こんにちは
今日は超ウルトラすーぱーコスパケーブル(未聴)のSnowCatケーブルが販売開始になったことなどや、その他の雑記です。
- SIMGOT EW100P買ったよ、リケーブルすると良かった(*''▽'')
- 水月雨Moondrop 群星 STELLARISがAmazon12000円
- Truthear NOVA 1DD+4BA + α発表
- NICEHCK 新コスパケーブル SnowCat 販売開始
SIMGOT EW100P買ったよ、リケーブルすると良かった(*''▽'')
↑のイヤホンです。春のヘッドホン祭りの時にも試聴したりしていたのですが、あまり良い印象が無かったことと細かい音を忘れてしまっていたので購入せずいたのですが、先日アリエクスプレスの福袋で1600円ほどまで下がっていたのでこの値段ならばと思い、手が滑ってさくっと購入しました。el-snow.hatenablog.com
鮮明な記憶が無かったのですが、聴いてみるとあーコレコレとなりました。リケーブルできない方がコスパが良かったような印象があり、こちちらのPの方はやや落ち着いた音色と明瞭感が低めで欠点こそそこまで見当たらないもののぱっと聴いて良さも見出し難い音色です。やや暖色傾向で優しい音色のため中華イヤホンの主流のバランスでは無いですが疲れにくい音色で長く愛される傾向がある音だと感じます。
価格帯的に似た傾向のイヤホンはTruthear のHOLAですね。両方共に刺さり知らずで聴き疲れしずらい音色です。他にもNICEHCK DB1なんかも思い浮かぶ感じです。
定位や分離なども悪くはないものの最近のイヤホンのレベルの高さから言えばやや埋もれがちな性能のイメージです。ではイマイチなのか?と言われたら個人的にはNO、イマイチでは無いという結論です。
というのもヘッドホン祭りの時に同じく聴いたFFさんによればリケーブルするとかなり良かったという言をいただいていたので、試聴機でリケーブルするわけにもいかず、買うタイミングを待っていた感じもあります。ということで満を持してEW100Pをリケーブルしてみました。
リケーブルしてみた
ケーブルレビューの注意
注意:ケーブルによる音の変化はオカルト的な要素を過分に含み、科学的に見れば音質の変化に対する決定的な証拠はありません。幸いながら私はイヤホンではケーブルによる音質の変化を強く感じられるのですが、個人差がありますので万人におすすめするものではありません。尚、ケーブル個別の測定の取り組みについてはこちらの記事などを参考にしていただければ幸いです。
TRIPOWIN Solstice A
まず試してみたのは最近よく使用していたミドルグレードクラスのTRIPOWIN Solsticeです。
本体の同じぐらいの値段なのでかなりギリギリ感はありますが、元のケーブルの傾向を知るには十分です。
リケーブルをすると2~3段ぐらい解像度が上がり定位の良さが引き立ちます。なんかKZやCCAとかの初期のケーブルから変更したかの様な変化があり、個人的に差は歴然としています。これなら全然いけますし、寧ろ整ったバランスと優しい音色が良いまであります。そこまで音場が広いわけではないですが適度に広く聴き疲れもせず、HOLAの様にスピード感の遅さなども無いため良いライバルだと感じます。
TRIPOWIN Seraph A+
続いて試したのはフラグシップクラスのTRIPOWIN Seraphです。いやもう、原形が無い気がします(笑)。音の厚みがでることや解像度、解像感が高くなること、やや音が近い上に横と上下の音場が広いため広大かつ力に溢れた音色です。
中華イヤホンの寒色ソリッド系の音色を素直に伸ばしてくれるSeraphですがやや暖色傾向の優しい音色のEW100Pは逆方向に振られて、完全にケーブルに推し負けている感じです(笑)。
個人的にはSクラスなのですがケーブルの価格の方が2倍以上高いのでそうそうにオススメはできないのでA+としています。EW100Pを無試聴で購入して思っていた方向の音色と違った場合は試す価値がある組み合わせですね。
標準ケーブル
ということでリケ―ブルするとかなり良い感で、価格の安さも手伝って満足です。個人的には解像度や音の面白さと言う点では良い評価にはならないのですが、優しい音で聴き疲れし難さもあるので好きな方もいるかなと思います。より良い音色を目指すなら交換推奨ではありますが、十分で見た目は悪くない点もあり、気に入っているのであれば十分でもあります。
SPL周波数特性
折角なので周波数特性とか色々とデータも取ってみました。
左右差
vs 水月雨 竹CHU2
vs 水月雨 竹CHU
vs EA500
vs Truthear HOLA
似た雰囲気を感じてはいたのですが、想像以上に一致して笑いました。
インピーダンス特性 本体
イヤホンとしては32Ωと少し高めです。然しながら専用のDAPでなくとも電流が取りやすい丁度良い値なので実用上は使いやすいかと思います。
インピーダンス特性 ケーブル(往復)
イヤホン用としては片道1Ω、往復2Ωと過去最高レベルのインピーダンスです💦。追記:念のためKYOURITSUのテスタでも測ってみましたが片道0.9~1Ωとほぼ同じ値が出ました。
音の癖が強いのも頷けますね。音色はイマイチと感じる人も多いかもしれませんが、一応本体側が32Ωとインピーダンスが高いので影響は少な目です。
パッケージの中身
ということでEW100Pでした。点数などは好みリストなどを参照してください。
水月雨Moondrop 群星 STELLARISがAmazon12000円
eイヤホン、フジヤエービックときて遂にAmazonも12000円と過去最安値になりました。クーポンがある方はフジヤエービックが安いですが、Amazonは不具合時や使えなかった時の、送料負担での返品対応が良いです。
STELLARISはかなり上流の駆動力を要求するイヤホンだと認識しているので、試聴できないのであれば個人的にはAmazonで買うことをオススメしたいです。
いや、良いイヤホンだと思いますし、海外の価格119$を踏まえても激安ですね。上流を選ぶことから想像以上に売れなかったのでしょうか。個人的にSTELLARISのポテンシャルは感じるもののP2Plusと比べてしまうと有意点が少なく、STELLARISの上位機種的な平面駆動型を期待していたので今後出てくるかが不安です💦。
Truthear NOVA 1DD+4BA + α発表
水月雨のエンジニアが移籍していると噂されているTruthearから新しい上位イヤホンが発表されましたね。Blessing2の価格破壊版として登場したHEXAを筆頭に高コスパイヤホンを送り出してきていますので今回も期待値が上がります。
ちなみにパッケージの女の子SHIROIの絵については下記の公式サイトですでに公開済みで、このパッケージのイヤホン(新製品)が発表されることはほぼ確約されていました。
そして今回のシンセンオーディオのX(ツイート)では天使っぽい絵柄、そしてチャイナ服?っぽい絵柄のパッケージが2つ映っています。どうみても2つのパッケージがあり、両方ともにサイズが違います。つまりNOVA以外にももう一つ新製品があるようです。
また、最後に悪魔?っぽい方のデザインの新製品も残されているかもしれません(RINKOの様に天使の方の色違いの可能性もあり)。いやー年末に向けて楽しみですね。
尚、HEXAはリケーブル込で考えてもHM20 Sタイプと比べて1段解像度が落ちることもあり、NOVAではHM20越えを期待したいところです。
NICEHCK 新コスパケーブル SnowCat 販売開始
いやー、完璧で最強のケーブルが発表されましたね。これはPONOSとNICEHCKのコラボと言っても過言ではありません。
音は聴いていませんが、絶対に音が良いに違いないニャ。そして全ニャンコは買うべきです。
ちなみに、にゃんこ大戦争のゲームのサウンドトラック何気に陽気で楽しいのでオススメです。
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*1:
〇測定環境
ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4
ソフトウェア:REW V5.20.13
INPUT:MOTU M2 IN1 XLR (VXLR+)192KHz24bit
OUTPUT:MOTU M2 OUT 6.3 to 3.5mm
カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用
イヤーピース:Final TypeE Black Mサイズ
〇測定パラメータ
入出力バッファ512K、Acoustic Reference
出力音圧レベル:−12dB
Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz
カプラキャリブレーションファイル適用、SoundCardキャリブレーション実施済み
*2:
〇測定環境
ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4
:DIGILENT Analog Discovery 3 + Impedance Analyzer
ソフトウェア:WaveForms 3.20.1
ケーブル:MIX16 4.4mm 2pin
出力:50mV
Resister:10Ω
カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用