こんにちはー
ゆるふわオーディオしているすのーです
今回は「HiFiGo」 様からPR依頼の『See Audio Bravery 24』のファーストインプレッションです。いやぁ最初は音が同じと聞いていたのですが、全然違って聴こえてこれはどういうことだ?っと驚きましたが、メーカー側としてもチューニングを変えていることを認めていることがわかってほっとしていますw(*'▽')つ
- 商品リンク、価格帯:A50K
- 🔶これまでのBraveryの違いについて
- 🔶音について(暫定 A50K SABCDE評価)
- 🔶リケーブル
- 🔶イヤーピース、インピーダンス、アンプ相性
- 🔶周波数特性
- 🔶音以外について A+(暫定)
- 🔶まとめ ・・・というか所感
- APPENDIX
商品リンク、価格帯:A50K
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🔶これまでのBraveryの違いについて
今回、このPR依頼を受けるにあたって友人からBraveryの初代(Black本体)そしてBravery AE限定版後期型(Blue)をお借りしました(ありがとうございます)
目的はもちろん、Bravery 24にリニューアルして販売するにあたって音の変化があるのかという点を検証するためです
今回PRを受けたのはその点が気になったので受けた言っても過言ではありません
ということで先に結論を書けば、あくまで私の手元のこの2機種との個体差にはなりますが『音は違いました』
違う点は下記です
・筐体のシェルの形状の変更(2mm程度厚みが増して内部の体積が増えています
・ステムの長さ変更(1mm程度長くなっています
・ケーブルの変更(細目の線材に変更
・プラグの変更(はめ込み固定式 → ねじ固定式
・周波数特性の変更(上記の副産物でもあると思いますがBlackからは低域が厚く、Blueからは高域を強く)
・インピーダンスの変更(上記の副産物と思われますがインピーダンス特性も変化しています
・聴感上の変化
結果としてBlackやBlueと比べて横に音場が広く、やや音像を俯瞰するような空間表現に変更が加わっています
比較的周波数特性が近いBlueと比較してもBlueは音の厚みがあって音色が近めなので別物という感覚が強いです
これはケーブルを逆にしたり、そろえても変わらないのでそういう違いなのだと認識しています
*もちろんたまたまお借りした2台に個体差があるという可能性もありますが、左右共に周波数特性は同じように変化しているので可能性は低いと考えています
ということで違いについて気になっていた方へのアンサーとしては似た傾向の音ではあるが、細かく聴くと別物と考えてよいと思います
🔶音について(暫定 A50K SABCDE評価)
・試聴環境
FIIO M17に標準ケーブル4.4mm + JVC SpiralDot++
→音量の取りやすさは普通、平面なのでH Gain Vol35程度で試聴
アンプはLUNAでも視聴
・エージング、視聴時間
箱だし4時間ほどを3回に分けて
・帯域バランス 微ドンシャリ
・音色 B(Blue A ☆)
寒暖:寒色 |ーーー★+ーーーー| 暖
明度:明 |ーー★ー+ーーーー| 暗
響き:少 |ーーーー+ー★ーー| 多
余韻:少 |ーーーー+★ーーー| 多
粘度:低 |ーーー★+ーーーー| 高
湿度:乾 |ーーーー★ーーーー| 湿
厚み:薄 |ーーーー+★ー☆ー| 厚
速さ:遅 |ーーーー+★ーーー| 速
現実感:造 |ーーーー★ーーーー| リアル
モニター |ーーー☆+ー★ーー| リスニング
・音場 A-(Blue B+)
左右:狭 |ーーーー☆ーー★ー| 広
上下:狭 |ーーー★☆ーーーー| 広
前後:狭 |ーーーー+★ー☆ー| 広
音像重心
上下:低 |ーーーー+☆★ーー| 高
前後:近 |ーーー☆+ー★ーー| 遠
解放感
密閉 |ーーーー+★ーーー| 抜け
・解像度 B (Blue B+)
・定位、分離 B+(Blue B)
・低域 B-(Blue B+)
・中域 B(Blue A+)
・高域 B+(Blue B)
帯域バランスはかなり似ていますが、空間表現や音色の広がりは別物という感じでです
ボーカルものを聴くならば圧倒的に相性が良いのはBravery AE (Blue)ですね。音色の透明感や優しさや立体感が抜群でとても聴き心地が良いと実感します
特に中域はシルキーというか優しい迫力というか独特の表現力を持っておりこのBreaveryにしかない魅力の一つだと思い知らされます
一方でそれを期待して新型の24を聴くと音の薄さや音色の遠さに、物足りないもどかしさを感じてしまいます
とはいえ、それは強みにもなっていて逆にオケなどのスケール感がある楽曲を聴くと24の横の音場の広さや定位の良さが生きてくる感覚で、繊細さとパワフルさが同居した新しい境地の音色を聴かせてくれているなとう感覚に浸れます。これも聴き心地が良いですね〜(꒪꒳꒪)〜
Bravery=ボーカルものという先入観が自分にはあったので、最初はどこか物足りないというかAEのBlueやBlackの方が圧倒的に好きだなと思っていましたが、楽曲を変えると新しいチューニングなだけなのかと理解できた感じです
チューニングを変えてあるのだということが分かってからは嗜好を変えて、サントラなどの音場の広さが生きる楽曲を聴いて音の高らかさや、迫力と心地よさの絶妙なハーモニーを楽しませて貰いました😆
🔶リケーブル
Blueと24でケーブルが違う様に見えるのでケーブルの違いでチューニングを変えているという話を見たので調べてみました
ケーブルの色や細さは違うのですがケーブルをBlueの付属品に入れ替えてみてもやや音が太くなったきがする程度で大きな変化はなかったように思います
正直最初は本体に違いがあるとは思っていなかったのでケーブルの違いで音が違うと思い込んでいたので音があまり変わらず横に広く俯瞰的な空間表現で驚いてしまいました
🔶イヤーピース、インピーダンス、アンプ相性
特記事項あればBlogにて追記予定です
🔶周波数特性
マッチングはしっかり良いですね
Blackと比べると中低域が控えめになるようにチューニングされています
また、AE Blueと比べると高域がより出るようになっています(これは左右共に同じ傾向でした)
インピーダンスについても差があるようです
🔶音以外について A+(暫定)
・マウスパッドに、アクリルスタンドと、これまでBraveryを買ってきたファンでも楽しめるようにか得点満載です
・アクリルスタンドは自分で組み立てるタイプで個人的には斬新、キーホルダー用のパネルも2つ付属
・印刷精度はまぁまぁだが、パネルの内側に印刷があり、しっかりしてそうだし、遠目にみると綺麗
・筐体は本当に宝石のように美しい、緑とオレンジ
・明らかに今までのAEなどの色藍よりも彩度が高いし、明るい色を使っている
・透明度が高いのか、内部構造もよく見える
・型も起こしなおしているようで、形状が異なり、数ミリ大きくなっている
・本体は両方合計7.5gでAE Blueと比べるても同じ重さ
・ステムは1mm長くなっているし、少し太めなのでイヤピは選びやすい
・金属製フィルタ
・ケーブルは布巻で、太さが3割ほど減ったので取り回しやすく
・プラグは2.5mm 3.5mm、4.4mmのねじ交換式になって短く使いやすくなった
*強めにねじを回して固定しないと通常使用でもゆるむのでここは注意
・イヤピSednaの良いイヤピが付属する(今回は割愛
・Flat2pinコネクタでリケーブル可
・ケースは適度な金属製の円形ハードタイプが付属、このタイプは少し使いづらいのでこの価格なら△
ケースが金属製でチープなイヤホンに使われるタイプであること以外は、プラグ交換式のビルド、おまけの充実具合、クオリティの高さを含めてもA50Kクラスならかなり良いですね
🔶まとめ ・・・というか所感
もしかすると個体差の可能性も残っていますが、とりあえず自分の手元の個体のBraveryでオケを聴くならこの「24」一択ですな!ガハハ(*'▽')つ◎
ということで違いはあるのかが気になって受けたPRですが、実際に検証してみると想像以上に違いがあり、個人的には聴けば聴くほどに同じには思えませんでした
特にチューニングは変えていないと言っていた初期型のBraveryも実際に測定してみると別の特性で形状だけの差ではないチューニングがされていることが分かったことは個人的にはとても楽しかったです
また、メーカーとしての狙いなのかはわからないですが、同じBA構成でありながら全部のBraveryの音色の傾向が違い(ごめんなさいRedは聴いてないです)、一通りそろえてもしっかり使い分けができるように設計されている点は嬉しいなと思います
どうしても中華イヤホンは同じものを長く販売できるメーカーが少なく定番のイヤホンを作るということが苦手なように思います
例えば先日、大手になりつつある水月雨などのメーカーも定番になりそうだったDLDドライバのKATOを廃盤にし、後継にまったく違う素材のTACドライバに切り替わってしまうというニュースがありました
今回のBreveryもBAの値上げに端を発するものだったとすればまったく新しいものにリニューアルすることも可能だったわけで、SeeAudioがある程度このBreveryを定番にしていきたいという意思を感じます
悪く言えばBraveryを擦ってはいるとも言えますが、同じ名前で勝手にマイナーチェンジするメーカーも多い中、同じシリーズとして定番のものをマイナーチェンジをユーザーに明確にしながら販売していっている姿勢とも取れ、これも好感が持てますね
また、イヤホンの音作りとしても音色としてもフルBAのこの価格帯ぐらいまでの機種はどうしても音場の表現が厳しいと感じることが今まで多かったのですがしっかりとチューニングしてきて来てくれていると感じたことも好印象です
最後に、流石にまったく違うものではないのですが、チューニングが変わっていることもあり、過去にBreveryを聴いたかたでも再度聴いてみる価値のあるイヤホンになっています
全国の量販店でも視聴できることが多い機種かと思いますし、特典としても豪華なものになっている点はファンにもうれしい仕様だと感じます良かったらぜひ聴いてみてください
APPENDIX
注意:動画、X(Twitter)ポスト等
*ファーストインプレッション(第一印象)なのでレビューと異なり多角的な評価はできていません。このため長期的に使ったり、使用条件が変わることで感想が変わるかもしれません
*PR品はいつもと同じ基準で書くことを条件に受けています、商品提供以外の報酬は一切受け取っていません
*本内容はXのポスト(Twitterのツイート)を再編集しております、はてなBlogは動画対応していませんので動画については下記リンクを参照ください<m(__)m>
See Audio 『 Bravery 24 』
— すのー🐈ゆるふわオーディオ日記™️ (@snow_el) 2024年9月24日
広く開放的で軽やかな空間表現へリニューアル!定番Braveryの新リスニングチューニング#PR HiFiGo 良かったらいいねPRしてもらえたら嬉しいです(>_<)つ
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