ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

インプレ:水月雨Moondrop フラグシップTWS ALICE の簡易レビュー  結論:音は最高、ソフトとハードは💦

こんにちは

 

今日はPLA13のつもりでしたがHifiGoで注文していた水月雨Moondrop フラグシップTWS ALICE と清泉SpringTips XLが届きましたので先にそちらのインプレ的なのを書こうと思います。TWSのちゃんとしたインプレは初めてなのでまずいところがあればご容赦ください。

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■動機

いや、もうこのパッケージを見たらいつの間にかカートに入ってました(笑)っというのは半分冗談なのですが、最近の各メーカーの3万円付近のフラグシップTWSはとても興味深い進化を遂げています。というのもどのメーカーもそのメーカーの目指す音作りの方向性を強く感じるのです。当然TWSは電池や筐体やアンプなどのパーツをあの小さい筐体に全て納めなければならないのでかなり不利ではあるのですがイヤーピースまでデジタル状態の音楽からアナログで耳に届けるまで全てをメーカーでモディファイできる特徴があります。では新進気鋭の水月雨の目指す音作りとはどんなものなのでしょうか?VDFSカーブやヘッドホンやアンプの発売など意欲的な成長と挑戦を続けるMoondropのTWSの音作りを確かめたく購入することにしました。

また、ついでにいつまで経っても国内発売されない清泉SpringTipsのXLサイズも購入したかったので今回セットで購入してみました(HifiGoは100$以下は送料がかかるため何かと一緒に買いたかった)。

■SPEC等

Moondrop ALICE True Wireless Stereo 10 U.L.T Super-linear Dynamic Driver Earbudshifigo.com

MOONDROP ALICE TWS True Wireless Stereo 10mm Dynamic Driver Bluetooth 5.2 aptX/AAC/SBC Earphone QCC5151 Chipja.shenzhenaudio.com

例の如くHIFIGOなどのサイトの方が詳しく乗っているのでそちらを参照ください。

まぁ英語なので私が気になったポイントだけ言うと

・ANC無し

・防水無し

QUALCOMM QCC5151チップ採用

 →チップとしてApt-X adaptive, Voice, LE Audioに対応可能

www.qualcomm.com

 →おそらくはチップ内蔵のDSP性能を重視して採用したと思われます。

・PEQに対応

 →自由自在のイコライジングが可能

ということでFoucusProと同様に音質全ぶりのTWSですね。

値段は189$と日本円にすると27000円程度でしょうか。

■箱とか付属品とか本体とか

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TWSとしてはかなり大きめの箱に入っていました。外装には技適のマークがあります。日本販売を見据えていることがわかりますね。

〇ケース筐体

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ケースですがかなり大きいと思います。イメージとしてはSONYのXM3的な大きさです。折角なので先日購入したGEO(QCY)のHT05と比べてみました。右がALLICEで左がHT05です。下にあるのは専用のケースです。ケースに入れるとこんな感じでさらに大きくなります。

ケースは造りはしっかりしているのですが印刷が粗くあまり美しくはありません。ちなみに重さは62gでした(ケース込みで90g)HT05が49gなのでやや大きく重いということになります。

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ケースを開けた状態ではこんなかんじです。通常のイヤーピースを付けて仕舞えるように奥が深くなっていますね。

ちなみにケースですが肉厚で傷がつきにくいので良い部分もあるのですが印刷が粗いので高級感んはありません。

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〇イヤホン筐体

イヤホン筐体のマクロ撮影がこちらです。
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イヤホンの内側の構造はilluminationなどと同じ形状ですね。デザイン重視なのかLRの表記が無いのはかなり不親切に思えました。

また、筐体のあちこちにベント(穴)があります。これは防水性能は皆無と考えた方が良いでしょう。

折角なので先日購入したGEO(QCY)のHT05と重さを比べてみましたところALICEが7g、HT05が4.5gでした。5~6gのイヤホンが増えていますのでやや重めということになります。

また、ステムについては一般的なかえしが付いていますので前述したようにどのようなイヤーピースでも大体は付きました。

センサー部分は中央部でわかりにくいです。センサーの感度も敏感過ぎるので誤字操作が多い点は気になりました。

〇イヤーピース

HiFIGOの公式画像の引用ですが、SoftEarsのU.C.イヤーピースが3サイズ、清泉が3サイズ付属しています。私はどれもフィットしないので今回は清泉のXLサイズを利用しました。

〇寝ホン

厚みがあるのであまり向きませんが、耳の手前に筐体があるおかげで耳の穴への負荷が少ないので真横にならない限り意外と快適でした。

〇音漏れ

ベントが3か所開いているだけあって開放型的な漏れ方をします。指でステム側を塞いでも大体5割ぐらい音が出ています。

〇遮音性、ノイズキャンセル

ほぼありません。かなり外音が聴こえます。

〇ホワイトノイズ

すこし気になるレベルであります。騒がしいところでなくとも無音状態でなければ「サー」というホワイトノイズが常に存在しています。無音になればアンプがオフになるのかホワイトノイズは無くなるのですが、私はちょっと気になりました。

〇充電、電池持ち

一日しか使っていないので未評価ではあるのですが使い勝手はかなり悪い様に思います。無線充電に対応しているので便利なのですが付属のケースに入れたままですと厚みのためか充電されません。ケースを取り外すと充電できるので不具合品ではないようです。

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↑青の充電ランプが光る
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↑充電ランプは光らない

どの方向で置いても充電できなかったのと充電台を2種類ためしたのですがだめでした。f:id:el_snow:20221105191227j:image

対応しているものがどこかにあるかもしれませんが、とりあえずは後ろのUSBCポートしか充電できなさそうです。。。

〇マイク

Discordで使ってみましたがどうやら控えめに言ってゴ〇のようです。音が酷く遠く、相手に言葉が伝わらず使い物になりません。VerUpでの改善に期待したいです。

〇その他、総評

NekoCakeと同じくコネクトしたときの音声ガイダンスなどはかわいい声です。ただRLの表記が無いこともあってユーザビリティが致命的に悪いです。一番気になっているのはTWSを装着する方向とTWSをしまう方向(穴の位置)が左右逆になっており収納するたびに、そう着する度に本体を180度回さなければなりません。左右の表記が無い事、装着の仕方がわからないことで左右が混乱しました。

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↓の画像なんて紛らわしくて仕方ありません。

HiFiGoの販促サイト画像

一応別のページに正しい適切な装着方法の画像があるのですが多くの人が混乱すると思います。私だけかもしれませんがこれのせいで最初は左右逆に付けて音がおかしいと思ってしまいました。

ちなみに技適に加えて説明書の中に地球世界と日本語の説明があるので日本発売はほぼ確定かと思います。
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ここに記載があるようにHifigo等で購入すると日本国内のサポートは得られず、Hifigo等の販売店のサポートのみですのでご注意下さい。

■ソフトウェア

期待してMoonDropLINKを導入してみたのですが、まず購入時のVer1.3ではイコライザは無くFWアップデート機能しかありません。

どうやら1.8と1.9が出ているようなのでアップデートできるはずのようなのですがXiaomi T11Proでは何度やっても1.3からアップデートできません。あきらめてiPhoneに切り替えると問題なくアップデートできました。この辺りのソフトウェアは本当にまだ中華品質と言ってよいかもしれませんね。

ということで1.8と1.9にしてみましたらTOKYOなど決められたプリセットのいくつかは設定できるようになりましたがPEQはまだ実装されていないようです。

この機能は一番に近い目玉機能だと思いますので早く実装してほしいところです。そのプリセットイコライザも何故か音楽再生中にしか設定できない上に稀に反映に失敗する様です。この辺りの改善も急務だと感じます。

尚、ALICEはFWのVerで音が違う(周波数特性が違う)ようでして、1.3から1.8以上には変更できるようですが1.3には戻せないようです。気にされる方は1.3のまま使うのも良いかもしれません。

自分は1.3で一通り測定して音を聴いたのと最新の方がMoonDropの目指す音であろうと思い1.9にしてしまいました。ただこの状態で使っていても高々数時間で幾つかバグを見つけています、例えばApt-X adaptiveを96KHz接続設定にすると音が右側に寄ってしまいます。他にもマルチポイントに対応しているっぽいのですが2台目を繋ぐと繫がっただけで酷い音質になります。それもいったん接続を解除するまで治りません。

これらについては出たばかりだと思いますので仕方ないでしょうか。

■測定とか

〇SPL周波数特性グラフ

ALICE(1.9 VDSF+ OFF) vs KATO

ALICE(1.9 VDSF+ OFF) vs Aria SnowEdition

 

KATOとAriaSnowと比べてみました。波形はややギザギザしているのは少し気になりますが、周波数特性チューニング的にはAriaSnowに似ていますね。

Ver1.3と1.8のデータはすでにネット上にあるようですのでVer1.8と1.9の違いを取得してみました。代表としてLのみ表示しています。

まず、一番下の緑と紫の2本のほぼ重なったグラフはVDSF+をONにした時にR側にスイープカーブを取った場合、L側で観測できる周波数特性カーブです(L側は本来無音)。50Hz以下のサブベース域のみ1.8と1.9でパワーが違うことが分かります。

同様に青と茶色の2本はVDSF+をONにしたときのL側の周波数特性カーブです。同様に50Hz以下のサブベース域のみ1.8と1.9でパワーが違うことが分かります。

次の紫とオレンジのグラフはVDSF+をOFFにした時のグラフです。同様に50Hz以下のサブベース域のみ1.8と1.9でパワーが違うことが分かります。

最後に一番上のにある紫とオレンジの2本はLとRに同時にスイープ信号を入れた時に測定できるL側の周波数特性カーブです。50Hz以下のサブベース域のみ1.8と1.9でパワーが違うことが分かります。

FWで音が変わっていること、VDSF+が両方の音をミックスしていることがわかりますね。

■音質について

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〇ファーストインプレッション

構成はXiaomi T11Pro -> AptX adaptive -> ALICE(FW1.3) -> 清泉XL で聴いたのですがかなりクリアな音色でKATOと同じドライバと言われれば納得できる音の質感を感じます。一方で響き方が艶やかなKATOとはことなりどちらかなというと音色が軽い点は気にはなりましたがTWSでここまで音色を出せて来ているのは素晴らしいと感じました。

解像度もTWSの中ではかなり高いレベルにあると感じます。音を聴いた上で競合機種として思い浮かぶのはNobleAudioのFoucus ProやFalcon Pro、UTWS5を付けた有線用イヤホンなどでしょうか。とりあえずHT05ではライバルに足り得えず、やはり3万円クラスの各社のANC付きTWSになるかと思います。ただそこにUTWS5+KATOえても良いとお燃えるほどに良いという感想でもあります。

ちなみにVDSF+をONにした音は立体感はあるものの音が中央に寄った上でものすごくDSP味を感じる音色であまり好きになれませんでした。

〇環境

Xiaomi T11Pro -> AptX adaptive(24bit 48KHzk 高音質モード) -> ALICE(FW1.9) -> 清泉XL

・VDSF+ OFF

・イコライザ  デフォルト

エージング(バーンイン)

6時間程使った状態です。Falconの様にエージング(バーンイン)を推奨するTWSもありますが基本的にTWSはガジェット的な要素が強くバッテリー寿命などもありますので箱出しの評価が大事だと思っています。このため有線イヤホンの様な意図的なエージングなどはせずに評価する様にしています。

帯域バランス

聴感上はやや低音は弱め(中高音より)ですが概ねフラットかと思います。KATOなどはややベース帯域が強いと感じますがALICEは際立って強いと感じる帯域はほぼありません。ただ、好みとしてはもうすこしサブ~ベース帯域の量感があると気持ちよく音楽が聴けると思いました。

音色(寒暖、明暗、響き、粘度、厚み)

音色はほんの少し寒色系です。明るさはやや明るく、響きは適度にあるタイプで粘度や音の厚みも有線イヤホンとしては一般的な範囲だと思います。逆に言えばTWSとしてはかなり響きが豊な範囲だと感じます。UTWS5を使っている時の様に有線イヤホンを付けているかのような錯覚を覚えるほどに音色の質が豊かなことには驚きました。

特に素晴らしいのはやはり響きでしょうか、どうしても防水機能があるイヤホンは音抜けが悪く音場も狭くなりがちなのですが音色の雰囲気は開放的で爽やかさを感じるほどです。当然ながらUTWS5+KATOと比べると音色は軽く艶やかな響きなどが無いことや音の鳴り方への余裕感が劣るのは実感するのですが同じドライバを使っていると実感できる共通した音の癖は感じました。

音場(広狭、重心、遠近)

音場は今まで聴いたTWSの中では最高峰に広いと思います。試聴だけなので断言はできませんがFoucusProなどの広さと近いと思います。音像も適度な近さを持っており迫力もありますし、遠くしたければVDFS+をONにすると遠くすることもできるようです。そして特に横の音場上下の音場は秀逸なので有線イヤホンの音色と音場を彷彿とさせられます。実際UTWS5+KATOと比べても音場の広さについては遜色が無いばかりか、自然さについてはより高いレベルに纏まっているように思います。VDSF+の目的が自然な音場というキーワードで語られていたように思えばMoonDropのフラグシップTWSが目指した音はこの音場に凝縮されているように感じました。

定位、音像

定位は価格を考えるとかなり良いと思います。UTWS5+KATOと比べてしまうとややぼやけてしまうのですがそれでも有線イヤホンと比べたいと考えられるほどということを考えると素晴らしいと感じました。ややフォーカスが甘い点は各社の3万クラスのTWSなど共通する部分ではあるのですがそれらに比べても正確さという点でやや良い印象です。

解像度、分離

解像度、分離についても3万円クラスと比べると良好と感じます。ただやはりUTWS5+KATOと比べてしまうとボケている感じはあります。とはいえTWSとしてはかなり良質でFalcon ProやFoucusクラスと良い勝負ができるレベルだと感じます。

低域の質について

個人的には一番不満のある帯域でしょうか、アタックの立ち上がりやスピード感はそこまで悪くないのですが低域の分離が少しわるいため全体の音色の中で濁って混ざり合っているように感じる表現です。量感が無いのは良いのですがVDSF+をONにした時に少し強めになることを踏まえた調整のようにも思えてしまいます。個人的には3万円の価格とANCや防水を捨てていることとKATOという機種の音色の傾向を考えるともう少し個性的か質の良い表現が欲しいと感じました。ただ、競合と比べて悪いわけでも無く、樹脂筐体の制約やアンプ回路の制約がある中では十分な表現とも言え、TWSの低音表現にはまだまだ課題が多い様に感じました。

中域の質について

ボーカルなどの中域が前に来る表現もあって解像度の高さや表現の良さを実感できる帯域です。迫力があって適度な高さを持つ音色と広々とした音場が中域の表現力を支えており、競合のTWSではここまで描写しきれていないだろうと思えるレベルで声は生々しく、TWSであるということを忘れてしまう感覚があります。KATOなどではやや美音を意識しすぎた表現でしたがALICEに関してはあくまでニュートラルで自然さを追求している音色だと感じます。

高域の質について

定位も良いしシンバルや鈴なども比較的綺麗に表現されています。ボーカルの高音域の伸びも良く稀に刺さる楽曲はありますがほぼ刺さりもありません。やや淡白な印象があって正直に言えば少し物足りない表現です。とはいえTWSとしては綺麗に表現されている部類です。

KATO譲りのドライバーであれば煌びやかさなどの何等かの表現力が欲しかったところで、低域も含めてこれはKATOからかってに私が期待してしまったせいかもしれません。

 

■相性とか

ジャンルの得意不得意

やはり低音の主張の弱さがあるので低音が主体となる楽曲にはあまり合いません。例えばロックなども聴けはするのですが上下の音のレンジの狭さなどがどうしても余裕の無さとして感じてしまいます。逆にボーカルものは非常に合っており、特に女性ボーカルものは音場が広いため良く映えるので素晴らしい他、生録音の楽曲などは正確な音場表現と広い音場が活きており非常に相性が良いと感じました。

■機種との比較について

〇GEO(QCY) HT05

5KでANC付きとしては非常にきれいな音色を奏でるHT05も流石に比べてしまうと音の狭さや解像度などが違いすぎました。音質に特化したALICEの音色の素晴らしさを実感させられます。ANCが無いので利用シーンなどは異なるので競合にはならないと思いますが、どちらも中国のオーディオメーカーの力強さを実感することができる機種だと思います。

〇UTWS5+KATO

ボーカル表現とそれを引き立てる音場ならばALICE、それ以外であればUTWS5+KATOでしょうか。解像度や音場や定位、低域、高域の表現はUTWS5+KATOの圧勝です。

当然ながら両方を足した価格は5万円程度になってしまうので3万円弱のALICEと比べるのはつらいのですが、中域の表現ではKATOを超えるポテンシャルも持っており、189$と言う値段は中々に競争力を持っていると感じました。

〇その他の3万円クラスのTWS

試聴レベルの感想になってしまうのですが、個人的にはANC付きのイヤホンと比べると音質面では圧倒的なアドバンテージを感じます。FalconProなどのその他の音質特化したTWSが幾つか出ていますが良い意味でかなり良い勝負ができていると感じます。

ALICEのアドバンテージは開放的かつ正確な音場と中域表現で音質特化の中でもかなり上位に食い込む完成度だと感じます。一方で微妙なのはソフトウェアとハードウェアの作り込みで、使い勝手やアプリケーションの完成度は酷いものです。その点を踏まえると五分五分で個人的に音だけを重視するのであればかなりコストパフォーマンスが高いと感じます。その上で水月雨Moondropの目指すべき音という意味で中域へのフォーカスと音場という強みが鮮明になり水月雨Moondropのファンであればかなり良いTWSの候補になるのではないかと感じました。

所感

ということで初日の結論としては「音は最高、ソフトとハードは💦」という感じです。まだ日本では正式販売されていませんので仕方ありませんが、海外でも完成度は同じですので中々焦ってリリースしている感じがします。この点は日本での正式販売までに修正されることを期待したいです。今後アプリケーションがバージョンアップしたり、FWが上がればできることも増えて評価も変わってくるかと思いますのでその際にはインプレでは無く、レビューにしたいと思います。

 

Moondrop ALICE True Wireless Stereo 10 U.L.T Super-linear Dynamic Driver Earbudshifigo.com

■Appendix

〇測定環境 

ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4

ソフトウェア:REW V5.20.13

INPUT:MOTU M2 IN1 XLR (VXLR+)192KHz24bit

OUTPUT:AAC

カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用


イヤーピース:Final TypeE Black Mサイズ

〇測定パラメータ

 入出力バッファ512K、Acoustic Reference

 出力音圧レベル:−12dB

 Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz

 カプラキャリブレーションファイル適用、SoundCardキャリブレーション実施済み