ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記、インプレ:続、BIGMANGO ZEBLAとNio、AriaSnow、Loftyを組み合わせた話(ケーブル注意)

こんにちは

 

今日はMDデッキを着弾して幼少の頃の楽曲をっ楽しんでいます。っと書いたら年齢がバレそうですね。今日はそのMDの話ではなく、昨日に引き続きBIGMANGOのZEBLAというケーブルについていろいろなイヤホンに合わせてみたのでその感想を追記しようかと思います。最近明記していませせんでしたが、ケーブルによる音の変化を感じるのは個人差があるようですし、科学的な明確な根拠は見つけられていませんので気になるかたはまた明日お会いできれば幸いです。

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さて、このZeblaというケーブルについてS12だけでなくTwitterのタイムラインで見かけた機種等に色々と繋いでみました。ちなみに環境はM17をバッテリーモードで使用しています。

64 Audio Nio + Spinfit W1

Nioの新しい標準ケーブルは非常にレベルが高く中々に変更したいと思わせる組み合わせにならないのですが、このZeblaは想像以上に相性が良い様に思いました。そもそもS12でも特徴は中域から超高音までの音色が際立って良かったのですがNioに付けても上品というか華やぐような音色の色つやが付加される感じがあります。解像度はやや劣り前後の立体感が失われて音が前に来るるのですが定位も良いことと横の音場の広さがあることに加えて中高音の音色の艶がなんとも素晴らしいです。空間表現の良さをある程度捨てる代わりに音色の響きとクリアな艶感が付与されるので、ボーカル曲を聴くのであれば味変としてかなりアリっという結果でした。

問題があるとすれば2pinプラグが若干太いというところで、Nioから取り外す時に少し力が必要でした。今日は出先なのでノギスなどは無いので詳細は分からないのですがJSHiFiの白龍ほどではないにしろ少しピンが太い気がします。

Moondrop Aria Snow + SpringTips

このAria Snow 先日のランキングでTier2に設定しているのですが個人的にはTier3とのボーダーラインに居ます。購入した当初こそ良かったのですが、ステムの形状、そして標準ケーブルの音色がどうしても好きになれないことから徐々に評価が下がっている機種です。特に標準ケーブルの質はどうしても好きになれず、大体どのケーブルに付けても良くなったように感じます。タイムラインにはこのケーブルが良いという人も見かけたのですが、未だ良さが見つけられていません。KATOを基準として、音色は価格帯なりにしつつできるだけ解像度をあげて音場と定位を正確にしたものが竹CHUで、音場と定位はあきらめて

さて、前置きはこれぐらいにしてZeblaに変えた感想ですが、前置きした通り、かなり高相性です。標準のケーブルは澄んだ音を邪魔しない程度に控えめで横の音場が狭く天井は高めで中央のボーカルの音に集中しやすいという特徴があるのですが、音色がどうしても野暮ったくて楽器を聴くにはどうしても狭っくるしい音色です。Zeblaはその点天井はそれほど高く無いのですが圧倒的に横の音場が広がる上に、音色が華やぎ煌びやかな中高域を彩ってくれます。KATOなどの標準ケーブルも相性が良いのですがそれよりも派手ではあるのですが上品さがあり不思議と纏まります。個人的にはこれもアリだなという印象です。

NICEHCK Lofty + Spinfit W1

Spinfit W1と相性が良いLofty、標準ケーブルを含めて大体どのケーブルも良く合うのですがZeblaも例外なく良く合いました。少し驚くのは低音の量感で、驚くほどに存在感が少なくなります。どちらかというと中音の表現力が圧倒的で厚みのある中音から艶と微かな残響感が圧倒的な存在感を出しています。高音の他のイヤホンの様に煌びやかさもある程度兼ね備えているので弱かまぼこ型ですがかなりバランスが良い様に思います。

S12も圧倒的にソリッドな音色に艶と透明感をプラスしてくれるのでかなり高相性ですし、NioやAriaSnowも良かったのですが個人的に一番音色の変化と衝撃が強かったのはこのLofty W1との組み合わせです。音場の変化が少なくマイナス面と言えるところが一般的には強いとされる低音だからだったというのはあるかもしれません。勿論標準ケーブルの圧倒的に存在感のある低音も魅力的なのですが、Zeblaの中高音も捨てがたく、味変としてかなり良い印象です。

 

まとめ

驚くほどにどのイヤホンにつけても好印象で、低音以外あまり悪いところが見当たりません。中華のケーブルはどうしても中音~低音重視のケーブルが多いこともあり、Zeblaは中域から高域にかけて品よく強化してくれる稀有かつ良質なケーブルだと思います。他にも高域を強化してくれるようなケーブルも数本持ってはいるのですがどうしても中域の表現がイマイチになってしまうものばかりです。例えばToripowinのJellyなども高音が伸びるケーブルではあるのですがやや音色が派手なので悪く言えば上品さが無さが高級イヤホンとの相性の悪さを感じさせます。

デメリットとしてはやはり低音でしょうか、どのイヤホンにつけても低音の良さを引き立てることはありませんでしたので低音好きの人にはお勧めできないケーブルですね。また、ソリッドさを求めるのであれば違うケーブルの方が良いかもしれません。

総じて特にこれが2000円台とはなかなかにうれしい価格設定です。ケーブルもイヤホンの様に手持ちのものを1年ぶりにまとめてみようかとは思っているのですが、少なくとも手持ちではこのような上品さと中高域の音色の良さと存在感を上げてくれるものが無かったので暫く重宝しそうなケーブルです。

 

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