こんにちは
ゆるふわにオーディオやってるすのーです。ゆるふわしすぎて昨日はサボってしまいました(違)。
ちょっと立て込んでいたのであまりオーディオできていないのですが、今日は変態構成のイヤホン?のレビュー依頼がいくつか来てまして、予告的にそれらの機種のざっとした紹介というか聴いた機種のインプレ的なのを書いてきます
- RAPTGO BRIDGE 2DD+2BA+2PZT+SW4種,Nozzle3種 (by Linsoul)
- CVJ Mei SW4種[1DD, 1DD+1BA, 1DD+1BA, 1DD+2BA] (by HifiGo)
- Kiwi ears QUARTET 2DD+2BA SW4種 (by Linsoul)
- Dunu Kima Classic (by HifiGo)
試聴環境
M17DC(PL50) "AppleMusic" -> 標準ケーブル-> イヤホン -> SpairalDot++
測定環境*1
RAPTGO BRIDGE 2DD+2BA+2PZT+SW4種,Nozzle3種 (by Linsoul)
このイヤホンの魅力はドライバ構成が変態な上に4種類チューニングスイッチと3つのチューニングノズルを備えたことでNICEHCK NX7(2DD+4BA+1PZT) やGeek Wold GK100(2BA+3DD+4PZT)を超える全部乗せ感がある所ですね。
尚、届いたイヤホンにはよくわからない帽子(写真上部)が付いていました、初回特典でしょうか(笑)。
とりあえず標準構成でしか聴いていないのですが価格帯を十分に納得させる解像度と混然一体となっているもののスッキリとした音色が特徴です。高域が綺麗でややハイ上がりですが聴感上は結構フラットバランスだと思います。
とりあえず標準の状態で周波数特性を取ってみましたが同メーカーLeaf D01と似ています。
細かい感想を述べたいところなのですSWやノズルでがちょっとトラブルがあり、別のサンプルを送ってもらい、そちらでレビューする予定ことになったので少々お待ちください。尚、トラブルはありましたがこのままでもある程度はレベルが高いのでどう変化するかなどが楽しみな機種です。
CVJ Mei SW4種[1DD, 1DD+1BA, 1DD+1BA, 1DD+2BA] (by HifiGo)
初めてのCVJですがこの機種の魅力は何といっても2つの異なる特性のBAを物理的?(電気的?)に切り離した音を聴けるということでしょうか。
届いた時の初期状態は11の1DD+2BAでした。このまま聴いてみた感想としては中域があっさりしてややドンシャリのバランス、シャキシャキサウンドでStar Riverの中域の良さとは異なるバランスですが、これはこれでかなり良いなと感じます。
各BAの物理OFF?と思われる他のスイッチの音色を聴いてみましたが、まず00の1DDチューニングは酷い音色で実質使い物にならない籠った音色でした(笑)。10の方は高域がしっかり足されて明るい解放感のある音になります。逆の01は11と結構似ているのですがやや艶やかな輝き感が無くなりちょっと高域があっさりしている感じというわかりやすい変化がありました。00以外は好みで選べる感じです。
ということでさすがにこれは気になったので周波数特性を取ってみました。
まぁこりゃ00が酷い音なのは頷けますね(笑)。いやはや、違うBAと思われるの音色を聴けるのは楽しいですねこれは。
Kiwi ears QUARTET 2DD+2BA SW4種 (by Linsoul)
A5Kでお手本の様なベリリウムメッキ1DDイヤホンを作ったKiwiearsの新作2DD+2BAです。Orchestra Liteも素晴らしい出来だったので期待が高まります。
今日届いたばかりなのですが、聴いてみるとこれもまたレベルの高い音がします。なんというか3機種の中で一番音色の一体感があり、音が滑らかです。
SWは低域の量と中域の量を変化させるもののようです。SWを低域多め、中域少な目に設定していると低音に存在感がありすぎてあまり好きじゃなかったのですが、それ以外はどれもなかなか適度なドンシャリで、なんだかんだでバランス良く統制が取れており、どれも好きなサウンドです。つえーな🤔(笑)ちなみにこの機種だけSwitch変更用のピンが付いてなかったので注意はいるかもです(📎クリップの先などで変更できます)。
周波数特性も取ってみましたが低域に関してはなるほどと言う感じですね。
Dunu Kima Classic (by HifiGo)
まだ聴いていないのですが、こちらもレビュー予定になっています。
変態ではないので荷物の開梱が後回しになっているわけではなく、諸事情でまだ私の手元に無いのです💦。手元に来ましたら聴いた感想だけでも早めにあげたいと思います。
ということで、少々忙しく時間が取れていないので簡単ですがとりあえずの感想です。ちなみにどの機種も音色だけで言えばかなり良いです。もちろんSW構成の内1つぐらいはめちゃくちゃ微妙なチューニングはありますが(笑)。
尚、チューニングスイッチ付きってレビューめちゃくちゃ時間かかるって気づいて絶望してます💦。
ということで本当に中華イヤホンってめちゃくちゃレベル上がってしまったんだなと実感します。尚、PR紹介のためリンクが張ってありますが、個人的には初期不良などの対応が楽なのでPrimeの倉庫発送の購入をオススメでします。
ということで、ではまた明日。
*1:
〇測定環境
ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4
ソフトウェア:REW V5.20.13
INPUT:MOTU M2 IN1 XLR (VXLR+)192KHz24bit
OUTPUT:MOTU M2 OUT 6.3 to 3.5mm
カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用
イヤーピース:Final TypeE Black Mサイズ
〇測定パラメータ
入出力バッファ512K、Acoustic Reference
出力音圧レベル:−12dB
Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz