こんにちは
今日は少し日付をまたいでしまったのですが、主に最近買ったイヤホンの測定をしていました。中でもMoondrop KATOについてはイヤーピースで音が波形がかなり変化し、ちょっと面白かったので結果の共有です。
まぁグラフを見ての通りですがSpringTipsとTypeEでだいぶ波形が違います。
いままでイヤーピースをTypeEやAET07で固定して聴いていたのですが、W1やSednaCrystalなどを購入したのでイヤーピースを変えて測定してみました。以下が昨日取っ替え引っ替えしたデータです。
サブベース側は変化が無いのに対して中域、高域は大きくグラフ形状が変化していますね。もちろんカプラやイヤホンとの相性もあるかもしれませんがイヤーピースで音が変化する客観的なデータになっているかと思います。そして特に4KHz以降は変化が大きいので付けているイヤーピースが違えばほぼ比較できないと考えた方が良いかもしれませんね。
ちなみに、一応補足ですが低域が出るイヤーピースもあるのに低域が変わってないっと思うかもしれませんが、人間は中域、高域が出るようになれば相対的に低域が下がりますし、中域、高域が出なくなれば、相対的に低域が強くなったように感じます。
尚、紹介したKATOですがBlueのカラーバリエーションが発表されていますね。海外の価格では26000円程度となっていて高いのですが、海外では普通のシルバーのKATOも26000円になっています。Amazonは相変わらず19609円と過去最安と維持し続けていますが、海外の価格にならって値上げされるのも近いのでKATOを狙っている方は早めに購入される方が良いかと思います。
ではまた明日(本日)。
■Appendix
〇測定環境
ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4
ソフトウェア:REW V5.20.9
INPUT:MOTU M2 IN1 XLR (VXLR+)192KHz24bit
OUTPUT:MOTU M2 192KHz24bit 3.5mm変換
カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用
イヤーピース:Final TypeE Black Mサイズ
〇測定パラメータ
入出力バッファ512K、Acoustic Reference
出力音圧レベル:−12dB
Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz