こんにちは
ゆるふわふわふわオーディオやってるすのーです。
今日は表題の通り、先日買ってしまった水月雨 MoonDrop 新型超激安ドングルDAC 「DAWN PRO」 が届いて少し使ってみたのでその雑記です。
ちなみに一緒に届いたONE DSPは明日リケーブルとか含めてざっと書くつもりでいます。
DAWN PROとは
経緯とか商品詳細は↓こちらを見てください
んで、音フェスでコストダウン品というより戦略価格という情報を得たので購入してしまいました。↓参考
参考情報として、個人的に激安ドングルDACアンプは個人的にAiyima H2とTruthear SHIOの一騎打ちだったのですが、強力な伏兵がやってきた感じです。
本体とか
缶を開けると本体が入っています。
本体のアップはこんな感じ
ボタンは2つ、穴が開いていて基板が見えます。
説明書、合格書、カードがあり、スポンジの裏側には両側OTG対応のUSB-Cケーブル、CtoA変換(USB-C規格外)が入っていました。
説明書は残念ながら英語と中国語のみで日本語はありません。もしかしたら販売は無いかも?
図解の説明が載っています。
LEDの色で接続のフォーマットがわかるようです。
アプリのダウンロード先とスペック
保証は1年、初期不良は7日とあります。
USB-CtoA変換はSHIOのものとそっくりなものが付いていましたので比べてみると少し短くなっています。
手前がDAWN PROのものです。
本体は薄く短く、コンパクトになっています。ケーブルは逆に少し長いです。
本体は13.4gで同じドングルDACのSHIOは16.9gなので小さく軽いです。尚H2は150g、BTR7は69gあります。
ランプの光はかなり強く光ります。
消費電力はAppleMusic再生中で0.36Wで、SHIOの0.45Wに比べて消費電力も少ないですね。尚、バッテリがあるH2の0.1W、BTR7 0.12Wと比べると流石に大きいです。
ちなみに後述するAndoroidアプリでOFFにすることもできました。iPhoneはVerが古いのでまだ試していませんが、時間ができたらやってみるつもりです。
よーく見るとOFFにしても薄く光っているので、昼間でなければ動作しているかは判別可能です。
ちなみに4.4mmプラグを何本か挿し比べてみたところ、ニュルっと入る感じでは無く、グリグリ抵抗感がありながら入る感じで、品質はSHIOやH2とほぼ同等ですね。やはりこの価格帯のジャックはあまり品質はよくありません(実用上は問題ありません)。
穴が物理的に開いているのはゴミが入りそうで気にはなりますが、全体的にとても7000円のドングルDACと思われるような品質ではなく素晴らしいです。しかもSHIOより小さいですし、高そうに見えます。ほんとH2並の凄い謎技術です・・・💦
音について
とりあえず取り急ぎGainだけはLowに変更して上流をXperia 5 iv、イヤホンはPhoenixCallやIE900を使ってSHIOと聴き比べをしてみました。
SHIOの新FWやMoonriver2 Tiと同じ様にスマートフォンと異なる独立した内部ボリュームを持っている様ですが、挿して最初はかなりボリュームが大きいので注意が必要です(ビックリしました)。
本題の音ですが、少なくともSHIOと比べると全く異なる傾向で、明るくドライでスピード感がある音色です。もう少し湿度が高い感覚はあったような気がしますがDAWNの無印プラグ違い2機種の音色傾向にかなり近いと感じました。第一印象としてはMoonriver2とDAWNを足して2で割った様な音色がイメージとして近いでしょうか。
ちなみにTanchjiのSPACEと形状や回路が酷似してるのでは?という話を耳にしたのでSPACEの音を思い返したのですがSPACEの美音系と似ても似つかないかんじで別物感という印象です。もちろん所持して聴き比べたわけではないので聴き比べしたら似ているところは見つかるかもです。
解像度に関してはSHIOと似たようなレベル感ですね。H2と比べると、H2が太い音色でDAWN PROが少し明るくやや乾いた音色だと感じです。
DAWNも試聴だけなのですが、いずにせよ少なくともDAWNから大きく音質が下がったという感覚は無かったので音フェスでの情報から想像通りでうれしい限りです(*'▽')。
2万円クラスのドングルDACと比べるとかなり厳しい感覚がありますが、1万円前半のドングルDACはかなり喰えている感覚はありますね。この辺りはもう少しきっちり聴くとまた感想は変わるかもしれませんがこの値段でこれは凄いと言う感覚があります。
H2はポータブルアンプの側面が強くやや音質コスパでアドバンテージがあった様に思いますが、7000円程度で国内販売されれば、ほぼ同じ値段ですし、かなり強力なライバルドングルDACになりそうです。
Moondrop LINK V1.3.12
説明書リンク先のapkをインストールするとVer1.3.12でした。deviceでDAWN PROを選ぶと、内部のボリューム設定が出てきます。
フィルターについては4種類選べました。
Gain設定のデフォルトはHigh Gainでした。
LEDは「オフ(しばらく)」というよくわからない項目があります。とりあえずSHIOなどと異なりまぶしすぎるのでOFFが推奨ですね。
ボリュームはタッチしてスライドすることで100~0の間で直接%指定することができます。この数字はDACの名前が出ていたところの数字と同じですね。
ちなみに、この画面で本隊のボリュームを上下させても、実際の音量は変わりますが表示は変化しません。結構微妙だなぁと思っていたら。
ボリュームを0指定しても結構大きいボリュームで音が鳴っています。不思議に思い、本体のボリュームを下げてみると、-4%になりましたwww(笑)
色々やっているとどんどん下げられます。
最後は-143になるとやっと音が無音になりました。
この状態でボリュームを見ると-143%になりました(笑)
さすがソフトウェアの作り込みに定評のあるMoondropだぜ!!(´;ω;`)ウゥゥ
まぁ実用上は全く問題なく、ボリュームの調整ステップも小さく細かい微調整ができ、極小ボリュームにもできましたし、ホワイトノイズも皆無だったのでSHIO同様に寝フォンにも使えそうです。
所感
という所で、音も質感もかなり良い感じです。ビルドクオリティ、音共に素晴らしくとても7000円とは思えません。
もう少し使い込んで時間ができればレビュー記事にでもしてみたいと思います。
ちなみに、本日70万アクセス達成したようです。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
ということで、明日のTanchjim ONE DSP のために今日はこのぐらいにしたいと思います。ではまた明日~。
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