ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:DAISO330円エヴァっぽいイヤホン、EV-000、EV-008購入 結論:耳が小さい方にEV-000がオススメ

こんにちは

 

今日は雑記です。先日報告しましたダイソーDAISOの新しい330円シリーズであるEV-001(紫色)、EV-002(赤色)に続いて新色のEV-000(黄色)、EV-008(桃色)が発売されているとの情報があったのでダイソーを回って購入してきました。結論から言えばやや音質に懸念点はあるものの新しいサイズのためEV-000はAL-003と同等にお勧めできる完成度の高い機種だと感じました。サイズや付属イヤーピースが違うのでお好みで選んで良いレベルだと思います。

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パッケージを見ると今までのALシリーズのデザインを踏襲しているのはもちろんですが、レーダーチャートを見ると前回の2機種と今回の000と008の2機種でレーダーチャートの形が違っています。さらにパッケージの左上に「ミニサイズイヤーピース付属」と記載があります。実物をみると色意外のハウジングのデザインや、イヤーピースは同じです。裏面を見ると

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こんな感じで型番が書いてあります。色使いがまんまですね(笑)せっかくなのでEVシリーズをすべて並べて写真を取ってみました。

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ALシリーズ同様300円とは思えない品質なこと、そしてまんまのエヴァの色であることがやはり目を惹きますね。EV-001、002との違いはALシリーズ同様にハウジングにRLと白のレーザー刻印が見やすく刻印されていることでしょうか。EV-001, 002はかなり見づらかったので嬉しい変化です。小さめイヤーピースとのことなのでイヤーピースを実際にはずしてみたのが以下の写真です。

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一般的なイヤーピースで言えばSSサイズぐらいでしょうか、2周りほど小さく感じます。ノズル部分を含めた筐体についてはほぼ同じですね。筐体のクオリティについてはほぼ同じですが若干ながらLRのレーザー刻印の分高級感が有るように思います。それ以外のケーブルやマイクについても概ね同じようです。イヤーピースが小さいので子供や女性向けに良いと思ったのですが、実際につけてみるとfinalのEタイプの様に奥に差し込む方式で使うと自分でもフィットしました。ALシリーズの標準イヤピはすべて自分にはスカスカだったので今回もだめかと思ったのですがシリーズを通して一番フィットしたのがこのEV-000、008の小さめタイプでした。先入観に捕らわれず大人の男性でもこちらの方がフィットする可能性があるかなと思いました。もちろん付属のイヤーピースの品質はいまいちなので別で準備する方が一番だとは思います。

せっかくなのでALシリーズとEVシリーズ並べて写真を取ってみました。

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やはりどう見ても見た目だけで言えば300円の品質には見えません。また実際に装着してみると違いに驚くのですが筐体が一番小さい様です。小さめイヤーピースで奥に挿入できる関係もあるのでしょうが、これであれば寝フォンなども容易な大きさかと思います。

 

今回は雑記なので音のインプレは簡単にだけですが、まずこのEVシリーズ4種類すべて音が違いました。製造ばらつきの可能性もありますが、恐らくその可能性は低い様に思います。

前回EV-001とEV-002を比べて似た音の傾向だが001の方が低音の量感が多いとお伝えしましたが、同じ様にEV-000とEV-008は音の傾向は一緒なのですが、EV−008が明らかに低音の量が多いです。音の傾向自体は同じなのでEV-000の感想を書きたいと思います。

 

 

○環境

 Xperia10II → EV-000 →標準イヤーピース

○帯域バランス

 概ねフラットだがやや高音が強め

○音色

 やや寒色系

○音場

 高い左右と前後は狭いがボーカルの天井が高いので狭さはそれほど感じない
 300円の標準イヤーピースでは十分な品質だと思える

○定位

 かなりゆるいが値段を考えると妥当

○解像度

 値段なりではあるがALシリーズとほぼ同等

○低域

 音色は緩くぼやけているが、主旋律を追う分には丁度良い量感

○中域

 解像感は少ないが刺さりも抑えられており、聴き取りやすい
○高域

 この価格ながら量感がある

○気になったところ

ALシリーズ同様に300円の価格を考えれば突出した弱点らしい弱点は無い。EV-002同様にやや音像が右側に寄っている様に感じた。個体差の可能性はあるのですがEV-002に続いて2例目なので何か怪しい気がします。特に正しいカナル型の装着を行ったときのEV-008やEV-001の低音の量感は耐え難いほどでレーダーチャートが正しいとすればかなり個体差があるように思います。尚、緩く装着する分には丁度良いのでそういうものだと言えばそれまでなのですが・・・。このあたりは測定用のカプラを購入しているので到着次第計測してみようと思います。

 

いずれにしても、ざっと触った感じは前回のEV-001,002と違い、ハウジングが小さく、音のバランスが良く、RLが見分けやすいというだけで今までのALシリーズと差別化できています。流石に手持ちのイヤホンたちに比べるとかなり音質が悪いのですが、バッテリーが入っているわけでもない300円の使い捨て用途としてはかなり良い品質だと改めて思いました。いままでカナル型のイヤホンは大きすぎて耳にフィットしないという方はかなりオススメできるように感じます。同じ100均でSサイズのイヤーピースを探したとしても追加で買うと本体の33%の値段がかかってしまいますし、女性や子供であれば300円シリーズの中でもまずはこれを試してみるのが良いかもしれません。