こんにちは
ゆるふわにオーディオやってるすのーです。ロゴを求められることが増えて適当なロゴを作ってみました。どうでしょうか?
さて、今回はLinsoul様からPR依頼のシングルダイナミックに3Dプリンタでしかできない音導管構造を採用した意欲作「Kiwi Ears x Crinacle Singolo」のファーストインプレッションとエージング後についてのインプレッションです。
一応はXのポストに準じるのですが、あれから1か月以上経ってエージング後の変化、リケーブル、周波数特性等について追記しています。
5/11追記:eイヤホンでの実売価格が12000円とのことでA15K→A10Kに変化していたこと、FFさん+代理店の情報により、イヤーピースの音質変化も大きいという情報をいただき、別のSednaEarfitMaxでも試し評価を一部変更しました。
- 🔶音以外について B(暫定)
- 🔶音について(暫定)
- 🔶リケーブル
- リケーブル関係の注意
- 🔶イヤーピース:追記
- 🔶アンプ相性、インピーダンス特性、省略
- 🔶周波数特性
- 🔶ファーストインプレまとめ
- 🔶エージング(バーンイン)の変化
- 商品リンク
- ファーストインプレポスト
- APPENDIX
🔶音以外について B(暫定)
・箱は、開封体験としては一般的
・筐体はしっかりと作られており、一般的な大きさ、綺麗
・音導管はドライバの前、後ろに両方ある
・MagicONEのような構造のウネウネが綺麗に見える・音漏れはほぼなし
・ケースは無し、イヤピは2種類3サイズ
・フラット2pinコネクタでリケーブル可能
・ケーブルは細めで柔らかく取りまわしは良い、プラグはL型
付属品などの周りは総じてA15Kならもう少しという感じA10Kなのでまぁまぁといったところでしょうか、ビルドクオリティは良いので総じてまずまず良いと思います
🔶音について(暫定)
FIIO M17、JVC SpiralDot++、Xperia5ivで試聴
あっさりとしたフラットでモニター的な音色といったらよいのだろうか
ものすごーーーーーくナチュラルというか線が細い感じで余韻がとても綺麗な音色です
あっさりとしていて、滑らかな音色過ぎて逆に癖があると言うか、本当に滑らかな感覚でこんな音色初めて聴いたぐらいの勢いですw
今まで聴いたこと無い感覚でドはまりする人もいそうですが個人的にはナチュラル過ぎる物足りなさを感じましたw
汚れちまったな・・・www
・帯域バランス 微ドンシャリ~概ねフラット
・音色 A+(暫定)
寒暖:寒色 |ーーー★+ーーーー| 暖
明度:明 |ーーー★+ーーーー| 暗
響き:少 |ーーー★+ーーーー| 多
余韻:少 |ーーーー+ーー★ー| 多
粘度:低 |ーーー★+ーーーー| 高
湿度:乾 |ーーーー★ーーーー| 湿
厚み:薄 |ーー★ー+ーーーー| 厚
速さ:遅 |ーーーー★ーーーー| 速
現実感:造 |ーーーー★ーーーー| リアル
モニター |ーー★ー+ーーーー| リスニング
滑らか、柔らか、一体感、刺激のない、響かないけどデッドではないという不思議な音色
・音場 B→B+(暫定)
左右:狭 |ーーーー+ーー★ー| 広
上下:狭 |ーーーー★ーーーー| 広
前後:狭 |ーーーー+★ーーー| 広
音像重心
上下:低 |ーーーー★ーーーー| 高
前後:近 |ーーーー★ーーーー| 遠
解放感
密閉 |ーーーー+★ーーー| 抜け
追記:サウンドステージ、サウンドフィールド両方共に整っているやや広めの音場ですね。これと言って特徴が無いと言って良い程、まじめに作られている印象です。
・解像度 C+→B(暫定)
価格を考えるとやや解像感、解像度が低いですが少し前なら一般的な範囲、この滑らかな音の為に作られたのかもしれない
追記:聴いている内にどんどん変わっていった印象が強い部分の一つで、細かい描写が少しづつ描けるようになったように思う。
・定位、分離 B+(暫定)
まずまずの良さで分離は良い、定位は一般的な範囲
・低域 B→A+(暫定)
深いところまで綺麗にでる音色ではあるが量感は適度で普通
追記:聴いている内にどんどん変わっていった印象が強い部分の一つで、深い部分の低音の解像度が高い。アタックやリリースなどのスピード感が良いわけではないのだが、描写の余韻が綺麗で余裕を感じさせてくれます。ただし、後述するようにどうにも標準ケーブルの低域の解像度が甘いので個人的にはリケーブルを推奨したいです。
追記2:イヤーピースをSednaEarfitMaxに変えたところ驚くほどに低音が主張するようになりました。解像度が高いまま、存在感が増し、この価格帯でもかなり優秀な表現力になりました。標準のイヤーピースは合わないため判断つきませんが、この表現力が引き出せる方向性かつ、A10K価格帯ということを加味して再加点し、A+と変更しました。
・中域 B+→A(暫定)
全体的に音の線の細さがあるが量感としても適度で普通、本当に棘や粗の無い滑らかな音を出してくれる
*価格帯の変更によりAに変更しました。
・高域 B+(暫定)
量感は普通か相対的に少しだけ多いか?という程度、女性ボーカル歯擦音などの帯域刺さらず優しく滑らか
使った機材との相性が悪かったのか狙った音なのか(恐らく後者?)とてつもなく滑らかで刺激の無い音色に
世界が支配されているかのような音色
長時間のリスニングや就寝前など優しい音色で聴きたい時にはこれ以上に無いほどの柔らかな音色を堪能できる
🔶リケーブル
リケーブル関係の注意
注意:ケーブルについては測定したところ科学的には変化はあるようですが微小量であり、音質の変化に対する決定的な証拠は無く、オカルト的な要素を過分に含みます。
幸いながら私はイヤホンではケーブルによる音質の変化を強く感じられるのですが、個人差がありますので変化しないことを否定するものでも、リケーブルを万人におすすめするものでもありません。
折角買ったのでNICEHCK の定番フラグシップケーブルSpaceCloudを付けてみました。
解像度が一気に上がり、音場が全体的に拡張されますねー。やや寒色+ドライでソリッドな音色になり、音の細部の描写が見通しやすくなります。音場が広がることで定位や音像の掴みやすさが向上し、いままで気づきにくかった音色に気付けるようになります。
特に元々の低音の解像度の高さと相まってサブベースから表現している音の輪郭が露わにされる感覚ですね。
何本も試したわけでは無いのですがSingoloの標準ケーブルに関しては伸び代がしっかりあるように感じますね。
尚、このNICEHCK SpaceCloudですが、終売セールでAmazon元値2万円が現在6000円ぐらいになっています。が、ほぼ在庫がありません。
AliExpressに抵抗が無い方は現在終売?セールで6300円ぐらいです。推しのケーブルなので気になっていた方はこの機会にご検討ください。
尚、Ultraとは別物の音色だと思います。
🔶イヤーピース:追記
イヤーピースの変更でも音が変わるという話を聞きまして少しSednaEarfitMaxでも試してみました。
変化としては正直に言って驚くべきものでした
音場は横に狭くなり、ボーカル域は少し暖かくなり前にきてくれるので質感が良くなるでしょうか。
激変したのは低音の量感ですね。解像度の高さはそのままにTruthear ZEROと遜色ないほどの低域、中低域が出てくれる上に、サブベースの量感もガッツリでてくれます。そう、周波数特性の低音のカーブに納得するぐらいに、、、w
相性としてはSpiralDot++がB+ぐらいだとすればSednaEarfitMaxはAぐらいと言う感じでしょうか(相対的な話です)個人的には両方悪く無いですが低音の質感を重視するならばSednaEarfitMaxの方が良いと思いました。SpiralDot++は珍しくSingoloとの組み合わせでは低音が減る方向に作用しているみたいです。
ということで価格帯のA10Kへの変更、そしてイヤーピースでの伸びしろを加味して低音については前述した評価変更を行っています。
🔶アンプ相性、インピーダンス特性、省略
🔶周波数特性
左右差
見事なマッチングです。製造技術凄いです
vs Truthear ZERO
同じコラボのTruthear ZEROと比べるとほぼ同じカーブ、低域はZEROの方が感じるしややドンシャリに感じるのは不思議
→SednaEarfitMaxにしたらカーブと遜色ないぐらい出てくれました。
🔶ファーストインプレまとめ
MagicONEの様な音導管を背面ベントに備えたシングルDDイヤホン
シンゴローという名前はイタリア語のsingleという意味らしくMagicONEに似た音導管技術をDDに展開するとどこまでも滑らかな音色を奏でることができるという事を示してくれたかのような音色
この(現状)唯一無二?の音色にどこまで価値を見出せるかがポイント
個人的にはそこまでだったが1BA好きのMagicONEが刺さったかの様にこれがドはまりする人がいそうな音だと感じた
🔶エージング(バーンイン)の変化
このSingoloですが、着弾した方が口々に言うのがエージング(バーンイン)で音が改善した。という話があり、大体200時間程、AGPTEKなどで試聴用プレイリストを一般的なリスニングボリュームで鳴らし続けてみました。
時より音を確認しましたが、解像度と低音の質について特に改善していった傾向がありました。大体は最初の方で変化があり、初期の頃とかなり印象が違ったことを覚えています。
ただ、音の傾向というか主体とする音自体はそれほど変化が無く別物の音色とまでは行かない印象で最初に感じた「驚くほどに滑らかで柔らかく余韻豊かな低刺激サウンド」に対して、サブベースを主体とした低音の質感が加わった感じです。
尚、いずれにしても個人的にはリケーブル推奨で素晴らしい音色になるという感じです。
追記:ということでケーブルでも伸びしろがあり、イヤピでも音が大きく変わり、エージングでも変わる、というとても遊べるイヤホンの様です(*'▽')
商品リンク
ファーストインプレポスト
Kiwi Ears x Crinacle Singolo ファーストインプレッション
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2024年3月25日
驚くほどに滑らかで柔らかく余韻豊かな低刺激の(現状)唯一無二?サウンド?
良かったらいいねRPしていただけると嬉しいです🐈⬛😆#PR LINSOUL
|
商品リンク:https://t.co/W2NK9q5nbX
*絶賛しか見たくない人は展開しないでね
|… pic.twitter.com/VNEwo2ZjCt
APPENDIX
↑匿名なので良かったら気軽に質問ください~
↑リルタイム更新版です
↑ランキングが確認できます。*オーディオランキングは復活しないので日記カテゴリになっていますが、クリック頂けると励みになります。よろしくお願いします。
↓はてなスターいただけると励みになります。よろしくお願いします。