こんにちは
今日は新型平面駆動型イヤホンArtti t10の依頼とか、Amazonで売っていた激安のミニPCを買った件についての雑記とかです。ちなみ、結論から書けば両方共に優勝です(*''▽'')つ。
- 平面駆動型イヤホンArtti t10レビューするよ PR:Volkchoi
- TRGKEY G4 ミニPC買ったよ(実質17700円)
- 水月雨Moondrop DAWN ProでNOSが使える
- DAWN PROが気に入っている話
平面駆動型イヤホンArtti t10レビューするよ PR:Volkchoi
最近日本での商売を始めたVlokchoiというストアさんから依頼のArtti T10というイヤホンをレビューすることになりました。
Amazonのストアはこちらです。
依頼のあったARTTI T10は残念ながらまだAmazonのストアにはありません。良く知らないメーカーのイヤホンではあったのですが大型の平面駆動型で安めであり、S12も大型で印象が良かったので受けて見ることにしました。
販売時期になりましたらレビューを上げるかと思いますが今日ざっと聴いて調べた感じこれ凄いです。アリエクスプレスの値段の1万円という価格を考えるとかなり良く、日本の販売価格次第ですがこれ人気出ると思います。理由は読めばわかります。
早速あけながら写真を撮ったのですが、パッケージはこんな感じ
付属品はこんな感じでポーチが大きくて使いやすいです。
ケーブルは中に入っていました。
ん???LETSHUOUER????
販売店のVlokchoiにお聞きしたところこのARTTIのT10は製造にLETSHUOUERに委託している様で、間違えたケーブルタイを入れてしまったとのこと、製品版ではARTTIになるのかと思います。ただケーブルの線材はGalileoやDZ4に付属していたものとそっくりです。
14mm級の大型平面駆動型でLETSHUOUER・・・思い当たる節しかありません(笑)。
周波数特性
を使ってS12PROと周波数特性を比べてみました。
うーん。かなり似てます。同じメーカーのチューニングを思わせますね。。。
インピーダンスもS12などと同じくほぼ一直線です。
S12とT10の違いはS12は全金属筐体であることとケーブルがChimera Cableと同じ太い線材が使われており、T10はほぼ樹脂筐体にアルミプレートをあしらったデザインであり前述したようにDZ4系列と同じ系統の線材が使われている様です。
ということざっと標準ケーブルとDAWN PROで聴き比べてみました。4.4mmなこともあってか解像度はS12が高いのですが、寧ろDAWN PROがやや乾いて明るい音色なこともありやややり過ぎ感がありざらつくと感じるギリギリのラインです。いっぽうT10の方がしっとりと滑らかでニュートラルな音色です。比べるとやや音場が狭めではあるのですが、S12に遜色ないほど前後の音の立体感があり、価格を考えるとかなり素晴らしい表現で、これS12のドライさが気になっていた様な人は寧ろこちらのほうが気に入るのでは?っという感じです。
ただ、バランスとアンバランス、そしてケーブルも違うので比較があまり適当じゃないと思い折角なので同じS12のケーブルに揃えて聴いてみました。
いやはや、優勝ですよこれ(´;ω;`)ウゥゥ。素晴らしいですDAWN PROがS12に匹敵する解像度に広い音場、やや湿度があって乾きすぎないニュートラルさも両立しています。音場も広大で文句無いです。。。
何気に周波数特性を見た時はジェネリックS12になれば良いかなと思ったのですがケーブルを揃えたDAWN PROでの音色は結構互角レベルというか超えてる感があります。
ファーストインプレッション最高ではありますが、一応標準ケーブルでの評価をしなければならないと思いますし、DAWN PROは結構癖が強めのアンプだと思っているので他の上流も試したりと多角的に聴きこんでみたいと思います。という事でレビューは暫くお待ちください。
TRGKEY G4 ミニPC買ったよ(実質17700円)
↑買ったのはこちら、現在4500円引きクーポンが付いて18195円で、ここに2%ポイントが付くので実質17700円ぐらいです。
ちなみにこの値段で
・Windows11 Pro
・CPU N95 最大3.4GHz 4コア4スレッド
・メモリ 16GB DDR4
・SSD 512GB
というイカレタコスパです。OSだけですでにペイできていますよね、、、単体で買い揃えたら2倍ぐらいかかりそうです。ずっとN95系のミニPCはずっと気になっていていたのですが、できればファンレスのものが欲しいt思っていたのですが現状で3倍以上高いし、これが安すぎるのでこちらにしました(笑)。
んで届いたのがこちら
かなりケースもコンパクトです。驚くことに日本語マニュアル付き。
本体はこんな感じでHDMIケーブルが短いのと長いのの2本付いてきます。テレビの後ろにねじ止めするためのプレートとネジも付いてきます。
USB端子はUSB3.2ですがAタイプのみ、ACアダプタ入力も含めUSBCが良かったですがまぁこの値段なら仕方ありません。
イヤホンジャックが付いています。。。いつか音を確認せねば(笑)。
ということでTVの後ろにセットアップしました。
起動させるとちゃんとWindows11 Proが立ち上がりました。ラベルやネットに書いてありますが初回セットアップ時はオフラインでやると良いようです。標準だと英語キーボードに認識されてしまうのでそこだけ修正がいりそうです。また、レビューでクリーンインストールしたほうが良いとあったので回復マネージャーから出荷時に一度戻しました。
安すぎて本当にWindows11 Proが付いているのが不安でしたがブラウジングなどいろいろ使ってみましたがかなり普通に使えます。
メモリ16GBとSSDあればまぁ快適ですね。普段使いぐらいなら今書いているRyzenのノートPC GV301QHとほぼ遜色ないです。唯一の不満はWindowsアップデートなど起動後のCPU負荷が高いためかややCPUのファンの回転の音がすることでしょうか。*環境がほぼ無音に近いので少し目立つ程度なのでまだ静かなほうだとは思います。
いやぁいい買い物しました。
分解する
パソコンを買ってまずすること、そんなの分解に決まってますよね(*''▽'')
ということで中身を確認です。ねじは4つ外すだけで簡単にとれます。
HDDの増設スロットはFPCケーブルで繫がっているのでひっぱりすぎて断線させないように注意です。
ケーブルにSATAと刻印があるのでSATA接続のみですね。7mm厚のみとありましたが7mmのHDDはやや高めなのでどうせならSSDの方が良いでしょうね。
メモリは1スロットでSECですね、昔は2流ぐらいのブランドだったと思いますが今はどうなんでしょうか。SSDを交換するときはこのM2スロットのもを交換するようです。こちらもあまり有名なブランドでは無さそうですし、空きパターンがあるのでスピードも遅めかもしれません。尚、内部的にはx1接続らしいのでSSDが早くてもあまり意味が無いはずで、十分かとは思います’(動作自体は起動も速く快適でした)。
さらに基板に付いている6本ほどのねじを外すとCPUの実装側が見れます。
いや驚きは銅製のヒートパイプですね。ちゃんとした冷却機構が付いています。見た目の判断にはなりますがこれなら激安ノートPCよりややリッチですし、高付加で回してもしっかり冷えてくれそうです。
ただ、やはり銅やアルミは薄く熱容量が無いことなどが気になるので、何れはファンレスに改造してやろうと思います(*''▽'')。
ということで、素晴らしい買い物でした。
ちなみにメモリ8GB SSD256GBで良い方は実質15700円のこちらもあります。個人的に実用するのであれば+2000円してメモリとSSDは倍の方が良いかと思います。
水月雨Moondrop DAWN ProでNOSが使える
もう書いてある通りなのですがMoondrop LINKはandroidマーケットから消えているので今は直接マニュアルにあるサイトからダウンロードするしかないのですが、その時のアプリの挙動は前回お伝えした通りです。
ですが、どうやら少し古いAndoroidマーケット版の最終APKでは上記の画像の様にNOSモードが使えるようになっていました。
ちなみに音は悪いです(笑)。といういのもDAWN PROはDAWNよりもさらに明るく元気で解像度と解像感が高い音なのに、そこに加えてなぜかこのDAWN PROはDACのフィルタの音の変化が分かりやすいドングルDACになっています。
でさらにこのNOSモードは他の4つに比べて解像感があがるのですが音がザラザラとしてやり過ぎ感が強いです。まぁ音が良く無いの常用するかは置いておいてピーキーさは面白いので使いどころがある様な気もします。
まぁもしかしたらNOSと書いてあるだけでバグ動作している音が悪いだけのモードで最新版で消えただけなのかもしれません。
DAWN PROが気に入っている話
まぁとりあえずNOSがあったというだけの情報なのですが、最近はこのDAWN PROがかなりお気に入りでM17よりも使用頻度が高いです。最初に聴いた時よりもよりはっきりと音の特徴が分かるようになり、解像度と音の明るさと解像感に極ぶりした様な音色でTruthearのSHIOと真逆感があります。
当然ながら音の立体感や深さやパワフルさではM17の足元にも及ばないのですが、こと音の明るさと元気さだけでは一点突破で突き抜けた面白さを持っており、かなり良い線まで行っています。
3.5と4.4の両方が付いていることも重要で、どの場面でもさっと使えるのは本当に魅力的です。やや4.4の方が音質が良い様に感じ、そちらの方が若干力を入れて調整してあると感じる点は残念ではありますがサイズを考えると仕方ありません。SHIOまで行くとやや大きくて重くて邪魔だなと感じる場面が多いため本当にドングルDACは小さいと使い勝手が劇的に良くなっていくのだろうと実感します。
今までドングルDACって中々価格を考えると満足する音質のものに出会えなかったのですが、DAWN PROは突き抜けた魅力があることに加えて1万円以下であり、そしてAiyima H2と違って軽くて使い勝手が良かったり、消費電力も少な目という魅力は本当に重要だなと気づかされた次第です。ほんとDAWN PROの国内販売が待ち遠しいです。
と、結構語っていたら、良い時間になったので今日はこのあたりにしたいと思います。ではまた明日。
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*1:
〇測定環境
ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4
ソフトウェア:REW V5.20.13
INPUT:MOTU M2 IN1 XLR (VXLR+)192KHz24bit
OUTPUT:MOTU M2 OUT 6.3 to 3.5mm
カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用
イヤーピース:Final TypeE Black Mサイズ
〇測定パラメータ
入出力バッファ512K、Acoustic Reference
出力音圧レベル:−12dB
Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz
カプラキャリブレーションファイル適用、SoundCardキャリブレーション実施済み
*2:
〇測定環境
ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4
:DIGILENT Analog Discovery 3 + Impedance Analyzer
ソフトウェア:WaveForms 3.20.1
ケーブル:MIX16 4.4mm 2pin
出力:50mV
Resister:10Ω
カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用