こんにちは
今日も雑記です。
7Hz LEGATOのファーストインプレ
Linsoul様からの依頼のレビュー品です。7Hzのイヤホンは初めて取り扱うのですが、ものすごい豪華なイヤホンケースが付いていて驚きました。
紙のケースを開けると、ほぼすべてケースになっています(笑)。
開けるとこんな感じでイヤホンが収納されています。KBEARのKAIの様に無駄のない梱包なのは好感が持てますね。
イヤホン取り出すとこんな感じです。
イヤホンの価格はA10K〜A15K価格帯のようですが、個人的にはこのぐらいちゃんとしたイヤホンケースを買おうとすると結構な値段を出さなければならないのでロゴさえ気にならなければ他の高級イヤホンに使うのも良さそうです(多分私は使います)。
音についてですが最初はXperia10ivで聴き、その後M17で聞き直してみました。イヤーピースはSpiralDot++です。
いやはや、かなり低音寄りのチューニングですね。特にXperiaでは小音量気味なこともあった為か「良質な低音の主張が強いな」ぐらいだったのですがM17に繋ぐと低音のエネルギー感に圧倒される感じです。低音の質感は暖色系で量感はあるのですが濁りが少なめで良質だと思います。ただ流石にパワフルかつ量感があるためか中高域は控えめでまぁまぁという感じです。どちらかというと明瞭さよりも圧倒的な低音のエネルギーに飲まれる感覚を楽しむイヤホンのように感じました。
ということで、せっかくなので周波数特性
を取ってみました。
いや、全ての帯域で最も低音が強いことから低音のパワーの強さを物語っているかと思います。比較にCCA HM20を並べたのがこちら
中低域を中心に低域はほぼすべてHM20より出ていることがわかりますね。なんとなくKBEARの朱雀を思い起こさせる低域で、万人には刺さりませんが低音好きに刺さるイヤホンだと感じます。小音量でのリスリングでも低音の量感を感じやすいですし、個人的には朱雀同様に結構くせになるタイプだと思います。
一応しばらくエージングなどをさせましたらレビュー記事にする予定ですのでしばらくお待ちください。
Truthear HOLA + NICEHCK BlackCat
注意:
リケーブルについては科学的に見ればごく低品質なものを除いて音質の変化に対する定量性のある決定的な証拠はありません。
このためリケーブルは貼り付けなどと変わらないオカルト的な要素を過分に含みます。
幸いながら私はイヤホンケーブルによる音質の変化を強く感じられるのですが、個人差がありますので万人におすすめするものではありません。
FFさんがTwitterのTLで見つけられて試したところ良かったのでおすすめされて自分も試してみました。
いや、かなり合いますねこの2つの組み合わせ。特にHOLAは音の輪郭がなめらかすぎて眠い音になりがちなのですが、音場が広く解像感が高い特徴を持つBlackCatの音色で中和されてかなりバランスの良いサウンドになります。かなり良い組み合わせだと感じたので取り上げてみました。個人的にBlackCatは良いケーブルだとは思う反面、音のコントラストと言える解像感は高いものの音の表現の細かさ(解像度)が価格なりで物足りず使い道に困っていたのでやっとメインの就職先が決まった気がします。
特にHOLAは現在セール中で2550円になっていますし、BlackCATもNICEHCKの方針が変わったのかAliexpressの値段とそこまで大差が無い値付けになっていますのでかなり良いですね。
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今日はこのあたりで、ではまた。
*1:
〇測定環境
ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4
ソフトウェア:REW V5.20.13
INPUT:MOTU M2 IN1 XLR (VXLR+)192KHz24bit
OUTPUT:USB2.0A to C変換 → ZERO DSP
カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用
イヤーピース:Final TypeE Black Mサイズ
〇測定パラメータ
入出力バッファ512K、Acoustic Reference
出力音圧レベル:−12dB
Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz