ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:水月雨Moondrop KATOのイヤーピースでの音の違いについて

こんにちは

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今日は少し日付をまたいでしまったのですが、主に最近買ったイヤホンの測定をしていました。中でもMoondrop KATOについてはイヤーピースで音が波形がかなり変化し、ちょっと面白かったので結果の共有です。

KATO GoldNozzle TypeE_M vs SpringTips_L 1KHzで標準化

まぁグラフを見ての通りですがSpringTipsとTypeEでだいぶ波形が違います。

いままでイヤーピースをTypeEやAET07で固定して聴いていたのですが、W1やSednaCrystalなどを購入したのでイヤーピースを変えて測定してみました。以下が昨日取っ替え引っ替えしたデータです。

イヤーピースによるKATOの高域変化

サブベース側は変化が無いのに対して中域、高域は大きくグラフ形状が変化していますね。もちろんカプラやイヤホンとの相性もあるかもしれませんがイヤーピースで音が変化する客観的なデータになっているかと思います。そして特に4KHz以降は変化が大きいので付けているイヤーピースが違えばほぼ比較できないと考えた方が良いかもしれませんね。

ちなみに、一応補足ですが低域が出るイヤーピースもあるのに低域が変わってないっと思うかもしれませんが、人間は中域、高域が出るようになれば相対的に低域が下がりますし、中域、高域が出なくなれば、相対的に低域が強くなったように感じます。

尚、紹介したKATOですがBlueのカラーバリエーションが発表されていますね。海外の価格では26000円程度となっていて高いのですが、海外では普通のシルバーのKATOも26000円になっています。Amazonは相変わらず19609円と過去最安と維持し続けていますが、海外の価格にならって値上げされるのも近いのでKATOを狙っている方は早めに購入される方が良いかと思います。

 

ではまた明日(本日)。

■Appendix

〇測定環境 

ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4

ソフトウェア:REW V5.20.9

INPUT:MOTU M2 IN1 XLR (VXLR+)192KHz24bit

OUTPUT:MOTU M2 192KHz24bit 3.5mm変換

カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用


イヤーピース:Final TypeE Black Mサイズ

〇測定パラメータ

 入出力バッファ512K、Acoustic Reference

 出力音圧レベル:−12dB

 Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz

 カプラキャリブレーションファイル適用、SoundCardキャリブレーション実施済み