ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:水月雨Moondrop 竹CHUの2pin化、ゼンハイザーSENNHEISER IE900/600/300用MMCX変換器

こんにちは

 

昨日は更新できず申しわけありませんでした。個人的に疲れて更新できなかっただけで特に深い意味はありませんが、最近はちょっとTwitter界隈が荒れすぎですね。あまり話題に追いつけていないところはありますがSTEケーブル詐欺疑惑の件以外はオーディオユーザーとして特に影響も無いですし気にしなくても良い様な気もします。

さて、今日も雑記です。

 

水月雨Moondrop 竹CHUの2pin化

概要

タイトル通りなのですが、昨日のツイート通り水月雨Moondropの竹CHUを2pin端子に改造しました。肝心の音色ですがやはり良いケーブルを付けると音は良くなりますね。

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勿論プラセボ的なところが大きいかもしれないというのはあるのですが、標準の竹CHUのケーブルは摩擦が大きい上に癖が強くて反発力が高いことで使いにくくどうしても好きになれなかったので使い勝手的な面でのメリットが大きいです。また、イヤホン筐体がケーブルに対して重すぎてバランスが悪く何度もイヤホンを落としかけていたのでその点も改善できたので良かった様に思います。

 

2pin(mmcx)化のやり方

まぁ隠すようなものでもないですので、気になる方がいるかもしれないので簡単にやり方というか手順を書いておきます。ちなみに内部配線として標準のケーブルを再利用していますが、ここも変えてやると良いかもしれませんね。

必要なもの
  • 竹CHU
  • 細く硬いヘラ(筐体こじ開け用)
  • ニッパ(配線切断用)
  • メスコネクタ(2pin, mmcx等)
    f:id:el_snow:20220629213011j:image写真のプラグはFFさんにサウンドラボAIMSで購入してきていただきました。ありがとうございます。尚、通販でのラインナップは無いようですので直接買いに行くしか無い様です。
  • 紫外線硬化樹脂(強度的にBondicを利用)
  • 金属用接着剤
  • はんだ、はんだごて
  • 電気テスタ
手順
  1. CHUの筐体はただ接着しているだけなので繋ぎ目の所をヘラ等でこじ開けます
  2. 内部配線の長さを残して切断(自分は作業性を重視して1cm程度にしました)
  3. 筐体内に侵入するケーブル位置のゴムを全て除去
  4. メスコネクタを仮止めしてみてサイズが合うか、加工量、最終ケーブルの長さなどを確認します
  5. 筐体に収まる様に2pinコネクタ側か筐体をニッパなどで加工します(筐体の金属は柔らかいので加工はしやすいです、また、コネクタ側小さくし過ぎてもレジンで補強するので問題ありません)
    f:id:el_snow:20220629213024j:image私の場合は画像の様にフラット2pinにしたかったので埋め込む周囲をニッパーで除去してサイズを揃えました。
  6. 内部配線にリッツ線を再利用するので、必要な長さに再度調整してリッツ線の先に予備はんだをします。f:id:el_snow:20220629210551j:imageちなみにオレンジががGND線(マイナス側、コールド)、レッドがR側信号線(プラス側、HOT)、グリーンがL側信号線(プラス側、HOT)です。
  7. コネクタの+、ーを間違えないように注意してコネクタとリッツ線をはんだ付けします。
  8. テスタを使って+、-で20Ωほどの抵抗値があるかを確認します。
  9. 蓋側に樹脂が付かないように注意しながら筐体側を紫外線硬化樹脂で固定し、指で触ってある程度強度があるかを確認します(ここで簡単に動いてしまうとコネクタの抜き差しですっぽ抜けてしまいます、また2pinの場合は+-の向きに注意してください)。
  10. 再度抵抗値を確認し、問題なければコネクタ周囲の配線が振動などで短絡しないように再度紫外線硬化樹脂で固めます(これはホットボンドなどでも問題ありません。付け過ぎて振動版部品に接触したり、空気穴をふさがないように注意してください)
  11. 蓋側のコネクタ部には紫外線硬化樹脂を塗り、蓋の周囲は接着剤を塗り固定します。
  12. プラグ周囲に隙間ができているかと思いますのでその隙間に再度紫外線硬化樹脂を塗りフラットになるようにして固化させます(この時メスプラグ内に樹脂が入らないように注意してください)
  13. 接着剤が乾いたら完成です。

f:id:el_snow:20220629210620j:image
写真はNiceHCK のBlackJellyですがカッコいいですね。概ね適当にやっているのでもちろんこれ以外の方法もあるかと思います。また実施にあたり相談させていただきました方々には感謝申し上げます。

   

 

ゼンハイザーSENNHEISER IE900/600/300用MMCX変換器

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まぁこれも見ての通りの品です。ゼンハイザーのIE900/600/300はMMCX端子を採用しているのですがAKGのN5005の様にコネクタ周囲に段差を設けてあり普通の汎用MMCXプラグのケーブルは刺さりません。純正品を使えばよいというのはあるのですがどうもケーブルの摩擦が大きく手触りの悪い部分が気になってしまいます。対応しているサードパーティー製ケーブルもあるのですが数が出ないことがわかりきっているのでかなり高いケーブルが多いです。なのでどうしたものかと思っていましたらアリエクスプレスエクスプレスにIE900/600/300互換のオスコネクタが売られているのを見つけたので買ってみました。

メス側は何でもよかったのですが一旦は普通のMMCXメスプラグを直接はんだ付けで繋いでみました。はんだだけでは脆すぎてリケーブル時の衝撃に耐えられないのでこれも紫外線硬化樹脂で固めて補強しています。

f:id:el_snow:20220629203440j:image

写真は同様にNiceHCK のBlackJellyなのですがやはり純正ケーブルより使い勝手や手触りが良いので使いやすいです。写真の通り変換器があるとやはり不格好ですね。いつになるかわかりませんが、今回のMMCX変換器で好みのケーブルを見つけてそのケーブルに直接コネクタ変更してやろうと思います。

 

っと今日はここまでにしたいと思います。ではまた明日。