こんにちは
ゆるふわにオーディオやってるすのーです。
今日こそSoundTigerをと思ったのですが電池沼が深いのとRinko関係でドタバタとして筆が進まず💦💦
TOPPING L70が来たよ
遂に来ました待ちに待ったTOPPING L70です。
ADI2DACfsの上にのせてサイズもぴったりです。
簡単な紹介
簡単な紹介をしておくと測定数値性能的には旧フラグシップのA90より上でA90Discreteには及ばないものの、L50よりは着実に向上しているという感じになっています。
L50からの機能的な変化は
・アンバランスアンプからバランスアンプに対応
・デジタルボリュームに対応し、A90で問題になったギャングエラーの回避に成功
・4.4mmバランス端子を搭載
・パススルー機能が削除、プリアンプ機能搭載
・12V連動トリガー対応
・GNDループ解除スイッチ対応
・リモコン対応
・TRS出力削除、XLR出力対応
・TRS+XLR入力に対応
・ACアダプタ廃止、AC100V入力対応
といった感じでめちゃくちゃグレードアップしています。
なのでかなり便利機能が沢山搭載されて測定性能も上がっているのであればさぞかしお値段も上がってるんでしょーって思うじゃないですか。上がってます(´;ω;`)ウゥゥ
ということでAmzazonを見ますと
L50 22900円 → L70 53000円
と倍以上です。えー、上がり過ぎですよね、っというのも、このL70は為替が150円いくんじゃね?ってタイミングに値付けされているので為替のレートが悪いです。ただ、機能的にはA90より良い訳で納得の価格です。
っということでL50の音に満足していた私ですが、どうしてもL70の機能に惹かれて(特に4.4mm出力ジャックが欲しい)先日のセールでL70を購入しました。
音とか
結論を先に言います。音はL50の方が好きでした。
以前FFさんとA90とL50を持ち寄ってUtopiaを使って聴き比べたのですがL50とA90の差は価格ほど無く、Toppingの素晴らしい一貫した音作りに驚いたものです。
なのでL70はL50とA90との僅差の隙間に入る音質だと勝手に期待していたのですが、L70はちょっと斜め上の音になっています。
一応環境を書くと
MBP15 Late2013 → ADI2DACfs →イトゥケーブル→ L50 of L70
ヘッドホンはHD800s、イヤホンはIE900、Nio、Rinkoなどを使いました。
具体的にはある程度音が近くて、横縦前後の音場が広いL50やA90に対してL70はやや俯瞰的で音が遠く横の音場は広いのですが前後の立体感がありません。音の解像度はL50より若干高いものの解像感が低めでやや丸みのある音色です。
音の雰囲気も若干シルキーな絹っぽいサラサラした音色で、どことなくLA90Discreteを彷彿とさせます。滑らかな音の感覚が高級感として感じられて良さそうな雰囲気にはなっているものの、どうしても音が薄くHD800sの広大な音場が平面的で個人的にはイマイチです。
A90とL50はほぼ同じ方向性で解像度だけが違っていたので期待した方向は同じ方向性の音で解像度がA90とL50の間という音だったのですが、実際には別物の音です。そのあと電源タップを変えたり、入力をRCAで比較してみたりと色々と試してみたのですが音の傾向は変わらないのでL70は音の方向性が変わったように思います。
音場感などはどちらかというとG5の音の作り方に近いなという気もしますので最近のToppingの傾向なのかもしれません。
という事で自分の音の好みとしてはこんな感じになりました。
A90>L50>>L70>>>>G5
って感じでしょうか、尚、G5はポタアンなので参考程度に
尚、音以外の使い勝手は
L70>>>>A90>L50
っという感じで、音だけであればL50は相当にコスパが良いと再実感しました。(使い勝手は4.4mmが無いのでイマイチです)。
とはいえ自分はXLR4pin to 4.4mmの変換プラグを持っていたのでL50を使い続けるのもありなのですが、今から揃えるのでであればスマートに使えるL70は良い選択肢になると思いました。
結論としては音質だけならL50、使い勝手も重要と言う場合はL70が良いと言う感じですね。据え置きアンプのPA5については色々とありましてあまりおすすめはしませんが、Lシリーズは素晴らしいコスパだと再実感しました。
SeeAudio RINKO PlanerDriver今日の騒動ついて
なんか朝からプラナーの有無で一日騒然としましたが、分解する方や、ZEOS側からの説明も始まり騒動もひと段落しそうですね。個人的には気になる話でしたが何となく方向性が見えてきた感じですね。
HifigoよりRinkoに採用してる平面駆動ドライバの詳細についてのパテントらしい
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2023年4月10日
まだ読んで無いけどsat03さんの分解の情報と総合すると大丈夫そうなのでは?https://t.co/0VnrcT60Bv
後はこれに対してHBB氏側が何を言うのか気になります。まぁ、どちらにせよ憶測でものを言うよりは公式の見解と今後の状況を見守ろうと思います。
そしてこれに乗じて、分解してフィルター交換で強い低音削るなどパーソナルチューニングなどをしている人も出てきて、中々に面白い展開にもなってきていると思います。
というのも
外側のプレートを取ると内部にチューニングフィルターがあることがわかります。図ではドライバの左下の円形パーツ
内部の音導管に繋がっています。つまり後ろのベントに見せかけて実は前方のベントだということがわかります。
なのでもっと低音が欲しい場合はここの穴を塞げばでるということになりますし、逆に少なくしたいとなるとここの空気の通りを良くする必要があるのですが、ボトルネックは途中にある内部のフィルターなのでどうにかしてそこを変更する必要がでます。結果的に分解することで低音を減らす方向にいじって遊ぶことができるようになるわけです。いやはや、探求心とは凄いものですね。
ということで事の真偽はさておき、素性は良いイヤホンなので自分も個体差が無いかを確認したら色々と遊んでみたいですね。
わたしとしては、RINKOは擬人化されてますので、この騒動でRINKOが分解されてあられもない姿になっていると思うと何かたぎるものがありますね(違)。
とここまで書いていましたら良い時間になってしまったので今日はここまでにしたいと思います。ではまた明日。