ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:SHANLING MTW100 BA DD、TOPPING LA90 Discrete B&W 704 S2でのアンプ対決など

こんにちは

ゆるふわオーディオのすのーです。

 

今日はSoundTigerの聴き込みとかしてまして、オーディオ的にはあまり楽しんだ感じ進んでいません💦、なので昨日の件についての雑記です。

 

SHANLING MTW100 BA DD

MUSINのセールで2000円で売られているDDとBAのTWSについてとある寝そべりインフルエンサーから試聴させてもらい、その上で周波数特性を取るためにお借りしました。

画像

www.heylisten.jp

現在は売り切れですが、またいつか追加されるかもしれません。

とりあえず型番が同じなのでややこしいですね。型番が同じなのでチューニングは同じなのかと見せかけて聴いてみると全く違います。もしかして聴感上は違うけれど周波数特性は異なるとかいうマジックなのかと見せかけてそれも違いました(笑)。

画像とりあえずBAとDD周波数特性の違いはこんな感じでした。まぁあれだけ派手に音が違えば違うわなぁっという感じです。

 

同じ型番なのに全く違いますねw

DD版(白)

最初に聴いたのがこちらでした。音は高域が派手に分離感というかざらつく感じで良く伸びます。低域も出てはいるのですが特に中高域が派手に目立つのでなんか金属の反響感があると勘違いしそうな感じです。低域に関しては深めで密閉されてドスドスくる感じです。高域もシャリシャリでて主張が強いですね。

一聴した感じは、お?これはBAかも?って思わされてしまいました(笑)。聴き比べるとBA版の方が好きでしたが、白はまさにドンシャリという音なのでこちらの音の方が一般受けするように思います。

 

BA版(黒)

黒を聴いたあとだと、全く低音が感じられず中域ば目立つ音色です。DD版に比べて繊細で滑らかな音がしています。最近はLEGATOやRINKOなど低域が強いイヤホンをメインで聴いていたのもあり、低音の少なさが寂しくなる感じもあります。低音を聴きこむと最近は少なくなっているドスドス圧がある感じでは無くブンブンしているようなBAっぽい音色がします。

ということで最初の一聴目では両方ともにBAっぽいなと思ってしまってどちらかわからなくなってしまいました(笑)。一般受けは白だと思いますが、個人的には黒の方が最近のTWSで無い音色なのでこちらの方が気に入りました。

 

両方共に2000円と格安なのですが元値がそこそこするだけあって2000円ではかなり良い音質だと思います。最近のTWSに求めるようなNCとか無いですし、接続性などはわからないですが音だけでいえばかなり良い様に思いました。私は迷ったのですが今はイヤホンが部屋中にあふれているので買いませんでした(笑)。

 

TOPPING LA90 Discrete B&W 704 S2でのアンプ対決

同じくねそべりインフルエンサー宅のトールボーイスピーカーB&W 704 S2を使わせていただき、Model40nとTOPPING LA90 Discrete(以下LA90D), PA5を比べさせてもらいました。

MODEL 40n │ プリメインアンプ │ マランツ日本公式

一応、簡単な動機付けを言うと自宅のDALIのZensor1とZensor7の環境では手持ちのPA5とM-CR612に圧勝したLA90Dですが、他の環境ではどうなのか?実際お高いアンプと比べてどうなの?っという疑問がありましてお願いした感じです。

 

環境としては

M11LTD -> USB -> K9ProLTD -> イトゥケーブルXLR-TRS -> LA90D ->704S2

という感じです。LA90DとPA5と入れ替えて聴きました。なのでアンプ部以外は全く同じです。

 

結果ですけれど個人的な主観では

 

 LA90D >> Model40n >>>超えられない壁>>>PA5

 

という結果で良い勝負ですが、僅差でLA90Dの方が良いと感じました。

Model40nの音を基準として両方の音の感想を書くと

 

LA90D

一聴して気づくのは40nに比べて音の空気感を作るのが上手く音のがスピーカーの周囲に気持ちよく広がるイメージです。一般的な言葉では概ね音場が広いという言葉が正しいように思います。

次に気づくのは音のレンジの広さです。低域はより深く沈み込み、アタックやリリースなどの余韻も適度で締まりがあります。高域は良く伸びますしチャイムなどの金属音は煌びやかな音色がします。空気感が良いためか音が良く広がり、楽器の音が良く伸びる感覚があります。

音色はやや寒色よりに近づいた感覚はありますが、全体としてはニュートラルな気がします。音の輪郭は滑らかでシルクの様でZensor1でも感じた様な独特の滑らかな空気感を704S2でも感じます。音場が広がった為か全体的な音が太くなった印象もあります。

一方で音の近さ、濃さの様な迫りくる音像の迫力は40nの方が勝っていると言って良いかと思います。音場は狭くボーカルが近い感覚があるのでその雰囲気が好きという方も勿論いるなという感じです。

音の方向性が違うので優劣は付けにくいなと感じるものの、個人的にはLA90Dの方が良いと感じる部分が多いためやや有利かなと思いました。

いやはや、アンプ部だけとは言え、LA90Dのコスパヤバいですね。

PA5

Zensor1の時にも思ったのですが、Model40nと比べて音場の空気感の作り方がどうしても下手だと感じてしまいます。LA90Dでは40nと比べて音場は広かったと書いたのですが、スピーカーが消える感覚と言ったらよいでしょうか、40nでも近い空気感で同等の支配力を持っていたように感じます。一方でPA5ではスピーカーの存在が消え切らないと感じると言ったら良いでしょうか。ただ、音はメリハリがはっきりしていてあまりオーディオに明るくない方はこれも良いと感じるだろうというサウンドです。

音の輪郭がはっきりとしていて、NICEHCK BlackCatの様な音色と言ったら良いでしょうか。ドンシャリサウンドなのですがどことなく荒々しく音の主張が激しい感じです。Zensor1でも感じたのですが、どうしてもオーディオ的には超えられない壁があるような感じです。

数値性能的にはPA5とLA90Dはそれほど大きな差は無いはずなのですが、LA90がちゃんとピュアオーディオ機器と組み合わせても十分良い音を奏でてくれることに対してPA5は数字だけ良いという様な雰囲気すら感じます。

実際の所PA5は自宅のM-CR612SE(吉田苑Verです)と比べても概ね同等の性能だと感じており乗り換えるほどではないと感じました。PA5自体は4万円程度ですのでそれほど高くは無いですが、コスパが最高に高いかと言われると6~7万円程度でAirPlay2レシーバー機能まで付いたM-CR612SEと同等と考えるとコンパクトなところが優位だと感じます。

いやはやほぼ同じ数値性能でもここまで音が違うと面白い限りです。

 

AK HC3が良かった

いやぁHC2も聴きましたがアンバランスとバランスで同じコストの制約でアンプを作ると音が良いのはどちらかという回答になるような事例ですね。

またDC04Proのパワーとコスパにも驚きました。実はSoundTiger Concertoのトランスポーターに最適なドングルDACを探しに行ったのですが、DC04Proに関してはイヤホンのUMのHT2で聴く限り不要と思わされました。

絶対的な音色でもHC3は音が細かく素晴らしいと感じますね。いやはやドングルDAC市場はどんどん激戦区になってきたように思います。

 

ということで今日も良い時間になったのでこのぐらいにしたいと思います。ではまた明日。

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