出力バッファ512K、Acoustic Reference
出力音圧レベル:−12dB
Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz
カプラキャリブレーションファイル適用、SoundCardキャリブレーション実施済み
*2:
〇測定環境
ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4
:DIGILENT Analog Discovery 3 + Impedance Analyzer
ソフトウェア:WaveForms 3.20.1
ケーブル:MIX16 4.4mm 2pin
出力:50mV
Resister:10Ω
カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用