こんにちはー
ゆるふわオーディオしているすのーです
今回は「Kefine」 様からPR依頼の『Kefine Klean』の雑記的なファーストインプレッションです。少し前から届いてはいたのですが、フィルターギミックが付いていることもあり、なかなか時間が取れず今日になってしまいました。
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Kefine Kleanとは
Kefineは最近出てきたブランドのイヤホンメーカーで、良く知らないなぁと思われるかもですが、基本的にはもう少しお高めのブランドのサブブランドになっています。
商業的には良くあることですが、もともと高級ブランドのブランド価値を下げない様にブランドを分けるという戦略ですね。
ブランド分けをすることで新しい市場を狙いつつ、もともとの市場価値も守るという作戦かと思います。
さて、その中でもKleanはKefineから出たイヤホンでもKlanar, Delci、DelciAEに第4弾のイヤホンです。ドライバの構成的にはDLC1発にノズル交換ギミックとDelciAEとかなり重複する構成となっています。
では何が違うのかというと値段が49$とさらに低価格イヤホンとなりましたwww。
参考↓
まぁ最近のDLCはかなり低価格化がすすんでいるので、その市場変化を取り込んだのでしょうか?(おもにConchのせいだと思いますが…w)
音について
・試聴環境
FIIO M17に標準ケーブル+ JVC SpiralDot++
→音量の取りやすさは「ふつう」、L Gain Vol42程度で試聴
他にもMUSEHIFI M5 Ultra , BTR7などで4,5回に分けて8時間程度試聴しています
結論から言えば重めのサンドバックを殴ったかのような重厚な感触の耳当たりの低音表現が得意で、ゆったりと余裕のある丁寧な鳴らし方をするイヤホンですね。解像度やその他の性能も基本的に十分以上なので、安心できるレベルに達しているとも思います。
スピード感がかなり遅めなのでMUSEHIFI M5 Ultraの様なスピード感が早いアンプと組み合わせる方が良く合います。
楽曲としてもアップテンポな曲よりもゆったりとした曲調の方が雰囲気がでることや、低音の深さをしっかり感じられる楽曲の方がこのイヤホンの良さが引き立つように思います。
やや音色は暖色傾向で音の輪郭がまろやかでとても聴きやすいバランスに仕上げてあり、長時間の試聴でもしっかり使えそうな音色です。(実際M5 Ultraとの組み合わせはとても良く長時間使ってしまいました(*'▽')つ)
刺さりなども全くない様な鳴らし方なのでそのあたりを気にする方にも良いかと思います。
とはいえ、最初に聴いたときは特徴のないまろやかなドンシャリサウンドという感じで面白味に欠けるかもなぁと思ったのも事実で、一聴した印象はあまりよくないかもしれません。そういう意味でも試聴機向きではない感じで、聴きこむほどに良さを実感できるタイプでした。
・帯域バランス 弱ドンシャリ
・音色 B+(シルバーノズル)
寒暖:寒色 |ーーーー+★ーーー| 暖
明度:暗 |ーーー★+ーーーー| 明
響き:少 |ーーー★+ーーーー| 多
余韻:少 |ーーーー★ーーーー| 多
粘度:硬 |ーーーー+★ーーー| 粘
湿度:乾 |ーーーー+-★ーー| 湿
厚み:薄 |ーーーー★ーーーー| 厚
速さ:遅 |ー★ーー+ーーーー| 早
現実感:造 |ーーーー+★ーーー| リアル
モニター |ーーーー+ー★ーー| リスニング
・音場 B
左右:狭 |ーーーー+★ーーー| 広
上下:狭 |ーーーー+★ーーー| 広
前後:狭 |ーーーー★ーーーー| 広
音像重心
上下:低 |ーーーー★ーーーー| 高
前後:近 |ーーーー★ーーーー| 遠
解放感
密閉 |ーー★ー+ーーーー| 抜け
・解像度 A-
・定位 B-
・低域 A
・中域 B+
・高域 B+
ノズルチェンジ(ブラック)
ぐっと音色が近くなり、音量が上がり、サウンドステージが広がるので驚きました(@_@。
明るくなりサウンドバックを殴るような感覚があった重めの音色が嘘のように軽やかな音色になる点もかなり異なりますね
帯域バランスもやや高域よりになるように思います
逆に音の解像度とというか緻密さみたいな表現は後退するので、かなり荒々しいと感じる人もいそうな感じです。若干ながらスピード感も向上するので速度感を重視する場合はこちらの方が好ましいように思います。
こちらのフィルターの方が、一般受けというか一聴したときの印象は良くなるかもしれませんが、逆に個性も薄くなるなとも感じるので、本当にお好みで使い分けができそうです。
音以外
音以外の装備はほぼ1ランク上の価格のDelciなどと変わりません。
3.5mmプラグ、銀メッキのとても取り回しが良くしなやかで適度な太さのケーブルは必要十分な感じですね。驚くことにケーブルはKleanの刻印入り(´゚д゚`)
程よいサイズのセミハードタイプケースが付くのも便利ですねー
筐体は少し重めですが、装着感が良くケーブルも相まって使い勝手は良好で、長時間つけていましたが快適そのものでした。フェイスプレート部分の本体はモノグラムのような格子模様があり、高品位の印字にさりげない表示で好印象です。
LRの刻印がしっかりあるのも良いです。
ノズルの部分はあまり類を見ない独自形状で、ノズルの先端のみを交換するタイプです。
ノズルはイヤピーをしっかりとホールドさせるための刻みエッジが付いており、イヤピがくるくる回ったりしないのは好印象でした。
一方でそのせいもあって、かなり径が太めなのとつけ外しでイヤピにダメージが入りそうな気もするので細軸の高級イヤーピースなどを使う際は注意した方が良いかもしれませんね。
周波数特性
左右差
いやはや、超高域までほぼ一致しています。本当に左右マッチングが素晴らしいです。
ノズル違い
フィルターを交換すると1.5KHz以上からが強く出るようになりますね。やや高域寄りのドンシャリになるのも頷けますね。
まとめ
結論から言えば重めのサンドバックを殴ったかのような重厚な感触の耳当たりの低音表現が得意で、ゆったりと余裕のある丁寧な鳴らし方をするイヤホンですね。
標準フィルターを使ってMUSEHIFI M5で聴いた音色はかなりお気に入りでしたが、M17でのブラックフィルターも良かったです。
フィルターの音の違いもしっかりと出ていますし、価格としてもうまいスイートスポットに収まっているように思います。
ということで、A7Kの価格帯のDLCドライバのイヤホンを探している方には良い選択肢になるのではないかと思いました(*'▽')
APPENDIX
注意:動画、X(Twitter)ポスト等
*ファーストインプレッション(第一印象)なのでレビューと異なり多角的な評価はできていません。このため長期的に使ったり、使用条件が変わることで感想が変わるかもしれません
*PR品はいつもと同じ基準で書くことを条件に受けています、商品提供以外の報酬は一切受け取っていません
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