こんにちは
今日は雑記です。昨日書こうと思っていたのですが久しぶりにスペースをやりましたら疲れ切って寝てしまいましたTT。
さて先日リケーブルをして驚いた、安いわりに音が良いイヤホンNICEHCKのDB1がAmazonプライムで扱いを開始したみたいです。ブラックフライデーセールも近く、もう少ししたら値段も下がるかもしれませんがこの値段なので早くこのコスパと音を体験したい人は良いと思います。エージングとリケーブルでかなり音が変わる遊べるイヤホンだと思います。(中国のパッケージは女の子が書いてあったのですがAmazon版はその点の写真などの言及が無いのでどうなっているのか気になる次第です)
KZ AZ09 Pro
— すのー🐈中華イヤホン遊び🐈⬛ (@snow_el) 2021年11月18日
インプレ
バランスは蒲鉾でZASと合わせて概ねフラット
音場の広さはAZ09同等だが音色は滑らかで定位と解像度が2ランク上、ホワイトノイズは約半分に削減
マイクも実用レベルに
このタイプでは安価で不具合無く実用的だがVX ProでもQT13と同等音質
ピエゾのZEXなど独自の音を求める用途向 pic.twitter.com/RGEnn28ElR
下記の写真を見ていただければわかりますが、Proと無印の外見上の違いはイヤーフック部分のケーブルの被覆だけの様です。もちろん音は違ってツイート通りかなり良くなっています。個人的にはこのタイプのTWS化するイヤーフックモジュールは推しのアイテムなのですが、最近やっと実用的になってきました。特にこのAZ09 Proは個人的にはZEXやNRAといった低価格EST静電容量式のイヤホンと合わせることで世界にまだないEST型TWSとして使えるのでかなりおすすめです。
ただ、そのような特別なイヤホンで使う以外の用途ではもう少し予算を出した方が満足できると思います。まだ日本発売されていないUTWS5は使った中では別格で音と使い勝手が良くマストバイアイテムだと思います。なのでこのAZ09 proは、音にはそこまでこだわらないけれどお気に入りのイヤホンを使いたいという用途向けになります。
ツイートでは割愛した使い勝手を補足すると、動画を見たり、太鼓の達人などのゲームをしてみたりしましたが遅延なども感じず実用的になっています。
スペースやDiscordなどでマイク性能を確認してみましたがこれも普通に使えるようになっていました。AZ09無印では声がほぼ聞こえないと顰蹙を買うほど酷いマイク性能だったのでチップセットだけでこれだけ変わるのかと驚きました。
他にも素晴らしいところは同種のイヤーフックのタイプの中でもサイズが一番小さいことだと思います。競合シリーズの中で一番耳への負担が少ないです。価格も一番安くとりあえずお試しで買ってみるか・・・という場合はこのAZ09 PROは4500円程度とリーズナブルです。競合のNICEHCKやTRNの製品は9000円程度で音もそう極端には変わらないです。なのでAZ09Proが一番オススメできます。
*AZ09の無印はさらに安いのですがホワイトノイズの大きさ、音質、マイク性能の問題があるのでとにかく安くっという方以外にはおすすめしません
■TWSレシーバー化アダプタについて思うこと
このタイプのTWS化するBTレシーバーのイヤーフックアダプタを簡単に比較すれば、NICEHCKのHB2はケースがないのでプラグで一本づつケーブルを指して充電しなければならなかったり、そのために本体のボタン操作がシビアだったりと音質は良いのに設計が残念すぎます。TRNは惜くBT20SまではHB2同様にケースなしでしたが、20S PROからケースが付いたのですが保存ケースの厚みが薄く、大体のイヤホンがケースに入り切らないという致命的な欠陥があります。もちろん無理やり押し込めば入るのですが運が悪ければおそらく傷が入ると思います。他にもケースを開けるだけでペアリングするであったり、操作ボタンの使いやすさであったりかなりシビアな作りでとても人には勧められません。
この様な問題が無く、切れにくくマイクが普通に使えるTWS同等と言えるべき機能が付いたTWSモジュールはFIIOのUTWS3以降であったり、iBassoのCF01、SHUREのAONICなど1〜2万円程度の価格帯になります。
これらの高いモジュールの肝心の音質ですが、まだまだ出たばかりなこともありノウハウが無いことでチップセットの回路をほぼそのまま使っているだけなのでそれほど感動するほどのものではありません。なので「買ったは良いがこれならそのままTWSを買ったほうが便利で高音質だ・・・」または「やっぱりイヤホンは優先だな」っと感じる人も多かったかもしれません。
そんな時代を1〜2年経て最近登場していたのがBT30やUTWS5といった機種です。これらはQCC3040などはBTレシーバーとしてだけ使い、アンプ回路やDAC回路を別途設けたTWSレシーバータイプです。値段もそこそこ張るのは事実ですが実際聴いてみると廉価版のDAPの実力と同等、又は超えてきており、十分にイヤホンの音を楽しめるレベルになっています。ただこれらが日本でちゃんと使えるには技適などの審査もありますのでもう少し時間がかかるかもしれません。
さて、このタイプに私がなぜ期待を寄せているかの持論を簡単に書いておきたいと思います。
一般にアンプからドライバを繋ぐケーブルはロスが少なければ少ないほどよいということが知られています。よく据え置きでもイヤホンでもケーブルで6Nだとか7Nだとか純度で音が変わるなんて言っていますが純度が高くて抵抗が少ないほど音が良いのならばアンプのすぐ側にドライバが合ったほうが良いと思いませんか?
じゃあそれなのになぜ近づけなかったというと音の振動の影響を受けてしまうことと、技術的にできなかったからに他なりません。しかしここ数年これがTWSなどの技術によって実用的になってきました。TWSのように筐体にすべてを入れればよいのですが実際にはハイエンドモデルは耳に飛び出さんばかりの筐体すべてをドライバに費やして高音質化を図っています。ということはTWSのように筐体の中にアンプを入れてしまうのは音質的にマイナスということです。であればその横にイヤーフックの形でアンプとバッテリーがあるのが理想です。もちろんアンプのサイズは動かすドライバと合ったものが必要かと思いますので組み合わせは難しいかもしれません。実際にUTWS5はその期待に応えてくれていまして非常に良い音です。
もちろんNobleAudioの新作の音質全ブリのTWSの様に筐体内に全て詰め込む方向、メーカーチューニングにも期待しています。ただそれでは余りにも面白味が無いと感じてしまう気持ちもあり、やはりこのイヤーフックタイプに期待したいのです。まぁ当然ながら有線では高価格化していると言われている現状が気に入らないのもあります。そして進化論の様にDAPだけがポータブルオーディオの未来ではなく、新たな市場を切り拓いて欲しいという気持ちもあります。
なんか書いていたら長くなったので今日はここまでで
ご拝読ありがとうございました。